最新の観てきた!クチコミ一覧

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武蔵小金井四谷怪談

武蔵小金井四谷怪談

青年団リンク 口語で古典

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/04/17 (土) ~ 2010/04/29 (木)公演終了

満足度★★★

あはは
くだらね~。

ネタバレBOX

良くいえば独特な、悪くいえばヘッタクソな語り口を楽しめる観客はライト層にはいない。男岩井の劇作家としてのステップアップは難しいと思う。
猪股俊明の文化祭の高校生的な乗りは凄い。
荻野友里は相変わらず美しい。
二本目の落語はR18なんじゃない。
サイゴ

サイゴ

Oi-SCALE

座・高円寺1(東京都)

2010/04/21 (水) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★

奇妙な世界観
奇妙な世界観を演出していて、すっかり引き込まれている自分気付かされるいい作品でした。

かたりの椅子

かたりの椅子

ニ兎社

世田谷パブリックシアター(東京都)

2010/04/02 (金) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★

めがつかれた
目が、疲れた。
物語云々よりまずそれが思い出深い。
二幕の開始直後が特にひどい。
たまたま前方の席で観劇できたが、そのせいなのか。

ネタバレBOX

作者は某所で散々嫌な目を見たのかも知れないが、そんなことは大なり小なりあらゆる組織について回ることであって、それをわざわざ事実に沿うように劇化して見せられても・・という思い。

もしこれが、無名作家の作品だったら話題になるものかどうか。
物語冒頭の企画書の署名問題を、この作品の出来に重ねて考えようとするのは、意地の悪い見方かも知れないけれど。

笑いは盛り込まれていても、役者の力に思った。

山口馬木也がどうにも説得力に欠ける芝居だった。さわやかそうな印象だけで、役柄が伝わってこなかった。
L0VE The World 2010

L0VE The World 2010

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2010/04/23 (金) ~ 2010/04/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

LOVEツアー作品は、鳥取公演以外全て見ていますが、
東京デスロックの賛否両論うずまいた超問題作(笑)「再生」を思い出したのは、今回が初めて!

ネタバレBOX

人間は死すが故に愛す。という感じ。
観終わって振り返ると、タイトルに愛を謳いながら、同時に観る側の舞台(≒演劇)に対する愛を、強烈に問われた。作品だったなと。
言葉がまだ話せない子供が、自分の周りのもの全てに対して愛を求め、その愛を貪りつくすように、舞台上で起こるコトの全てを貪欲に楽しめれば吉!
武蔵小金井四谷怪談

武蔵小金井四谷怪談

青年団リンク 口語で古典

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/04/17 (土) ~ 2010/04/29 (木)公演終了

満足度★★★★

古典と思わず見ればいい
そこここで笑ったけれど、四谷怪談ではないなと思った。
ほかの現代劇にいくらでも組み込めるエピソード。
役者の力も大きかったと感じる。

現代に移し替えた時、古典の持つ色気みたいなものも洗い流されてしまった気がした。

ただ次回作はどんなことをやってくれるのか、見たい。



武蔵小金井四谷怪談

武蔵小金井四谷怪談

青年団リンク 口語で古典

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/04/17 (土) ~ 2010/04/29 (木)公演終了

満足度★★★★

コメディとしてサイコー!(^0^)
青年団リンク・二騎の会での二人芝居 『F』の端田新菜も良かったが今回の端田もひじょうにいい。実に魅力的な女優だ。物語は「四谷怪談」とは程遠い内容だから「四谷怪談」を観たい方には会わない。2部の落語は落語というよりやっぱり演劇で、すんごく楽しくてオモチロ可笑しかった。殺されるかと思うくらい笑った笑った!(^0^)

以下はネタばれBOXにて。。


ネタバレBOX

当日パンフには「四谷怪談」のあらすじが載ってるが、これを題材にした物語だったが、序盤に見せた筋を後半は角度を変えて前半のあらすじの種明かしでもするかのようになぞっていく。この伏線を辿るような手法が実に面白い。ああ、そうだったのか!と納得して笑っちゃうのだ。キャストらの表情も角度が違ったことによって見えなかった部分が露呈されて人間の表裏が可笑しいのだ。

