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『カンヅメ!』

『カンヅメ!』

劇団与太組

小劇場 楽園(東京都)

2010/07/06 (火) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

何者かになってゆく
劇団与太組の旗揚げ公演を見てきました。

最初は、登場人物たちのつくりだす独特の“間”が掴みきれずにハラハラ。
でもそれは「友達の友達がヘンな奴なんだけど」みたいな
違和感をほんのり感じていたんだと思います。

でも話が進み「あ、こいつらみんな悪い奴じゃないな」と気付くほどに、
彼らそれぞれが一体どんな奴なのか見えるごとに
だんだん引き込まれてゆく。
楽しそうにはしゃぐ彼らを見ていたい気持ちがだんだん強くなって、
そして……あとは見てのお楽しみ。

最後にはすべての登場人物を好きになってた。
「何者かになりたい」彼らが、
私の中で「何者かになっていく」時間は、
悪くない、楽しいものでした。

マグロを釣るつもりじゃなかった

マグロを釣るつもりじゃなかった

Theatre劇団子

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

ズシリとした余韻が残る
泣けるという事前情報の割には泣かずに済んだと思いきや、終わってから余韻がジワジワと。
アノ人のラストの演技によるものだな。
また、盆にまつわる幻想シーンは好みだし、全体的には東京セレソンDXに近い雰囲気か。
しかし、当日パンフの挨拶文で泣かせるのは反則!(笑)

ネタバレBOX

あと、実の親子ではない、というのが事前情報からアッサリ読めてしまうのは残念。
普通の親子だと思わせておいて実は…と明かした方がインパクトがあったのでは?
演戯王

演戯王

X-QUEST

吉祥寺シアター(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★

お祭りのようなパフォーマンス
この劇団ってファンタジーとアクションと殺陣とダンスとギャグがウリみたいなものだから、大方の予想はついていたけれど、コメディでは意外にスベッテタ。笑)・・・・、まあそれでもそうそうたる出演者を観に来られた観客が多かったのでしょうか?ワタクシは片桐はづきしか知りませんが・・。笑


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

闘争を続ける黒の町と白の町。しかし、ロミジュリじゃあないけれど、一人の黒の住民と白の住民が恋に落ちて、タブーとされていた黒と白のハーフを生んでしまう。しかし、二人はこの掟破りを理由に殺されてしまうも生き残った二人の子・クレイメは心ある夫婦に引き取られ育てられたのだった。

序盤、これらの複線を撒きながら最下層、富裕層を巻き込んで蔓延する差別を失くすために立ち上がる面々を軸にパフォーマンスショー的に見せる。ショーとして観るなら楽しめる。しかし、演技力やストレートプレイを追求するなら、物足りない舞台だった。

むしろ、終盤に訪れる電車のシーン以降が素晴らしい。と感じた。それでも片桐はづきを久しぶりに見て懐かしかった。笑

「精跡-SEISEKI-」

「精跡-SEISEKI-」

角角ストロガのフ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

強い色と剥ぐ力
設定に観る側までも押し込んでいく力が宿り、
剥ぎだすように人間の本質にあるものが伝わってきます、

強い色に押し込まれて
溢れ出してくる
人間のコアにあるものに
凌駕されました。

ネタバレBOX

駄目な人は駄目なのかもしれません。
R15的な内容も含まれていたりもします。
でも、舞台に観る側の目を向けさせる匂いが満ち溢れ、
そこに人間の本質があからさまに晒されていて。
気が付けば時間を忘れて見入ってしまいました。

冒頭の設定など、女性たちにとって
理不尽この上ない話なのですが、
それが表層的な嫌悪にならず、
観客を支配していけるのは
舞台全体に
人間の本質を剥ぎだすような力が存在するから。

少子化対策という法律のお題目を見事に形骸化させた
前半の舞台を支配する秩序に目を奪われる。
障害者を守るという良識を、
制度としての保護に置き換えた歪みが
舞台の内圧をさらに高めて・・・。

その閉塞感が変容して、
物語の屋台骨を崩していく後半に息を呑む。
前半に統制されていた、人の立場、モラル、欲望、弱さなどが
あからさまな色で流れ出す。
物語がゆすぶられ、モラルハザードが生まれ
人間の奥に包み隠されるべき本質が、
観る側の下世話な興味や恣意的な思いすら踏み越えて
あからさまに晒されて行くのです。

