最新の観てきた!クチコミ一覧

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セインツ・オブ・練馬

セインツ・オブ・練馬

ロハ下ル

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/07/01 (水) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

満足度★★★

大きくふくらみ、やっぱりしぼむ。
「大きな期待はしぼむもの。」3
山中隆二郎の新ユニットということで期待をもって臨んだ。
期待をしてしまうと往々にして気持ちはしぼむものだ。
今回も正直、徐々にしぼんでしまったことを告白する。

現実の事件を昭和偽史っぽく展開しつつ、実は家族物語。
そういった物語は好みのはずなのに乗り切れない。
超現代口語や劇画調の言葉が入り混じるせいだろうか。
それこそ山中戯曲特有のくすぐりなのに笑いきれない。

そんな中で、伊東沙保、遠藤留奈の仕事は印象に残った。
それにしても、山中演出の元で、遠藤は光る仕事が多いなぁと思う。

はたして、ロハ下ルはどういうユニットになるのか。
近作の『トカゲを釣る』や『クロウ』の路線を踏襲し続けるのか。
『Magie』や『Adam:ski』が懐かしくなった。

ジプシー

ジプシー

ゲキバカ

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/07/11 (土) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★

初日に比べてよくなった
初日、15日、16日と三回観ました。
初日を観た感じではどうなることかと思いましたが、ここへきてかなりよくなったと思います。
ココで皆さんが書いてるように「主軸」が3つあってどれが本題なのかが、ちょっとわかりにくいかも知れません。
ブスコーに的を絞ればもっとわかりやすくなったかも。
「わかりやすさ」が売りの劇団なのでちょっぴり残念。
エンディングもくどいかも。
感動どころを詰めすぎて返ってぼやけた感じです。
2+2+2=1みたいな感じ。
いろんなトコがちょこちょこ「おしい!」けど、作品としては結構好きです。

劇中、日本語の歌詞の歌が流れますが、BGMにしては主張しすぎる割には、聞こうとしても歌詞は聞き取れず、逆にモヤモヤして演技に集中できません。意味のある歌詞なら聞かせて欲しいし、意味がないなら歌無しにして欲しいです。(ブスコーがルシアを救うシーンの脱力感たっぷりの歌はよかったです)

ネタバレBOX

最後の王子の「火あぶり」のくだりは、慎重に慎重に演じなければそれまでの全てを壊してしまう危険なセリフです。
葛藤が演じきれてません。というかあのセリフの必要性が感じられないので、王子には全く感情移入ができません。
それまでの「正義」とか「平等」とかは何だったのか…。。。
個人的にはブスコーの「こんな人達知らない」のセリフ後、民衆の勝手な暴走で火あぶりの方がしっくりいきます。

Heavens

Heavens

笑劇ヤマト魂

劇場MOMO(東京都)

2009/07/15 (水) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

満足度★★★

世界観は良い。
「不思議の国のアリス」がベースになってるんだけど、アリスの世界観がとてもうまく生かされてる感じ。
父親を殺害して捕まった現実世界のアリスと、夢の世界(不思議の国?)を冒険するアリスの話が同時進行していくんだけど、世界観がいい!とっても良い!アリスが落ちる穴が父親の墓穴っていうとこなんか特に。でも世界観は良いんだけど、役者がただ段取りどおりに動いてセリフをしゃべってるだけ(な感じ)だったから無個性でいまひとつ面白みがない‥(役者もセットの一部という感じ)。世界観を出すために狙いでそうしてるのかもしれないけど、もうちょっと役者に自由(遊び)があっても良かったような‥。

73&88【満員御礼!】

73&88【満員御礼!】

カニクラ

アトリエヘリコプター(東京都)

2009/07/15 (水) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

満足度★★

興味が沸かないのだもの。
お芝居を観るということのはじまりは、何もないところに興味という箱を置いて貰うことだと思っている。覗き込んだら中身がぶわっと出てきて……ああ、こんな大きさの、こんな質感の、こんな色の、こんな匂いのものが入っていたのか、と。今回は覗き込むに至らなかった。

