「名無しのエリーゼ」 Niemand heißt Elise 公演情報 TACT/FEST「「名無しのエリーゼ」 Niemand heißt Elise」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    美しい情景
    物語前半は説明どおり。エリーゼのおばあちゃんも「エリーゼ」という名前で舞台は「名無しのエリーゼ」ことおばあちゃんの日記の内容を演じます。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    戦争の為、国を去らなければならなかったエリーゼは、ひとけのない駅にたどり着きました。そこには駅長で信号係のルーカスがいましたが、この駅には戦争がおきてからというもの、駅に列車が来ることはなくなっていました。

    エリーゼは列車を待つ間、なんと一年もの間、住み着いてしまいましたが、その間、楽天家で陽気なエリーゼと生真面目なルーカスの仲は親友のような感情が芽生えていたのです。

    しかし、エリーゼが駅にまだ住んでいると聞いたルーカスの上司はエリーゼを戦争が起きている故郷に送り返そうと駅に列車を送ります。エリーゼを助けるためにルーカスは線路を剥がし駅をぶっ壊してしまいます。

    そうして二人は何処かへ逃げて、今、ルーカスは孫のエリーゼと一緒に暮らしてるという物語。

    ロマンだなー。「小さな恋の物語」のトロッコのシーンを思い出して、舞台の情景と重なり美しい画でした。オルゴールの「エリーゼの為に」の導入音楽があったなら、それは壮大なロマンだっただろうに・・。

    それでも二人芝居としては秀逸で楽しい舞台でした。

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    2010/08/11 14:19

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