最新の観てきた!クチコミ一覧

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道成寺

道成寺

劇団山の手事情社

えずこホール(仙南芸術文化センター)(宮城県)

2008/12/13 (土) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

鍛え抜かれた身体
観させていただきました。すごいです。美しいです。アクロバティックです。面白いです。うるうるします。

ネタバレBOX

舞台装置はコンサートみたいです。
身体は、すごいことをさらりとやってのけるので、うわっと息を呑んでいるうちに時が過ぎてしまいます。
せりふの地と話し言葉の違いが、面白いです。
キャスリーヌがかわいらしいです。楽しいです。
ねもと

ねもと

COLUMBA

STスポット(神奈川県)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

なんかじんわりきた
見た直後から、なんだかひっかかるものがあって、あれから3ヶ月たって、なんかじわじわきた。時間がたって逆に印象がシャープになってきた。

ぶらんこ乗り

ぶらんこ乗り

杜の都の演劇祭プロジェクト

Gallery Modern Space(宮城県)

2008/11/21 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

お客さんとして
生田恵の仕事を見ました。久しぶりでした。普段一緒に創作している人の作品を客観的に見て、面白く感じられたのは幸せです。空間の使い方が上手いなあーと思いました。俳優さんも3人とも凄く魅力的でした。

風待雑歌

風待雑歌

O-MATSURI企画merrymaker

シアター風姿花伝(東京都)

2008/11/27 (木) ~ 2008/12/01 (月)公演終了

満足度★★★

テンポ感 命
前回作品に引続き観劇。

若さとテンポ感が命!の娯楽舞台を作る劇団は好感度が高い。
あのスペースに、アレだけのメンバーがよく出入りできるなぁと関心してしまいます。

息切れすることなく、最後まで走りきる疾走感こそ、
この劇団のカラーなのだと思います。
音響・照明・装置のスタッフバランスが優れています。

特に照明、これでもかっってほど吊っていますね!天井落ちないのかしらなんて
余計なことを考えてしまいます。

前作もおもいましたが
モノローグが多い脚本だなぁと思います。もっと会話が見たい、なぁ。

怪人21面相

怪人21面相

パラドックス定数

SPACE EDGE(東京都)

2008/11/21 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★

濃厚な会話劇
劇場ではなく、倉庫。ガレージ。

近接する線路を電車が走るたび、劇場が揺れる。

濃厚な会話劇。
だが、事件を浅くしかしらない私には、分からない会話が続いた。
哀しい・・・。
史実を少しでも知っていれば、この舞台裏劇をもっと楽しむことができただろう。

でも。また見に行きたいと思います。

黄金の猿

黄金の猿

劇団桟敷童子

ベニサン・ピット(東京都)

2008/11/21 (金) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

初見です。
異世界に迷い込むような芝居がすきな私にとって
ずっと見に行きたいと思っていました。

ベニサンピットが、すごいことになっていました。

舞台セット、水の演出、いたるところから出入りする役者、
素晴らしい。ディズニーシーの『ミスティックリズム』のようでした。
しかし観覧席が最後列だったのがいけないのか、
世界に入り込めない。

ネタバレBOX

水飛沫の音や音楽が鳴ると、
声を潰しがちの役者の声が聞こえず大変残念でした。

目が覚めるような青の衣装、
妖艶な赤の衣装、コントラストが素敵でした。

世界がすごかっただけに、もっともっと話に入り込みたかった、というのが素直な印象。

お話に入れなかっただけに、盛り上がっていく舞台に付いていけなかった。
ほかの観客の方のように、圧倒されたいので、
もう一度今度は前の方の席を狙ってチャレンジします。
鬨、唾棄すべき

鬨、唾棄すべき

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

ザムザ阿佐谷(東京都)

