最新の観てきた!クチコミ一覧

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ケモノミチ

ケモノミチ

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

衝撃!
信頼する人たちの高評価に自分がまるでついていけず、衝撃を受ける。後方のL列だったため、かなあ…(ここしばらく、4列目以降で観たことなし)。あっ、あと、ケラはちょっと不得手だったりするから?

ケモノミチ

ケモノミチ

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

無駄も容赦もない台詞の応酬に、言葉なく、ただ座って震えて観るのみ
観終わったあとは、「あ〜」という深いため息。
ブルドッキングヘッドロック、その名前はしかと心に刻んだ。

ネタバレBOX

冒頭の雰囲気で、これはそういう物語かと思っていたら、まったく違っていた。
思わぬところに笑いも潜む。

外から見れば、まったく普通のどこにでもある人々。しかし、ちょっと触れてしまえば、崩れてしまうような、人と人、あるいは人そのものが危ういバランスで立っている様が見事に描かれる。
デパートの屋上にいる高校生をちょっと押したら落ちていまうんじゃないかというような感覚。
腹の中で燻りつつ、ときどきさらに弱いモノに当たったりしてしまうような弱さ。

そして、収まるべきところへ収まっていくであろう予感(解決ではなく)。

日常とか普通とかというものは、何も海からの巨大生物なんていう強い力がなくても、崩れてしまうようなバランスで構成されているのかもしれない。当たり前だけど、大都市よりもはるかにもろいのは人間なのだ。
ひみつのアッコちゃん

ひみつのアッコちゃん

劇団ガソリーナ

【閉館】江古田ストアハウス(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

ちょっと凄い。
長めに120分なのだけど、物語を隙間無く組み立てるじんの節が全開。役者もきちんと。

アタシにとって最後のストアハウスなので、写真撮ったりするのも楽しい。

お前は誰にも似ていない

お前は誰にも似ていない

MODE

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/07/06 (月) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★

初見です!
解説にある、チャーミングでシニカル、で不条理。確かに不条理。エロチックは?





ネタバレBOX

女、関西弁(京都?)にビックリ!え!なんで!性格も最悪!なのに男は結婚まで考える。肉体関係持ちましたか? 男が女を出て行くように言うが女は言葉たくみにすり抜けるそして立場逆転、男が出ていってしまう。
ファイルは?女はなぜファイルを? 部屋の乗っ取り方法!
頭の上を?マークが飛び交う。もう一度観れば解るのか??。

上海異人娼館-チャイナ・ドール -

上海異人娼館-チャイナ・ドール -

青蛾館

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★

初見です!
「田園に死す」 「星の王子さま」 で観た人たちが出演していたので初見の印象が無いのですが、寺山さん、岸田さん、野口さんだと自然に集まる顔ぶれになるのでしょうか・・・・。

ネタバレBOX

丸山さんの客案内にビックリ!「陰獣」を観て以来かな。
娼婦と客がお互いの性癖のぶつけ合い、笑いもあれば悲劇も在る。
異人娼館の異人て、変態な人を言うのか? それを魅入っている私はどうなるのか。 時が経ってまた再演する事があれば観たい。

村田弘美さん。今回セリフはやや少なめでしたが「星の王子さま」の人形の声でラスト涙を流しての熱演を思い出しました。  
箱を持っている

箱を持っている

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかったです
観劇後にも楽しめる、拡がりを持ったお芝居でした。
ヒトは、それぞれに固有の多様性をもった存在ですが、
それだけに 自らと同じものを相方に見出すと、親しみや愛おしさ、嫌悪などが
湧きだしますが、一面で滑稽なんですね。
一方で、コツコツと積み上げる真面目さ、のリズム感も効果的でした。
ただ、私の年齢のせいか 台詞が聴き取れないことがあり、
意味合いがつかめないところがあったのが残念でした。

『第三章』全席指定席公演!

『第三章』全席指定席公演!

グレコローマンスタイル

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/07/07 (火) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

まさに!
「ジェンダーレスなラブコメディー」でした。思った以上に“愛”にあふれた作品でした。誰もが気持ちよく楽しめる作品だと思いました。

構造

構造

public doc

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★

冗長感が
つかめなさと何かと

ケモノミチ

ケモノミチ

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

180分超でも大丈夫
だれることもない、すごい。出だしはなんだかという印象もすぐに回りだして。

ロボット

ロボット

劇団三年物語

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高っす
4回目となる今日、初めて三年物語を観る方々を団体でお連れしました。
みなさん、大いに喜んでくれました。皆さんに観て欲しいなと思った気持ち
とっても報われました。これまでの4回の中で、今日が最高に良かったです。

