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俺が彼女を好きなことを神にすらきづかせない‏【公演終了】

俺が彼女を好きなことを神にすらきづかせない‏【公演終了】

劇団鋼鉄村松

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです
初見でしたので、正直劇団名、役者名でイロモノ系なのか多少不安がありましたが、良い意味で裏切られました。物語の本筋だけでなく、歴史的背景もきちんとしていますし、笑いの要素を随所に盛り込んでいるバランスは見事で、期待以上の面白さでした。駆け抜ける展開は爽快で、自分は長いとは感じませんでした。また、声量もあるパワフルな役者さんたちも素晴らしかったです。訝しんだお詫びと素晴らしいものを観せてもらったお礼を言いたいです。

「美しきラビットパンチ」

「美しきラビットパンチ」

ゴジゲン

駅前劇場(東京都)

2010/09/18 (土) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★★

凄い芝居を観た!
後半の途中までは、ボクシング部を題材にした青春グラフティ、それだけで十分面白く、後半何度も、もうそろそろここら辺で終わるんじゃないだろうかと思った瞬間があった。ところが実はそこからが本番だったのだ。それからはもうある意味格闘技、観ながら、これは誰か倒れるんじゃないかと本当に心配した。

役者がステージに命を賭けている芝居、物語を超えて、役者の持つエネルギーそのものを観客にぶつける芝居。見終わった後、凄い芝居を観たと感じた。全ての役者に心から拍手を贈りたい。ただ、けがだけは気をつけて。千秋楽までこの芝居が持つのか心配でならない。それくらいの芝居なのだ。

心の余白にわずかな涙を

心の余白にわずかな涙を

elePHANTMoon

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

ホンモノ!
エンタメとかファンタジーが全盛の時代に、その真逆を突っ走る志しと潔さが好きだ。ストーリーというよりも作品の質感、例えば手触り感だとか匂いだとか、そういったものがしっかりと感じられるところに演劇としてホンモノを感じる。

さまざまなエピソードを重ねながら、誰しもが心に持つ闇の部分をベールをはぐように見せていく。この劇団、終わった後、カーテンコールがない。いやカーテンコールなど出来ないのだ。何故出来ないのか、舞台上提示されたものは全て現実であり、幕が下りたとしてもリセット出来るものではない。役者も同様、終わった瞬間に現実の自分にすぐ戻れるような作りの芝居ではないのだ。

見終わった後、観客は心に残った重いものを引きずって会場を出る。好き嫌いはわかれるだろうが、これこそが演劇ではないだろうか?

ネタバレBOX

開演前、遠くでかみなりが光り、次第に雨音が聞こえてきて、最後に嵐になって停電とともに舞台が開演する。なんて素敵な始まり方、芝居の始まり方としては今年観た作品の中でベスト1だ。

今回の芝居では後半実物が登場する人面魚が象徴的、ぬめっとして気持ちが悪く、得体の知れないもの、マキタカズオミが描きたかったものはそういったものではないか。人間の心の中にとぐろを巻く得体の知れない感情、通常我々が隠して生きている部分を少しずつさらして見せる。

すごい作品だと心から思う。
私が一粒の米であったら

私が一粒の米であったら

世田谷パブリックシアター

生活工房ワークショップルーム(三軒茶屋駅前キャロットタワー4階)(東京都)

2010/09/15 (水) ~ 2010/09/22 (水)公演終了

満足度★★★★

良かった〜!!
耳から入る数字を目で見ると様々な物が見えてくる。
多くの人に足を運んで体感してほしいな〜!!