2008/12/05 (金) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

私も無口のほうだが
物言わぬ民というのはなんだかわからないが、なぜだが私に通じるものがあるみたいだな。私も役者を志す一人だが、演技のほうはからっきしだ。以前、殺陣指導にうかがった際、私にも出演を求めてきたが、この舞台にあるような情熱を私は出せん。しゃべるとかんでしまうので・・。
物言わぬというわりに、せりふが多かったが、なるほど、それはしゃべらないほかの人を引き立てるためのものだったのだな。しゃべらずに泣くあのシーン、武の一端を見た気がした。しばらくは日本にいるのでまた見に行こうと思う。なかなかの作品だった。

ネタバレBOX

あのマスターの役、いいな。もし再演する機会があったら是非私をバウンサーとして雇ってくれ。
もっと見る (公演終了・御来場御礼)

もっと見る (公演終了・御来場御礼)

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2008/12/05 (金) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★

ある意味メルヘンかもしれない
主人公を取り巻く人々の姿が
とても丁寧に描かれていて、最初から引き込まれた。
ただし、・・・ネタバレへ

ネタバレBOX

目の前に迫る死を巡る話なのに、
なんかきれいで、かなりすっきりしている。
死に行く作家の肉親が出てこないからだろうか。
(唯一の家族は亡き奥さんの連れ子だし)

死に対する恐れのようなものが感じられないことに、やや違和感を感じた。
「受け入れた」と言われても、やはり恐れがないとは思えないからだ。
ここまで、きっぱりと「受け入れることができた理由」が
判然としないからだろうか。
死にいく人自身やそれを取り巻く人のホンネが見えてこないように思えてしまう。
取り巻く人たちが、仕事での付き合いだけだからか。
例えば、ビジネスライクな感じがホンネなのであろうか。

最期に自分を見舞いにきた仕事の付き合いの人たちや病院の関係者に、
死を目前にして、なお作家である自分という「虚構」を見せたのであれば、
(・・そこが「からっぽな人生」だったのだろうか)
やはり、ホンネの自分を観客にどこかで見せてほしかったと思うのだ。
例えば、カメラクルーがカメラを回しているときと、
止めているときのような差のある姿が。
その、オン・オフの仕掛けが話の中にあるだけに、
それを利用してホンネを見せられたのではないかと思う。

娘も血がつながっていないとはいえ、
単に家政婦さんのように淡々と身の回りの世話をしているだけで、
感情が見えてこないのが不思議。
作家が舞台にいない時間もあったのにもかかわらずにだ。

そういう意味で、ラストは元の弔辞に戻るにしても、
何かもうひとつ欲しかった。

観終わり、客電が点いて、
さて、自分はこれを観て何を持って帰ればいいのだろうかと思った。

ただ、ひとつ言えるのは、年齢を重ねた今、自分のことを考えると、
あんなふうにすっきりと、スマートに、
そして達観したように死んでいくというのはうらやましいとも思う。
それはある意味メルヘンではないかと思ったのだ。

病室の西日の照明がとてもよかった。
軋み

軋み

ブラジル

新宿シアタートップス(東京都)

2008/12/10 (水) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

桑原さんとの絶妙の融合
KAKUTAの桑原さんが客演されていたから、
だけではないと思うのですが、
いつもより若干いい話だった気が…

笑いとシュールさとポップさと人情味が
絶妙な加減でミックスされていて
さすがブラジルという感じ

役者さんたちの個性と巧みさも
登場人物にうまく吸収されていて
嘘なく楽しめました

鬨、唾棄すべき

鬨、唾棄すべき

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

ザムザ阿佐谷(東京都)

