
甘い丘
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2009/10/30 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
創りこまれた物語
カーテンコールでしばらく拍手をやめたくなかった。女優、皆さん素晴らしいの一言。中でも椿真由美さんと桑原裕子さんは流石。

生きてるものか【新作】
五反田団
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/10/17 (土) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑う笑う。
最初の30秒で「あ、おもしろいな」とわかる感じは、なんなんでしょうね。
ルールもすぐわかったし、ルールにもとずく遊びもいっぱい。
間違えて、訂正するとことか、笑った。

甘い丘
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2009/10/30 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
においの記憶
嗅覚の情報って一番記憶と結びつくのだと聞いたことがあります。
ずっと、「汚く甘く誘う、溶けたゴムの匂い」が舞台上から客席まで漂ってくるような、そういう感じでした。
きちんと笑わせて、しっかり泣かせて、いつもながらKAKUTAのお芝居は
しっかり丁寧に作られている。観ていて安心します。
そこが好き。

ミュージカル ロザリー
ミュージカル座
六行会ホール(東京都)
2009/11/05 (木) ~ 2009/11/14 (土)公演終了
空席目立つも…
星組初日観劇。
テンポ良く、演りたいことが明快な
ミュージカル座らしい作品。
ぎこちなさもあったが、楽に向けて良くなるハズ。
音響さん、
ワイヤレスの使い方(ノイズやONOFFの切り替え)が気になったよ。

ヒ・ト・ミ
innocentsphere
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

闇の中で踊る秘密
劇団なないろ風船
ART THEATER かもめ座(東京都)
2009/11/04 (水) ~ 2009/11/05 (木)公演終了
満足度★★★
ちょっと短すぎか。もっと掘り下げて
この物語のストーリー展開を考えると、1時間を斬るような短さだと、どうしても表現が荒削りになってしまった点が気になった。物語は面白かったのに……。
もう一つは、「愛と狂気」がテーマだったが、もう一つ、女の魔性のようなものがストレートに響いてこなかったのが残念。やっぱり、艶やかさが足りないんだと思う。舞台は素舞台でまったく構わないが、暗転になるシーンは多いので、衣装は変えやすいのに、一度も変わらなかったのは興ざめ。そんなこともストレートに響いてこなかった一因と思う。

milk
高襟〜HAIKARA〜
d-倉庫(東京都)
2009/09/29 (火) ~ 2009/09/30 (水)公演終了
満足度★★★★
エロかわいいモーモーさんたち
思ったより内容が豊富でバラエティーに富んでいた。エロスも心地よい面白さを伴うもので、存分にワクワクしながら楽しめた。
遅くなって済みませんが、今でも内容ははっきりと焼き付いています。

smallworld'send
時間堂
王子スタジオ1(東京都)
2009/10/21 (水) ~ 2009/11/03 (火)公演終了
満足度★★★★
十分に魅せられた短編集
まずは女優陣がみな美しかった。そして、公演的には制約の多いスタジオ1で、よくぞここまで物語に入り込めるよう演出されたことに驚いた。
とくに「星々を恐れよ」アゴタ・クリストフ(60分) は良かったな。 「かんしゃく玉」岸田國士(15分) 「熊」アントン・チェーホフ(35分) も面白かった。

蝕ユ
enma
pit北/区域(東京都)
2009/11/06 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
今後に期待
良かった点
劇作演出である酒匂さんが潔い。前説後説を見ていると、ある「覚悟」を持って創作していると、観客に伝わる。
当日パンフレットも非常に凝っていて良い。
男二人の会話の空気がバランス良い。
気になった点は多々あるが、1st、しかもpre‐1stとのことで、今後の公演に期待。

余命1時間の花嫁【ご来場ありがとうございました】
アガリスクエンターテイメント
荻窪小劇場(東京都)
2009/11/05 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
題材が題材だけに・・。
嫁の余命は一時間だった…!という題材だけに物語の流れはすんなりと想像できる。そんでもってその想像通りの流れと結末に。笑
なんせ50分で全てを抑える流れとは?
以下はネタばれBOXにて。。

甘い丘
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2009/10/30 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
正面から堂々と芝居を作ってる。
まさに直球勝負な作品ながら、万人受けするようなレベルに仕上がっている。再演でも物語に集中させる求心力は流石。124分。

リンスは瞳にして!
THE REDCARPETS
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2009/10/29 (木) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★★★★
意外
な設定でした。3姉妹全員キャラクターが立っていて分かりやすく良かったです。
くだらなおもろワールドはかなりツボでした。
皆さんがあんなに踊れる方とは思わず、ビックリしたまま帰りました。
観れて良かったです。

黴と鉄道
地球割project
pit北/区域(東京都)
2009/10/29 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

自転車英雄
オイスターズ
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2009/10/23 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★
セットはいいですね。
えーと、初めてのoiでした。
客席中央に花道みたいなのがあったりとセットは凝ってました。
昭和を感じさせるセットでしたね。
缶バッジを付けている役のかたがいたのですが、きちんと全盛時
の田原俊彦。。。
こだわってましたね。