2部の落語「男の旅・大阪編」は3人の男たちが女を買いに行くお話。大阪の有名な売春宿、つまりはソープランド(大人のディズニーランドともいう)でのお話なのだけれど、このキャストら3人が売春婦になったり、お付のオババになったり客になったりしながらのコメディばりばり!これだけ面白いと行って見たくなっちゃうような情景だった。とにかくエロくてバカバカしくて面白いのだ。

猪股俊明は「ハイバイ」の公演で必ずといっていいほど出演する役者だが、中々アホらしい役もお似合いで、山内にいたっては、そんな演技をしている猪股がとてつもなく可笑しいようで自分の出待ちでニヤニヤしてたほど!どっちも岩井らしい作品に仕上がっていた。もう一回観たいなぁああ。。

クローバー【終了】

クローバー【終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

レンタルスペースさくら・中目黒(東京都)

2010/04/16 (金) ~ 2010/04/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

裏切られました
レンタルスペースが会場と知り、観るのに気を使いそう、気恥ずかしくなりそうといった先入観を抱いていました。
しかし、見事裏切られました!
空間、ストーリー、役、全てが多層的に緻密に創り上げられていて、すっかりその世界に浸ることができました。
1800円は、安すぎる!

サイゴ

サイゴ

Oi-SCALE

座・高円寺1(東京都)

2010/04/21 (水) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ゆるやかにひっそりと
座・高円寺という小屋を初めてみました。
横に広く天井の高い、広がりのある劇場でした。
そのためか、役者の声は端で通常のトーンで話されるとさっぱり聞こえません。
何が話されているのかわからないまま進んでしまったしーんもありました。

トカゲが印象的。

全体的にはとてもゆるやかで静かで、けれど確かにそこに存在しているものがあって。
とても異質な空気が流れていました。

派手なシーンはありませんが、ひきつけられる何かがある舞台でした。
特に後半はよかったです。

どどめジャム

どどめジャム

甘もの会

MAREBITO(東京都)

2010/04/23 (金) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★

野津さんのポジション素敵
やや長いなという気もしないではないが、ゆるくも懐かしく、自分の年をあらためて認識させられた(ちょと寂しい)

鶴瓶噺2010

鶴瓶噺2010

ニッポン放送

世田谷パブリックシアター(東京都)

2010/04/21 (水) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

大笑い
ネタは大半が新しく
笑えて、精神的にサッパリできました。

来年も行きたいですね。

それでも、ボクのアイドル

それでも、ボクのアイドル

はらぺこペンギン!

「劇」小劇場(東京都)

2010/04/21 (水) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★

先週からのアイドルものの中で
一番だな、一般的というのは褒めてないように思われるけど、わかりやすい喜劇。年代的にもピッたしなんだな。

第13回公演 「匂衣(におい)」ご来場ありがとうございました!

第13回公演 「匂衣(におい)」ご来場ありがとうございました!

劇団印象-indian elephant-

シアター711(東京都)

2010/04/16 (金) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★

25日(日)13:00~公演中止、17:00~特別公演
24日昼に拝見しました。小劇場で出会えて嬉しい、優しいお芝居でした。

ネタバレBOX

思い出には匂いと肌触りがあり、それはその人だけのもの。温かい孤独を抱きしめられた。韓国人女優役のソヌさんと娘役の瀧田さんが良かった。
背伸び王(キング)

背伸び王(キング)

コマツ企画

小劇場 楽園(東京都)

2010/04/21 (水) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★★

がっつり押された
初日を拝見。
導入部分から
会場をコマツ企画色に染める力。

がっつりとエッジの効いたキャラクターと
切れを持った舞台の展開。

失笑を導いたり、ドキッと踏み込んだりもあるのですが
決してグタグタではない。
ある種の美学が舞台にあって
舞台全体を包括するようなトーンに
観る者が深々と持っていかれてしまう。