2008/12/05 (金) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★

感想
個人的な感想として

好きだったところ、良かったところ
・棟熊さんの演技のすべて。すべての演技。すばらしかったです。あなたのファンです。
・童貞卒業のくだり。それに伴う「セックス」という孤高の響き。卒業おめでとうございます。
・「下ネタはコミュニケーションのツールだ」という旨の台詞に大きく頷きました。その通りだと思います。
・「一話一おっぱい」のくだり。「おっぱい」の単位化。すばらしいです。
・9.11以降、重要なテーマになっている「テロの正統性」。復讐される側が悪者でなくては困るというナスカの台詞に胸をうたれ、米国を思い浮かべました。しかし、食うか食われるかの国際政治、タリバンに同情の余地はないのか。単純な善悪2項対立の設定は可能なのか。和解は可能なのか。日本の過去はどうやったら清算されるのか。そんな思いがしみじみ胸に浸透していきました。

よくわからんかったところ、悪かったところ
・主役の存在感が感じられなかった。深いテーマなのに、それを体現できていなかった気がする。主役はone of themであるけれども、only oneでなければならないのでは。
・戦争が終わっていない(よね?)にもかかわらず、なぜ桜田さんが「自分は戦犯だ」と認識できたのかがわからなかった。「戦犯」という言葉があのときの日本人の意識にあったのか。あるのは「自分は人を殺した。」という罪悪感と「命令だった」という正当化の意識だったのでは?戦争に負けてようやっと、リアルな戦犯としての自分を認識するのではないのだろうか。1930年代の日本人の意識は桜田さんのようなものだったのか疑問に残った。
・主題がー、むずかしかったですー><。一言でいうとなにー??
私が思いつく限りでは、テーマは「テロや復讐の正統性」「憎しみの連鎖」「復習される側の姿勢(←悪者としてがやりやすい)」だったのかな。
だとしたらいくつか理解できなかった、設定や台詞の意味がわからなかったところがあって↓

「物言わぬ民」の設定ってどんな意味を持つの?
「太陽を飲み込んで生きよ」ってどういうこと?
日本人(桜田さんと記者)の存在の必要性。
タイトルの意味。(←これわからないのって、いいのかな・・)

首をひねったまま幕が下りてしまいました。「わからんでいい」ともいわれたのですが、わかりたいのが人間なのよ。人間だもの。(実は込み入ったストーリーって超苦手なんです。バニラスカイとかマトリックスとか絶対無理やし・・解釈能力不足です。ごめんなさい。)

その他
・内容の濃い舞台だったと思います。「物言わぬ民」という設定や、最後のナスカの台詞、戦争で人を殺した日本兵。それぞれの設定がそれだけでひとつの話になりそうな重い設定であるにもかかわらず、2時間という時間はあまりに短い。欲を言えば3,4時間に膨らませて、じっくり噛み砕きながら見たかったです。

姉の感想
・「最後、声枯れてたのが残念やった。」とのことでした。

豚とオートバイ

豚とオートバイ

d’Theater

タイニイアリス(東京都)

2008/12/06 (土) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

難しい題材でした(' ' ;)
やってはいけないことを題材にしていて、暗いお話だった。
トークショウで知ったけど、元々は一人一役のところ、
この公演では時ごとに一役を複数人で演じていた。
舞台では、心の苦悩を複数人の主人公が演じていて、
その時その時で、役者によって主人公の温度が変わるのが面白いと思った。

ネタバレBOX

最初、ストーリーをつかむのに難しく、韓国語に不慣れで、
人名なのか地名?食べ物?よく分からなかった。そこが残念。
過去の話からは物語に入っていけた感じがするかな。

ラストで、主人公が愛しくて、愛していた過去の各時代の妻たちが
仮面のように、他人事のように登場するのは不気味で、
怒涛のように責められている演出に雰囲気がでてたと思う。

過去の中で明るかったのは、ダンスと奇妙な奥さんだけだったけど、
そこにも、不可思議な不気味さがあって、ギクってするお話でした。
ダンスは雰囲気が良かったけど、
話が暗いばかりだったから、もっと明るい場面で踊って欲しかった。

一番良かったのは、主人公が子供とサヨナラする儀式のシーン。
迫力ありました。ちょっと泣けました(;へ:)。
痛みのない傷

痛みのない傷

Oi-SCALE

明石スタジオ(東京都)

