最新の観てきた!クチコミ一覧

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犬顔家の一族の陰謀

犬顔家の一族の陰謀

劇団☆新感線

サンシャイン劇場(東京都)

2007/08/11 (土) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★

残念。
「劇団☆新感線」はまだ観たことがなかったので、これが初です。
確かにお金がかかっててチケット料金とのバランスは取れてるのかも知れませんが、内容は大したこと無かったです。
そもそも最近のクドカンは面白く無くなってるので、彼をメインに据えたことで、全体的引きずられて全編やっすーい子供騙しの笑いになってたように思います。
この作品は特殊なのかも知れませんが、新感線はもういいかなと思いました。

おんな

おんな

劇団虎のこ

萬劇場(東京都)

2007/02/17 (土) ~ 2007/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

妖艶
初めての「虎のこ」でしたが、出演陣が皆美しく、芝居も台本もしっかりしててかなり良かったです。
「萬劇場」のステージもうまく使いこなしてたと思います。
他の作品も観たくなったので、「善人アパートメント」のDVDを買って観ましたが、こちらも泣けて笑えるいい作品でした。

子どものナイフ

子どものナイフ

AND ENDLESS

シアターX(東京都)

2007/08/23 (木) ~ 2007/09/02 (日)公演終了

満足度

期待はずれ(TT)
前回観た「S&G fish」が面白かったのでかなり期待して観に行きました。テーマもモーツアルトってことで間違いないと思ってたのですが…

ここの劇団は脚本の完成が遅いらしく、本番前日に上がったということでした。
初日に観に行ってしまったため、その影響がはっきり出てて、詰めの甘さにイライラして帰りました。
結局「モーツアルトを誰が殺したのか?」が全く伝わって来ませんでした。
公演日終盤に向けて良くなったらしいですが、プロなら初日に完成形を持って来るべきだと思います。

「ONLY SILVER FISH」「+ GOLD FISH」

「ONLY SILVER FISH」「+ GOLD FISH」

AND ENDLESS

笹塚ファクトリー(東京都)

2007/05/10 (木) ~ 2007/05/23 (水)公演終了

満足度★★★★

初アンドレ
この作品が初のアンドレでした。
シルバー+ゴールドセットで見ましたが、宣伝文句どおり独立した二つの作品が微妙に繋がっていて、どちらも◎でした。
背後の水槽のセットも幻想的でよかったです。

電車は血で走る

電車は血で走る

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2008/10/29 (水) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

初日に観ました♪
過激なんだけど、丸尾丸一郎さんの優しさに包まれる感じ。
愛があるね。


『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』

『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』

岡崎藝術座

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/10/30 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了

満足度★★★★

見ごたえあり
作り手側の意図をすべて理解はできなかったと思うのですが、
観終わっていろんなものが心の中に残りました。

役者さんの力をまっすぐに感じるお芝居でもありました

ネタバレBOX

舞台の使い方(エレベータを露骨につかう柔らかさ)や
直接伝わってくるような表現。

器用と不器用さ、硬さとしなやかさの表現。けっこう噛めば噛むほどに味がでるような作品でもありました。
『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』

『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』

岡崎藝術座

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/10/30 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

はやねはやおき朝御飯
朝っぱらからおもしろすぎ。

11/9の「はやねはやおき朝御飯」を見る人向けの注意。

・マジで朝ごはんは食べずに行ったほうがよさげ。
・女子の人はミニスカートはやめたほうがよさげ。

感想としては「はやおきは三文の得」

ハローワーク

ハローワーク

国分寺大人倶楽部

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/10/30 (木) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

自然な群像劇
リアルで自然な会話を中心とした群像劇。
台本があって喋っているように見えない部分も多いんだけど、ちゃんと台本があるのだろうなあと考えると、役者さんのレベルの高さを感じます。
見ていて、舞台上の役が役ではなくてひとりの人間として見えてくる感じで、目指していることは充分成功していると思います。

話は大きな事件は起こらないのに何で見ていて飽きがこないのか不思議なくらい、よく練られた、よくできた会話劇でした。
ひとりの人にスポットを当てないで、それぞれに等しくウェイトをかけたのが、物語に捕らわれないで何かを描き出す方向性にフィットしていたと思います。

ネタバレBOX

「仕事」「労働」というテーマにした割にはバイト君たちのダラダラした部分が目に付いて、この工場大丈夫なのか?と思ってしまう。
でも「仕事」ばかりに話を持っていってしまうと見ていてつまらなくなってしまうので、その中間にいるフリーターが主軸になっているのかな。
働くことという部分では、描き方がステレオタイプだったのがもったいないけど、それは当日パンフにも書いてあった通り、働いたことのないひとが書いた働く話だからかな。

