最新の観てきた!クチコミ一覧

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幻夢ドグラ・マグラ

幻夢ドグラ・マグラ

月蝕歌劇団

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/03/06 (金) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

遅くなりましたが。
「花と蛇」で懲りていたのに・・・・。

溺れる家族

溺れる家族

アロッタファジャイナ

タイニイアリス(東京都)

2009/07/23 (木) ~ 2009/07/27 (月)公演終了

満足度

この値段は・・・
正直出せないという感想です。

少し前に観た舞台で太田守信さんが気になり、ご出演なさるというので観劇をした次第でした。



なにもかもが、浅いんです。

脚本・演出・俳優。そのすべてがこの値段設定に達していない。


何か内輪だけで盛り上がっているような、そんな感じでした。残念。

ネタバレBOX

家族の闇を描きたいのはわかったのですが。
ミーハー感覚でそれを取りこんでしまったのではないでしょうか?

現実問題にその問題に悩んでいる人間にとって。
救われるのか?それとも怒りを覚えるのか?

中途半端な感じがしてしまいました。


脚本には、なにか、こうしたいという信念は感じられたのですが。
愛の渦

愛の渦

ポツドール

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/19 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

遅くなりましたが。
祭りの後の寂しさは嫌でもやってくるけれど(by吉田拓郎)そんな感じ。

ネタバレBOX

小劇場界ってどこまで見せていいんですか?
奇ッ怪

奇ッ怪

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2009/07/03 (金) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい。
その一言。

暗転がここまで怖く感じたのは初めてです。
世界観に引き倒された感覚です。

星の王子さま

星の王子さま

快楽のまばたき

タイニイアリス(東京都)

2009/04/23 (木) ~ 2009/04/26 (日)公演終了

満足度★★★

遅くなりましたが。
私の知る限りでは、ほぼ寺山戯曲そのままですね。観客が帰っても点子は空を見上げていましたから。藤吉悦子さん好演。

星の王子さま

星の王子さま

Project Nyx

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/02/25 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

遅くなりましたが。
スペシャルキャストの顔ぶれは凄い。幕間の狂言、別物だし。
人形遣い、声の村田弘美さんの涙を流しながらの熱演(最前列で観ていたので見えました)が印象に残る公演でした。
協力に川井郁子さんの名が、ヴァイオリニストの川井さんですか?

死ぬまでにしておきたいこと

死ぬまでにしておきたいこと

パセリス

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/07/23 (木) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

満足度★★★

切り口が面白い♪
内容もシュールで良かったと思う。基本的にブラックな感じの内容が好きなので‥
ただ笑いに関しては、クスクス笑いくらいですごく笑えるという程ではなかったかなぁ。個人的には2話目(TV番組の占いコーナー作りの裏側)が一番楽しめた。

アルバトロス

アルバトロス

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/07/23 (木) ~ 2009/07/28 (火)公演終了

満足度★★★★

チラシのイメージで‥
バカバカしい感じの笑いを想像していたけど、意外(?)にいい話でした。設定にかなり無理を感じて最初のうちはちょっと入り込めなかったけど‥。コンビが結成されてからはかなり面白かったと思う♪ただ肝心の漫才のネタがあんまり笑えなかったのが残念。二人のこれからの可能性、コンビとしての魅力をもう少し感じさせて欲しかったかなぁ。そうすればすごくいい作品になったと思う。

ネタバレBOX

奥さんが電柱の影で見守ってるシーンが一番笑えた♪

鬼姫

鬼姫

虚飾集団廻天百眼

タイニイアリス(東京都)

2009/02/20 (金) ~ 2009/02/23 (月)公演終了

遅くなりましたが。
初見でした。ちょっと私には・・・・。最前列で観たのが良くなかったのか、食いちぎられる内臓(?)が、ビニールにしか見えないし!でも次回、観る気持ちはあります。

荒野のようしんぼー

荒野のようしんぼー

劇団阿佐ヶ谷南南京小僧

明石スタジオ(東京都)

