
センの風とムラサキの陽(池袋演劇祭・優秀賞受賞)
劇団バッコスの祭
池袋小劇場(東京都)
2010/09/30 (木) ~ 2010/10/11 (月)公演終了

ギンノキヲク
ラビット番長
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい作品
今まで人生で一番いいお芝居を見た。
前半は作家さんの体験に基づいた共感できる素敵な物語。後半は演劇の欲求を満たしてくれて満足。ダンスとカーテンコールも楽しくてw
残念な点は一つだけ。代表の井保さんが出演されてなかったこと。ファンとしてはそこだけ。
一番素敵な役者だと思っているだけに寂しかった。

バニラ
643ノゲッツー
OFF・OFFシアター(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/05 (火)公演終了
満足度★★★
稽古不足?
ストーリー展開は面白かったが、ちょっとドタバタしすぎな舞台だった。もう少し練りこめばもっとよくなると思う。アドリブ(だと思う)場面がチョコチョコあり、面白かったし、役者同士も楽しんでいたような雰囲気でよかった。

バニラ
643ノゲッツー
OFF・OFFシアター(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/05 (火)公演終了
満足度★★★★
前作よりもいい
赤組を観たのですが、前作よりもわかりやすくて面白い。オタク系のコメディだと思ったら、サスペンスになっていたり、妙にシリアスになったりと楽しめました。舞台向かって右脇スペースでの芝居は見難かったのが難点。エロいシーンだったので、首を長く伸ばして見ましたけど。時間があったら白組も観たいです。

野辺の送り―暗殺風聞'84
劇団演奏舞台
アトリエフォンテーヌ(東京都)
2010/10/01 (金) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

Project BUNGAKU 太宰治
Project BUNGAKU
ワーサルシアター(東京都)
2010/09/30 (木) ~ 2010/10/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
4作品ともすばらしかったですが、「燈籠」に1入れました!
小夏さんの作品、初めて拝見させて頂きました。
私は学生時代、太宰治の「人間失格」の草稿や、「女生徒」の素材となった日記から創作過程を追うことに興味を持っていた現在31歳会社員の女性です。
演劇はまったく分からないのですが、昨日拝見してとてもすばらしかったので、私も一言感想を投稿させて頂きます。
「燈籠」は4作品の中では一番好みではない作品なので、選ばないだろうなと思っていた作品でしたが、演劇の方が小説よりよくなっているように感じ、「燈籠」を1番に入れました。小説では結末の水野の手紙から女性は救われない感じのする後味の悪い作品でしたが、演劇では少し和らげられて、また主人公の女性も共感の持てる女性に描かれているように感じました。
また↓の方もおっしゃていますが、着物の美しさ、身のこなしの上品さ、音楽の効果的な使い方など視覚聴覚で舞台ならではの楽しさも味わせて頂きました。
他の3作品は題材小説のみを扱っていましたが、「燈籠」は途中、「葉桜と魔笛」や「待つ」など他の女性独白体の小説も入ってきて、「燈籠」にはない妹の設定が入り、物語が作り変えられ、対象作品で一本勝負というルールなら別ですが、結果的に観客に感動を涌き起こし、実際の小説よりいい作品に仕上がっているように感じました。私は個人的に「葉桜と魔笛」が大好きなのもあって不覚にも号泣してしまいました。
また俳優さん、特に女優さんたちが人間的に深みのある演技ですばらしかったです。
しかし、小夏さんがどのようなきっかけで「葉桜と魔笛」などをリンクし、それらの作品をひっぱってきたのか気になります。私は「燈籠」の中の「葉桜」という言葉に「葉桜と魔笛」を想起してしまいますが、作り変えられ新たに創作されていく過程にとても興味がわきました。
その辺り、今日のイベントで直接小夏さんに伺えればうれしいのですが、個人的にちょっと仕事で難しそうです。もしこの投稿に目を止めて頂けたなら、今度コメント頂ければとてもうれしくおります。すばらしい作品をありがとうございました(*^_^*)♪

異種をあわれむ歌
ルナ・パンク・ヴァリエーションズ
笹塚ファクトリー(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★
ほんとにてんこ盛り
SFで、アクションで、きれいなお姉ちゃんたちが出てきて、笑いもあって、家族愛があって、最後には涙まで誘おうって、ちょっと欲張りすぎ!男の夢を全部入れちゃったみたい!SFとアクションときれいなオネエサンの3つぐらいに集中したらいかがでしょうか?