おまけの「ジャンボ尾崎豊」が爆笑もので、短い作品だけど大好きでした。
こんなことも出来るのね。
正に現代口語コント。
最初の役者と演出の怒鳴りあいがまずおかしい!
「大体俺は多摩なんて行ったことないんだよ!」には爆笑でした。
「ジャンボ」「尾崎」「豊」の三兄妹が描くしんみりした話を主軸としつつ、そのしんみり度合いがその他の演出によって逆におかしく見えてくるうまい作り方。
ずっとこの方向性で行ってくれとは思わないけど、毎回おまけ程度に見たいな。
ジャンボ兄さんがふたりの弟の名前を呼ぶ時の「尾崎、豊」だけで爆笑なんだから。
ただ、場内でも最初に言っていたけど、本編の余韻を大切にしたいひとは見てはいけない作品です。
non title

non title

ハグハグ共和国

劇場MOMO(東京都)

2008/10/30 (木) ~ 2008/11/02 (日)公演終了

満足度★★★

悪くはない
「中野さん」に感情移入してしまい,立場として打ち合わせが進まないことにイライラしてしまうほど話も芝居も分かりやすく,悪くはないです。でもね,伝えたいであろうテーマがぼんやりしているんだよな。結局,気持ちには残らないです。演技には安定感はありますので,できる劇団だと思います。今後に期待します。

0号

0号

ゲキバカ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/10/30 (木) ~ 2008/11/04 (火)公演終了

満足度★★★★★

文句なし!
やはり名作です。本は最高!感涙ものです。そして,殺陣といい台詞といい表情,動き,なんて上手いんだろう。カッコいい!素晴らしいの一言!絶賛します。全然文句なしです。2時間20分の時間さえも短く感じられます。観劇後気持ちは高ぶり,初演のDVD(これも観てはいるのですが)購入しました。これでいつでも0号を観れる。嬉しい!

電車は血で走る

電車は血で走る

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2008/10/29 (水) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

優しいファンタジー
 決してハッピーエンドではないが優しいファンタジー。当劇団比で最高傑作ぢゃないか。

つか、寺山、その他もろもろへのオマージュあり。メンバーの客演歴や演劇上の交遊関係とリンクしてるっぽいのが面白い。

ブエノスアイレスの風

ブエノスアイレスの風

宝塚歌劇団

【閉館】日本青年館・大ホール(東京都)

2008/11/01 (土) ~ 2008/11/06 (木)公演終了

満足度★★★★★

正塚先生グッジョブ
 本作と同じく正塚先生作・演出である「マリポーサの花」(東京宝塚劇場)とハシゴをしましたが、本の完成度も演出も格段にブエノスアイレスが上。正塚作品は中劇場向きと言われるけれど、おおいに納得してしまった。

柚希・夢咲の相性よさげ。和涼華シャープで好演。
柚希のタンゴ、宝塚にしては珍しく男の汗臭さを感じる。これは貴重だと思う。

良くも悪くも「若い」舞台だったと思うが、「マリポーサの花」を見た直後ゆえか、満足度は高い。

初演は未見。

紅き野良犬

紅き野良犬

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2008/10/31 (金) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★

演出が凄くてカッコイイけど、ビクビク(>_<")
舞台が小さい場所だったけど、樹の揺れ具合や、井戸の怖いところなんか、
効果音も照明も舞台って場所じゃなくて、風景映像を観ている感じに、
キレイにまとめてくれていた。
映画のシーンを観ている感じに、場面場面がキレイなんだけど、
役者さんたちの演技も舞台効果も迫力ありすぎて、
音楽と光りにビクっとして、怖いシーンは特に恐かった。
(ホラーは苦手(;へ:))

殺陣なしでも十分な迫力で、人の心は怖いと思った舞台だった。

ネタバレBOX

ストーリー中の事件に悪意が強過ぎて、
悲しい話ばっかりになっていた感じ。(事件だからしょうがないけど・・・)
始めの方にプッて笑えるところもあったのに、
後半はハラハラしどうしで、
次コワイシーン来るぞ、という前振りもあって、ドキドキの舞台だった。
(殺傷シーンは音だけが多いんだけど、
色々あって、恐くて観ていられなくて
少し気分が・・・(つд`;)マジ迫力ありました)

好きなシーンは、忍者の人たちがいるシーン。
この人たちのシーンは、
笑いの間がもう少しって思ったところもあったけど、
どれも面白く見てられた。忍者がばれるところもカッコ良かったし☆

あと、浪人でしょ。「この村の用心棒だ」とかいう台詞がカッコ良かった。
時代劇の椿三十郎みたいな感じも少ししたけど、
ヘナチョコ過ぎなところが多かったので、
最後のバトルまで、どう観たらイイのか迷った。

ラストシーンでは、対決する間が少し長いなぁと思った。
何か意味があるのかと、ちょっと待ってしまって、
そのまま終わったから少し消化不良。。。

結局、事件は暴かれるけど、でも村人たちは?正義って?
「死」が多く、色々考えてしまって、
観る舞台がキレイで、
役者さんたち皆が皆、凄くリアルなのに(特にお百姓さん達)、
よく分からない感じがした。少し難しかったです。( ´△`)
ハローワーク

