飴をあげる 公演情報 こゆび侍「飴をあげる 」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    好みです2!!
    観劇させて頂きました。本公演はメルヘン短編集とのことですが、個人的には開演直後の舞台上を観ていると、違うものなのですが、とあるSF映画の冒頭シーンを連想してしまい、その瞬間から舞台上を観る目に力が入ってしまったのですが、SF映画を連想してしまったせいか、観劇中「内面世界を舞台に描き出したSF作品」と勝手に思っておりましたが、全く適切な表現ではないので鵜のみにされないでください!しかし、taraさんにとっては大変悲しいお話になりますが、どうやらこの作品においては好みが一致してしまったようです。しかし、一部分においては違うようですので御安心ください!この作品の「笑える部分」を除けば、作品の世界観からすると台詞の量が少なめであり、台詞そのものの表現も含めて極めてシンプルなものですが、そこが個人的には魅力を感じてしまいます!自分のように書いても書かなくても良いことをダラダラと書き続ける者にとっては、自分にはない・身につけることも出来ないものに惹かれるものがあります!台詞の量からすると作品世界をイメージするには若干情報量不足かと思われますが、その分舞台上の役者さんたちの演技に注視してしまいますし、なおのこと興味が深まるばかり!個人的な好みと興味の点から観ると「バランス感覚のいい作品!」に映ってきてしまいます。そして、台詞も文章にすれば極めてシンプルであるものですが、短い中に必要十分な意味合いをもつものが濃縮され、表現に使用する言葉の選択感覚が「いい感覚しているなぁ」と感心してしまいましたが、良く考えてみると自分のような古い年代の者が「いい感覚」と思うのならば、若干古い表現が使われているのではないかとも思えたのですが、今の若い方の言葉の表現感覚がわかりませんので、役者さんたちの年代の方々が発する言葉として若干の違和感を覚えられる方もいるのでは?とも思えましたが、実際観劇された若い方がどう感じられるのか?自分もまた興味のある点です。しかし、「笑いの部分」はさすがに饒舌になりましたが、これもまた一文一文にしてみると「シンプル」かつ選択された表現が古い自分にとっては「いい選択感覚」であり、台詞の量はこの時こそは多くなりますが、役者さんたちの見事な発音で全て聞き取れてしまいます!個人的には本作品を全く的外れな表現になりますが「マジック・ショーのマジックのタネはどうなっているのか?それをあれこれと楽しむ」という感覚に近いもので観劇させていただき面白がっておりました!星で評価をつける前に思っていた何も根拠のないことですが、本作品を観劇されてどのように感じ・どのように思われ・どのような評価を与えるかで、その方の深層心理がみえてくる面があるのではないか?と思ってしまいました。その上で星の評価を自分はつけさせていただきますが、好みが一致してしまったtaraさんにはまたまた悲しいお話になりますが、グレていませんか?自分はいい年してもグレてしまいタバコを肌身離さず常に持っておりますが、何か中毒性のあるものにはまっていらっしゃいませんか?ピッタリ好みが一致してはいなかったので安心しておりますが、ちょっとだけ心配してしまいます。しかし、ここまで書いた自分の文章を読み返すと、やはりこの作品に魅力を感じてしまうことは避けようのないことだったと思えてきます!

    ネタバレBOX

    大変申し訳ありませんが、これまでに観劇され書き込みをされた方のものを読ませていただいたのですが、「亡骸をめぐる冒険」対する見解がちょっと自分のこの作品に対して感じたものと違い、自分の読み取り方が不適切だったか御指摘頂けたらと思い、若干簡潔になるべく簡単に書きこませていただきます。類人猿と人間の部分を書くと長くなるので省きますが、自分の観劇させて頂いた時の考えとしては、「氷が溶けて水になり、体温がなくなるまで・・・」
    の部分において氷が時間を、氷が溶けるを人生の経過を、水になることが実際に身をもっての経験等を表し、経験等を表す水が足元にたまるっている状態が現在おかれている環境、状況を表しているものかと思ってしまいましたが、この状態からだといずれ溺死か人生の経過時間を残しながらも体温がなくなることでの2つの形での「死」を抽象的に表していたものだと思いましたが、事前に当サイトで3作品のあらすじの短文から死か身の破滅がメルヘンにおける残酷なものと思っておりましたので、残りの2作品のあらすじからも先の抽象的な死の2つの形が具体的な世界において擬人を介して具現化された実際の死の姿が表されていくものとかと思い、残りの作品においても「氷が溶けて・・・」の部分がどう具体的な形をとっていくかを観るための作品かと思っていたのですが、自分の考え方は誤りだったのでしょうか?自分としては「亡骸をめぐる冒険」で示された抽象的死の概念が、残りの作品で具体化されていく繋がりのある作品で構成されていると思っていたのですが、全く誤っていた見解だったのでしょうか?どなたか、「亡骸をめぐる冒険」における解釈を御教示いただけないでしょうか?

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    2008/12/10 20:47

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  • taraさん、はじめまして!
    グレてはいけませんよ!
    自分のように女性から「タバコくさい!」と嫌われても
    タバコを迷わず選ぶような、寂しい人生は送られないように!
    何事もほどほどがいいのかもしれません!
    しかし、自分もまたこゆび侍の次回公演が今から気になっております。

    2008/12/11 00:55

    smさま
    はじめまして。結構ぐれてるかもしれません(笑)。
    演劇は本当に個人の主観や人生観は反映されますからね。
    こゆび侍は気になる劇団になりました。

    2008/12/11 00:46

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