2009/07/17 (金) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

「TK」「リア王」「派遣村」の三題噺
かつて人気を博した音楽プロデューサー(&アーティスト)TKがてがけた楽曲(生歌もアリ)に彩られた「TK」「リア王」「派遣村」の三題噺、意外な取り合わせでありながらそれらがごく自然にしっくり馴染んでいる様は「カノッサの屈辱」(歴史的出来事ではなく深夜番組の方:念のため)の如し。
また、TK関連情報をかなり覚えており、リア王のストーリーも知っている上に、ちりばめられた小ネタ(ビリー・ヒューズの「とどかぬ想い」や宮沢りえのデビュー曲「ドリームラッシュ」、某女性ヴォーカリストのグラドル時代&2度の改名などなど)の大半がワカっちゃった身としてあちこちウケまくり。
さらにお馴染みの「そんなものまで!?」な段ボールによる舞台美術も見事だし楽しい。(着ぐるみの戦車には恐れ入りましたぁっっ!!!)
あと、ダンスやアクションまであり、今まで観てきた中で一番広い舞台であることを活かしたことにも感心。

- 初恋

- 初恋

世界名作小劇場

シアター711(東京都)

2009/07/15 (水) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★

いかにも土田英生な感じ?
微妙に理屈っぽいところと、特定の「主人公」がいるのではなく強烈なキャラの登場人物たちによる群像劇っぽいところがいかにも土田英生な感じか?(…ってそんなに沢山観ているワケではないので知ったかぶりなんだが(爆))
また、その個性の強いキャラたちをさらに「濃く」した(笑)出演陣(&演出)もスゴい。
特にこいけけいこのパワフルなキャラには圧倒される。
もともとガタイが大きい上に今まで彼女の演技を観たどの小屋よりも小さなここなので、ガリバー旅行記か?みたいな…(大袈裟)
また津留崎夏子のちょっと気弱そうな管理人に一刻館の響子さんを連想。小劇場版のキャスティング、考えてみようかしら?(笑)
また、男優陣のおカマちゃんたちも「カラダはオトコでもココロはオンナ」タイプから見目麗しいタイプまで取り揃えてリアリティあり。
そういえばここ1ヵ月ほどでおカマちゃんたちが出てくる芝居は3本目(この日もマチネにも1人いたし)。これもまた最近のトレンドなのか?
あと、吹き抜けになっているダイニングと2階廊下の「ショーマ風ねじれ方」も演劇的で印象に残る。

緑の方舟

緑の方舟

劇団TIME LIMITS

相鉄本多劇場(神奈川県)

2009/07/17 (金) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★

故人を再生させることの倫理も問う
極めて人間に近いドロイドが実用化されている(=漠然と『ブレードランナー』を連想)一方、都市のすぐそばまで砂漠化が進んでいる未来、人気アイドルの身辺警備をする腕利き女性ボディガードやドロイドの製造およびゲームを開発している会社の社長を中心に展開するストーリー。
若干粗削りではあるがかけがいのない家族を喪った者たちの気持ち(妻に逃げられて喜んでいるケースも含む(笑))を描くと同時にテクノロジーの進歩に基づいてドロイドに故人の記憶を移殖したりゲーム内のキャラクターとして再生させたりすることの倫理も問うているのがポイントで、その「倫理」関連で出てくる「人は限られた時間の中でだけ永遠に生きることができる」という台詞が矛盾しているようでありながら哲学的で深い。
また、アイドルユニット「NOA」のライブ場面でのダンスと、MCの最中にカットインしてくるマネージャーの呼びかけもイイ。(ん~、やっぱり家族ネタに弱いなぁ…)
さらに、戦闘ドロイド(及びゲームキャラ)による擬闘が、アクション自体高度なことに加えて、動きがちゃんと「人間ではないモノ」になっているのが見事。動きということでは「お手伝いドロイド」も機械っぽいところがあって巧かったし。
ただ、ここに限らずオートマティック拳銃のスライドが動かないのはやむをえないとしても、マガジンはやはり装填しておいて欲しいなぁ。グリップの底に穴があるのがどうも気になって…というのは「なんちゃってガンマニア」の視点。(爆)

喫茶シャコンヌ

喫茶シャコンヌ

劇団東京イボンヌ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/07/15 (水) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★