ハローワーク

国分寺大人倶楽部

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/10/30 (木) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

共感はないけど愛おしい
工場を舞台にしながら、結果的には「労働」というテーマが前面に出ない群像劇。
「労働」とは、日々の繰り返しの中で、心と体を少しずつ擦り切れさせていく何物か。
職場に、若い女の子がたくさんいるだけで羨ましいと思ってしまう人もいる。
男だらけの群像劇にして、自慰行為にポジティブな意味を込めるぐらいのヘンな芝居も見てみたい。
ウケないでしょうけど。
何だかんだ言って、葉山と直美のラストシーンのようなファンタジーも好きなので、楽しめました。

幸せ最高ありがとうマジで!

幸せ最高ありがとうマジで!

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2008/10/21 (火) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

口先の凶器と救済
初本谷さん。久々広岡さん。
中盤から、これ一体どう収束していくんだろ、終演後拍手できんのかなぁ、と心配になった。けれども。
誰もがそれなりの狂気を秘めながら日常の中にいて、暴露されるとこうなるのかなぁと怖くもあり、自らベールをかけていくのも否定的よりか返って逞しく思えたり。複雑な構造なのに軽薄なおかしみで重い印象が中和。
スライドしたり、ぱっくり開いて吊り上がる壁。ガラスの引き戸とカーテン。舞台装置の使い方がよい感じ。
そして役者さん、大満足。

山の巨人たち

山の巨人たち

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2008/10/23 (木) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★

考えずに身を任せる
理屈じゃない部分で瞬間を受け止めていくような作品でした。
「子供のように」とまでは行きませんが、その時起きていることを信じることで作品と対峙できるようにも思えるものでした。
“面白い”と言う範疇ではなく、自分の肝に落ちるか落ちないかと言うタイプの舞台でした。

それにしても、あの舞台装置はスゴイ。近くで見た傾斜に改めて驚き!

紅き野良犬

紅き野良犬

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2008/10/31 (金) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

チャンバラやんない時代劇。
当時は身分の上下関係が現代よりもあからさまだった訳で、そこに事件が起きたら人間模様もあからさま。今後テレビで時代劇を見たくなりました。

ネタバレBOX

今回は視覚による世界観の提示が◎。舞台美術がしっかりしてたし、衣装やメイクもナイス。役者は特に男性陣がいい味を出してた。あと、農民の臭気。嫌悪感を抱く人もいるだろうけど、個人的にはプラスポイント。
コシファントゥッテ

コシファントゥッテ

ウィーン国立歌劇場

東京文化会館 大ホール(東京都)

2008/10/21 (火) ~ 2008/10/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

一生ものの体験でした。
これほど素晴らしいコシをは10年に一度観られるかどうかだなあ。本当に素晴らしい歌手、オケ、演出、美術。総合芸術の最高峰を観させてもらいました。

パトロネージュ、そして始まる恋

パトロネージュ、そして始まる恋

スタジオ絵夢

MY SPACE ASPIA(東京都)

2008/10/31 (金) ~ 2008/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★

ピアノの演奏に重点をおいた音楽劇
最初から最後までリストの曲を奏で続けるという優雅な空間の演出。

以下はネタバレBOXにて。。

ネタバレBOX

老巨匠チェリストの姿をしたエヴァンゲリストの案内で芝居と生の演奏による舞台。

音楽家ってヤツは困ったヤツが多い。特に天才音楽家ってヤツは!(^0^)

フランツ・リストはマリーとの恋の逃避行の後、愛に満ちた同棲を経て3人の子供に恵まれるが、フランツの奔放さ浮気、多忙さから破局を迎えます。その後、フランツはパリの社交界で活発に演奏活動を行っていた。それでもフランツは「寂しくて満たされない。何をしても心が寒い。それでも天才は社会に奉仕しなければならない。この絶対的な感じがある限り。」と嘆いていたがキエフでカロリーヌに出会い恋に落ちる。

カロリーヌも悲劇の主人公のような顔立ちのフランツを好きになる。そして彼女はフランツに100万ルーブルの援助を申し出て彼らは恋人になる。やがて彼女の提案で演奏旅行は辞めて作曲活動に専念するように助言したことからフランツは世界的に有名な作曲家となった。


今回の音楽劇は演奏に重点をおいた劇だったから芝居の方は殆どがフランツの作曲に関する場面や苦悩が主だったが、それでも、これだけのリストの曲が聴けて尚且つ芝居付きなら満足です!(^0^)

びっくり校長先生

びっくり校長先生

動物電気

駅前劇場(東京都)

2008/11/01 (土) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

命がけ!
小林健一さんが流血しながらも芝居を続ける。名うての役者さんが見事な演技を繰り広げる。本当にお客を楽しませることに徹している動物電気は今日も健在。気取らず丁寧、どこまでも徹底する。そんな動物電気でありました。ブラボー!

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