牛乳や木の実などでの表現もしたたか。
作・演出の表現する世界観に
ためらいがないのも良い。

公開オークションのようなどこか猥雑な雰囲気も、
障害者を最高ランクとするその業者の慇懃無礼さも、
印象としてはとても強く、
建前の裏側に張り付いた人間の背徳や腐敗の匂いを
これでもかと醸していくのですが、
役者達の演技には
その色の強さの中でもうずもれたり
滲まないだけの描写が貫かれていて。

3人の奴隷にしても、
一つの概念として描かれるのではなく、
女優たちが個々にキャラクターをがっつりと背負っていく。
監禁された当初から、個々が変化していく姿が
緻密に描かれていくのです。
それは管理者側も、障害者にしても同じ。
よしんば、ロールがスクランブルしたとしても、
個々のキャラクターが埋没せずに舞台に生きているから、
浮かび上がってくる人間のコアの部分の
表現があやふやになったり陳腐化することがない。

観客からみても
役者たちにはストレスがかかる舞台なのだろうと思います。
でも、そのストレスの代償が、
舞台上でしっかりと実を結んだ舞台でもありました。

☆☆★★●●
ナンシー

ナンシー

Doris & Orega Collection

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2010/06/05 (土) ~ 2010/06/06 (日)公演終了

満足度★★★

概ね好意的に観れた。
今更だけども感想。(覚書

登場人物が事件を起こすに至るほどの問題を抱えているようには到底見えなかった。理由が軽すぎる気がする。
脚本が好きじゃないなあ…という印象は終演までぬぐえなかったけど、
ラストではなぜか泣いてしまった。

観劇後に西村氏のインタビューとかいろいろ見たら、何となく納得。
個人的には満足できなかったけれど、
演劇に興味がないひとに観てもらうにはとても良い舞台だったと思う。

「精跡-SEISEKI-」

「精跡-SEISEKI-」

角角ストロガのフ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★

変態だけど興奮しない
ちらしを見て、もしかしたらと想像していた通り…、

ネタバレBOX

牛乳を登場させるところは…、牛乳と精液の発想って男子中学生の発想ですね。

以前、ポツドールのお芝居でオナニーシーンを見た時は本当に恥ずかしくて、役者にはなれないなと思ったものでした。

本公演のオナニーシーンは、お母さんに手伝ってもらうのはちょっと恥ずかしかったけれど、精子バンクでのシーンでは理屈が通っているのと、何回もでてきたので全然恥ずかしくなくなってしまいました。

身体障害者に優しくするとポイントがもらえるような…、身体障害者も生活保障が充実しているようで、身体障害者を生んだ方が親も得をするような皮肉な社会。そういえば、エセ身障者は北海道にいましたね。

舞台に4ヶ所を設定していましたが、ちょっとごちゃごちゃしていました。もう少し広い舞台だとちょうど良かったのではと思いました。

変態だけど劣情を催さないって感じでした。

そうか、精跡って、ずーっと聖蹟桜ヶ丘のことが頭に浮かんでいましたが、精子の成績のことだったんですね。今頃思いついて申し訳ない。
水×ブリキの町で彼女は海を見つけられたか【ご来場ありがとうございました!!】

水×ブリキの町で彼女は海を見つけられたか【ご来場ありがとうございました!!】

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2010/06/25 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★

【水】鑑賞
メルヘンな世界観に浸れる作品。
人気劇団なのもわかる。
役者さんそれぞれも、技術が高い。

・・・でも、なんだろう。
惜しいなぁ。惜しいんだよな。
残念ながら、私の好みではありませんでした。

2番目、或いは3番目

2番目、或いは3番目

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2010/06/21 (月) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかったです!
このお芝居の感想を、絵と文にしましたので、よろしかったら覗いてみてください。→http://blue.ap.teacup.com/chigusa/