Bitter

Bitter

激情コミュニティ

早稲田大学学生会館(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

みました
兼桝さんおつかれさまでした。

箱を持っている

箱を持っている

劇団あおきりみかん

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2009/06/25 (木) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

果たして本当の自分とは
それぞれの人格・個性をあらわす「箱」。
誰もが「箱」を持っているらしいが、誰もが「箱」が見えるわけではないらしい。
また、「箱」が見える人間は、自分と同じ「箱」を探して、その箱をつぶすと、「箱」が見えない生活に戻れるという。

『もしあなたは「箱」が見えたときに、その「箱」をどう扱いますか?』
と脚本家は問いかけてくる。

「箱」の存在に気づいた人間はいやでも、自分自身と向かい合わざるを得ない。
自分と同じ「箱」を持ったもう一人の自分は、自分の分身、つまり、鏡なのである。
その鏡を通じて、自分が感じている自分と、他人が感じている自分は、必ずしも一致しないことに気づかされる。
「箱」は決して、故意につぶそうとしてつぶせるものではなく、もう一人の自分と向かい合うことで、自分自身を受け入れ、かつ、もうその「箱」を必要としないことではじめて、「箱」は自然に消滅するのである。

果たして、自分は同じシチュエーションに置かれたときに、どのように、対応するだろうか???
と考えさせられた。

役者が開演から終演までずっと舞台の四方に、箱を積み上げるという演出も新鮮であった。

特異なシチュエーションションを使いながら、「自分の内面をみつめる機会を提供する」というオーソドックスな主題を扱う脚本家の力量に、感嘆させられた。

作風が独特なため、誰もが楽しめるとは言いがたいが、私には楽しめる舞台であった。

Dear My Hero

Dear My Hero

LIVES(ライヴズ)

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

よく練られた大作。
群衆劇でもないのに、総勢30人にも及ぶキャストをぜいたくに使い、その30人の役者それぞれに見せ場を用意し、それでいて劇が散漫とならない。しっかりと主人公を中心とした骨太のテーマに全てが集約していく、脚本も演出も見事だ。2時間を超すドラマでありながら、途中でだれることもなく、どんどんドラマが盛り上がっていく。とても面白かった。

奇ッ怪

奇ッ怪

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2009/07/03 (金) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

喜怒哀楽謎
オムニバス形式がゆっくりつながっていく脚本の妙は流石!
日本古来の怖さと、シュールな怖さにサスベンス、友達は怖くて泣いてました。
でも怖いだけじゃなく、大笑いし、泣いてしまう。
キレイに収束したように見えて 残るたくさんの謎が より怖い。

茶碗 の話と 最後の時系列を誰か説明してくれー

役者陣が正統派にかっこよい中村さん 流石の池田さん すっと入ってくる小松さん そして脇の固める方々も素晴らしく 隙がありません。
もう一回見たい&DVDも欲しいです。

サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ 〜日曜日にジョージと公園で〜

サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ 〜日曜日にジョージと公園で〜

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2009/07/05 (日) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★

アートのような舞台
ミュージカル映画「オペラ座の怪人」では、冒頭の荒廃したオペラ座が華やかかりし時代へと一気に遡るCGを駆使した画面が見事だった。
結局、この映画この場面以外にはあまり見るべきものはなかった。
舞台を映画化するのならば、映画でしか出来ない特色を生かすべきである。

ところが、「サンディ・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」の先端テクノロジを使用したアートとも言える舞台技術は、映画の特質をも凌駕するである。

ネタバレBOX

斜めの舞台を囲む、遠近法を表すような白い壁面。  これはキャンバスである。
ここに、石丸幹二扮するジョージ(ジョルジュ・スラー)が絵を描いていくシーンは、息をのむほどの美しさである。

2幕では、19世紀のフランス人ジョージのひ孫でアメリカに住むジョージがコンピュータグラフィックによるアートをこのキャンバスに描き出す。

パーティーで、ひととは義理で相手をするジョージを映像で移し、本心を生身のジョージが唄うという演出もある。  影をうまく使用する演出もある。

この作品は舞台美術が秀逸である。

実力者の揃った出演者たちも負けてはいない。
才能ある出演者たちは実力を発揮し、視覚的に引き付けた客を落胆させることはない。
1幕はフランス人画家ジョージの苦悩を描く。  
台詞が多く、ストレート劇の趣でもある。
2幕はアメリカ人ジョージがひとそして祖先との繋がりを発見する感動的ドラマである。
2幕は音楽満載である。  名曲「Putting It Together」は、やはり聴きどころである。

歌唱力豊かなひとが揃ったラストナムバー「Sunday」が、帰り道、頭のなかをグルグル回っていた。

宮本亜門によるソンドハイム作品は4作目である。
大傑作「太平洋序曲」以来、何れも素晴らしい舞台を創っている。
是非、いまひとつだった「カンパニー」、まったくのミスキャストで悲惨な舞台となった「リトル・ナイト・ミュージック」など、是非、亜門さんで再演して欲しい。
ロボット

ロボット

劇団三年物語

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

大好き!!!
もぉもぉ楽しくて嬉しくてやっとここに入力できるのも嬉しい!!!!
ちなみに、注目一位になってる!?
すごい!!

