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インコは黒猫を探す

インコは黒猫を探す

快快

シアタートラム(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/22 (金)公演終了

満足度★★

インコのきもちわからない
 出演者の元気の良さ、舞台いっぱいエキサイティングに動き回って、かき回す、わけのわからなさ。体育会系のノリというのかなあ。
 私には、ピンーと伝わるものがなかった。何が、どうなっているのか、理解できず、終演になった。欲求不満のまま、家路についた。インコと、黒猫と、人間たちがどういう関係なのか、最後まで分からずじまい。
 ダンスシーンに俳優たちのがんばりを感じた。結局、なにげない日常の気になることを切り取って見せようとしていたのだ。インコ好きにはたまらないのかもしれない。でも、私には、鳥にあんなに入れ込むこともないので、共感できないまま、舞台に対して、「なんだ」と突っ込むしかなかった。

インコは黒猫を探す

インコは黒猫を探す

快快

シアタートラム(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/22 (金)公演終了

みた。
ポップさがあまりなくて残念。ダンスも少し。

ANJIN〜イングリッシュサムライ

ANJIN〜イングリッシュサムライ

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2009/12/10 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★★

日英合作のチャレンジ
日本を舞台にイギリス人が脚本を書き演出をし、イギリス人が主演し日本人が共演する意欲的な作品。なかなか面白かったし、家康と秀忠の葛藤、家康と孫豊臣国松との葛藤などのエピソードがそれだけで一つの物語になりそうだった。家康(市村正親)の存在感がきわだち、もう少し按針にスポットを当て、芝居を絞り込んだ方がよかったのではと思った。藤原竜也・小林勝也も熱演。

パッチギ!

パッチギ!

フジテレビジョン

新国立劇場 中劇場(東京都)

2009/12/04 (金) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

満足度★★★★

なかなかよい作品でした 。
映画は未見、演劇という点では期待以上によい作品に仕上がっていたと思う。会場がもう少しコンパクトな方が良いのでは。 朝鮮舞踊の採用や喧嘩や出産のシーンに演劇ならではの工夫が感じられた。峯村リエさんよいですね。

jam 【活動休止公演】

jam 【活動休止公演】

グリング

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/12/09 (水) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

満足度★★★★

じわっと感じる芝居でした。
グリング、初めて観劇しました。
人の思いをじわっと感じさせられるよい芝居でした。

音楽劇「雨を乞わぬ人」

音楽劇「雨を乞わぬ人」

黒色綺譚カナリア派

ザ・ポケット(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

歌いきる力
物語にしても歌や振り付けにしても
しっかりと腰に力が入っている感じ。

たっぷりと楽しませていただきました。

ネタバレBOX

どこか閉鎖的で、
ちょっとおどろおどろしい
山奥の村の因習や
人間描写が
音楽や踊りからあふれ出してきます。

ミュージカル風な演出にありがちな
歌でつないで逃げるようなチープさがなく
必要な部分で役者ががっつり歌い切り、
踊りきるところがすごくよい。

ミュージカルナンバーが
腰を据えて物語を運んでいきます。
そこから舞台としてのボリューム感が生まれ
見る側を深く取り込んでいく。
ミュージカルの魅力のひとつでもある
歌自体の力がこのお芝居にはあって。
中里や赤澤などの歌には観客の耳を捉えきるに足りる
力量を感じた。
後半の
佐藤のボディをしっかり持った歌に
芝居が乗っていくあたりなども
見応え充分...。

舞台上の踊りにも切れがあって・・・。
振付も場にあったユニークさがやウィットに満ちて
秀逸だったと思います。

なんというか、ゆとりがあってすきがない。
見る側の気を外させないだけの空気を持続させながら
舞台が進んでいくのです。
役者一人ずつの安定感も抜群で・・・。
見ていて観客がまっすぐに舞台に閉じ込められていく。

