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『月刊彗星マジック 8月号「欠陥ロケット×彗星マジック」』

『月刊彗星マジック 8月号「欠陥ロケット×彗星マジック」』

彗星マジック

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2010/08/10 (火) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

びっくりしました。面白かった
小玉藍さん、西出奈々さん、木下朋子さん、フロントアクトの朗読から捕まれました。その後の物語のちょっとイメージが弱い所をカバーしたのかな?
・月間ロケット  もしもボックス
・彗星マジック  カワイソメダル
・月間ロケット  スモールライト&ビックライト
・彗星マジック  ムードもりあげ楽団
・彗星マジック  通り抜けループ
・月間ロケット  タイムふろしき
各10分、短篇漫画のように、どんどん くだらない背景と物語
しかし最後に繋がる。
すると、意味が出てくる。
人を家族を友達を愛する事、絶対戦争はイケナイ
分かりやすく伝わる。
大変面白かった。最後の最後に大変面白くなりました。 びっくりしました。

今回はあれもこれも、びっくりが多かった、すごく楽しませてもらいました。
ありがとうございました。
“彗星マジックは、ジャージで気合い十分”

女とカバンと喫茶店

女とカバンと喫茶店

演劇集団Nの2乗

「劇」小劇場(東京都)

2010/08/10 (火) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★★

生きることについての物語
タイトルやチラシのビジュアルからはカジュアルな印象を受けたのですが、落ち着いた雰囲気で、生きることについて考えさせられる作品でした。

手堅い脚本・演出で、役者の演技も安定していて、後半の非現実的な展開も違和感がありませんでした。

個人的には、演劇ならではの祝祭性とか虚構性を感じさせて欲しかったです。

スリー・ベルズ

スリー・ベルズ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2010/08/10 (火) ~ 2010/08/29 (日)公演終了

満足度

落胆度95%、大王も完璧ではないと知る
すごーく残念!!後藤ひろひと作品で、初めて、睡魔に襲われました。

本当に、期待度100%だったんですよ。音尾さん、岡田さん、石丸さん、佐戸井さんと、好きな俳優さん揃いでしたし…。

でも、期待度が高すぎたため、落胆度も高くなってしまいました。

幕開きの後藤さんらしい、客席の雰囲気作りと、最後の岡田さんの歌は、とても良かったのですが…。
今回は、あまりにも、脚本に、芸がなさ過ぎました。
どこかで観たようなストーリーが、ない交ぜになり、それがきちんと消化されない感じでした。あー、すごく残念。特に、石丸さん、もったいなさ過ぎました。

ネタバレBOX

開演前に客席でパフォーマンスをする男女、最初、あまりにも衣装が可愛いので、まさかホームレスの役とは思いませんでした。
彼らに、誘導されて舞台に上げられた観客に、注意事項を読ませ、ややあって後方から後藤さんが登場したところまでは、気持ちがワクワクしていたのですが、ストーリーが進むに連れ、これは駄作かもの思いが強くなりました。

結局、場転のセット替えなどを担当する後藤さん自身の登場シーンが、一番楽しく、肝心のストーリーの方は、どこかの作品の二番煎じ、三番煎じの、それもブレンドしそこなって不味くなったお茶みたいでした。
素敵なキャストが勢揃いしていたのに、とても残念でした。
子役さんが一番客席の注目を集めていたかもしれません。彼は、かなりの名子役さんでした。
サマーカオス

サマーカオス

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2010/07/26 (月) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

おもしろかった
快児さんのネタは観たことがなかったのですが、好みの類の芸人さんだという感触。考えている事、それぞれの言葉は面白いと思います。 役者さん何人か魅力的な方がいましたが、なんだかテンポの悪い人も多かった気も。 幕間にいちいち入る、タイトルや言葉が無かったらもっと笑えたかもと思ってしまいました。

さらば八月のうた

さらば八月のうた

劇団M.O.P.

北とぴあ さくらホール(東京都)

2010/07/31 (土) ~ 2010/07/31 (土)公演終了

すばらしい
すばらしかった

陽の夢

陽の夢

Avantgarde Carnival

シアター風姿花伝(東京都)

2010/08/06 (金) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★

おもしろかった。
どんな話なのかと思っていたら。
現代人が違う世界へ行く、そこで救世主になるって話は
小説で読んだことのある感じ。
ライトノベルを読んでいるような世界観は
簡単に入り込める内容でしたが、
いかんせん、詰め込みすぎな感と
山場が過ぎた後の山場への導入が実に長く感じて
少々集中力を萎えさせました。

役者は若手が多く、神降臨。
これまた集中力を欠く結果に。これがまた残念。

殺陣、所作共にまだまだと言ったところ。
ただ熱意はとても感じられた。

女とカバンと喫茶店

女とカバンと喫茶店

演劇集団Nの2乗

「劇」小劇場(東京都)