ネタバレBOX

お芝居をやっていなかったら、普通に働いて、普通の主婦になって……という台詞が非常に不愉快だ。僕たち普通じゃない、と言いたげな、僕たち特別です、と言いたげな、知らない人の内輪のおしゃべりを延々聞かされた。役者全員のファンならそれも耐えられるのかもしれないが。

彼らの関係を描くのかよ、描かないのかよ、どっちなんだ。テレパシーを日常のものとして描きながらも、電波くんって呼ばれたという台詞で特別視する。どっちなんだ。お話がなにもない。けど、けど、と続く台詞の後には逆説でない言葉の羅列。けど、けどって、どっちなんだ。
このタイプの演出は、もうとても古くさい。新しかったものほど、過ぎたときにとても古くなってしまう。
火學お七

火學お七

害獣芝居

d-倉庫(東京都)

2009/07/14 (火) ~ 2009/07/16 (木)公演終了

満足度★★★

もっと近くで観たい!
害獣芝居の「第参回 岸田理生アバンギャルド・フェスティバル2009」参加作品。

ネタバレBOX

今まで何度か害獣芝居の公演を観てきたが、今回の劇場はでかくて、客席もちゃんとした劇場の客席。
今までルデコだったり野外に椅子とかで観てきたので、今回の「劇場の作りをした建物での害獣芝居」は私にとっては初めての体験だった。

害獣芝居は以前観た時よりもはるかにエネルギー量が増し、統率も取れ、今まで観た中では最高の出来だった。のだと思う。
のだと思う、というのは、客席からそれが感じ取りにくかったから。
害獣芝居独特の身体表現や台詞、空間の使い方には一層の磨きがかかっており、激しい稽古の様子が肌で感じられる。

しかし、どうも今回の客席、距離を感じる。害獣の熱さ、勢いが、よく冷えた劇場の空気で客席に届くまでに新鮮さを失わせてしまっているように思えた。
役者と同じか、椅子一つ分くらいの地平で観てきた今までの害獣には、肌で感じる凄味があった。
しかし今回の、客席から舞台を見下ろす形の客席が、私にはどうもしっくり来ない。前から5列目くらいの端っこで観てたので、観てる途中に「正面で観れば良かった」「最前列で観りゃよかった」と度々思った。害獣のエネルギーが、客席3列目くらいの地面にめり込んで見えるように思えたのだ。
そこが今回、いい芝居のはずなのにいまひとつ物足りない、という私の感想の要因に思える。
客席の階段を使った部分もあり、全部が全部物足りなかったわけではないし、鳥肌の立つ場面もあった(私は芝居にシビれると鳥肌が立つ)。

しかし今回、害獣の「空間」を肌で感じられなかったのがなにより残念だった。
わかる人にしかわからん例えをするなら、ガンダムGP-01ゼフィランサス(地上戦用)が、フルバーニアンに換装する前に宇宙に出て、宇宙の海で溺れるのを見た感じ。

ともあれ、あの大きさの劇場で多くのお客さんが害獣芝居を観られるのはいい事だ。
あの大きさに満ちる害獣芝居が楽しみである。
見る度に力を増す害獣芝居。だから次回も観に行ってしまうんだろう。
シリタガールの旅

シリタガールの旅

本能中枢劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/06/20 (土) ~ 2009/06/27 (土)公演終了

満足度★★

繰り返しは苦手です
とにかく繰り返されるのが苦手……。ベターポーヅ好きだったのになあ。

成れの果て

成れの果て

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2009/05/21 (木) ~ 2009/05/26 (火)公演終了

満足度

好きな人の言い訳しか聞きたくない
駄目な僕を許してください、っていうこと? 全体的に言い訳がましく強姦した男に都合が良い。ねぇ、衝撃的だと思わない? っていう、書き手の心理が列挙されているような気がして、とてもじゃないが好きになれない。

ネタバレBOX

細かいことだが、ドアの開け閉めが気になる。そういう閉め方するの? その人が、今閉めるの? と、不自然に見えて引っかかることがやたら多い。キラキラするTシャツ着て登場した姉が、劇中で派手だよと言う花柄のワンピースはそれほど派手でもない。酔っぱらった彼を連れてきてくれた友人と、縁側で喋っている姉の位置が変。ふつう、そこからその角度で人には話しかけないだろう、と。枚挙にいとまがない。