野辺の送り―暗殺風聞'84
劇団演奏舞台
アトリエフォンテーヌ(東京都)
2010/10/01 (金) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★
詰め込みすぎて・・・
「言霊」「第九条」…いろいろ良いことは言っているけれど、見ている側はよく咀嚼できないまま飲み込んで消化不良。

悪魔の絵本
Theatre Polyphonic
サンモールスタジオ(東京都)
2010/10/01 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★
鍵なし倉庫という前提がそもそも疑問
鍵のない倉庫に置いてある原稿・資料が7年間も手付かずのままなんてありえないでしょ?悪ガキが入り込んで生原稿はごみと化し、そのごみはホームレスが暖を取るのに燃やしてしまうって!ま、運よく奇跡的に残ったとしてもその手書き原稿は財産なので、編集者が自分のものにしたら今度は泥棒です!主役の編集者役の女性の演技が、一本調子でテンション上がりっぱなし、テレビのバラエティ番組のコントみたいな幼稚さ。日本の演劇界の層の薄さと芸能界の浅はかさを感じます。

絶滅のトリ
ONEOR8
シアタートラム(東京都)
2010/09/24 (金) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

バニラ
643ノゲッツー
OFF・OFFシアター(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/05 (火)公演終了
満足度★★★
だまされたと思う。
皆さんおっしゃっているように、舞台外での芝居はほとんど何が行われているか見えずNGです。(あの空間の周辺以外ではどの当りの人は見えるんでしょうか?)だまされた理由はネタバレにて。

野辺の送り―暗殺風聞'84
劇団演奏舞台
アトリエフォンテーヌ(東京都)
2010/10/01 (金) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★★
音楽と演技の調和
当劇団初見。
バンドによる生演奏と、演者による演技のコラボが(ミュージカル風に演者が歌う場面を含め)マッチしており、なかなか見事なハーモニーを醸し出していた。

日本人のへそ
劇団テアトル・エコー
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2010/09/18 (土) ~ 2010/10/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
先見
これが井上ひさしの舞台戯曲処女作(?)。1969年当時はかなり過激な内容だったと思うのですが、評判をとりながらある意味「問題」にならなかったのは、テアトル・エコーが弱小だったからなのでしょうか。「アイウエ王」「カキクケ侯」に始まる数々の言葉遊びも、後の戯曲に繋がる感じです。また、音楽が服部公一さん。こちらも後の音楽劇と遜色の無い感じ。また劇中、見舞いの果物籠が届く場面があり、故人・存命を問わず実名だったのに少し驚きました。ブラック、シニカル、下品でドタバタな内容ですが、きちんと成立させる劇団のパワーはお見事です。ストリッパー役の女優さんたちの思いっきりの良さに役者ってやっぱりスゴイと思いました。同性同士のシーンも、よくぞ40年前にこのシーンを差し込んだものと、井上さんの先見に脱帽です。

樫の木坂四姉妹
劇団俳優座
シアターX(東京都)
2010/09/20 (月) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
満足
ベテラン女優さんと若手女優さん。確かな演技に裏付けられた劇団の見事さ。まるであて書きの様に嵌まりこむ安心感。贅沢なひと時でした。名誉のために申し添えれば、各時代の脇を固めたみなさんもまさに嵌まり役。さすが俳優座です。