もう、ほんと、たっぷり楽しませていただきました。

ネタバレBOX

4人の役者たちの力は
十分承知済。
それがわかっていても
さらに飲み込まれるような厚みが舞台に生まれて・・・。

その魅力をがっつり生かす
太さとしたたかを持った仕掛けが随所にあるのです。

彼らをしっかりと煮込んでつくった極上のスープを出汁にして
様々な風景が供されていくのですが
一方で物語の外枠がしっかりと作られていて
個々のキャラクターの色が混ざり合わずにそこにある。

外側の世界を作ることでの
空間の広がりは
単に物語の世界だけではなく、
役者の個性と演じるキャラクターのボーダーを
あいまいに取り去っていきます。
役者から見える物語と物語にずかずかと編み込まれる
役者が持つイメージのデフォルメが
醸し出す世界は
地下の劇場空間から溢れだすほどに濃密で・・・。

役者間での空気や距離感の作り方と崩し方、
さらに密度の上げ方や、弛緩のしかた、
それぞれが観る側の目を見張らせるほどの切れを持って
観る側を巻き込んでいく。
もう、時に息苦しさを感じるほどの濃さ。

でも、その雰囲気に包まれながらも、
舞台におかれたカバンの伏線一本で物語を固めてしまう
作劇の剛腕ぶりにも感心してしまうのです。

まあ、これまでのコマツ企画作品に感じていた、
さらにもう一歩踏み込んだような広がりや
透き通ったまがまがしさの先に垣間見えるピュアな感覚は
ありませんでしたが、
それが悪いということではなく、
その味加減に作り手の秀逸なセンスを感じる。
裏に仕組んだ繊細な匙加減や工夫の積み重ねで
そのあたりにマッチした濃度や広さを、
作品に合わせて調節していけるのも
作・演出の力かなと思ったり。

観終わって、作り手の圧勝感があった。
完全に観る側が彼らの世界に染められて・・・。

まあ、べたな言い方ですが、
したたかにがっつりの1時間強に浸りこんでしまったことでした。

☆☆★★
さくら餅キャンディ♡

さくら餅キャンディ♡

はちみつシアター

劇場MOMO(東京都)

2010/04/14 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★

ダンス頑張っていましたー
なかなか個性豊かな出演者でした。
迫力はすごかった。
ひと昔前の少年漫画(失礼レディースでしたね)のようでした。
楽しめました(^^)

ネタバレBOX

かかとがハートのヒールは、確かに可愛かった。
また毎回変わる衣装も、女性らしい気遣いがされていて良かった。
着物大変だったでしょうに。
フラッグダンスは会場狭いながらも、がんばっていましたねー。
なかなか楽しめました。
賑やかな学園祭風って感じでしょうか。
「悲しくない?」  ~真珠色の連鎖(ネックレス)~

「悲しくない?」  ~真珠色の連鎖(ネックレス)~

劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2010/04/16 (金) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度

生演奏付でした
現代版ロミオとジュリエットなのですが、どうもシュチエーションに
違和感ありまして、作品世界に浸ることは出来ませんでした。

ネタバレBOX

緑の髪の妖精さんは、あまり意味を成してなかったように思えますし。
ロミオ君、ジュリエットに惚れ込まれる美点が無かった・・・。
感情移入しにくかったけど。
バーのママと従業員のじじの悲恋の方が、役者さんの年齢もあいまって、
素直に理解できましたね。
今時分、ケータイ使えるのに。
情報のすれ違いは、非常に理解しがたいです。
恋敵のイケメンさん、物語上の存在感、希薄すぎ!
カッコイーのに、使いどころ間違ってませんか?
なんかいろいろもったいなかった・・・。
『ハチクロニクル』 (公演終了)

『ハチクロニクル』 (公演終了)

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/04/16 (金) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★