それに、ゲイは頼まれたら誰でも犯すのかよ。そうじゃないだろう。強姦した男は強姦されなくても怖い目にあったら許されるのかよ。そうじゃないだろう。強姦した男と暮らせば安心だ、という妹の気持ちは分からなくもない。でもこの妹から昔話を聞いて去っていった男たちの気持ちは全く分からないし、妹はアパレルだしきっと可愛い子なんだと思うので、そういう子と強姦した男が一緒に暮らして、なんだか強姦して得したよねって感じ。姉の劣等感も浅いし、姉の酔っている可哀想な世界が浅い。人はどうしようもなく溺れていくから共感できるのであって、選んで溺れている人はただの趣味だし、好んで溺れている人はただの馬鹿にすぎない。

最後に、これは趣味の問題だと思うが、口紅を塗るという行為がださい。
七月大歌舞伎

七月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2009/07/03 (金) ~ 2009/07/27 (月)公演終了

満足度★★★★

美しいのひとこと
『天守物語』の板東玉三郎氏の富姫はまさに息を呑み、言葉を失う美しさ。
また、富姫と亀姫二人のシーンの美しいこと。これが泉鏡花の世界かと認識を新たにしました。
『夏祭浪花鑑』はこれぞ歌舞伎といった風情の笑いあり、涙あり、ばっちり見栄も切っての気持ちのいい舞台。『天守物語』を「和」とするなら、『夏祭浪花鑑』は「荒」。
たっぷり堪能しました。

蛇足・・・チラシの写真を見ただけでテンションが上がる美しさです!

CASSIS

CASSIS

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2009/05/21 (木) ~ 2009/05/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

奇跡の仕上がり
完全に舐めてました。そしたら、いくらでも舐めて構いませんよ、と、チョコレートを差し出され、それが手のひらで溶けてぐにゃぐにゃになって、いつのまにか私もその一部になってしまった。超面白かった。超好きだった。2度目はないんじゃないかと真面目に心配している。

ネタバレBOX

開場がやたら暑かったので、演者の扱う食べものとか水とか、やばいんではないかと心配してしまった。こういうのは気がそがれるのでよくない。
ラストの、音楽を諦めきれない人たちの年齢が、意外に若くてショックだったのは私の年齢のせいだろうとは思いつつも、なんとなく配慮してほしい気がするのも私の年齢のせいだろうか。
宇宙を育てる

宇宙を育てる

味わい堂々

中野スタジオあくとれ(東京都)

2009/05/22 (金) ~ 2009/05/26 (火)公演終了

満足度★★

おしゃれ……なのかな
全体的に、おしゃれ……なのかな、仲良し……なんだな、と、いちいち確認してしまった。好きっちゃ好きなんだけども。

ネタバレBOX

お兄ちゃんを取り合う眼鏡の女子の風貌が似ていて混乱(笑)
舞台も小道具も可愛くて、人物も愛らしい。でもだからって感情移入するわけじゃないから、途中でぼーっとしてしまう。大がかりな映像を見に行ったような気持ちにもなって、踊って終わるな、と思うと、踊る、という、おしゃれ風な作品の典型にも思えた。
ジプシー

ジプシー

ゲキバカ

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/07/11 (土) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★

うーん・・・好みの問題かなぁ・・・。
役者は熱演、踊りもダイナミック、物語の構成も、演出も手際はいいんだけれど・・・。

ネタバレBOX

そもそも、笑いのためだけに「醜い」という(容姿だけで笑わせようとする)設定で物語が進んでいくのは好きじゃない上に(今回は笑いのためだけじゃないんだけど)、今回のメイクは酷すぎ。ブスコーは、かなりの熱演なのにちょっと冷める。

しかも、「醜い」というだけでいじめられ、虐げられて最後は火あぶりなんて・・・。
「どんなきれいごとを言っていても、実際はみんなそんなことをやっているんだよ」ということがテーマならば話は違うのだが、どうもそういう文脈は見えてこない。
ブスコーは鐘つきであるけれども、カジモドと重ね合わせたストーリーとも思えないし。

