満足度★★★★
共感はないけど愛おしい工場を舞台にしながら、結果的には「労働」というテーマが前面に出ない群像劇。「労働」とは、日々の繰り返しの中で、心と体を少しずつ擦り切れさせていく何物か。職場に、若い女の子がたくさんいるだけで羨ましいと思ってしまう人もいる。男だらけの群像劇にして、自慰行為にポジティブな意味を込めるぐらいのヘンな芝居も見てみたい。ウケないでしょうけど。何だかんだ言って、葉山と直美のラストシーンのようなファンタジーも好きなので、楽しめました。
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2008/11/03 00:27
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