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2001年-2010年宇宙の旅

2001年-2010年宇宙の旅

東京デスロック

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ 水の広場特設野外ステージ(埼玉県)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

東京デスロッククロニクル
キラリふじみの建物&敷地の特性を使い切った壮大なスケールの作品。
照明と音響も素晴らしく。抜群に心地良い演劇体験。子供の頃に夏休みに観た野外映画上映会を思い出す。

ネタバレBOX

2001~2010年までの時代の流れを、夏目慎也の語る彼の俳優人生と、他の劇団員が語る世界の著名人のメッセージを聞いていくうちに、自分自身の過去10年間がフラッシュバックする感覚がメチャメチャ楽しい。
ラストに劇団員が語る自分の数年~数十年後の姿も興味深い。
椿版『天保十二年のシェイクスピア』

椿版『天保十二年のシェイクスピア』

椿組

花園神社(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごく面白かったです
3回、泣きました。
今年観た舞台で、一番面白かった。
あっという間の3時間でした。

皆様、本当におつかれさまでした。

サーフィンUSB

サーフィンUSB

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★

うぅ~ん  日光の手前だった・・・
ゴーレムの舞台でハマって、ボイス、曲がれ、と公演を見てきたが、今回は正直、笑えんかったなぁ~    終演後の「おまけトーク」のほうが笑えたくらいだった・・・・    オチのインパクトも弱かったし、残念だけど「イマイチ」だったね!

新明治仁侠伝

新明治仁侠伝

劇団め組

吉祥寺シアター(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

お初
幕が開いたところからして重みのあるムードで始まる。なかなか出来のいい舞台だなと思って観ていると・・・・ん?高知弁やら鹿児島弁が耳に馴染んでいないからといい聞かせ、耳をダンボにするも何いってんのかわからない。そう、問題は方言ではなくカツゼツが悪いんだ。やたらガナリたてるからわけがわかんない。あと殺陣がちょっと下手だったり、アラが見えてしまうのが残念だった。全体としては合格点だが、なにやら一流料亭でファミレスの料理を食したような感じかなあ。そういえば最後のほうで勝海舟が3段の階段を踏み外しそうになったのは危なかった。あそこでコケたら肝心の場面が台無しになるところだった。観ているこっちが、本人以上に気になった(笑)。

パーティーが始まる

パーティーが始まる

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/08/03 (火) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
代表の自伝的芝居なのでしょうか。競泳水着とは違うテイストで楽しめました。開演前のヴァイオリン演奏(ヘタなのかヘタウマなのかわからない)はいいですね。聴き入ってしまいました。本編でもやってもらいたい。

新明治仁侠伝

新明治仁侠伝

劇団め組

吉祥寺シアター(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★

時代に殉じた男たちだけれど・・・
「め組」初見です。「任侠伝」といっても博徒の話ではない。悲劇的な時代劇の場合、優れた脚本・演出だと俳優が好演すれば否応なく感情が高まって泣くまいと思っても泣けてくるものなのだが、残念ながら私はこの芝居ではワクワクもできなかったし、泣けなかった。歴史ものは俳優のルックスがカッコ良いだけでは感動できない。
観終わってスッキリできなかった。これは自分の中ではかなりのマイナス点。