で、これだけのボリューム感がある舞台にもかかわらず、
埋もれないどころかさらなる存在感を持って
天衣無縫にキャラクターを演じ切る
牛水里美には
今回もひたすら瞠目。
歌もそうですが、少ないセリフからでも
見る側に与える色の強さがやっぱり凄い。

それにしてもお芝居、
音楽の物語への絡みが本当にしなやかに感じられるのです。
音楽がなじみやすく編み込まれているというか・・・。
その分物語の密度が犠牲になっていない。
素のお芝居に居場所ががっつりあって
独特の雰囲気や色を丁寧に作りこまれていて・・・。
終盤の舞台の仕掛けががっつりと生きるだけの下地が
作られているから
あっけんからんとした
一番ラストのシーンも生きる。
すっと夢から覚めたよう。

いろんな意味で見応えを感じるお芝居でありました。
忘れ人 -公演終了しましたありがとうございました-

忘れ人 -公演終了しましたありがとうございました-

play unit-fullfull

「劇」小劇場(東京都)

2010/01/21 (木) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度

ぬるま湯でした。。。
私は熱いのが好きなので。どこかで見たような話。

音楽劇「雨を乞わぬ人」

音楽劇「雨を乞わぬ人」

黒色綺譚カナリア派

ザ・ポケット(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

音楽劇というよりも
カラオケ劇といったほうがより解り易い。だから小鳥が囀るような上品なフルートの音色も、白いドレスを纏った天女のような女がハーブを奏でるシーンも無い訳よ。キャストの歌は要らなかったなぁ・・。むしろ太鼓と笛が良く似合う劇だと感じた。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

好みか好みでないかというと好みの作品。
なんだかんだいって、昔からこういった村ってあったような気がする。だって閉鎖された村特有の言い伝えって絶大な威力を持ってた訳でしょ?
だから、人柱伝説とか捧娘伝説とか日本昔話ばりばりの「本当にあった恐い話」みたいな「日本の呪い」になるわけよね。

で、今回の物語は巫女伝説っていう、これも日本の天治村という外部世界を遮断した閉鎖的な村の伝説という説明だけれど、実はこの物語は本当にあったお話なんだから、どっぴゃー!!って仰け反ってしまうでしょ。笑
村の名前は違えども本当にこんな話はいくつもあって、何故かいつも犠牲にされるのは美しい生娘だけだってんだから、日本の大昔も残酷でした・・。

さて、物語は 天治村の天治家が巫女を守って育てているということで、村全体を取り仕切り、 外部から情報や人を入れさせなかった。この村に生まれて育った者たちは外の世界を知らないから、この村で起こってる狂気が狂気でなく巫女信仰が当たり前の出来事になっていたのだ。その村に神の如く祭られた巫女を泣かせると豪雨となって山が崩れ村が滅びるという伝説を信じて村人は巫女を泣かせまいと、蔵に監禁している巫女のために 村をあげての酒池肉林の饗宴三昧をする。

しかし、その因習を知った旅人は13歳の巫女が毎夜毎夜、男衆に犯されるのをオゾマシイと思い、巫女を外の世界に連れ出そうとするも、巫女はここから出ないのだった。トーゼンだよね。ちやほやされながら育って村の男衆の全てが巫女の夫であり僕だったなら、ここから逃げたって生きられようがないよね。巫女の使命は次の巫女を生む事だけで、その使命が完結すると巫女は殺される運命なのだから、とても哀れなんだけれど、そのことを巫女自身もうやむやに理解していて、巫女に新しい命が宿ったのを知ると、ワザと泣き喚いて雨を降らせて村をも自分をも崩壊させる。という筋。

こういった伝説は巫女(生娘)自身の悲哀を描いたものが多いが、今回の舞台も、ソレを見せつける。昔の言い伝えとは案外、本当にあった話だから、リアル感に満ち満ちて楽しかった。余談だが、生娘を捧げる伝説も、巫女伝説も村の長者が考えた独りよがりのHな行いだった。と現代版では解釈してるが、こういった解説も解るような気がする。要は金も地位も確立された男が次に欲しがるのは美しい娘なのだ!