ダモイ

ダモイ

トム・プロジェクト

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

帰還できず
 第二次大戦でのシベリアに抑留されて、帰還がかなわなかった山本幡男さんの抑留日記。(ノンフィクション)
 絶望的な状況でも希望を失わず、周りに対しても明るく振るまい、最後まであきらめなかった姿を下條アトムが好演。
 今こうして平和な世の中で暮らしていけるということはありがたいことであり、戦渦を受けた、われらの先輩たちに対して頭が下がる思いである。平和を当前として生きてているが、現在でも戦争中の地域は世界ではあまたある。平和のすばらしさを改めて実感した。

8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ART THEATER かもめ座(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

30分+60分の2本立て
コメディ劇団の8割世界が、初めてコメディ以外の内容で、かつ、他団体の脚本で上演するということで、興味津々で出かけた。
結果、2本立てというのは、うまい構成だったと思う。リスク分散という意味でも。

ネタバレBOX

『欲の整理術』
正直、奇抜な設定、30分という上演時間なので、ぱぱっと始まって、ストンと終わるような、そんなオモシロ展開を期待させるのだが、結局、面白くはならなかった。
何に問題があるのだろうと考えると、まずはテンポではないかと思った。わずか30分の話であり、奇抜な設定なのだから、もっとスピーディに、かつ勢いで見せてほしかった。
役者の出入りも何回もあるのだが、30分なんだから出っぱなしでもよかったのではないだろうか。そして、登場人物たちは、(演出として)常に何かをしていれば、引っ込むこともないし、舞台に勢いも出たのではと思う。
例えば、文字を書いた紙を小道具にしているのだが、それが次々と、とんでもないぐらいに出てくるのであれば、それはそれで面白いと思うのだが、文字小道具で出てくるのは、せいぜいバリケード、火炎瓶、電話ぐらい。これじゃそんな設定にする意味があまりない。
登場人物たちは、その小道具の文字を書きながら、つまり自分の小道具を作りながら(あるいは他人の小道具を作りながら・火炎瓶ではそんなことが行われていたけど)、ものすごいテンションで見せてくれれば、文字を書いたり、登場人物が引っ込んだりすることもなかったのではないだろうか。
スピーディに進んで、火炎瓶の展開で、どどっと一気に終われば・・・。過剰さが足りないというか。個人的には、コメディ寄りではなく、もっと不条理寄りのほうが受け入れやすかった気がする。
実際は、ぼやっとした感じのままラストを迎えてしまったのだった。残念。


『ガハハで顎を痛めた日』
こちらは、役者がいい。個々の設定がつかみやすいということもあろうが、先生にいそうなタイプがうまく揃っていたと思う(それは「演技」という意味において、いそうなタイプに「見せていた」ということ)。
年齢的には無理があるはずの(笑)女子中学生の2人も、会話のやり取りとテンポがよく、雰囲気を出していた(お尻ボリボリ掻くような、細かい演技が効いていた)。
とにかく、7人の役者が全員いいのだ。

ちょっとした笑いが散りばめられているのもいい。

物語は、超がいくつも付くほどのポジティヴな内容だ。しかし、それでも「未来」というキーワードで観ると、ほっとする自分がいる。
これから先生になろうという人、それも社会経験があって、その上で先生になりたいという人の熱い、真摯な気持ちがストレートに表現されていた。

この前向きな感じに嫌みがないところが、うまさなのだろうと思う。
だから、後味もいい、希望のあるラストだったと思う。

ここに登場する先生たちは、前回観た8割世界『学生・生徒または未成年者は勝馬投票券を購入できません』の先生と比べると、現実味がある。
ここに立脚して、コメディを展開できれば、本公演のほうも、さらに面白くなるのではないかと思った。
最初から、コメディ風味満々で行われるよりも、意外性が生まれ、いい感じに笑えると思うのだ。
普通にうまい人たちが揃っているのだから、それをコメディにも十分に活かせるのではないかと思う。

今回の公演で、例えば、『ガハハ』のほうでは、笑いも少し起こっていたのだから、少し手を入れるだけで、コメディとしても成立したように思える(ちょっといい話のコメディとして)。そんなコメディは楽しいと思うのだ。
もちろん、これは個人的な感想にすぎないのだか。

まだ終わっていないけど、今回のこの試みには、たぶん、役者もスタッフも何か感じ取るところがあるのではないだろうか。偉そうな目線であえて言えば、そういう収穫があれば、今回の番外編は成功だったのではないかと思う。