やわらかいヒビ
カムヰヤッセン
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/10/01 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★
雄弁な沈黙
近未来の日本が舞台で、エリートが集まる研究所「アカデミー」に関わる人たちの物語でした。
登場人物たちはそれぞれ愛する人のことを思って行動するのですが、その思いがすれ違って悲劇が生まれるという古典的な物語構造を、SF的要素を絡めながら感情をリアルに描いていました。
舞台の手前と奥を仕切るように設置されたシンプルな舞台美術や効果的で、人物の配置や照明とうまく組み合わせて、次々と変わるシーンをスムーズに繋げていました。天井から吊り下げられた竹や日本庭園のような玉石の床などの和風な要素も意外に違和感がなく良い雰囲気を作っていたと思います。最後のシーンの美術もとても美しく、印象に残りました。
激しい言い争いになるシーンが何回かあるのですが、その中に差し挟まれる沈黙の時間が登場人物の心情を強く感じさせて素晴らしかったです。解決されないままの中途半端なエピソードもいくつかありましたが、物語の主軸がしっかりしているので、観ている間は気になりませんでした。悲しい結末ですが、清々しさを感じました。
このクオリティで2500円とは、コストパフォーマンスも素晴らしいと思います。当日パンフに挟まっている人物相関図はネタバレになるので先に見ない方が良いかもしれません。

砂と兵隊/Sables & Soldats
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/09/16 (木) ~ 2010/10/06 (水)公演終了
満足度★★★★
初 青年団
初めて青年団を観ました。
不条理劇のこと、まだあまり良くわかっていないけれど
かなりおもしろかった。
観ていて飽きなかったし、笑える部分もかなりあり、
どこまで、いつまで続くんだろうと思いながらも、
あっという間だった。
さすがココの俳優さんたちはものすごくレベルが高い。
特に石橋亜希子さん、山内健司さんがおもしろい。
ガレキの時に気になった高橋智子さんも。
そして志賀廣太郎さん、やっぱりすごいな。
平田オリザさんの作品、青年団関連続けて観てみようと思う。
フランス語版『Sables & Soldats』も観たいな。

バニラ
643ノゲッツー
OFF・OFFシアター(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/05 (火)公演終了

千羽鶴
演劇ユニットG.com
BAR COREDO(東京都)
2010/09/25 (土) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★★
上質なお芝居でしたが・・・
初見の劇団。芝居としての質は高く、俳優も好演していた。文芸ものに強い劇団のようなので、今後も観続けたいと思う。
今回の芝居はギリシャ悲劇や能とも関連させていたようだ。アフタートークでギリシャ悲劇と能の世界が結びつかないようなことを発言していた人がいたが、いまの演劇人は観世寿夫の活動をご存じないのだろうか。早稲田のかたならご存知かと思うが、観世寿夫は早稲田小劇場とも組んで、ギリシャ悲劇と能楽を結びつけた公演を行っていた。
ただ、今回の公演、観劇環境としてはよくなかったと思う。空調の悪い地下空間で登場人物の少ない緊密な芝居を1時間45分、硬い木の椅子で観るのはきつかった。カフェ公演は1時間半以内に収めたほうがいいと思う(持論なのですが)。

