
誰も寝てはならぬ
国道五十八号戦線
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

吸血鬼
グリング
青山円形劇場(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/11 (水)公演終了
満足度★★★
小さな残念がいくつか
この劇団は初見。
円形劇場での観劇は2度目。どうしても比較してしまう。
動き回る必然性の低い内容だから、普通の舞台が望ましかった。台詞は聞こえど表情が見えずでは、想像する楽しみはあるものの、やはりもどかしく思う場面がいくつかある。
また、話の運びは面白いし、かつ非常に!洗練されていたけれど、とりたてて斬新でなかったのも残念。

カール・マルクス:資本論、第一巻◆フェスティバル/トーキョー09春
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2009/02/26 (木) ~ 2009/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★
1冊(?)の本に振り回される人達の話
劇中で配られる資本論の文庫3冊の質感がずしりと重い。持った瞬間、全部読む気が失せる人が大部分だと思うし、翻訳やダイジェスト版がマルクスの書いたことを厳密に伝えているのかということまで考えると、この本が得体のしれないものに見えてくる。
そんな得体の知れないものなのに、この作中に登場する人達も含めて資本論について多くの人達が語れるし、時には運命さえ左右されてしまう。そんな光景に遭遇すると何ともいえないシニカルさを感じてしまうと同時に、それに振り回される人達に愛おしささえ感じてしまいました。
目の悪い自分にとって字幕が少々読みにくかったことと、開演前の対応にやや問題があった分だけ☆1個分マイナスにしましたが、とても面白い作品だったと思います。

作品No.6-LIVING 2-
OM-2
d-倉庫(東京都)
2009/03/06 (金) ~ 2009/03/09 (月)公演終了
満足度★★★
ダーク一色
劇団が漢字名の頃から知ってはいたのですが、観に行くタイミングを失っていました。行くには心構えがいるような印象もあります。
前衛と呼ばれるOM-2の作品。
舞踏、身体表現の中に何かえぐられる物語が潜んでいる。
泣き叫ぶ女、絡み合う男女、文字を書き続ける男、対になって動く女たち……
バランスの奇妙さが心にひっかかる。
映像の使われ方が妙。
壊れる男のシーンが続くと見ていてちょっとつらい。
苦手な人は苦手だと思います。
観客は年配の方が目につきました。

ワンダーランド2400 ★グリーンフェスタ2009「Box in Box THEATER賞」受賞作品★
マグズサムズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/02/25 (水) ~ 2009/03/02 (月)公演終了
満足度★★★
「新・大衆演劇」みたいな?
個人経営のネットカフェでの人間模様、ベタというか既視感アリアリというか、意外性は全くと言っていいほどないけれど、オチを知っている古典落語を何度聴いても笑えるのと同様、キャラ設定と演技によって客を笑わせてしまうのはある意味「新・大衆演劇」みたいな?

ピューパルメモリ
DMF
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/02/25 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了
満足度★★★
休憩なし160分を走り抜ける
前作同様単純な勧善懲悪ではなく、中盤までは誰が正しいのかすら見えにくい展開なので実時間より長く感じても不思議はないのに休憩なし160分という長尺をダレさせずに走り抜けるのはスゴい。
アクションもいろんなバリエーションがあって単調にならないからか?
ただ、至近距離にしては射撃の命中精度が低過ぎる上にたとえ被弾(あるいは斬られたり刺されたり)してもかなり元気(ターミネーターかいっっ!!!)なのはど~よ?(笑)
その一方、「観たい!」コメントでの懸念は幸いにしてハズれ、最終作へつながりはするものの単品としても一応の決着はついており、一安心。

PW
演劇企画集団THE・ガジラ
本多劇場(東京都)
2009/03/06 (金) ~ 2009/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★
ガジラらしさへの安心
ガジラって、かねしたさんって、こういうものだったという再確認の場だった。
ビロクシーも弟の戦争も鐘下色ではあったけど、違うんだ。これが鐘下辰男とその仲間たちの演劇なのである。
役者は全体的によかった。というかもう流石であった。殴る蹴るの暴行。
殺された女も鐘下さんの作品にはよく出てくるタイプ。こーゆーのはあんま気に入らないけど。小説を読んでいると思えば我慢できる。文化と芸術。
それでもきっとこの女は楽しいと思うのだよ。

風街
北九州芸術劇場
あうるすぽっと(東京都)
2009/03/06 (金) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★★
劇団桟敷童子とは
やっぱり劇団桟敷童子を彷彿とさせる演出だった。
役者は真っ直ぐで、他人よりもまずは自分がどうありたいかみたいなものが見えた。
これは地方性なのか東憲司の演出なのかはわかんないけど。
いろんなものが織り交ざりすぎて、なんだか邪魔なような気もしたけど、別段気にすることでもないのかもしれない。
桟敷童子がわりと好きだから、最初のシーンとか無駄にゾクゾクして、ワクワクした。

誰も寝てはならぬ
国道五十八号戦線
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
観れてよかった
噂でずっと気になっていた五十八号線
ヌキとイレの
バランスというか
それが若さというか新しさというか
新しい時代のソレなんじゃないかと言わせて欲しい
観たあとこんなに
ゾクゾクっと
嬉しくさせてもらった芝居は久しぶり!