THE LIGHT
演劇集団Z団
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2009/11/04 (水) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
彼らに不得手は無いのか!?
公演時間は90分、休憩は無し。
呑みながらのアフタートークショーあり。
いつもは、比較的キャパの大きな会場で公演されることの多いZ団。
得意の「殺陣や音楽」も「大きな仕掛け」も廃してのキャパ70席小劇場での番外公演。
演出のキタムラさんにとっては、「初サスペンス」「初現代劇」。
以前に公演された原作に、キタムラさんの脚色と演出で、キャストはZ団のメンバーと客演のアイル君に日替わりゲストという構成です。
これだけ異例づくめなので、実験公演レベルなのかと思いきや、流石な完成度です。
きっとキタムラさんの中では、「実験的」なんでしょうけど、すんごい高いレベルでの実験なんですね。
小劇場の舞台も好きでよく観に行くのですが、小劇場ならではの良さをしっかり押さえた演出で、素敵な空気感です。
劇場のレビューなどはコチラをご覧下さい。
http://ameblo.jp/potes-impressions/

今日もいい天気
渡辺源四郎商店
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/11/05 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
化身
青森市郊外にある一軒の家では猫と4人の男が暮らしていた。主の富平(80)、その長男・和也(35)、富平の娘婿・万次郎(56)、万次郎の長男・亨(22)。
一家の太陽であった万次郎の妻であり富平の娘であった幸江は7年前にこの世を去った。
そんな男ばかりの所帯に・・・・。
以下はネタばれBOXにて。。

ファンタスマゴリア
少年社中
座・高円寺1(東京都)
2009/10/28 (水) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★★★
ヤられたぁ
パリ万博でのショーの最中に忽然と消えたハリー・フーディーニ(中学校の英語の教科書で知ったような…)の行方を彼の友人であるコナン・ドイルたちが捜索するストーリーをメインに、そのハナシを英語から英語に(!)翻訳して読み聞かせることを依頼された現代(2000年)の女性翻訳家のエピソードも加えた物語。
捜索にあたるのがドイルだけでなく、ホームズとワトソンまで加わる(ドイルは彼らの出版代理人というホームズ実在説系の設定なのだ)という着想にヤられたぁ、と…(笑)
また、女性翻訳家が依頼された仕事にまつわる謎は言われてみれば「あ、そのパターンか!」と思うくらいありがち(かつ大好き)なのだけれど、全然気付かず。知った上で再見するといろいろ納得できる演技をしているんだろうなぁ。
さらに、終盤でのフーディーニの亡くなった妻に対する心情が表現されるシーンにはホロリ。

甲賀の七忍
劇団三年物語
ザ・ポケット(東京都)
2009/10/24 (土) ~ 2009/11/03 (火)公演終了
満足度★★★★
一人も死なず、殺めず
服部半蔵の対甲賀策により追い詰められ、甲賀の里を出ることにした一行と彼らを狙う伊賀者及び甲賀の下忍、な構図の物語。
もともと『七人の侍』に代表される「メンバーが集まりまとまってゆく」タイプの展開が好きな上に程よい笑いもまぶしたストーリーとあっちゃあたまりませんわな。しかも「初めて観るトコに弱い」σ(^-^) のことですからなおさら…(爆)
そこにラブコメの要素まで混ぜ込んで(「マクロス」かっっ!!!)、追われる側と追う側が刀を合わせた途端に一目惚れだとか、ベタ気味の表現も楽しい。
また、分身の術での分身たちは当然姿カタチの違う役者たちが演ずるワケで、しかしそれを逆手にとり別人格として、コクることに消極的な二番目に他の二人が発破をかける、なんてアイデアには脱帽。
さらに終盤で一行が掲げる「一人も死なず、殺めず」というコンセプトも◎。

甘い丘
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2009/10/30 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
他を抜いてる!
甘い丘、初演の時も泣いたのですが、再演はものすごくパワーアップしていました!ケンカやDVのシーンの迫力、ゼンジ・カンジの息のピッタリとした感じ、なんともいえない沈黙。ここ最近見たお芝居でダントツでした。
中でも大枝さんの茜役は今まで大枝さんの役と全く違い別人のよう。前回のおばちゃん役もよかったが、今回はまたはまってる!
そして成清さんのやりすぎていない自然な姿がすばらしかった。kakutaのお芝居はよく見に行きますが、毎回毎回みなさん違う役で新しい発見があり楽しみです。
桑原さんの脚本、演出は細かな所までこだわっており、最後にあ~こことここがつながるんだ!と面白い発見とともに、ほのぼのとした印象が残り大好きです。もちろん演技は彼女にしかできないだろうと思わせる迫力でした。

黴と鉄道
地球割project
pit北/区域(東京都)
2009/10/29 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了