瀬戸内ことばの優しい語感
尾道近くの島でかつて喫茶店を開いていた兄妹の妹(嫁ぎ先の東京で夭逝)の忘れ形見である娘が島を訪れたことで起こる小さな波紋を22年以上前の回想も交え、起承転結がハッキリした1つの物語というよりはスケッチ集のようなオモムキで見せ、詩的で優しい感じ。
一件落着メデタシメデタシではなく、「もしもあの時ああしていたら…」な兄や自分を身籠っていたために癌治療を受けられず母が亡くなったことがコンプレックスとなっている娘など、あちこちホロ苦さだらけ(笑)なのに後味が悪くないのは台詞の大半をしめる瀬戸内ことば(尾道ことば?)の優しい語感ゆえか?
啄木の歌ではないけれど、そしてσ(^-^) は中国地方で暮らしたことはないけれど、懐かしいような感覚。
また、ヴァイオリンの生演奏も優しさを引き立てていたか?
あと、前半では島の様子、後半では花火などを見せた映像も効果的。

73&88【満員御礼!】

73&88【満員御礼!】

カニクラ

アトリエヘリコプター(東京都)

2009/07/15 (水) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

アイデアに感服
初期段階で予定されていたタイトルが「テレパス」であり、当日パンフにも書かれている通りテレパシーを題材にした4人芝居。
テレパシーや電話での「会話」をあたかも対面しているかのように見せるのは極めて演劇的で面白く、しかもマクラにあたる冒頭部分で「その時の電話はこんな風でした」と前置きしてその「対面会話風手法」を見せておくのが巧い。
また、劇中の人物は各キャストが「もしもこの道に進んでいなかったら…」という仮定のもので、いわばパラレルワールドにこの4人がいて、何らかのキッカケで知り合うとしたら、的なツクリになっているのもイイ。
そしてその「もしもこの道に…」について語る部分がそれぞれの自己紹介になっているばかりでなく、川田・宝積パートではカニクラの自己紹介にもなっているアイデアには感服。
さらに最初は女性同士、男性同士がテレパシーでつながっているのだが、実は男女の間にも(テレパシーではない部分で)つながりがあり、それが進行につれて明かされるのも面白い。
あと、姉(宝積有香)と弟(玉置玲央)が7年ぶりに電話で話すシーンで台詞の口調と間によってぎこちなさと言うか、気まずさと言おうか、そんなものがありありと表現されていたのも良かった。

新宿ジャカジャカ

新宿ジャカジャカ

椿組

花園神社(東京都)

2009/07/11 (土) ~ 2009/07/21 (火)公演終了

満足度★★★★

時代の残留思念が蘇らせた一夜の幻?
1969年の国鉄(当時)新宿駅ホームに終電を逃したりした一般人が留まっているとそこへ新宿西口のフォークゲリラたちが乱入してきて…という物語、その頃には物心がついており「広場ではなく通路だ」なんてことも記憶にある世代なので40年の歳月を経てごく身近で体験する、的な感覚。
当時はまだそういうことがあったという事実認識だけだったのが、そのバックグラウンドについてようやく知ることができた、とでも言いましょうか…。
(観た翌日の夜にTVで68年の新宿駅近辺の様子を紹介していたのもタイムリー)
また、伝説的フォークシンガーたち(岡林信康、高田渡、高石ともやなど)の聞き覚えがある歌に彩られており、そんなところは懐かしい。
さらに当時のフォークゲリラの一員が歳をとってから見た一夜の幻想とも思わせる、あるいは時代の残留思念が当時の一夜を幻として蘇らせたかのような幕切れがちょっぴり切ない。
幕切れと言えば、後方の野外に電車があることに前年秋の『市電うどん』(横浜未来演劇人シアター)も連想。

現代能楽集 鵺

現代能楽集 鵺

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2009/07/02 (木) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★

複雑
仕掛けはすごいし、役者も豪華、脚本も面白いと思ったのですが、なぜか手放しに面白かったとは言えない・・・。
もしかしたら、ここはもっと笑っていいシーンなのか?というような場面もあって、本当はもっと攻め込んでいるお芝居なんじゃないかと思ったり。でもいまいち伝わってないのが勿体無い、のかどうなのか。田中裕子さんの色気にはメロメロです。