最後の場面、何もかもが豪雨で崩れるシーンの演出はお見事!美しいとさえ思った。

あたしちゃん、行く先を言って-太田省吾全テクストより-

あたしちゃん、行く先を言って-太田省吾全テクストより-

地点

吉祥寺シアター(東京都)

2010/01/22 (金) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ました。
地点の試み、これは見逃せませんよ。
刺激が一杯です、太田省吾さんにもあらためて興味を抱かせてくれます。

茶沢通りに咲いた花

茶沢通りに咲いた花

ネコ脱出

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/01/21 (木) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ハートフルではないかもしれないが・・・
私は好きです,こんな短編集。5つの物語が断片として散らばり,観劇後に繋がってくる。振り返ってまた味わえるっていうか,もう一度観たらもっと味わえるんだろうな。もちろん連合赤軍なんてニュースや歴史の教科書でしか知らない世代だけど,いい雰囲気が出てましたね。この劇団,また別の芝居を観てみたいものです。

十二人の怒れる男たち

十二人の怒れる男たち

俳優座劇場

俳優座劇場(東京都)

2010/01/08 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

観たかった!
ちょっと地味だったかもしれませが、ストーリーを知りたかったので満足です。

ネタバレBOX

歴史的裁判劇です。どのようにして疑問が生じたのか記憶に留めておきたいと思います。

どこにでも売っていた飛び出しナイフ。
ナイフの使い方。
足の悪い老人が、ドアまで早く行けるのか。
アパートの脇を電車が通っているときに怒鳴り声が聞こえるか。
視力の低い人が電車の窓越しに正確に目撃できるか。
冬のライオン

冬のライオン

幹の会+リリック

東京グローブ座(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

腹の探り合い
誰も本音を言わず、腹の探りあいが凄い!

ネタバレBOX

ヘンリー二世の策謀家ぶりと、息子たちの体たらくぶりが際立っていて面白く、国を奪おうとするのに誰も死なないという不思議さ。

ただ、無策も策だということがよく分かります。歳の順に死んでいくという真実の恐怖がひしひしと迫ってきました。
走れダザイ

走れダザイ

おおのの

小劇場 楽園(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★

観てきた。 
昼は暖かく,夜はものすごく寒かった・・・そんな日でした。
割と暗めの照明の楽園にこのお芝居はぴったりはまっていると思います。想像しながら見る感じです。

ネタバレBOX

芝居はよく出来ていると思います。道具の使い方もとてもうまい。ただ、こういうギンガ堂的な歴史状況説明的な部分が多い芝居は,まとまりがいい分すこし退屈かもしれない・・・、私にとってはですが・・・
私が踊るとき

私が踊るとき

珍しいキノコ舞踊団

世田谷パブリックシアター(東京都)

2010/01/22 (金) ~ 2010/01/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

見える音楽
音楽がそのままダンスになっている。
それも高尚な「音楽」ではなく、「ここでピロピロピロって音が入ってドーンドーンと」というような「ピロピロ感」をもった音楽をそのまま身体で表現したという感じ。言うなれば幼稚園や保育園のお遊戯会の延長にある楽しさ。
それでもダンスとしての身体性は確かで、構成の妙も効いてるので笑いさえ起こる。
クラッシックから歌謡曲まで、品がありながらも味のある選曲の触れ幅もいい。音楽を聴いていて楽しいそのままに、観ていてたのしい。
肩の力を抜いて素直に楽しめた舞台。

ネタバレBOX

個人的に好きだったのは休息タイムのゆるいガーズルトークダンスと、歌い手によって少しずつ振り(というか相手へのいたわり)が異なるFly me to the moon。
あと一連の月夜ダンス。
インコは黒猫を探す

インコは黒猫を探す

快快

シアタートラム(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/22 (金)公演終了

満足度★★★

立ち見も
苦ではなかった。

戦国 SHINOBI -忍・偲- 満員御礼

戦国 SHINOBI -忍・偲- 満員御礼

劇団ヘラクレス

明石スタジオ(東京都)