もっと、納得できる、うまいおとしどころがあったのではないだろうか。

しかもタイトルは『ジプシー』である。ジプシーはジプシーであるということだけで迫害されてきた民だ。そして、ジプシーという名称自体が、差別的ではないかということで、最近ではあまり使われなくなっている。
それを承知でタイトルとしてあえて使ったということであり、さらに醜いということだけで迫害を受けたブスコーにかかっているのであれば、また印象は違うかもしれない。ただし、そうならば、それは観客には伝わったのだろうか。かなり疑問だ。
意識的に使用したとすると、ラストに「ジプシーのように・・・」の台詞があるのだが、それとの関係がわからなくなる。

どうも感動的風なラストを、単に無理矢理くっつけたようにしか思えない。私はそんな感じは好みではない。また、ラストの「ジプシーのように・・」の台詞も、劇中ではジプシーたちはひとつの役割であるだけで、その生き様や姿にスポットが特別当たるのでもなく、それほど目立つわけでもないので、残念ながらこれもタイトルに無理矢理合わせてように思えてしまった。

周囲のお客さんは、ブスコーのメイクだけで笑っていたように、意外と受けていたようにも思えるので、この舞台もいいと思う人はいるのだう。とはいえ、私にはまったく合わなかったし、あまり楽しめなかった。
この世界から消える魔球

この世界から消える魔球

ダックスープ

ザ・スズナリ(東京都)

2009/03/07 (土) ~ 2009/03/16 (月)公演終了

満足度★★★★

そんなところにそんな世界が!
可愛くて面白い。言語感覚が私と合ってさえいたら、死ぬほど笑えたと思う。

ネタバレBOX

「おばーちゃん」がたくさんいたら笑えるけど、「ばばあ」がたくさんいるのには笑えない。そういう細かいところの相性が合わなかった。
演者の動きや衣装はいちいち面白くて可愛くて元気でサイコー!
と、感想書くのはナンセンスなのかも。
テーブル・マナー

テーブル・マナー

AGAPE store

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/16 (月)公演終了

満足度★★

不倫が痛快になることってあるんでしょうか。
島田歌穂が出てくると突如面白くなる。けど、やっぱり見た後は空虚な気持ち。

- 初恋

- 初恋

世界名作小劇場

シアター711(東京都)

2009/07/15 (水) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★

面白味がわからなかった

チラシがともかく綺麗。
裏面の役者写真も自然な感じがとてもいい。斜め45度から撮った写真を並べるだけの旧態然とした方法をよしとする劇団は、こうした部分を模倣すべきと思う。


尊厳とか信念にこだわる笹川の人物像が煩わしかった。だから展開にも首をかしげてしまった。

話は分かるけれど、面白味と説得力に乏しかった。
役者陣の力にもムラがあり、目を閉じて聞くと、表現力が高く思えたのは、酒巻さんと津留崎さんだった。

proof

proof

コロブチカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/12/25 (木) ~ 2008/12/29 (月)公演終了

満足度★★★

くすぐったい残念さ。
面白くなりそうになると幕切れ。じっくりみたいところが見られずに終幕。題材が面白いだけに残念。わくわくさせられて、肩すかしの繰り返し。でもお父さんの公式は最高。

ネタバレBOX

チューしても愛は見えなかった。
ジプシー

ジプシー

ゲキバカ

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/07/11 (土) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★

違和感

この劇団の特徴の1つはアンケートにある。他のところではちょっと見られないくらい質問が細かい。観客のニーズを探ることに懸命で貪欲で、それに応えようとする姿勢が好きだ。

ただ今作は、色々と詰め込まれ過ぎていて、もしかしたらこれまでのアンケートが、逆に作り手を惑わせたのかも知れないと感じた。
大勢の人間を乗せて離陸し、それぞれの場所に降ろそうと寄港を繰り返すうち、最終的な目的地へ着く前に燃料切れで不時着、のような。

また、過去作を映像含めいくつか見たが、今回はいつもより悪ふざけの度合いが強かった気がした。
応援したいからこそ言うが、今回は失敗作に思う。
冒頭の踊りは素晴らしかった。血が騒いだ。