73&88【満員御礼!】

73&88【満員御礼!】

カニクラ

アトリエヘリコプター(東京都)

2009/07/15 (水) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

満足度★★★

期待を裏切らず
不思議な感覚のお芝居ながら、飛びすぎない所がうまいな、と感じます。
役者さんの個人的な独白から物語世界へのグラデーションも自然で、ドラマの中にすっと目を向けられる構成も面白いと思います。
玉置さん、坂本さんのお芝居がまた魅力的。

ブロードウェイ・ミュージカル「スペリング・ビー」

ブロードウェイ・ミュージカル「スペリング・ビー」

天王洲 銀河劇場

天王洲 銀河劇場(東京都)

2009/07/17 (金) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高!
久し振りに、GOODな作品に出合いました。
この作品はブロードウェイでも観ましたが、日本版も負けていません。
出演者、一人一人の個性が出ていて、本当によかったです。

溺れる家族

溺れる家族

アロッタファジャイナ

タイニイアリス(東京都)

2009/07/23 (木) ~ 2009/07/27 (月)公演終了

満足度★★★★

もうひとつの家族


波島家、望月家、菊見家、長澤家、田所家、村山家、霧島家の7家族が少しずつ関係性を持ちながらも家族とは何か?を描いた作品。
要するにどこの家庭にも人には言えない問題の一つや二つは抱えてるということ。

以下はネタばれBOXにて。。



ネタバレBOX


波島家の主人・和郎(テレビコメンティーター)には昔付き合っていた望月美緒がいた。彼らは愛し合っていたが和郎の勤め先の上司から家沼衆議院の娘・早苗との縁談を持ち込まれる。早苗は同僚の和郎に以前から好意を抱いていて、父親に相談したのだった。和郎はこの縁談を美緒に話してしまい、美緒は和郎の将来を考え身を引くことを決めて、失踪してしまう。
月日は経って和郎は早苗と結婚し長男・和則、長女・和美が生まれる。

一方で失踪した美緒には和郎との子供・美和が生まれるが、美和は父親は自分たちを捨てたと思い込み母親の死後、父親への復讐を誓い、霧島がそれを手伝う。

この二つの家族が軸になって舞台は動くが、一つの疑問が生じる。それは美緒はなぜ、娘の美和に真実を伝えなかったのか?という疑問だ。この真実を美和に教えていたなら美和は自分の人生を復讐に時間を削る必要はなかったはずなのだが・・。

波島家の長男・和則はエリートの家に生まれて何不自由なく暮らしてきた結果、我侭で幼児性が強い性格になってしまっていた。彼の職場(銀行)の上司はかつての和郎の部下だった菊見裕一。そして菊見の恋人が和則と同じフロアの田所利香と知るや、和則は人のおもちゃを欲しがる子供のように利香にちょっかいを出す。
女って強引な男に弱いよね~、なんだかんだいって好き好き光線を持続して浴びせられると大抵の女は落ちる。だから諸君!宝引きは、そうあっさりと手を離してしまわない方が宜しいようです。じっくり粘ったらハズレからアタリに変わることも御座います!(^0^)

して、利香は菊見とも和則のフタマタをかけることに・・。(失笑!)
しかし、その棚から牡丹餅状態は長く続かず和則との関係は菊見の知るところとなる。菊見と利香の結婚で逆切れした和則は利香にカッターをつき付けて菊見を脅すが菊見は和則を説得し、利香の不貞を知っても結婚する、という大人な判断をする。

長澤了祐は鬱で作家希望の引きこもりで妹・志保から暴力を受けていた。了祐の鬱をサポートするのが大学のうつ病患者を支援するサークルの同志・波島和美と村山沙織。しかし、彼女らのサポートの甲斐なく了祐は志保の罵倒に耐えかねて志保を殺してしまう。