2010/08/10 (火) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★★

戻れる場所と聞いてくれるひと
ハァ、映画もねぇ、バーもねぇ、ショップもねぇ!
おら、こんな村いやだー、おらこんな村いやだー♪

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

働く場所といったら、病院か役場しかない片田舎に嫌気がさして兄の反対を振り切って逃げるように出て行ったトモコは東京で過ごした5年間の間に様々なことを経験した。男と同棲し妊娠した挙句に男に逃げられ、堕胎したトモコは明日の希望を失い、自殺を試みる。

そこに須藤きぬえというトモコの祖母と同じ名前をもった女性があの世から時間軸を超えてトモコを助け「死の猶予」という死ぬ手前の「考える時間」を授ける。現実で起こった知人らの死と自分の死に様を遭遇させて、トモコが感じる自分とは、家族とは、愛とは、世の中とは、人生とはを再度、見つめなおす物語。

どうやら、きぬえはトモコを見守る存在らしいが、物語全体にあまりインパクトはなく、尖った何かも突き抜ける展開もない。ただただ、身近な人の死に対して自殺を試みたトモコが、一度は出たこの僻地の住人たちや家族が暖かくトモコにとって最も癒される存在だったということが身にしみて解る。

人は孤独では生きられないという状況と、誰かに話を聞いてもらうというだけで心がやすまるという当たり前だけれど大切なものを描写していた。

きっと東京で孤独と戦っている輩にはずしん!とくる内容だったかもしれないが、割に真新しさはない。本にもうちょっと練が必要だったかも。そんな感じの舞台だった。

ロックンロール

ロックンロール

ホリプロ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2010/08/03 (火) ~ 2010/08/29 (日)公演終了

パブリック初
もっと知識を入れてみればよかった。

サード

サード

演劇実験室◎万有引力

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇ならではの表現方法がふんだん
映画よりも軒上泊による原作の雰囲気に近く、加えて少年院の面々をそれぞれ描いて(調べたら映画もそうだった)、より舞台向きに仕上げた感じ。
さらにイントレを客席上方にまで(!)張り巡らせた装置も含め、演劇ならではの表現方法がふんだんで観応え十分。

サーフィンUSB

サーフィンUSB

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

ひさしぶりの
本多の次は駅前。
駅前の方が楽しみ。

ノクターンだった猫

ノクターンだった猫

ニットキャップシアター

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/08/06 (金) ~ 2010/08/09 (月)公演終了

観劇
ほ~ほ~と言う感じ。

『マグダラなマリア』

『マグダラなマリア』

ネルケプランニング

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2010/08/06 (金) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

濃かった~!
とにかく、濃い!濃い!濃い!
濃すぎて、無駄に疲れた ←超褒めてます
マグダラもシリーズ1回目の時より、年々濃くなってるね

ネタバレBOX

役者の演技も、演出も、どろソース並のドッロドロ
そして、エロが濃密すぎるわ(爆)
どんだけシモネタ連発してくれんだ ←何喜んでんだ
でも、下品にならないのが、湯沢ワールド

今回のステージは、役者の体の張りが凄まじいよ
もう、勘弁してやってよ!って思うほど
そこまでやらなきゃ、湯沢さんはOKを出さなかったんだろうか?
もう、これはリアルプレイとしか思えない ←ご馳走様

前回も、津田グレイス健次郎の地雷のシーンは結構体張ってたけど
今回は、あんなの比にならないよ
縄跳びで二重跳びもするし(あのドレスのまま)
まぁ他は見てのお楽しみという事で、何度も何度も体張ります

クリッパラの体の張りっぷりも凄いっす
ローズマリーも凄い
体張ってないのって、セシル・さとちゃん位じゃないか?

そして、歌ね
二人でハモリの曲が結構多かったんだけど、どれも上手で上手で・・・
それよりも、絶対に書いておかなきゃいけない事

小野田エスメラルダ龍之介のソロ
もんの凄い上手です
湯沢さんが直々に歌唱レッスンしたのかしら?
湯沢さんと似てる歌い方。
つか、声量や伸びが凄いので、湯沢さんを超えてんじゃないか?
ほんとに凄かった
幕が上がってから幕が下りるまでの2時間半、笑いがドッカンドッカンの連続
そして、何度も起こる拍手の連発はキャストの歌の後

体を張って笑いをとり
歌で拍手が起きるの連続でした

結局、みどころは
津田グレイスの体の張りっぷり
小野田エスメラルダの歌
共に、神!