恋人としては無理(JAPAN TOUR)
柿喰う客
STスポット(神奈川県)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
これも愛
初演をご覧になった方の感想などから、スピーディでハイテンションな芝居なのだろうと思っていたら。
冒頭のスピード感や小ネタの応酬に目を奪われているうちに、ふと気がつくと、疾走感の中に透き通った切なさが加わっていて。
弟子たちの過去が語られる辺りやイエスの処刑後の弟子たちの様子に、愛することや信じることへの悲しみが感じられてきたり。
これはたぶん、ある種のラブストーリーだったのだろう、きっと。
観終わった後、そんなふうに思った。

幻夢ドグラ・マグラ
月蝕歌劇団
ザムザ阿佐谷(東京都)
2009/03/06 (金) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★
一風かわって
作がスロベニアのフリザール氏ということで、いつもの月蝕とはちょっと雰囲気が異なる。(美術・衣装・音楽はいつもの月蝕歌劇団ではあるが)
スギウラ、あおい、天正の三人が魅せてくれる(ここまでできる人たちだったのね)。合沢はビジュアル完璧なのに声量と滑舌がいまいちなのが惜しい。
おはなしは面白い。役者さんは好演だったと思うが、セリフの応酬が全体にもっとタイトになるとよいかなあ。
★5個な部分もあれば★1個な部分もあって、Totalだと★3つになりました。

人質に元カノ
アガリスクエンターテイメント
浦安市民プラザWave101(千葉県)
2009/03/06 (金) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★
ストーリーは
面白いけど、ウ~~~、ちょっと期待はずれかな?
「ブレたコメディ、ややウケのコメディは、要らない」という強気な姿勢に共感して観にいったけど、目指している気持ちは強く感じたものの、やはり力みすぎて、空回りしていたような。
設定は面白いと思うので、演出をもう少し頑張ったらいい方向へ進みそうな気もするけど・・・、どんなもんでしょ?
千葉県市川を中心に活動している劇団とは知らなかった。今後も頑張って欲しいと願ってる。

たぶん犯人は父
ゴジゲン
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/02/18 (水) ~ 2009/02/22 (日)公演終了
満足度★★
待たれよ
客席から笑いは出ていたし、楽しいのも分かる。
簡単に笑いだけ取れればいい、というような気持ちが見え隠れして・・・。
見るのに疲れてしまいました。
もう少し頑張ってほしいと私は思います。

炎天下くらいハレとケ
劇団AND
扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)
2009/02/19 (木) ~ 2009/02/22 (日)公演終了
満足度★★★
詩のような。
セリフが詩のような感じですね。
独特の雰囲気がある劇団だと思いました。
ただただ流し見が出来ない、頭の中で留めて考えなければならない作品でした。
しかし最初10分見逃しました・・・。

吸血鬼
グリング
青山円形劇場(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/11 (水)公演終了
こどくなひとたち。
青木さんの、詩的なんだけど核心をつくセリフにやられました。
自分勝手で、独りよがりに孤独になっていく人たち。
だけど(だから)やっぱりさびしい。

火の顔◆フェスティバル/トーキョー09春
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★
生々しくも、頽廃的で美しい、
現代版「恐るべき子供たち」でした。
なので、姉と弟が、いつまでもそのふたりだけの楽園で遊びつづけられたらよかったのに!
なんて、物語を無視した願いとかも、ついw

誰も寝てはならぬ
国道五十八号戦線
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★
薄味。。
やりたいことは面白いのだけれど、ちょっと薄味なのと、安易なところに落ち着いた感じがありました。
置いて行かれた割には、最後に啓蒙されたみたいな。
うーん、後味が悪い。
音響効果と照明効果が細かいところまで創りこんであったので、星ひとつ追加で。

愛の渦
ポツドール
新宿シアタートップス(東京都)
2009/02/19 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了
満足度★★★
うわぁ
冷徹なほどに精密な人間描写、空気感に脱帽です。でも、精密すぎて逆にそれをストレスに感じてしまう場面もあったり。なんか上手く言えないのですが。これはもう完全に好みですね。そして、ニートと女子大生の恋には切なくなってしまいましたよ。目線としぐさの集積。

メスブタ
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2008/11/07 (金) ~ 2008/11/11 (火)公演終了
満足度★★★★
楽日に観劇!
劇場内の熱気と臭いの凄いこと。
気持ちは高まるんだけど、正直ちょっと気持ち悪くなりかけました。
お芝居自体はもう怒涛のスピードとテンション!!
若いってこういうことなんですよね。
強引にねじふせられた感じです。

K
K Dash Stage
赤坂ACTシアター(東京都)
2009/02/25 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了
満足度★★
やはりハコが大きすぎ
殺人事件モノながら起きた事件以降の出来事を主に描く「フーダニット」ではなく、冒頭で事件の概要を伝えた後、遡って以前の状況を描き、最後に殺人場面に至る「ホワイダニット」、その趣旨はよくわかるし、ドラマとして良く出来ていることも認めるが、殺人にいたる人物の内面をジックリ描いて殺人場面に説得力を持たせるにはやはりこのハコは大きすぎ。せっかくの主人公の心情吐露の演技もおそらく客席の隅までは届いておらずもったいない。
そんな中、桑原裕子や水谷あつしなどはさすがに慣れているというか、ポジションを心得て見せるところでは見せて、ある意味オイシイ役どころ?
この出演メンバーでは難しかろうが、できれば笹塚ファクトリーとか、せいぜいシアターサンモールあたりで観たかった。小劇場系のキャストのみで再演してくれないかしら?