ここでの登場人物は心に何らかの闇を持っていて、それはエリートの父親を持ったが上の重いプレッシャーだったり、思い込みによる被害者意識だったり、過剰な自尊心だったり、現状に不満しか見出せない感情だったり、不条理な思いだったり・・。
それらが少しずつ繋がって大きな渦となり、闇はどんどん広がって大きくなってやがて漆黒の夜に飲み込まれる。闇が悪魔だとしたら、悪魔は決して目立たない。悪魔でございという顔もしていない。いつの間にか百年の知己のような顔をして静かに隣を歩いているのだ。
そうして彼らが気が付いた時には悪魔に半分の魂を取られてるかもしれない。残りの半分の魂が健全ならば、美和のように真実を知った後、復讐という呪縛から解き放たれて、自分に戻ることができる。
家族とは良い事も悪い事も含めて共感して生きていくものだ。そうやって、偽りの家族から本当の家族になれるのだから・・。

和則(太田)と利香(青木)の絡みは面白かった!
松枝の本は比喩のセンスが絶妙で好きだ。

しかし・・アフタートーク(斉藤先生)では政治がらみの話が多く、いつもの精神論は聞けなかったのが難点。
ナカヤマミチコが頑張ってました。客入りから終演後の「すなっくミチコ」でも。彼女の手作りの肉じゃが・パスタなどが有料で販売されます。価格表が欲しかったかも。トークと同時に作り出すので、トークに集中できない。どちらか一つで良かったような気がする。

溺れる家族

溺れる家族

アロッタファジャイナ

タイニイアリス(東京都)

2009/07/23 (木) ~ 2009/07/27 (月)公演終了

満足度★★★★

松枝氏のセンスの良さが光っていた!
舞台を挟むようにして、入って左右に客席がある。私は前の会社の社長が左側にいたから左側に行った。多分どちらから観ても楽しめるように演出されているけれど、クライマックスだけは、主人公の役者の表情が右側の人にしか見えない様だったから、右側に座った方がいいかも?!


お芝居自体は、結構満足した。脚本の”巻き戻し”的部分とか演出とか、作・演出の松枝さんのセンスの良さが今までで一番表現されている公演ではないかと思うので、お時間がある方はぜひ!!

ネタバレBOX

母子家庭で育ち、自分たちを捨てたとされる父親を見つけた望月美和を中心に、波島家(夫婦+兄妹)、長澤兄妹、田所姉弟など合計13人がいくつかのプロットでつながっているけれど、衣装の色などが工夫されていることでわかりやすかった。

各プロットが同時進行ではないし、間に他のプロットが入ってから一度終わったシーンの続きが始まったりするんだけれど、全然こんがらがらなかったし、すぐ続きからやるのではなく、ちょっと巻き戻って一度聞いたやりとりから始まるという構成がかっこよかった。

特に波島家の妻・早苗と、長男・和則の心情がリアルだと思った。
演技の迫力を一番感じたのは長澤志保役の井川千尋さん。
霧島役のイケメンの和知龍範さんは、アイドル系かと思って調べたら、劇団を主宰されている方なんだね!彼が演じた霧島の後半の心情がよくわからなかったな。。。

衣装は、それぞれの関係性がわかりやすいような色分けがされているのに、トーンが合わせてあるからか統一感があった。全部、舞台上の机同様白いペンキがかけてあってかっこよかった。照明も長澤家に和美と村山佐織がやってくるシーンとかすごく好きだった。

演出は、今まで観たアロッタの公演の中で一番好きだった!!
前半はどんどんシーンが変わるから気にせずぐいぐい引っ張られたけれど、観終わると、美和のメインプロットが少々弱かったかなと思った。起承転結が時系列できちんと描かれていて、プロットの主人公のゴールや動機がきちんと描かれているのは美和のメインプロットだけだったから、もう少し他のプロットより目立ってもよかったかも。
長澤兄妹+波島家の長女・和美+その先輩・村山のプロットだとかは、メインプロットには直接影響しないから、設定はおもしろかったけれど、ちょっと尻切れトンボ感があったかも。波島家の長男・和則+田所利香+菊見のプロットも、前述のサブプロットよりはメインプロットに関係があるけれど、結末がメインプロットに何らかの影響を及ぼしてほしかったなと思う。

と、ストーリーは改善点があるように思うけど、”巻き戻し”的部分とか演出とか、作・演出の松枝さんのセンスの良さが今までで一番表現されている公演ではないかと思うので、お時間がある方はぜひ!!

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