2008/12/10 (水) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

戸惑う・・・
初Oi-SCALEでした。
まず、会場内に入ったら感じるのが「暑い」と「暗い」。
このジメっと暑いのは何とかならないのですかね?
あと、暗いです。
これは演出ですけど。

ネタバレBOX

舞台には正面に大きなスクリーンがあって、上演前は延々夜に車を運転している視点からの映像が流されています。
これはこれで雰囲気が出てて良いですね。

舞台上には工事現場の三角のコーンが置かれていて、いくつかは中に明りが灯っていて、ぼんやりと明るく浮かびあがってます。
そんな中で、前説とも何ともつかない話から、気が付いたら始まっていたと言う感じ。
みんなボソボソ喋って、普通に会話をしているような自然体の会話、演技。
たまに皆で揃ったアクションをしたりセリフを揃えて言ったりするんでちゃんと戯曲があってやってるんだなと分かるけど、本当に自然。

でも、この暑さと暗さ、そして演技の静かさで段々と意識が遠のいて行ってしまうのでした。。。
だって、見てても退屈だったんだもん。
舞台に集中させるだけのものが無かった気がします。
話も特に興味なかったし、共感できる登場人物がいた訳でもなかったし。
何か中途半端な印象を受けてしまいました。

じっくり見てると良いのかもしれないけど、そこまで耐えられませんでした。
ゴメンナサイ。
だから今回は評価なしで。

いつもこういう舞台を見せる集団なのか良くわからないので、集団としての評価は何ともしようがないです。
今日も、ふつう。

今日も、ふつう。

アロッタファジャイナ

新宿シアターモリエール(東京都)

2008/12/10 (水) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★

実に「ふつう」の気持ちで。
物語の枠を作る(「起」の部分)のに1時間ほど。
ようやく物語が立ち上がったかと思ったら、早くも真相に気づいてしまう。
「承」の段階で「結」を予測させてしまうと、「転」は長い説明になってしまう。
ミステリというのはそこが問題であって、問題を解決した途端に引力を失う。
他にも引き寄せる要素が欲しかったが、いまいち感じにくかった。

恐らくあえてステロタイプな人物や設定を使っているのだろうけれど、
おかげで「ドラマ」の枠に収まってしまい、怖さを感じることはない。

そんな中でも、記憶に残る役者も少なくない。
中心を担う女子高生の中でも、安川結花・阪田瑞穂が際だった。
安川は、だんだん立ち上がってくるキャラクタが凄みがある。
阪田は、ナチュラルさが、逆にリアリティを立ち上げることに成功している。
そして、菅野貴夫。この人がいなければ、舞台が落ち着かなかったろう。

初めてのアロッタファジャイナだったので、図りかねる部分はある。
でもまあ。
結論から言うと、至って「ふつう」の気持ちで劇場を出たのでありました。

ネタバレBOX

ミステリ以外の見所として、群像劇があると思う。
だから、「ふつう」から転げ落ちていく群像劇として見ていたのだけれど、
どこかステロタイプの域を超えずに、切迫感を与えることはない。
殺人が同時多発的に起きる状況さえ、喜劇的ですらある。
もう少し、人物に厚みがあったら楽しい。
今日も、ふつう。

今日も、ふつう。

アロッタファジャイナ

新宿シアターモリエール(東京都)

2008/12/10 (水) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

今回も、ふつう。じゃない
いつもよりは俗っぽく、又わかりやすかったですが。やはりアロッタワールド。愛と美と性と生と死と....
美しい女優さんたちがすぐ近くに来ちゃいます。
自分、アホ顔してただろうな。

幻のセールスマン

幻のセールスマン

舞台芸術集団 地下空港

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/12/03 (水) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

なかなかよかった
せりふがいい。流れるようで残る。抽象ながら親しみをもてる舞台も好感がもてる。みんなが救われる、これは好み。難解、長い、気になる間がある、などあるが、十分楽しめた。今後にも期待したい。