それにしてもこの2本のタイトルは、タイトルだけ聞いてどちらがどちらの作品なのか? と聞かれてもわからないのではないかと思う。なぜこんなタイトルなのか、わかる方に教えてほしいと思うのだ。
薮の中

薮の中

atelier SENTIO

atelier SENTIO(東京都)

2010/06/26 (土) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

これは
珍しいモノを観てしまった。

ネタバレBOX

物語でも、言葉でも無い、「ルール」によって組み上げられた舞台。
欲を言うならば、その「ルール」をもう少し簡略化して、消耗して行く肉体が観たかった。
共生の彼方へ-セレクション-

共生の彼方へ-セレクション-

A.C.O.A.

atelier SENTIO(東京都)

2010/06/17 (木) ~ 2010/06/20 (日)公演終了

凝視
凝視し過ぎて消耗してしまった。
前回の宮沢賢治といい、今回のブラッドベリといい、原作は好きだが、映像化舞台化などの2次創作になると途端に嫌いになってしまうのだが、そうはさせないでくれるのが、何よりも嬉しい。
決して忠実なビジュアル化というわけではないのに‥‥‥

ネタバレBOX

とはいっても、前回の宮沢賢治の方が個人的には好きではあった。
東京ノート

東京ノート

BeSeTo演劇祭

新国立劇場 特設会場(東京都)

2010/07/02 (金) ~ 2010/07/17 (土)公演終了

演劇的装置
この「東京ノート」という演劇的な装置を発明したコト、それだけでも平田オリザという人は演劇史に名を残す資格を持っている。

90%VIRGIN / 終末の天気【満員御礼!無事に終了いたしました。ありがとうございました!!】

90%VIRGIN / 終末の天気【満員御礼!無事に終了いたしました。ありがとうございました!!】

エムキチビート

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/07/06 (火) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

ふたつでひとつ
個人的な事情から久々の観劇になりましたが、この劇団の公演を選んで本当によかったです。

中編二本、表裏一体。素晴らしい。



虚構の劇団の大杉さほりさんが緊張感を見事につないだ『90%VIRGIN』
海賊ハイジャックの川添美和さんが鮮やかな感情を見せつける。



他にも素晴らしい俳優陣と脚本演出。


欲を言えば劇場で観たかったと思ったのですが。
ルデコという空間だからこその作品かとも感じました。

欲望の海

欲望の海

BeSeTo演劇祭

新国立劇場 中劇場(東京都)

2010/07/06 (火) ~ 2010/07/07 (水)公演終了

オニール
オニールの戯曲を題材としながらも、昔から中国にあった説話です、と言われても納得してしまいそうなくらい中国の物語として腑に落ちる「らしさ」を持っていた、ように思う。

ネタバレBOX

繰り返し訪れる高揚と退屈の中、子殺しの場面にはギョッとしてしまった。これは凄い、と。
羯諦羯諦(ギャテイギャテイ)

羯諦羯諦(ギャテイギャテイ)

BeSeTo演劇祭

新国立劇場 中劇場(東京都)

2010/07/02 (金) ~ 2010/07/03 (土)公演終了

ハラギャテイ
葬式の際に執り行われた六道の行進の姿にも重なり、般若心経の光景として、妙にしっくりくる。

ネタバレBOX

まさかお坊さんが、あんなコトになるとは思わなかった。
四畳半ブルース

四畳半ブルース

キューブ

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった~!
予想外に(シツレイ!)、楽しかったです!
時間があればリピしたかったくらい。
迷っているなら行ってよいかと思います!(^o^)/

ネタバレBOX

多少ダレるところもありましたが、いや実によく練られたホンだなと、
宏ちゃんすごいや!と感心してしまいました。
音楽劇とかミュージカルとか、あまり好きじゃないのですが、
効果音やBGMの使い方が巧みで、
歌部分は多少しつこさがあったものの(笑)、
芝居の流れを邪魔するものではなかったので、
2時間あっという間でした。

さんざん色々あったから、
いったいどうやって終わらせるんだろうと思っていたけれど、
予想外のあっさりした終わり方が、逆にスッキリして後味よかった!