ネタバレBOX

「徳川への郷愁、明治への恨み」というのが平板に語られるだけで、士族側の描写が希薄。廓の主人になって大久保利通(酒井尊之)暗殺を企てる利通の庶子・義明(新宮乙矢)の人物像に魅力を感じないのが私にとっては最大の難点だった。利己的で私憤で動いているせいか見ていて同情できない。父の利通や使用人の左助が斬られて目が覚めたと思いきや、「もう利用価値がない」と言って仲間に刺客を差し向ける心境も理解できない。義明が操ろうとする徳川慶喜のご落胤、狂四郎(入木純一)も名君タイプとは言えず、眠狂四郎を真似たようなニヒリストで、よくわからない男だ。
幕末は「蔭間茶屋」が繁盛したが、義明も蔭間だったことが明かされ、義明と狂四郎の間にそれを匂わせるものがあるようだ。
近年、伊藤博文や大久保利通については従来とは違う角度から政治手腕や人物像を再評価する一般向けの書もいくつか出ており、本作でもどのように表現されているか期待したが、そういう解釈の工夫はわずかながらも見られなかったのが残念。「新政府でまだまだやらねばならぬことがある」と通りいっぺんのことを繰り返すだけでなんら政治ヴィジョンを語らないから(現代の政治家のよう?)、士族側も不満を解消できないはずだ(笑)。あの世から西郷(渡辺城太郎)や龍馬(藤原習作)が常識的に解説する場面も多く、劇的に盛り上がらないこと甚だしい。渡辺の滑舌が悪いのも気になった。
小鉄(井上真一)が「けりをつけなきゃならねぇ」と狂四郎と切り結ぶのもよく意味がわからない。その前の段階で納得していたから結婚も決めたのではないのか。それを翻意する必然性が劇中で感じられないので唐突な印象を受けた。
この芝居の中で一番面白かったのは岩倉具視(藤原習作の2役)。幕末に貧乏公家だった男の本音が出ており、スイスイと危難をくぐって生き延びていく男のしたたかさが伝わってきた。岩倉は肖像がお札にもなったせいか、かつては公にあまり悪く言えない雰囲気があったようだが、亡き母が戦前の京・大阪に伝わっていた岩倉具視像について話してくれたのはちょうどこんな感じだったのでふき出してしまった。難点は「あんさん」のイントネーションが一定せず台詞によって違うこと。京阪言葉の語尾の音下がりが不安定。
評判に聞いていたほど殺陣も巧いと思えず、ぞくぞくするような緊迫感がなく、いち、に、さんとテをつけているのが見てとれてしまうのが興ざめ。特に狂四郎の入木はかたちにこだわっている段階のようで、技量がいまひとつ、斬られ役との息が合っていないので、剣が強く見えない。
長刀で切腹しようとする場面が2箇所ほどあったのも考証上違和感があった。明治でもこういう場合は脇差(短刀)でないと。
野村貴浩の勝海舟には存在感があり、好演。それに対する旧幕派の若者たちの魅力が薄過ぎた。晋之介(秋本一樹)は薩摩っぽらしさがあって良かった。中性的な牡丹(菅原貴志)は面白いキャラクター。本来は太鼓もちのような役柄なのだろうが、扮装は太鼓もちではない。鼓を打つ場面が、武士の嗜みのはずなのにまったく鼓の音が出ていないのにはガッカリ。生で打つなら音がきちんと出るようになってから舞台で使うべき。時代劇はこういう小道具が重要なので、疎かに扱ってほしくない。
女性陣は椿(武田久美子)と楓(高橋佐織)が過去を引きずる守旧派で、小菊(松本具子)と、椿の妹・茜(稲垣納里子)が明るい現実派。徳川の世に幻想を持たない現実派の2人の台詞には説得力があった。武田は滑舌が悪い。
音楽で雰囲気を盛り上げようとするのが露骨で浮き上がり、芝居の力が足りないと感じた。やたら登場人物にピンスポットを当てる演出の多用もいただけない。ラスト・シーンで全員が並ぶと、本来ならグッと感情が高まるところだが、それまでにさんざんスポットを当ててきたうえ、人物描写が薄っぺらなので際立ってこない。
女性にはかなり人気のある劇団のようだが、新派や新国劇で腰のすわった本格的な芝居を見慣れた大人向けではないなと感じた。
サーフィンUSB

サーフィンUSB

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★★★

どんな時代でも、どんなシチュエーションでも、日常は確実にある
そんな世界観を、ダラダラした日常会話とともに見せてくれる。
「神は細部に宿る」とでもいうか、どーでもいい会話が延々と続くのは日常なのだ。大がかりなセットとともに。

大がかりなどーでもよさ。

そこには、哀しさや切なさも潜んでいる。
ヨーロッパ企画は、非日常下における日常をうまく描く劇団になっているようだ。

ネタバレBOX

ヨーロッパ企画の舞台を観ていて感じるのは、どんな時代でも、どんな状況でも「日常はある」ということ。
「水の7日間」(笑)と呼ばれる天変地異らしき後、水位が上昇したことで、地表のいろんなところが水没した世界。
さらに、海には汚染された廃液が流れ込み、人魚という生き物も生まれている。
そんな歪んだ、末期的な世界。でも、それは日常なので、細かい説明はない。

しかし、そんな大変な世界なのに、水があるから「だからサーフィンでしょ」とばかりに、サーフィンを始める若者たちがいる。
特に仕事にも就かずに。

大変なことになっているはずで、ドラマ的にはそれをどう生き延びるか、という展開になっていいものの、ここではそうならず、いつ終わるともしれないダラダラした生活が続いている。