大好き!5つ軽演劇ちゃん

大好き!5つ軽演劇ちゃん

毛皮族

リトルモア地下(東京都)

2008/12/03 (水) ~ 2008/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★

L演目
気分爽快な時代劇。

どのキャラも登場時のインパクトが強烈で大笑い。

飴をあげる

飴をあげる

こゆび侍

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/12/09 (火) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

好みです2!!
観劇させて頂きました。本公演はメルヘン短編集とのことですが、個人的には開演直後の舞台上を観ていると、違うものなのですが、とあるSF映画の冒頭シーンを連想してしまい、その瞬間から舞台上を観る目に力が入ってしまったのですが、SF映画を連想してしまったせいか、観劇中「内面世界を舞台に描き出したSF作品」と勝手に思っておりましたが、全く適切な表現ではないので鵜のみにされないでください!しかし、taraさんにとっては大変悲しいお話になりますが、どうやらこの作品においては好みが一致してしまったようです。しかし、一部分においては違うようですので御安心ください!この作品の「笑える部分」を除けば、作品の世界観からすると台詞の量が少なめであり、台詞そのものの表現も含めて極めてシンプルなものですが、そこが個人的には魅力を感じてしまいます!自分のように書いても書かなくても良いことをダラダラと書き続ける者にとっては、自分にはない・身につけることも出来ないものに惹かれるものがあります!台詞の量からすると作品世界をイメージするには若干情報量不足かと思われますが、その分舞台上の役者さんたちの演技に注視してしまいますし、なおのこと興味が深まるばかり!個人的な好みと興味の点から観ると「バランス感覚のいい作品!」に映ってきてしまいます。そして、台詞も文章にすれば極めてシンプルであるものですが、短い中に必要十分な意味合いをもつものが濃縮され、表現に使用する言葉の選択感覚が「いい感覚しているなぁ」と感心してしまいましたが、良く考えてみると自分のような古い年代の者が「いい感覚」と思うのならば、若干古い表現が使われているのではないかとも思えたのですが、今の若い方の言葉の表現感覚がわかりませんので、役者さんたちの年代の方々が発する言葉として若干の違和感を覚えられる方もいるのでは?とも思えましたが、実際観劇された若い方がどう感じられるのか?自分もまた興味のある点です。しかし、「笑いの部分」はさすがに饒舌になりましたが、これもまた一文一文にしてみると「シンプル」かつ選択された表現が古い自分にとっては「いい選択感覚」であり、台詞の量はこの時こそは多くなりますが、役者さんたちの見事な発音で全て聞き取れてしまいます!個人的には本作品を全く的外れな表現になりますが「マジック・ショーのマジックのタネはどうなっているのか?それをあれこれと楽しむ」という感覚に近いもので観劇させていただき面白がっておりました!星で評価をつける前に思っていた何も根拠のないことですが、本作品を観劇されてどのように感じ・どのように思われ・どのような評価を与えるかで、その方の深層心理がみえてくる面があるのではないか?と思ってしまいました。その上で星の評価を自分はつけさせていただきますが、好みが一致してしまったtaraさんにはまたまた悲しいお話になりますが、グレていませんか?自分はいい年してもグレてしまいタバコを肌身離さず常に持っておりますが、何か中毒性のあるものにはまっていらっしゃいませんか?ピッタリ好みが一致してはいなかったので安心しておりますが、ちょっとだけ心配してしまいます。しかし、ここまで書いた自分の文章を読み返すと、やはりこの作品に魅力を感じてしまうことは避けようのないことだったと思えてきます!

