満足度★★★
黒髪万歳性的な、あるいはラストのソロダンスの女性のようなスキャンダラスなシーンと舞台美術の使い方にはゾクゾクする。しかしダンスが基本的にこういうものなのか、それとも演劇的な緩急の付け方に慣れているせいなのか、観ていて結構早くに飽きてしまった。匿名性の高い身体を獲得していく傾向のダンスよりも、感情に突き動かされる身体を指向していくと謳うわりには、根っこの情動があまり読み込めない身体が多かった感触。「ああ動いてるなーと」思うシーンがけっこうあり。
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2010/09/19 01:23
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