サーフィンをして、水の中からいろんなモノを拾ってきてはお金に換え、そのお金で食べ物を買って、またサーフィンをする。
ファストフードを五感を研ぎ澄まし、スローフードとして食す、なんてどうでもいいことがそこでは延々繰り広げられている。
どうでもいいことは、日常だ。

すべてを受け入れているというか、現状がすべてであり、そこには普通の生活がある。
『ボス・イン・ザ・スカイ』でも、ドラゴンが出てくる世界になのに、それは普通の状態であり、そんなことよりもロックフェスのほうが気になっていた。『曲がれスプーン』でも、超能力があることが日常だったから、超能力がどうこうというよりは、日常の生活が大切だった。

一見、非日常なのだが、彼らにとっては日常である、というのは当然で、それをうまく表現していると思う。
何かを声高に示すのではなく。

いつもながら、息の合った日常会話を再現するような、ダラダラした会話が秀逸だ。まるで、そこで普通にしゃべっているように、どうでもいいことを口々に話したりする。
この劇団ならではの、息の合い方であり、それはいつも素晴らしいと思う。
あまりにも普通すぎるので、その凄さは実感できないかもしれないのだが。

どーでもいいことが繰り返され、日常が消費されていく。
だから、社員を海に落とすシークエンスのしつこさも最高だ。

しかし、日常を切り取った物語なので、シチュエーションが風変わりであればあるほど、観客はドラマチックな展開を期待するのだが、それには肩すかしを食らわせてくれる。いつもそんな感じだ。
そこが持ち味でもあると思う。

それは、いつまでも学生気分にある大人たちの話でもある。「いつまでも学生気分」「モラトリアムな状態」は、この劇団の中央にあるのではないだろうか。今回も、結局2人の会社員が、会社を辞めてサーフィン生活を始めてしまう。それは、文明とか社会へのアンチテーゼとかではなく、単に「いつまでも学生気分」が味わいたいからではないかと。

とんでもないシチュエーションなのに、その世界の一場面、日常をすぱっと切り取って見せるだけなのだ。
だから、大したことは何も起こらず、内容が薄く感じてしまうのかもしれないし「オチ」らしきオチがあるわけでもない。

自然をどうとか、自然がどうとか、文明がどうした、文明をどうした、などとという、メッセージ性を感じるもよし、感じなくともよし、なのだ。

観客は、日常の中にある、微妙な感情や状況などを会話の中などから、感じ取ることが必要になる。
感じ取るというよりは、隣で起こっていることをぼんやりと眺めるということかもしれない。

ちょっとした笑いの中も、よく見ると、結構、キツイ内容だっり、切なすぎる内容だったりするのだ。人魚の設定は、結構酷いし、廃液を浴びたりして。
それもこれも日常の中にあるという感じ。
どう考えても明るい未来が待っているようではないし。

まるで、ただ話しているようにしか見えない、彼らの演技は凄いなあと思ってしまう。

サーフィンUSBって、モロそうだった。バカバカしいけど(笑)。
徒然なるままに…

徒然なるままに…

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

青天の霹靂
予想もしていなかった彼らに訪れた名誉……、

ネタバレBOX

出撃することに逡巡する臆病な特攻隊員をおだてたり、なだめたり、あるいは力づくで操縦席に乗せたりする送り屋。彼らは軍人としては劣等生、自らが特攻に行くことはないので、お気楽にその気にさせるコントの練習に余念がない。そんな折、戦況厳しく彼らにも特攻隊へ1名入隊させるようにと命令が下る。

若い男たちは全員手を挙げる…、劣等生でもそうなんだ。

面白い試験で秋山が選ばれ、素直に喜んで…、ダチョウ倶楽部だって最後はエッて言うじゃないですか。

それまで他人事だと思っていたことが急に自分のことになる。送別会でのコントは練習通りにやった方が良かったのでは…。浦野の「秋山さんみたいな人と結婚します」よりは、「この金で男買いに行こう」の方が悲しみが伝わるような気がしました。

秋山の母と妻が悲劇を知らされる前に終演したのは今一つ納得できませんでした。含みを持たせたとも言えますが、前半の竹槍シーンであれだけ時間を掛けたのですから最後もきっちりしないと中途半端感は否めません。

それでも、送り屋の悲喜劇にジーンと来ました。
女の罪

女の罪

ブス会*

リトルモア地下(東京都)