泣けて笑えて感動してミュージカルでアクションで、ライブです^-^
みんな!
まだまだ観に行きましょう!!!

ケモノミチ

ケモノミチ

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

良作、口に苦し
面白かった。

トーキング・トゥ・ テロリスト

トーキング・トゥ・ テロリスト

GaiaDaysFunctionBand

あうるすぽっと(東京都)

2009/07/05 (日) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

大満足です!
もともと、中東の民族問題には興味があったのと、
古城さんの作品に惹かれるものがあったので、今回わくわくしながら観に行きました。
観劇前に想像していた通りの作品で、非常に満足しています。

ネタバレBOX

ただ…一回目の暗転直前のクリスマスの様子?が、
なぜあんな表現になっているのか分からなくて、
そこがちょっと気持ち悪かったです。。
スメル

スメル

キリンバズウカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★

観劇メモ
部分部分はいいのだけれど、芯がないなんとかのような。
全てのエピソードが、収束にむかうべく作られているんだろうなぁ、
とは思うのだけれど、それがうまく機能していない気がしました。
結果、なんだか短編をいくつもみたような気がします。

普通の人たちが紡ぐちょっと普通じゃない話。
こういう話は嫌いではありませんが、ときどきキャラにあわない
感じで叫びすぎです。叫び声の度に、あぁ、これは芝居なんだな、
と気持ちが冷めていくのが分かりました。

箱を持っている

箱を持っている

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★

なんだかんだ言っても
誰でも誰かに好かれたいと思っている。しかし、好かれれば好かれるほどその気持ちが持続するのだろうか?という不安にもなる。その一方で今度は自分が誰かを好きになれば成る程、嫌われたらどうしよう、という不安に襲われる。
この物語はそんな繊細な気持ちを前提に、二人の女を軸に描いたもの。

以下はネタばれBOXにて。

ネタバレBOX

みんな箱を持っている。しかし、箱とはその人物の象徴にすぎない。箱はその人の心、思い、価値観だ。

秋野みさこは女優になりたかった。彼女は人に好かれたいと思いその努力をするが、仕事も人間関係も空回りしてしまう。見栄っ張りで傲慢さが見え隠れするなかで、「自分新聞」を作りそれをマメに知り合いに郵送するという自己主張の強いタイプに思われがちだが、実は人との係わり合いが下手でこのような手段しか取れない。

夏川あやは「嫌われ屋」の仕事をしながら、「好きになってもらうくらいなら嫌われるほうがいいよね。」などと心にも無い事を言いながら、現況の自分の仕事を納得させる。「嫌われ屋」をしながら常に自分を可愛そうなポジションに置いて満足したり、かと思うと「とことん嫌われればあとは好かれるだけ」と本音もちらつかせ、そんな姿勢に自分で酔う。しかし、それは自分を甘やかしているに過ぎない。勝手に陶酔しその立ち居地に満足しているだけだ。

この時点で二人はただの二つの人形だ。箱を持った人形を二つ置いただけのような空々しさがつきまとっている。
実はこの二人、正反対の性格のようだがそうではない。本質は同じなのだと思う。
二人とも上手く生きられないのだ。だから二人ともお互いにお互いをこだわる。気になる。二人はメビウスの帯の上にいて、裏側に廻っても結局、同じところにいる。

そうやって、彼女たちはお互いに歩み寄った時点で気づく。同じなのだと。こうして二つの人形に心が宿り、「自分」という誰も入ることが出来ない大きな城壁は崩れる。
「自分」の閉ざされた壁、つまり箱が崩れた瞬間に、彼女たちが持っていた箱も潰れる。つまり、彼女たちが持っていた箱は舞台の周りに積み上げられた壁なのだ。その壁(舞台いっぱいの巨大な一つの箱)の中でしか生きられなかった彼女たちは外へ飛び出す。

ひじょうに深い物語だと感じた。しかし、何かが足りない。その何かは何か?
解らないのだ。

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