ネタバレBOX

大変申し訳ありませんが、これまでに観劇され書き込みをされた方のものを読ませていただいたのですが、「亡骸をめぐる冒険」対する見解がちょっと自分のこの作品に対して感じたものと違い、自分の読み取り方が不適切だったか御指摘頂けたらと思い、若干簡潔になるべく簡単に書きこませていただきます。類人猿と人間の部分を書くと長くなるので省きますが、自分の観劇させて頂いた時の考えとしては、「氷が溶けて水になり、体温がなくなるまで・・・」
の部分において氷が時間を、氷が溶けるを人生の経過を、水になることが実際に身をもっての経験等を表し、経験等を表す水が足元にたまるっている状態が現在おかれている環境、状況を表しているものかと思ってしまいましたが、この状態からだといずれ溺死か人生の経過時間を残しながらも体温がなくなることでの2つの形での「死」を抽象的に表していたものだと思いましたが、事前に当サイトで3作品のあらすじの短文から死か身の破滅がメルヘンにおける残酷なものと思っておりましたので、残りの2作品のあらすじからも先の抽象的な死の2つの形が具体的な世界において擬人を介して具現化された実際の死の姿が表されていくものとかと思い、残りの作品においても「氷が溶けて・・・」の部分がどう具体的な形をとっていくかを観るための作品かと思っていたのですが、自分の考え方は誤りだったのでしょうか?自分としては「亡骸をめぐる冒険」で示された抽象的死の概念が、残りの作品で具体化されていく繋がりのある作品で構成されていると思っていたのですが、全く誤っていた見解だったのでしょうか?どなたか、「亡骸をめぐる冒険」における解釈を御教示いただけないでしょうか?
東京劇団フェス'08

東京劇団フェス'08

アミューズ

シアターアプル(東京都)

2008/11/28 (金) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

Inncent Sphere
圧倒的な勢いがすごい

何百人という観客隅々まで巻き込んでいたのでは?
たたみかけるような連続の殺陣!葛藤の連続!すれ違ってしまうそれぞれの想い…
2時間弱ありましたが、時間なんて気にならない

役者さん達の稽古を想像すると涙が…
いや、そんなこと想像しなくても涙が流れる
芝居って1+1=マイナスにもなるし、プラス1億にもなるということが実感できる

あと二回しかないのがものすごーくもったいない
本当だったら2・3週間公演してそうなのに
もう行けないのが本当に惜しい
悔いのないように最後までやり尽くせることを祈るばかり…

東京劇団フェス'08

東京劇団フェス'08

アミューズ

シアターアプル(東京都)

2008/11/28 (金) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

「スクエア」
はじめましてでした。期待以上におもしろかったです!
最前列でこっちもびっくり!演者さんも、最初緊張していたのでしょうか。会場の雰囲気に飲まれ気味だった気がします。
カミカミで、せりふの言い回しも何度かおかしいなぁと感じました。
けど、、、おもしろかった点は、ネタバレで!

ネタバレBOX

けど、後半はもう畳み込むように展開が面白すぎて、
自分の笑い声でせりふが聞こえなくなってしまわないように、
声を抑えるのに大変でした!
4人で演じきっていましたが、本当は3人の劇団さんなんだそうで。
少ない俳優さんをみんなでまわす面白さ、すごくよく分かります!
その辺りもすごくおもしろかったです。

せっかくの劇団フェス!
他の劇団もたくさん見たかったです。。。
玉青の行方

玉青の行方

地球割project

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/11/27 (木) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

くらやみのなか
本当に暗い中の公演で、もっと分かり辛い話なのかなーと思っていたら、思っていたよりも分かり易い話で良かったです。
自分の手も見えない、本当の本当に「完全暗転」の空間で演じる。
こういう考え方ってすごいなあとただ単純に感動したり。

ネタバレBOX

あえて注文をつけるとするならば、あの終盤、自分はサキの絶望ではなく、玉青の、扉を開けてあの光に向かうまでの心の動きを見たかったな…とか。これは完全に好みの問題なので、ご参考までに。
それくらい物語に引き込まれていたっていうのも、事実です。

また機会があれば、観に行きたいと思いました!

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