
生憎
劇26.25団
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/08/07 (木) ~ 2008/08/12 (火)公演終了
満足度★★★
色々盛り込み過ぎなのでは
病気と家族の問題は既にだいぶ描かれてしまっているので
「生憎」の台詞を言うためだけの2人会話劇でも
良かったのではないでしょうか
出てきた瞬間にちょっとうんざりしてしまう
演技体の役者が多いので
最後まで興味が続きづらいのも気になりました
王子の特性を活かした舞台は素敵
階段をくぐり客席に入った瞬間に★を1つ

チェックポイント黒点島
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2006/11/04 (土) ~ 2006/12/03 (日)公演終了
事件の現場の日常の
東西冷戦下の話に留まらず現代未来も見据えた話は時代の空気をしっかりとすいながらも時間を超越する普遍性を持つ。 そこに渡辺美佐子、竹下景子といった存在感も華もある女優が加わった。個人的には燐光群のベテランともっともっと絡んで欲しかった。時代、重い、でも日常。
観たいに間違って投稿してしまいました。すいません。

むかしここは沼だった。しろく
劇団八時半
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/03/07 (水) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

東京ノート
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/04/19 (木) ~ 2007/05/14 (月)公演終了
面白かった!また見たい。
素晴らしい青年団の俳優たちによって演じられる平田オリザさんの代表作であり、平田オリザさんの名前を広く世間に知らしめる傑作のひとつ。大変面白く今見ても全く古さを感じさせない時代超越の力を感じる作品だ。きっと、青年団の俳優はこの作品を演じられる悦び誇りを感じるのだろうなあ、と。

悩み多き者よ
ネルケプランニング
新宿シアタートップス(東京都)
2007/02/28 (水) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
最高に贅沢な空間で人生を感じる
この魅力的な3人の出演者が四つに組んで人生の哀愁を感じさせる見事な芝居を繰り広げる。芝居は最後の結末で感動するのではなく、全てのシーンの何となく感じさせる出演者の人間性がにじみ出て初めて結実する。そういう意味で舞台に上がる俳優の人生そのものも問われているのだと感じた芝居。バンドシーンの音楽ライブもとても楽しく一回の芝居で2倍3倍楽しめたと感じた。

甘い丘
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2007/01/19 (金) ~ 2007/01/28 (日)公演終了

生憎
劇26.25団
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/08/07 (木) ~ 2008/08/12 (火)公演終了
満足度★★
うん…
問題ばかり提示して答えを出してくれない。
こちらの要求するものを何一つくれなかった。
劇団の意図としてはそれでいいのかもしれないが、
観客としては欲求不満。
ストーリーに謎が残りすぎて作品テーマまで頭が回らない。
良くも悪くも意味不明。

VOICE ACTOR
劇団6番シード
萬劇場(東京都)
2008/07/16 (水) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

アルケミスト
少年社中
ザ・ポケット(東京都)
2008/07/16 (水) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

MOON
PLANET RUNNER
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/07/17 (木) ~ 2008/07/20 (日)公演終了
満足度★★
合致しない感じ
竹取物語と絡ませた中学生の恋の話。
中学生の役が違和感…。
全体的にふわふわして収まりきれてない感じがしました。
恋の話で終わってればよかったのに後半の愛憎劇はちょっと無理やり。
妙な展開にえ?え?と思ってる間についていけなくなってしまって…
台詞『私にも何がなんだか…』
いやいやこっちも何がなんだか…。
15分押しの時点でもう凄くイライラしちゃって駄目でした。
客入れの音楽が一昔前のヒット曲ってのも…。

KABUKIの城
劇団キリン食堂
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2008/06/24 (火) ~ 2008/06/29 (日)公演終了

けんか哀歌
猫のホテル
本多劇場(東京都)
2008/05/01 (木) ~ 2008/05/11 (日)公演終了

「どこでもない場所」
うわの空・藤志郎一座
紀伊國屋ホール(東京都)
2008/05/03 (土) ~ 2008/05/05 (月)公演終了

五右衛門ロック
劇団☆新感線
新宿コマ劇場(東京都)
2008/07/06 (日) ~ 2008/07/28 (月)公演終了

ダブルキャスト
劇団BLUESTAXI
ザ・ポケット(東京都)
2008/06/18 (水) ~ 2008/06/22 (日)公演終了

瓦礫と勲章
13号地
小劇場 楽園(東京都)
2008/08/12 (火) ~ 2008/08/17 (日)公演終了
満足度★★★
いい味出てました。
純真さがとてもよかった文江さんとは対照的に介護士さん達のセリフ回しがあまりにも力が入りすぎて、状況に合わない感じ。新聞読んでた住人はとてもスムーズでグッドをでした。少年Aも力み過ぎ。感情の表現方法をもう少し勉強して。

犬は鎖につなぐべからず
ナイロン100℃
青山円形劇場(東京都)
2007/05/10 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
近代演劇の始まりと現代演劇の最先端
日本の近代演劇の始まりと現代演劇の最先端を結ぶ公演である。話は大正でもそれは平成のセンスで料理され演じられている。大正の時間の流れではなく、平成の時間の流れで舞台は進む。
岸田国士の作品をこうして紹介してもらえるのは貴重な機会だ。しかし、それはまぎれもないケラリーノサンドロヴィッチさんの作品なのである。客演も含めた俳優陣の充実した演技も素晴らしかった。

BIGGEST BIZ
AGAPE store
本多劇場(東京都)
2006/01/08 (日) ~ 2006/01/22 (日)公演終了
松尾貴史の代表作
芝居のスケールを超えた展開に止められないワクワク感。3部作はハリウッドの映画の原作になってもおかしくないようなスケール感。また再演をして欲しい作品のひとつです。

ワールド・トレード・センター
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2007/10/20 (土) ~ 2007/11/06 (火)公演終了
世界が変わった日も日常の一日
9.11はアメリカ社会に大きな影響を与えただけでなく、世界の根っこで大きな活断層が動いた感じがする。表面に見えるそれは同じでも、どこかでカチッと変わってしまったのだ。そこには日常の続きで生きている人々が生きていて、なにも変わっていない一日だと生きて行く。
この芝居は芝居だけで完結するのではなく観た人の心と知性で見続けるものなのだろう。

『放埒の人』はなぜ『花嫁の指輪』に改題されたか あるいはなぜ私は引っ越しのさい沢野ひとしの本を見失ったか
燐光群
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2007/05/20 (日) ~ 2007/06/17 (日)公演終了
燐光群のアンサンブルのスゴさ
燐光群の新旧の役者さんだけでシンプルな装置が雪山になり、都会の飲み屋になり、ホテルに変わる。ものすごい勢いで場面は転換し飽きさせない。沢野ひとしの放蕩の人生を振り返ることで生きるということ、生ということを深く考えさせてくれた。しかし、燐光群の役者陣はスゴい。