演劇

2008年三ヶ月連続公演 第18回本公演

笑うフレゴリ

実演鑑賞

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/10/23 (木) ~ 2008/10/26 (日) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://www.dna-system.com

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
―オマエまで月の宴なのか!お義母さんに何か吹き込まれたか!?

【あらすじ】
伊奈村伽耶と伊奈村晃司は共同執筆をする小説家である。作品の構成やアイデアを伽耶が創り、晃司がそれを基に作品を書く。そうやって今の地位と名声を手にしてきた。晃司は伽耶がいないと何も書けない。それは自分ではよくわか...

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電動夏子安置システム第18回公演「笑うフレゴリ」の公演ダイジェスト。

公演詳細

期間 2008/10/23 (木) ~ 2008/10/26 (日)
劇場 シアターグリーン BASE THEATER
出演 渡辺美弥子、道井良樹、なしお成、小原雄平、阿部恭子(多少婦人)、高木エルム(柿喰う客)、片桐はづき、瀬尾卓也、野口雄介、和知龍範
脚本 竹田哲士(脚本・構成)
演出 高松亮
料金(1枚あたり) 2,500円 ~ 3,000円
【発売日】2008/09/22
全国の夏子様は無料(要劇団予約)
3公演合同セットチケットあり(要劇団予約)
公式/劇場サイト

http://www.dna-system.com

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明 ―オマエまで月の宴なのか!お義母さんに何か吹き込まれたか!?

【あらすじ】
伊奈村伽耶と伊奈村晃司は共同執筆をする小説家である。作品の構成やアイデアを伽耶が創り、晃司がそれを基に作品を書く。そうやって今の地位と名声を手にしてきた。晃司は伽耶がいないと何も書けない。それは自分ではよくわかっている。だから伽耶が自分を捨てて独立するのではないかという疑念が生まれると、穏やかではいられなかった。この日、伽耶は晃司を連れだって一軒の家を訪れる。

小比野家では一家の父親である達雄が亡くなり、通夜が終わった直後であった。伽耶達が足を踏み入れると家の中には誰もいない。不審に思った伽耶だったが、久々に戻った実家の懐かしさと、何より父の死に顔を拝むべく、寝室に入っていた。伽耶は小比野家の長男・和也である。その昔、家出をし、今は見た目も心も女となった。きっと兄弟や親戚などにバレたら大きな騒ぎとなるだろう。そこで伽耶は、晃司を和也として仕立て上げ、再びこの家の敷居を跨いだ。

晃司はソファでうたた寝をする。彼は伽耶から面倒な事を頼まれて、執筆中の仕事を中断してこの家にいる。目を覚ました時、彼は自分が仕事場であるいつものホテルにいる事に気づいた。室内には顔の知らない青年と、ボーイがいて、不審そうにこちらを見ている。

青年には言い分がある。彼はこの家の婿・淳である。自分の家の居間で、見知らぬ男が寝ている。目を覚ますと、彼は我がものがで部屋を歩き始めた。こちらは義父の通夜が終わったばかりで、それどころか義父の遺言の内容に衝撃をうけ、母の奇怪な行動に手を焼かされ、ただでさえ面倒な事が降りかかりつつあるのに。
ボーイにも言い分はある。彼はこの家の末っ子・瑠加である。父が大切にしていた庭の植物に水をやって戻ってくると、居間で義兄が戸惑っている。見知らぬ男がソファで寝ていたからだ。起こしてみると、彼はまるで自分を召使のように横柄な態度をとる。ただ、何故かお金をくれる。こんな親戚がいただろうか。
そしてもう一つ府に落ちないのが、荒木と名乗る男が、やはり自分をホテルのボーイのように扱って、家の中に入ってきた事だ。仕事で来たと言うのできっとお坊さんなのかもしれないが。

荒木は妻に出張と偽って、ホテルで浮気相手と会うのを楽しみにしていた。今日もそのつもりだったのだが、突然、妻の伯父が亡くなったという連絡を受け、渋々ながら小比野家に向かった。自分と妻の結婚を妻の父親は反対していたが、この達雄という伯父だけは認めてくれたという。そんな恩義もあり、初めてこの家の敷居を跨いだ。彼は不思議に思った。ここはさっきまで自分がいたホテルではないか。

小比野達雄の兄弟筋は頭を悩ます。兄貴が遺した手紙には、衝撃的な告白がつづってあった。「自分には借金がある」「自分には愛人がいつ」「4人の子供達の中に本来の性別を隠したまま育てたヤツがいる」。中でも最後の一通は冗談を通り越している。冗談といえば、棺桶の中に達雄の遺体がないのはなぜなのだ。
長女・陽菜は、信じられなかった。今、目の前にいる女は、昔家を飛び出して行った兄・和也だという。
和也はなぜが、父が一番大切にしていた観葉植物の一部を切り取り、バッグの中に閉まった。
たったこれだけの事をするために、今さら戻ってきたというのだろうか。

さて、この中で本当に正しい光景が見えているのは誰なのだろう。

―…やっぱりマズイって。
―顔色が悪いんだって。これ。どこが顔?
その他注意事項
スタッフ ■ 企画制作 村上朋弘
■ 照明 たなか一絵
■ 音響 古場田良子
■ 楽曲提供 榊原正吾
■ 舞台監督 酒巻未由来(PACIFIC ART CENTER)
■ 衣裳 サワダミナミ
■ 宣伝美術 煽動屋企画
■ 小道具 米倉由美 オバラック
■ 写真撮影 荒多恵子
■ 映像撮影 唐沢真史
■ 制作 村上朋弘 酒井智代
■ 協力 柿喰う客 多少婦人 明大劇研 上田理紗子 清水阿弥

[情報提供] 2008/08/21 23:59 by mk

[最終更新] 2009/11/25 14:43 by tech

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チケット取扱い

この公演に携わっているメンバー2

tech

tech(0)

脚本 演出

第1作。「目」の錯覚です。

こば

こば(1)

あれ、通訳がないですね?

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