2010/01/22 (金) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★

旗揚げ公演としてはまあまあ
アクションとドラマ部分は半々に、ヒーローショー的要素も入った芝居て、旗揚げ公演としてはまあまあでしたね。次回に期待。

茶沢通りに咲いた花

茶沢通りに咲いた花

ネコ脱出

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/01/21 (木) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★

ハートフルコメディとは感じない
この劇団は初見です。
けっこうエグい暴力・殺害シーンや思想の表現があるのに、ハートフルコメディというチラシ内容は的外れな気がします。

ネタバレBOX

赤軍派うんぬんとか、酒飲みで暴力的なお兄さんとか、ギターフォークとか、話全体の底流に昭和っぽい暗部が練りこまれていて、気持ちが暗くなりました。
横断歩道の女の役どころは、上から目線で説教じみててちょっとなあ…。
一部、笑うような場面(カニ/エビとか、光GENJIのファンクラブ会員とか)も、話全体のテンションが暗いんで、イマイチ、面白さに勢いがつかなかった気がします。
インコは黒猫を探す

インコは黒猫を探す

快快

シアタートラム(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/22 (金)公演終了

満足度★★★★★

観る側に立てこまれていく・・・
さまざまな風景、記憶、会話。
記憶のあいまいさと確かさ。
時の流れに変わらないものと変容していくもの。

それらがまるで魔法のように観客の内側に立てこまれていく。
そこから醸成される感覚がとてもいとしく思える舞台でした。

PPDにも瞠目。

ネタバレBOX

会場は、エントランスから
開演前の舞台までいろいろな遊び心に満たされて。
インコ好きの話を聞きながら開演を待ちます。
話を聞いているうちに
なんとなく心がリラックスしていきます。

宇宙を表す冒頭の言葉の重なり方にまず惹かれて・・・。
観る側の概念にすっと麻酔をかけられて。

そこから長原の街やその部屋に至る道のりが
描かれていくのですが、
別に舞台に街が立てこまれているわけではないのに
観客の内心には風景や距離感や空気までもが
しっかりと作りこまれていくのです。
相変わらずの八百屋さんや
以前その部屋を訪れたときにそこにいた黒猫の記憶。
そして同級生たちが久しぶりに集う部屋。
シンプルなのにちゃんと生活の香りまであって。
季節や風の肌触りまで伝わってくる。

それらの感覚は3年間を隔てた記憶と重なりながら
さらに立体化していきます。
インコ達とのかかわりや
料理を作るという同じ感覚から浮かんでくる
変わらない気配と変質していくもの。

役者たちの表現力で
舞台上の
洗練とあからさまさと洒脱さと下世話が
透明感を持った感覚として束ねられていく。
インコ達が持つ動きや擬人化の切れ味には
軽さと豊かさがあって。
買い物の高揚感の目を奪うようなデフォルメ。
二つの時間の差異から浮かび上がる
女性の心のナチュラルな揺らぎ。

いろんな出来事が埋もれ、表されていくなかで醸成される
その世界や時間の空気が醸し出す質感が、
とめどなくいとおしく感じられるのです。

その後のPPDも実に秀逸。

いくつもの関係のエッセンスが
洒脱でウィットを持った表現でくっきりと示されて。
それらの重なりが、
ボレロの高揚を取り込むように
一つの空間を作り上げていく姿に息を呑みました。
おまけなんてとんでもない・・・。
本編と双璧の極上の表現にわくわくしてしまいました。







誰ガタメノ剣

誰ガタメノ剣

シアターキューブリック

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★

初演より…
遥かにスケールアップされていたのは良かった!

冬のライオン

冬のライオン

幹の会+リリック

東京グローブ座(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

主役二人が凄い!
圧倒的なオーラというか、とにかく演技力がハンパない。

笑いも結構あったので、良かった♪

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