「名無しのエリーゼ」 Niemand heißt Elise

「名無しのエリーゼ」 Niemand heißt Elise

TACT/FEST

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/08/10 (火) ~ 2010/08/12 (木)公演終了

満足度★★★★

美しい情景
物語前半は説明どおり。エリーゼのおばあちゃんも「エリーゼ」という名前で舞台は「名無しのエリーゼ」ことおばあちゃんの日記の内容を演じます。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

戦争の為、国を去らなければならなかったエリーゼは、ひとけのない駅にたどり着きました。そこには駅長で信号係のルーカスがいましたが、この駅には戦争がおきてからというもの、駅に列車が来ることはなくなっていました。

エリーゼは列車を待つ間、なんと一年もの間、住み着いてしまいましたが、その間、楽天家で陽気なエリーゼと生真面目なルーカスの仲は親友のような感情が芽生えていたのです。

しかし、エリーゼが駅にまだ住んでいると聞いたルーカスの上司はエリーゼを戦争が起きている故郷に送り返そうと駅に列車を送ります。エリーゼを助けるためにルーカスは線路を剥がし駅をぶっ壊してしまいます。

そうして二人は何処かへ逃げて、今、ルーカスは孫のエリーゼと一緒に暮らしてるという物語。

ロマンだなー。「小さな恋の物語」のトロッコのシーンを思い出して、舞台の情景と重なり美しい画でした。オルゴールの「エリーゼの為に」の導入音楽があったなら、それは壮大なロマンだっただろうに・・。

それでも二人芝居としては秀逸で楽しい舞台でした。
カフェ アオギリスタン

カフェ アオギリスタン

劇団PATHOS PACK (パトス パック)

テアトルBONBON(東京都)

2010/08/05 (木) ~ 2010/08/11 (水)公演終了

満足度

怒り
ともかくひどい。登場人物のキャラクターもぜんぜん駄目。役者も上滑りしていて説得力なし。何を伝えたいのか皆目わからない。

説明では『「無縁社会」をテーマにした心がほっこりとする舞台宇梶剛士がお届けする、最新書き下ろし作品』とあるがまったく期待はずれ。

途中で退席する人ともいたが席の関係ででるに出られなかった。

今年見た作品の中ではワースト1

評価1をつけたが、本当は0を付けたい

BARAGA-鬼ki- 再演

BARAGA-鬼ki- 再演

演劇集団Z団

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/08/06 (金) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

見てきた!
殺陣とかすごかったし、話も面白かった。
新撰組が好きなので楽しめました。

広島に原爆を落とす日

広島に原爆を落とす日

RUP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/08/06 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度

ちょっとまて。
なんだ、この演出。。。


くやしいなぁ。つかさんの作品。特にこの戯曲大好きなのに。

ネタバレBOX

追加された最後の一言が余計すぎる。

八月花形歌舞伎

八月花形歌舞伎

松竹

新橋演舞場(東京都)

2010/08/07 (土) ~ 2010/08/28 (土)公演終了

満足度★★★★

初役、勘太郎さん、お見事でした
「四谷怪談」通しを、大好きな女優さんを誘って、観に行きました。

たまたま、新婚の、伊右衛門お岩コンビ。
海老蔵さんの伊右衛門は、良くも悪くも予想通りでしたが、勘太郎君は、期待以上の素晴らしい初役でした。

序幕の与茂七の軽快な演技振り、実直な小平、哀切なお岩と、3役を、どれも破綻なく務め上げ、初役で、ここまで、演じきった「四谷怪談」は、もしかしたら、初めて観たのではと思う程。父親である勘三郎さんのお岩を踏襲してはいるものの、伊藤家からの毒薬を、ありがたがって一つ残らず飲み干そうとする哀切さは、お父上以上だったように、感じました。

獅童さんの直助権兵衛、七之助さんのお袖もとても良かったので、2人の「三角屋敷の場」がカットされたのは、残念でしたが、猿弥さんの愉快な解説で、カット場面の粗筋説明があったのは、大変観客に親切で、好感が持てました。

ネタバレBOX

勘三郎さんが、コクーン歌舞伎などで、若いヒトにもわかりやすい歌舞伎上演を積極的に行うようになって、ようやく、歌舞伎の本公演でも、そういう空気が生まれて来たのだなと実感できる、大変嬉しい気持ちになる公演でした。

序幕から、陰隠滅滅とした雰囲気になりがちな演目なのに、今回は、序幕から、やけに軽快な雰囲気で、与茂七とお袖の夫婦の再会や、伊衛門と直助権兵衛の悪党2人の殺し場後の、結託シーンも、まるで、喜劇テイストで、ずいぶん、様変わりした「四谷怪談」でした。