2010/07/29 (木) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★★★

ブスじゃない
ブス会。楽しめました。女の強さを堪能しました。

椿版『天保十二年のシェイクスピア』

椿版『天保十二年のシェイクスピア』

椿組

花園神社(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

スゴいの一言!
観に行って本当によかったです。

ザ・キャラクター

ザ・キャラクター

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/06/20 (日) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり野田さんすごい!
楽しめました。

徒然なるままに…

徒然なるままに…

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

(*p゚ェ゚q)ゥン
「朱雀隊」の初日を観ました。

正直、お話、演出、作品全体は、一定の水準は満たしているものの、意外性や、観客の想像を超えないという点で、まぁまぁだという印象です。

ところが、「朱雀隊」でふうこを演じる、加藤なぎさの繊細で丁寧な演技が際立っていて釘付けになります。
加藤なぎさの芝居を観にいくだけでも損はしません。ぜひにw

徒然なるままに…

徒然なるままに…

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★

昔こういう事があったさぁ
とういう感じの全年齢Verな、神風特攻隊の話しでした。
逆R-12指定な感じがしました。
BGMなどは良く出来ていて臨場感ありましたね。

ネタバレBOX

ただリアリティは、程遠かったかな・・。
高齢の方もちらほらみえてらしたので、芝居とはいえ戦傷者さんいたら。
怒るんじゃなかろうかと思いつつ観ていました。
(時期も時期だしタイムリー過ぎるし)

特攻で散った事知らぬ、妻と母の2名の芝居は上手でした。
いじられキャラの吉田さんは、
ヒートUPすると大声の台詞聞き取り辛いです。

えーかなり偏った私見を述べるならば、
この時期に小中学校の体育館等で、児童対象の公演にすると。
大変分かり易く歴史の理解に役立つのでは・・。
(なかなかに良いのではないでしょうか?)
などと思いましたですハイ。


サーフィンUSB

サーフィンUSB

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★

はじめてのヨーロッパ企画!
初めて、こちらの劇団の芝居を観ましたが、
みなさん仲がよさそうで、その雰囲気はほんわかと良かったです。
ただ、内輪ウケというか、
もっとここの役者さんの事を知っていれば楽しめたのかなぁとか思います。

サード

サード

演劇実験室◎万有引力

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

入場スタッフの手際等が悪い
招待の葉書で観劇したが、応募時に明記してあったとて。
招待枠が1名と葉書に記載無く、同伴者の割引等という気の効いた、
商売っ気も無かった。
19時開演といいつつ実際は開場時間であり、観客並ばせていた。
(日暮れとはいえ、この猛暑の中で。)
煙草や煙の匂いが強く出る場面もあり、
その配慮に対する場内アナウンスも無かった。
芝居にさえ熱込めていれば、全て許されると考えての結果とすると、
商業ベースでの演劇という姿勢について、猛省するべき点だと云えよう。

ネタバレBOX

さほど芝居に興味の無い、階段の昇降も大変な高齢の同伴者は、
スタッフ対応に、かなり憤慨してしまった。
またその感情のベクトルを逸らせるほどの芝居内容とはいえなかった。

繰り返すが、演出上見事な暗闇での炎のパートあっても。
その炎の出した煙が、(煙草の煙同様に)苦手な人間もいるわけで。
その旨、前口上のアナウンス等にて観客に伝えるべきであるし。
新型インフルエンザ流行時には、無償のマスク提供していた劇団も
あったこと考えると、煙の苦手な方はマスクの支給あるなどの、
観客目線に立った配慮が、あって然るべきと思いました。

また舞台が、観客席に入り組んだ鉄パイプの足場等が有り、
かなり観客席によっては、観にくい席も出るので。
先に並んだ者勝ちの自由席とせずに、
指定席等を考えても良いのではと、みてとれました。

ラストシーンは、演出家や脚本家の仕事でしょうが。
「あれっ終わったんだ」と、観客置いてけぼりの出来でした。
きちんと終わりのピリオド打って、
役者の舞台挨拶や、終わりましたのアナウンスのひとつでも入れるべきす。

終わり悪けりゃ、全て悪し!。
これで入場時に不快な思い加われば。
この劇団は二度と観る事も無いでしょう。
そう感じた2時間でした。
バリューな時間

バリューな時間

ザッパー熱風隊

アイピット目白(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

期待通り
熱風隊を観たっていう満足感一杯。

『二人/狂う』

『二人/狂う』

重力/Note

テアトロ ド ソーニョ(東京都)