12月に期待する。
こんなものではないはずだ。

73&88【満員御礼!】

73&88【満員御礼!】

カニクラ

アトリエヘリコプター(東京都)

2009/07/15 (水) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

満足度★★★

もう一息。
アイディアとしてはとってもおもしろい。俳優同士が会話を繰り広げる中で出来上がっていったという脚本は、どこまでが俳優本人でどこからが虚構なのかっていうのも探り探りでとってもそそられます。

ただ、それだけで終わってしまった感じも。もっとお話としても盛り上がりがあって登場人物4人ががっつり向き合うシーンがないと、もったいない。

ネタバレBOX

稽古の中でできあがっていったという電話やテレパシーでの会話を顔を見合わせながら、照れたり相手の様子を伺ったりっていうのはすっごくおもしろいです。電話はともかく、テレパシーはある日突然全く知らない相手とつながってしまう。そこで広げられる全く損得や駆け引きのないムダ話。その楽しさは伝わるのですが、そこからの人間関係の広がらなさにストレスを感じました。

たった4人の登場人物。それぞれ2人ずつはテレパシーでつながり、 現実の世界でも2人ずつつながっている。それが観客側からはくっきり見えてるだけに、その関係性がそのまま終わってしまうっていうのが。。。
絡まりあっている4人の関係性をもっともっと濃くこんがらがらせてみてもいいんじゃないかなぁと思ってしまいました。

男同士のテレパシーの最中に片一方が事故にあって意識を失う。そこで初めて現実の世界でもつながらなきゃと奮闘するのに、それが中途半端に終わってしまっているのが、あれって感じでした。頭の中の世界と現実の世界っていうものは、切り離して考えているようで実はリンクしてるっていうのをふわぁっと感じられそうでふっとしぼんだような。
ジプシー

ジプシー

ゲキバカ

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/07/11 (土) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度

やっちゃった。
期待が大きかっただけにちょっと評価は厳しめです。ほんとどうしちゃったの?というくらいに私には合いませんでした。前回の劇団員だけの男芝居が好みだっただけに、すごく辛かったです。

ダンスシーンの切れはすばらしかったです。

ネタバレBOX

芝居を書こうとしているシェイクスピアが自分の娘やその友達のために、っていうストーリー自体や、そのファンタジックな雰囲気はいいのですが、どこか既視感のある部分部分が不満です。変に客席に絡んでくるのも、これをやれば笑うだろう、って言う押し付け感があり、どうにも笑えませんでした。

せっかく劇団員の方々が十分おもしろくて魅力的なのだから、もっと生かしたお話が観たかったです。
1000$とGOLDLEMON

1000$とGOLDLEMON

コーヒーカップオーケストラ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★

うーん
うーん・・・わざわざ物語を4話(それぞれの最初にタイトルコールが入るので、それで判断)に分けている意図がつかめず。
また、セットなどからコント芝居と思わせながら、あまり笑える場面はなかったかな。
物語もチグハグな感じがした。もう少し短い(90分以内)に収めたほうがよかったかも。

ショートストーリーズ

ショートストーリーズ

劇団6番シード

劇団6番シード稽古場(東京都)

2009/06/26 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

コンプリート
何とか、Aコース、Bコース、Cコースとコンプリート。

公演は終わってますが、ネタバレへ。

ネタバレBOX

Aコースはテンリロ☆インディアンの元になった「渋谷警察24時ごろ」が一番好きかな。椎名さんや客演の緒方さんがあまり本公演などでは見せない役柄でよかった。

Bコースは「取調室ABC」ですねえ。それぞれ独立して見ても面白いが、ラスト物語がつながってくる所は上手いの一言。

Cコースはやはり「天気と戦う女」でしょう。
物語も面白いですが、それ以上に椎名さんが凄すぎです。
膨大なセリフ量を高速で。白い椎名さんがどんどん真っ赤になっていきました(笑)
それにプラスして、短編というのに衣装チェンジが多い多い(笑)
でも、よく短期間でここまで作れたものだ。お見事です。

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