ぺてんばなし

ぺてんばなし

トム・プロジェクト

ももちパレス(福岡県)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/16 (木)公演終了

説明を読むと
とんでもないじっちゃんの話かと思ってたら全然違う。
それでも、女の色香に惑わされるのは男のサガよね、と納得してたら、
それもまた全く違っていて。
2転3転する話にとても引き込まれた。
極めつけが大ラスト!! 妙に納得した自分が恐いかも。

愛とか、愛、

愛とか、愛、

ConRary、

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2010/09/15 (水) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★

アンコントロール、エクリチュール。
演劇的なルールに抱くジレンマを、愛や祈りの『文脈』があれば大丈夫かもしれない。と仮説をたてて自演してみるという挑戦作。
既作にたとえるのは野暮かもしれないがやはり、ソートン・ワイルダー「わが町」→ままごと「わが星」→ロロ「旅、旅旅」との類似点は否めないが、あえてこれらの文脈を踏襲することからはじめたその先にある何かを目指していたのかもしれない。
伝えたいことを誰にでも伝わるようなかたちでわかりやすく象徴化して空間にフィードバックさせる方法を心得ているようにおもえた。
心象風景を代弁するような照明は詩的でさえあった。
今回の作品は『物語の否定』を目指したそうだが、どんなに物語ることを否定しても、話すことと、伝えたいことからは逃れられないことに作家は気づいているようにもおもえた。動向を追っていきたい。

ネタバレBOX

『親愛なる想像よ、わたしがおまえのなかで最も愛することはおまえが容赦しないことである』
プロジェクターに投射されたアンドレ・ブレナンの名言が少しづつ欠けていき、やがて消滅する。

そしてはじまる、演劇という丸い羅針盤で試す、雑然とした単語の羅列。
そこにいるのはひと。あるいはひとでもないかもしれない。
”配役”は撤廃されているようだ。

単語はゆっくりと『文脈』を持ち、モノローグへと変わる。
それは『甘美な後ろめたさにも似た』強いといえば、愛に近い。

『好き 好き 大好き』
『音楽からはじまる匂い』

各々が一斉にしゃべりだし、とてもすべては聞きとれないほど多くの言葉で溢れかえるが、誰かのためにならなかったそれらは溶けあい、音符が生まれ、響きがはじまり、ライムを踏んで、合唱になる。拍数がひとつ乱れ、数列がただれ落ち、文字は歪む。物語は揺らぐ。そして物語ることを拒絶した、しかし肯定に向けて前進する何か・・・。愛?

『みんなで囲む食卓。愛してる。・・・』
そのことばをきっかけに円形の舞台に登場するちゃぶ台。タンス。ラジオ。流し台。いそがしい朝の光景。台詞を読んでる誰か。舞台には誰もいない。

ロックな音楽が流れ出し、ちゃぶ台を囲む家族が
MTVでみるPVみたいなストップモーションで登場。

これ、みたことある。
あれ、どこかで聞いたことある、
何かの本で読んだことのある、物語のはじまり。

1993年5月3日。ありふれた日の朝。食卓を囲む家族。
家を守る母さん。人殺しの兄さん。娼婦のねえさん。
元気な弟と妹。は、学校へ行く。
いつもの風景。退屈な光景。記号化された家族を自演する家族。

「どうして?」記憶喪失の白い女は言う。

右手には夢を、左手にはナイフを持っている兄さんは言う。
「ここにいることは 家族になるということなんだよ。」と。

兄さんに言われた通り、姉をはじめた記憶喪失の女はだんだん家族の一員として溶け込んでいく。

談笑する家族の茶の間を、銃声が流れる。

どこかの国では戦争が起こっているらしい。家族の父親も戦場にいるらしい。

記憶喪失の女はそれをまったく信じられない。

「かれらがいる、といえばいることになる。それが家族なのだよ。」と兄さんはいう。

兄さんは舞台にひとがいる限り誰かを演じることから逃れられないということを、諭しているのだ。

演じていることを自覚しているのに、それでも演じるフリをつづけることに
堪えられなくなった記憶喪失の女は言う。

「ここはどこ?」
「あなたたちは誰?」
「どうしてここにいるの?」
「・・・・演じているの?」

気まづい沈黙が流れる。
これらの光景を、物語の一部として本を読みすすめていたとされる数人の若者たちの手から本は落ち。ページははがれて飛んでいき。
時間が経過するごとにその絶対量は増え。物語はどんどん壊されていく。『僕らの』家族がもうすぐ終わる。

兄さんは、演じることを続けるため、家族のみんなを守るため、
ナイフを持って立ちあがり、女を殺した。

女の死と引き換えに詩が生まれ。ことばが溢れだす。
発光する白い光は黒い闇を打ち消して。
それは痛みにも似た祈り。と願い。
みだれ髪・公演終了!ご来場ありがとうございました!