エンクミちゃんが、突然声が出なくなっちゃっていて、心配しました。
明日からあと3日、そして大阪、大丈夫かな?
がんばってください!
女ともだち

女ともだち

劇団競泳水着

「劇」小劇場(東京都)

2010/06/30 (水) ~ 2010/07/06 (火)公演終了

満足度★★★

理屈と感覚の間
本当に男性が書いたと思えないほどの女の世界でした。でもそこが微妙なところで、作品としてのふむふむというおもしろさは感じても、女子として楽しめたかと言うと若干うそ臭さを感じてしまったような。

ストーリーとしてのおもしろさに引き込まれつつ、登場人物の気持ちの流れに感情移入しきれない感じがありました。

ネタバレBOX

教え子のつるむ感覚やその意思表示の仕方にはひどく共感。これは宮嶋美子さん・斎藤淳子さんのキャラによるのかも。

主人公の女教師のキャラクターが、優等生過ぎて友達になりたいと思わないキャラだったことがやや違和感につながったのかも。
エンプティ!

エンプティ!

らちゃかん

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

久々でしたが
東京を離れていたため久し振りに観ましたが、やっぱり面白かったです!
場内案内なども行き届いていて、気持ちよく観劇出来ました。

ひめゆり

ひめゆり

ミュージカル座

THEATRE1010(東京都)

2010/07/08 (木) ~ 2010/07/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

これこそ、戦争を語り継ぐべき名作舞台
何度観ても、胸が潰れる思いがします。何度も、同じ場面で、胸が苦しくなります。そして、いつも、ラストシーンで、心に、希望が湧き上がり、人間の逞しさと生きる力に、静謐な感動で、心が満ち溢れ、勇気が湧いて来ます。

もう、5回ぐらい観た舞台ですが、観る度に、これは、長く上演され続けて、未来の子供達にまで、戦争の愚かさや悲惨さや逆境を生き抜く人間の素晴らしさを語り継ぐ使命を全うしてほしい作品だと、強く感じます。

主役のキミちゃんは、亡き本田美奈子さん、島田歌穂さんの名演を拝見しましたが、今回の知念里奈さんも、素晴らしかったです。

客演のミュージカル俳優さんだけでなく、ミュージカル座の若い皆さんが、再演を重ねる毎に、実力ある方々ばかりになって、この劇団の進化にも目を見張りました。

もし、ミュージカル座、食わず嫌いの方がいらしたら、是非、この作品だけでも、一度、騙されたと思って、ご覧になってみて頂きたいと、思うくらいです。

ネタバレBOX

いつも感心するのですが、冒頭から、短いシーンで、沖縄に迫り来る戦禍の嵐を的確に、観る者に伝える演出が見事です。
ほとんど会話のない、ミュージカルで、歌で、登場人物の思いを表現しながら、沖縄戦の様々な事実や悲劇が、たくさんの情報量で、観る者の心に響きます。戦争に教え子を引き込んでしまった教師の苦悩と後悔までもが、きちんと描かれていて、感心します。
説明台詞ではなく、各登場人物の心情表現の中で、それらが表出されて行くので、沖縄の歴史を知らない人間にも、それらの悲しい事実が、実体験の如く、胸に響いて来ます。
この作品を書くに当たって、作者のハマナカさんがどれだけ、歴史を調べられたかは存じませんが、相当の志を持って、取り組まれたことは、この舞台を観れば、感じられます。
知り合いの多いらしい客席の誰もが、息を呑んで見入っているのが、わかりました。
こういう作品こそ、多くの学校などで、是非上演してほしいと痛切に思いました。

ただ、いつも腑に落ちないことが一つだけ。檜山上等兵が、どうして、病院にいるのかが、疑問です。とても元気そうだし、別に怪我とかもしていないように見えるので…。

今回のキャストは、皆さん、ほぼ良かったのですが、婦長役だけは、やや不満がありました。元在籍劇団の癖がまだ抜けず、お一人だけ、歌に感情がこもらず、芝居染みてしまって、残念でした。以前の、鈴木ほのかさんや土居裕子さんの名演が記憶に残っているので、これだけは、とても惜しいと感じられてなりませんでした。

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