ハチクロ知らない人用では無かったです
話のベースはやはり、ハチミツとクローバーがメインでしたが。
なんかそっちに重き置かなくとも、シュールな哲学劇としてれば、
充分通用したような話の展開でした。
でもって問いの決着は、つかなかったような気がしますが・・・。

ネタバレBOX

主人公の内面の具現化。
犬君と猫君という設定は楽しかった。
続く女性の場合の、洗濯機という設定も笑えました。
主人公の友人の先生も、いい味出したりしていましたが、
会話も、おかし味ふくめた哲学的会話劇のような気がしました。
そこそこ楽しいんですが、後半飽きてきまして。
せっかく主人公さん「トリック」の主役に似てるんだし、
パロディものでもやった方が面白くなりそうだなー。
などとと思ったりした次第です。
・・・証明は出来なかった気がしますねぇ・・・。
(純個人的な感想でした)
ジェノサイド

ジェノサイド

演劇サムライナンバーナイン

テアトルBONBON(東京都)

2010/04/14 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度

荒さを感じました
舞台全体やカーテンなどをスクリーンとして、
映像を写したりしたのはなかなか良い演出でした。
ただ錯綜する時間軸や、主人公を取り巻く環境や設定を、
観客の想像力に頼る傾向があるも。
提供される情報が不足しているように思えました。

ネタバレBOX

話としては、満州という特殊な場所を、
上手に用いた話とはなっていましたが。
映画の製作に主軸を置くか。
主人公の記憶に重きを置くか。
どちらかに絞って、話の肉付けをして。
あまり錯綜した場面の積み重ねを避けたほうが、
スッキリとはなしが進んで、わかりやすくなったと思いました。
虐殺場の壁の血飛沫は、なかなかインパクトありました。
個人的には、監督さんのとぼけた感じがお気に入りになりましたが。
そぎ落とす事をメインにすると、
脚本分かり易くなったのではないでしょうか?
見えそうで見えない

見えそうで見えない

パセリス

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/04/21 (水) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★

物語は面白いけど
着想は面白いと思う。けれど、冒頭のパートは、あらかじめ舞台裏を見せられたようで、ちょっと冷める。やりたいことはわかるだけに、もうちょっと他の手段がなかったのかと、残念なところ。

物語と台詞回しは、こなれていてきれいにまとまって、よく出来ている。個人的には、最後に向けてぐんぐん盛り上がってきたので、出だしののりおくれが残念

クローバー【終了】

クローバー【終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

レンタルスペースさくら・中目黒(東京都)

2010/04/16 (金) ~ 2010/04/26 (月)公演終了

満足度★★★★

大スケールの物語のプロローグのよう
大構想のドラマの一部を一側面から切り取ったようなイメージの芝居。

その後の物語が非常に気になるけれど、尻切れた感や未消化感よりも、残された余韻を楽しめる雰囲気に仕上げたのが秀逸だと思う。

同じ空間を共有しているだけに、臨場感たっぷりで良かった。

鼻唄ビーバップ

鼻唄ビーバップ

早稲田大学演劇倶楽部

早稲田大学学生会館(東京都)

2010/04/22 (木) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

満足度★★★

役者の個人技を前面に出す。
 相変わらず、エンクラの芝居は安定して面白い。今回が初演出の内田明伸はエンクラの伝統を守りながら、随所に新鮮な表現をプラスしていっていた。そして役者の持ち味を生かしながら、全体としてのストーリーをまとめあげている。

 ストーリー的には破綻している部分が多々あるが、中心的な役者の技量が高く、個人技で客席を引きつけ納得させてしまう。大したもんだ。本筋のストーリー自体の深さはそれほどでもないのだが、役者個々の持っているものが深いので、結果として奥の深い作品に仕上がっている。

 500円は安い。安すぎる。

 役者では佐藤あい子の成長が著しい。彼女にしか表現出来ないスタイルで、独特の魅力を発揮しだした。ラスト近く、彼女が新(あらた)に愛情表現をするシーンは名シーンとなった。

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