みだれ髪・公演終了!ご来場ありがとうございました!

処女航海

ザムザ阿佐谷(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★

衝撃的
とても美しくてとても激しかった。
次回公演も期待しています。

草莽崛起

草莽崛起

劇団宇宙キャンパス

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/21 (火)公演終了

満足度★★★★

拝見しました☆
また来ますε(*・◇・*)з

大人の授業

大人の授業

smokers

テアトルBONBON(東京都)

2010/09/09 (木) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★

たばこ〜〜〜
私もスモーカーです。
だもので劇中たばこの姿を見ると、やっぱり吸いたくなる…。
終演後、喫煙所でたばこを吸うお客さんの多さにちょっとびっくりしました。

ギンノキヲク

ギンノキヲク

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

そつなくすてきでした
率直に言えば、若くない…。
いや、若いからなのかしら??
なんだかそつなく素敵…。
物語盛りだくさん…涙あり、笑いあり、勇気あり、
そつがない。
こんなにそつなくていいんだろうかしら???
以前にも観させていただきましたが、ラビット番長の役者さん達の演技は、本当素敵〜〜〜って思います。

PRESENT あ・げ・る

PRESENT あ・げ・る

ももいろぞうさん

劇場HOPE(東京都)

2010/09/11 (土) ~ 2010/09/21 (火)公演終了

満足度★★★

かわいらしいのやら?
かわいい…というイメージ。
けれど「気色悪い」というイメージも持つ。
↑ほめ言葉にとりづらいかと思いますが、私なりのほめ言葉。
B級的要素がちらほら…
もっとあったらもっと面白かったろうなぁぁぁ

ネタバレBOX

ももいろぞうさん、いいっすね!
現代能楽集 チェーホフ

現代能楽集 チェーホフ

燐光群

あうるすぽっと(東京都)

2010/09/13 (月) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

自由な空間で
チェーホフX日本。
四大チェーホフを、現代的能舞台みたいな自由な空間で。
教養として原作は知ってるもんだぞ、というハードルがまた良いかも。
ワーニャ伯父さんだけ、タイトルが変わっていた。

闘争×ホルモン TackleBagタックルバッグ

闘争×ホルモン TackleBagタックルバッグ

グワィニャオン

俳優座劇場(東京都)

2010/09/11 (土) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

興奮がおさまらない!!
興奮がまだおさまりません。すごい舞台でした!j前から三列目の席だったので、役者さん達の飛び散る汗、息遣い・・・(ちょっぴり汗臭さ)も体感してしまい、もう興奮でした。
本当にラグビーの試合を見た感覚です(本当の試合は見たことりませんが)でも目の前で確実にラグビーの試合が繰り広げられてました。そして見てる側はその試合の行方に手に汗握ってつい力が入り、おじさんチームを確実に応援していました。そしてその姿に涙があふれてしまいました。ラグビーの闘いをいろいろな角度から見せてくれる演出がお見事でした。途中でおじさんチームのドキュメントでも見てるようなリアリティがあって、リアルなスポーツと作り話のお芝居がコラボしたようなスゴイ舞台でした。こんなことが舞台で出来てしまうのですね。発想力に脱帽です。
あー本当に興奮がまだ続いてる。

ネタバレBOX

ストーリーは商店街を復興させる為に各店舗の主人達がラグビーに挑戦するという単純明快な物語。でも単純なストーリーだからこそおじさんたちにリアリティがあって、つい引き込まれてしまった。そして最後のあの必死な姿を見せられたら、もうそれだけで涙が出てしまう。伏線として伝説のラガーマンの話や息子の話、うつみ宮土理演じる監督の若い頃のエピソードが入り物語に深みが加わる。この辺の展開はやっぱりうまい。
店主の特徴をラグビーに生かすあたりも面白かった。そしてグワィニャオンでは恒例?となりつつある7分休憩も、やっぱり今回も面白かった!

