ユーフラテス/Euphrates<舞台写真を少しずつ公開し始めました>【公演終了いたしました。ご来場頂きました皆様、どうもありがとうございました!!】 公演情報 一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド「ユーフラテス/Euphrates<舞台写真を少しずつ公開し始めました>【公演終了いたしました。ご来場頂きました皆様、どうもありがとうございました!!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    難解
    むずかしい!正直、話が難しい。
    筋は分かるけど、難しい。

    出演者の力量は素晴らしい。
    よくわからなくてもなんでも、世界に引きずり込まれる。
    また、舞台装置や道具のアイディアが卓越しており、
    演技の演出も、思いついてもあんまり実践しないことを
    ガンガンやってくれます。

    前回もそうですが、前島さんという役者は非常に力のある方だと思います。
    盛り上がりはもちろん、静かな台詞も聞かせてくれます。
    最初から最後まで、強弱、緩急、声と体を制御できている。
    うらやましい。

    ネタバレBOX

    なぜ、死んだはずのアニマ(不倫関係の教え子のK)は男として現れたのか?
    「アニマ」とは単なる人の名前ではなく、心理学でいう男性の中の女性像の意味もあり、
    舞台に出てきたのは助教授のOの「アニマ」だからなのだろうけど、よくわからない。
    結局、女ではなく男として出てきたということは
    助教授Oは、自分を正当化するアニマによって妻と別れてほしいと迫る教え子Kを殺し、不倫の清算を迫る妻と家族を殺したということなのだろうか?

    スコップが統一した象徴のように出てくるが、それは何を示すかわからなかった。
    最後は背びれのようにスコップが背中から生えていた。
    はじめから助教授は手にスコップを持っていたが、魚を象徴しているのだろうか。
    最初、助手が酸素マスクのようなものをしていたし、
    先生も最初の説明で「魚のように口をパクパクさせて酸素を取り込め」というようなことを言っていたので舞台は水の中、なのか。
    土は事象を覆い隠す助教授Oの心、か。

    いろんなことを考えるが、かっちりハマる正解がわからない。
    なんとも難しい。答え合わせをしてほしい気分になる。
    金曜の夜のトークでなら、それが聞けたのかなあ?

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    2010/05/22 19:10

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