Project BUNGAKU 太宰治
Project BUNGAKU
ワーサルシアター(東京都)
2010/09/30 (木) ~ 2010/10/10 (日)公演終了
新鋭演出家四人のガチ勝負
原作は一つも読んでいません。唯一、人間失格だけは高一ぐらいの時に読もうとして、半分も行かずに放った気がします。多分それ以降太宰は肌に合わないという先入観が作られ、食わず嫌いです。良くないですね。感想は長いですが特にネタバレしていません。
『HUMAN LOST』演出:広田淳一(ひょっとこ乱舞)
物語はまったく意味がわからなかった。ただ空間の中での役者配置、動きを含めた舞台上のヴィジュアルの見え方、計算された音の入りが美しい。僕は途中から話を理解することを止めて、その場で起こっていることを楽しむことにした。でもきっとそれは僕がいろんな演劇を観ているからこそ、見方を変えることが出来たのであって、ふつうに観たとしたら話が理解出来ないというのは大きなハンデになる。
公演後に話を聞くと、原作も意味がわからないらしい。それでも説明的な台詞を作るのは全力で避け、わかりやすさを排除したとか。「出演者含め総スカン覚悟」であったものの、原作を読んでいる人にとってはとてもうまく構成し直してあると感じられ、人気が高くて意外だったとのこと。これから観に行く人は、読んでからの方が楽しめるかも知れない。
『灯籠』演出:吉田小夏(青☆組)
観ながら何度か鳥肌の立つ瞬間があった。僕は芝居を観ているとき、話の筋と関係なくとも照明や音響、舞台の作りが好みにぴったりと嵌ると、その度鳥肌が立つほどの感動を覚える。小劇場の芝居では珍しい。「忘却曲線」しか観たことがなかった僕は、小夏さんがこのような演出もすることに驚いたし観ていて非常に面白かった。みな着物を着ているが、所作がきれいである。日舞をやっている人が役者の中に何人かいたからこそ、短期間で仕込めたのだという。着物を着た芝居はプラスに作用すれば大きいが、マイナスにも作用する恐れがあると思う。この芝居では良さを活かし、断然プラスに持って行けていたのではないか。
『ヴィヨンの妻』演出:松枝佳紀(アロッタファジャイナ)
何度もリプライズされるHaendelのSarabandeが芝居の間をきれいに埋めていく。統一感がありつつも、様々な録音が楽しい。一度稽古場のお手伝いをした際に、通し稽古を見させて頂いていたのだけれど、話のおもしろみが以前に増してギュッと凝縮された印象。何度か観ていたこともあって、台詞一つ一つが「あ、そうか」と腑に落ちた。その腑に落ちた言葉がとても重要であったりした。最後のシーンがとってもすき。稽古場で初めて観たとき、ぞくっときた。
『人間失格』演出:谷賢一(DULL-COLORED POP)
もうなんか転換の曲が流れ始めた瞬間に谷さんワールドが全力展開していて、面白い。広田さんに話したら共感してくれて「谷のターン!って感じだよね」と。上演しながら、舞台上にいろんなものが雑然と撒き散らかされていくあたりも谷さんらしい。作風はご自身で語っている通り、ダルカラ色が強い。僕は「幸せの歌を歌う犬ども」「幸せを踏みにじる幸せ」のようなふざけ方が実は苦手だったので、やはりこういう作風が好きだ。完全に僕の好みの話で申し訳ない。でももうこれはダルカラの新作みたいなもんだから、ダルカラのファンは絶対に観に行くべきである。
どこまで自己投影したのかわからない。途中で、どストレートに谷さん自身と葉蔵が被ってきたので、それはそれで驚いた。『心が目を覚ます瞬間』といい、谷さんが自己投影をした作品には、深く観客の精神世界に切り込んでくる力を感じる。有無を言わせず、心を揺さぶる力を感じる。サンモールスタジオで同時上演されている谷さん脚本の『悪魔の絵本』も観に行かないわけにいかなくなった。
お前は谷さんの子分だから、とか事情は抜きにして、はっきり僕はこの『人間失格』が四作品の中で圧倒的に好き。『灯籠』で鳥肌が立っていたのでどうなるものかと思っていたけど、完全にやられた。変な言い方だけど、一番にせざるを得ないものがそこにはあった。

Project BUNGAKU 太宰治
Project BUNGAKU
ワーサルシアター(東京都)
2010/09/30 (木) ~ 2010/10/10 (日)公演終了
満足度★★★★
関係者様へお願い
アフタートークがすごくよかったです。充実の内容でした。
しかし、アフタートークのメンバーの豪華なこと。
全部の回のアフタートークが聞きたい!!
撮影されていたようなので動画をネットで流していただけるとほんとうにありがたいです。
え?DVDの特典映像ですか?
うーん、ええ、ああ、買いますとも、DVD。