今後、大きな劇場でチケット5000円ぐらいの公演になっていくのでしょうか?小さな劇場で3000円ぐらいのもやって欲しい。
☆御来場ありがとうございました☆ サマータイム、グッドバイ

☆御来場ありがとうございました☆ サマータイム、グッドバイ

ガラス玉遊戯

「劇」小劇場(東京都)

2010/09/14 (火) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★

人の感情を丁寧に表現していました
まさにタイトル通りに、「夏にさよなら」でした。
黄昏というか、
落日の感じが丁寧に丁寧に会話にて積み重なっていってました。

ネタバレBOX

舞台も綺麗に作っており、話も登場人物の設定も判り易かった。

ホントに身近にいそうな人々の群像劇でした。

個人的には、飄々と人生歩んでいるイリエさんが好みかな。

土地持ちオーナーの毎回変わるアロハシャツとか、
ちゃんと飲んでる、お酒さん達とか。
小道具や衣装・インテリアにも気を使っていた細かい配慮が気に入りました。

結局ハウスは畳んでしまい、島には残らないと決める。
哀しいラストが心に残りました。

少女漫画とかでの心理描写を実際に演じるとこんな感じかなー、
などと人物の性格分けが見事で感心いたしました。
俺が彼女を好きなことを神にすらきづかせない‏【公演終了】

俺が彼女を好きなことを神にすらきづかせない‏【公演終了】

劇団鋼鉄村松

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

最高でした。
面白過ぎでした。
周りの誰もが大笑いしてました。
そして僕も嫌になるほど爆笑してました。

ネタバレBOX

二時間十分・・・

時間にすれば長いのかもしれません。
けれど感覚で言ったら全く長くは無かったです。

だってほら、よく言うじゃないですか。楽しい時間は早く過ぎるって。まさにそんな感じでした。

僕はもうすっかりと、そしてしっかりと物語の世界に引きずりこまれ、がっつりと笑い、観終わった後はなんだかすっきりとしていました。

ムラマツベスさん、最高ですね。
この人さえいればなんだって出来ちゃう感じですね。いわゆる車で言うところのエンジンですね、エンジンさえしっかりしていればとりあえず車は走りますからね。後は周りの役者さん達にかかってますね。車がフェラーリになるのか、カローラになるのか・・・。

ボス村松さん、キャラ最高です。声も好きです。けれど観ててなんだかハラハラしちゃいます、何かやらかしはしないかと・・・。で、案の定やってくれました。噛むのはいいんです。けれど噛んだ後、『ああ、やっちゃった』的な感じはやめた方がいいですね。自然に噛んで下さい。まぁ自然に噛むってのもなんですが。なにしろそういうのが無くなったらすごい役者さんになりますよ。なんだか無限の可能性感じますもん。存在感ハンパないですし。

なにしろ・・・

今回鋼鉄村松さん二度目の観劇なのですが、で、なんだか偉そうであれですが、みなさん以前に比べて格段に進歩してました。そう感じました。サラリーマン村松さんなんか特によかったです。安定してました。ボス村松さんも。

それにしてもなんなんでしょうね、数ある劇団の中でもこんなにも見守ってあげたいと思わせる劇団、なかなかないです。

頑張って欲しいです。

あ、そういえば、ドアを開ける音、口で言うのはやっぱりこだわりなんですかね?あれが芝居全体をひどくチープに見せるんです。できればちゃんとした音にして欲しいものです。

なにしろ応援してます。

スプーン一杯の資本主義

スプーン一杯の資本主義

“創造集団”生活向上委員会

南大塚ホール(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

全体的には良かったです
ネタバレ専用になってしまい
申し訳ありません。

ネタバレBOX

ベタなお笑いがあったりするんだけど、
後半はウケが良かったです。
特に射場さん演じる鮫島が
輝いてました。
アドリブで他の役者が、
テンパってたは申し訳ないですが
すごく面白かったです。
アドリブ大好きな方は
毎回期待していいのかもしれません。
中には許せないって方もいるんでしょうけど。