2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★

観る側も頭使う感じ
重力/Noteを観るのはこれで二度目。
以前、『マリア/首』を観た時にはさほど感じなかったのだけど、この劇団の芝居、戯曲がすごくすんなり体に入ってくる。

役者の台詞や動き方に独自のシステム的なものがある感じで、
あくまで作品の一つの要素としての役者、という感じがとても強いように思えた。

それゆえに、感情移入して観る、とかでは全然無く、目の前に存在するものを観ている、という感覚が強い。

結果、「誰々の演技が〜だったね」とか「あそこの台詞は〜だったね」というような感想ではなく、
「この話、〜だったね」というような作品に対する感想が出てくる。

台詞回しが独特なので、何と言ってるのかはっきり聞こうと思い、結果、普通に吐かれる台詞を聞くよりも台詞が頭に残るような気がする。

目の前で起きる事態に、
「え?どうなってんの?」
という好奇心で食らいつけば、舞台空間で客も役者も創造的な関わりが持てるはず。

逆に、目の前で起きる事態に
「は?わけわからん」
となっちゃうと、まるっきり苦痛の演劇鑑賞になりかねないほど、スタイルは独特。


私は、役者が踏みしめる砂の音や、投げられる道具の転がり方なんかにとても興味が湧きました。



全体的に、「これぞ演出家の演劇!」って感じがしました。

Hit Hit ヘルメットスマイル

Hit Hit ヘルメットスマイル

創像工房 in front of.

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/08/05 (木) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★

シアターグリーン学生芸術祭、第一弾!
通常私は芝居が終わると演出家や顔見知りの役者に挨拶をして帰るのだが、とてもそんな気にならなかった。この芝居に叩きのめされたのである。

作風としてはやはりゴジゲン風と言っていいだろう。一見、コメディのように見えるがその実、奥には深い哀しみが潜んでいるというのがゴジゲンの作り。ところが今回の創像工房、前半コメディタッチではあるが、笑える部分は少ない。(これは初日の固さがあったかもしれない。)そして、ゴジゲンの芝居なら2時間のうち最後の10分で感情を爆発させるであろうシーンが、芝居の半分以上占める。

全ての役者が泣きわめき、バットを振り回し、感情をMAXにする。途中から客席は笑い声ひとつ起こらない。そういったシーンが延々続くのだ。作劇上のテクニックから言えばありえない作りだ。それにも関わらず、私は胸を締め付けられた。

若いからこそ出来る芝居、若くなくては出来ない芝居、言ってしまえばそれだけだが、実は私が創像工房に求めていたのはそういう芝居だったのだ。

たとえて言えば、若いピッチャーで、球種も少なくコントロールの悪いピッチャーが160キロのストレートを投げ続けている。フォアボールや死球の山で、どんどん自滅していっている。しかし、それでもかたくなに160キロのストレートを投げ続けている若いピッチャーがいたとしたら、それは逆に感動してしまうことだろう。今日の芝居はわかりやすくいえばそういう芝居だ。

パーティーが始まる

パーティーが始まる

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/08/03 (火) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

なんだよこのさわやかな
いろいろやっても前向きなながれは。これで楽しめるのだからさすがですな。あと清水久美子さんも始めてみましたが凄いですな。

ネタバレBOX

構想にあったらしいAVな話を含めたものも見てみたい。でもさわやかになりそう。
トップ・ボーイズ

トップ・ボーイズ

劇団フライングステージ

OFF OFFシアター(東京都)

2010/08/05 (木) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★★★

2編オムニバス
彼と彼の結婚を祝うパーティに歴史上の有名なゲイたちがやってくる、というキャッチに登場したのは・・

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

ハーヴェイ・ミルク、オスカーワイルド、春日源助、三島由紀夫、マルグリット・ユルスナール、フレディ・マーキュリー、アラン・チューリング、ジャン・ジャコモ・カプロッティ、モーリス・クリストフ・ホールら。つまりはゲイ、またはゲイに関する著者。彼らが大きなテーブルを囲んでの「死の晩餐会」みたいにあの世での食事の会話劇。

正直申し上げて、こちらより後半の芝居のほうがめちゃくちゃ面白かった。とある社内で付き合っているゲイらの結婚から別れまでの物語。ゲイのママ?が織り成すスナックの風景がそこはかとなくオモロイ。いあいあ、ゲイの友達が欲しいなー。なんか楽しそうだー。。

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