でも、お岩が、伊藤家の親切を信じ切って、血の道の薬と偽られた面相が変わる毒薬を、拝みつつ、飲み干すシーンは、哀切極まり、胸が痛くなります。

勘太郎さん、3役を、見事に、演じ分けて、本当に感嘆してしまいました。
中村屋3代のお岩、皆、拝見していますが、今後、一番好きなお岩になりそうです。
海老蔵さんではなく、菊之助さんの伊右衛門とのコンビで、観たい気がしました。
海老蔵さん、どうも、わざとらしい台詞回しに感じます。最初から、すごく嫌な男で、何故お岩と縁りを戻したかったかが、見えてきません。伊右衛門は、最初は、お岩を愛していた筈なのに…。
勘太郎さんが、3役とも良いだけに、残念でした。

お岩、小平の戸板返しから、だんまりで与茂七に早替わりするところが、実に鮮やかで、嬉しくなりました。

3階席に、幽霊が出現したり、猿弥さんの愉快な解説があったり、お客さんに親切な歌舞伎上演形態になり、今後の歌舞伎界に希望が持てて、歌舞伎歴50年の私には、とても心嬉しくなる「四谷怪談」でした。
通りゃんせ

通りゃんせ

ユニークポイント

座・高円寺1(東京都)

2010/08/05 (木) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★★

少し綺麗事すぎませんか!?
なぜか入り込めませんでした。上っ面だけを描いたような感じを受けました。

ネタバレBOX

両家の親は了解しているようですが、結婚はまだしていないんですよね?!キムの友人や姉夫婦を日本に招いたのに、両親を招かなかったのはなぜでしょう。キムの親の都合が悪かったのなら、まずは二人で韓国に行くべきではないですか。礼儀を重んじる韓国人に対してとても非礼なような気がします!!

そして、キムの姉が将来親の面倒を誰が看るのかと言ったとき、キムは知美に通訳しませんでした。将来韓国に住むことになるかもしれないことを二人は真剣に話し合っていませんね、私にはそう感じられました。ちょっと変です。

そして、何も回答をもらってないのに、パーティの席でキムの姉が宜しくお願いしますなどと言うのも流れからすると変!!

単に日本人と韓国人が飲み食いして仲良くなったでは済まないでしょう。

ところで、妖精のような少女二人が小道具を準備したり、はたまた恋の後押しをしたりと、素敵で効果的でした。
Re:カクカクシカジカの話

Re:カクカクシカジカの話

非戦を選ぶ演劇人の会

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/07/20 (火) ~ 2010/07/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

心強いっっ
平和主義は理想的で非現実的なのか?
丁寧に核抑止論の矛盾を解きほぐす第一部。
地球上で今も内部被爆してる?
ドキュメンタリー映画監督が今を語る第二部。
そして追悼井上ひさしの第三部。
圧倒的に言葉の力強さを見せつけられた。
三部共に日本演劇を支える一流の演劇人達の共演。
これで1500円!
日本の演劇の骨太さと力強さを感じます。
勇気づけられる。
来年も絶対行きたいっっ!

ネタバレBOX

会場に到着直前、
役者の戸田恵子さんが歩いているのを見ました。
オーラ、出てたなぁ…。
広島に原爆を落とす日

広島に原爆を落とす日

RUP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/08/06 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★

追悼公演~★
つかこうへいさんが亡くなられて、このタイミングでこの公演。
ものすごく期待して見に行って、満足。
魅せる演劇で、音にも、台詞にも圧倒される。
終わって時計見て、まだこれしか時間経ってなかったのか??
って位中身がギューーーーって詰まってる。
歌って踊って笑って叫んで爆発してしゃべる、しゃべる、しゃべる!

すごく暴力的な言葉と芝居もあるし、
そんなぁ~って思うシーンもある。
でも、今、見るべき芝居が、ここにある。
初演の1979年から30年以上経ってなお、
衝撃が色褪せないってスゲーと思う。

ネタバレBOX

SPA!で鴻上さんがつかさんについてのコラムを書いてて、
「へ~」って思った。
「つかこうへい」の頭に、「い」をつけると、
「いつかこうへい」。在日挑戦人のつかさんが描いた、
在日朝鮮人で愛する人のために原爆を落とすスイッチを押す筧利男の役を思うと、また一つ重みが増す。

そしてNHKの、視点論点でこの舞台の演出家が「考核劇」と言っていたが、
その通りだ。すごく考えさせる。
考えるのを止めてしまったら、それまでなんだなぁ。
例えば、
「たかが」原爆のせいで、一組の恋人が結ばれないなんて下らないじゃないか。という見方は安直だろうか。安直なんだけども。

でも、その位、この作品には、善悪ではない、
私達は原爆を落とされた唯一の被爆国で、
それでも「核抑止力」と「平和」について議論をし続ける、
考える必要があるんじゃないかと思わせる怪作だった。

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