政治や兵器ネタが多いので、
ついていける人といけない人で
分かれそうな気もするが、
観に来てるお客さんは
みんなわかってそうかな?
あまり意味がわからなくなってるのは
俺だけなのかもしれません。

回想シーンで
凄く脱線してる感じは悪くないですが、
観てる自分的には不安でしたね。
さらに男性数人が上半身裸になったのは、
俺だけかもしれませんが引いちゃいました。

真面目な部分もあって
感動もありましたが、
お笑いの部分はウケる時と
ウケない時と差が激しかったです。
みだれ髪・公演終了!ご来場ありがとうございました!

みだれ髪・公演終了!ご来場ありがとうございました!

処女航海

ザムザ阿佐谷(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★

黒髪万歳
性的な、あるいはラストのソロダンスの女性のようなスキャンダラスなシーンと舞台美術の使い方にはゾクゾクする。しかしダンスが基本的にこういうものなのか、それとも演劇的な緩急の付け方に慣れているせいなのか、観ていて結構早くに飽きてしまった。
匿名性の高い身体を獲得していく傾向のダンスよりも、感情に突き動かされる身体を指向していくと謳うわりには、根っこの情動があまり読み込めない身体が多かった感触。「ああ動いてるなーと」思うシーンがけっこうあり。

心の余白にわずかな涙を

心の余白にわずかな涙を

elePHANTMoon

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

観れてよかった
もし2年前に公演されていたら観る事ができなかった作品です。

張り詰めた空気が苦じゃない。

ただ切なくて涙が溢れました。
喪失と絶望の果て・・・それでもみんな生きていくんですね。


アイツは世界を変えるらしい

アイツは世界を変えるらしい

けったマシーン

しもきた空間リバティ(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★

全力を出し切れていない気がした
シンプルな舞台での、会話中心のサスペンスなのですが。
各キャラクター、楽しく上手に性格作られているのに。
なぜか表面をなぞるだけの印象が否めなかった。
(中途何度か、軽い眠気が起きたし・・。)
そこそこ美味しい鰻丼に、山椒が付いていなかった感じがしました。

ネタバレBOX

市長用のでかいテーブルの箱は、無駄な気がした。
椅子代わりの白い箱も4つ移動もせず利用していたが、
6個位に増やして、各場面ごとに移動すればよかった気がする。

BGMというか効果音での列車の音は、なかなか良かったのに。
なぜに暗転時などに有効利用しなかったのか?

一番気になったの衣装です!
舞台装置簡略化してる分、凝ったり変化付けるべきだと思います。
看板女子アナが、ズーッと同じ服って変じゃない?

市長の部屋の時は、何も小道具置かなくてもいいけど。
居酒屋や、編集室内はTVのリモコンとか、
皿やグラスなど持ち込んだ方が良かったと思う。

ADくん、キャラは良かった。
だんだん仕事に慣れてきたところを観客にアピールする為に、
外回りでは、笛とかハンディカム持たせたり。
現場では腰のベルトにカラーテープとガムテープつけたりと。
衣装や小道具のリアリティの追求が足りなく思えた。

物語はサスペンス調で良かったけど、
伏線少ないし、人物へのスポットが小さく感情移入しづらかった。

つぶやき市長に、ハイテンション秘書。
2重人格アナに、朴訥主人公と、キャラ良くく立っていた分惜しく思えました。

芝居を熱くする、たぎりが小さく感じました。
バクマンのシュージンとサイコーを見習って欲しく思ったです。

煮詰めと強弱が今後の課題ではないでしょうか

ラストのケータイ使った復讐シーンの演出は上手でした

「美しきラビットパンチ」

「美しきラビットパンチ」

ゴジゲン

駅前劇場(東京都)

2010/09/18 (土) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

絶望の果てに。。。
ここまでかというほどの弱者たちのワンダーランド。松井さんの脳をみてみたい。ラストの突き抜ける瞬間に目が潤む。100分。

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