窮する鼠
JACROW
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/10/12 (火) ~ 2010/10/17 (日)公演終了
満足度★★★★
三本目の『リグラー』が強烈!
短編が3作品、全員が2~3作品に出演し、様々な表情をみせてくれました。
ネタバレBOX
敗者復活というテーマにあまりこだわる必要もなく、3本の短編を十分堪能させて頂きました。
澤井裕太さんのいんぎんなホテルマンとシャイな好青年や、菊地未来さんの文学好きの派遣社員とやつれた奥さんも本当に同じ人かと疑いたくなるほどの好演技でした。
福原冠さんの助けを求めるような目の動き、谷仲恵輔さんの成績が悪くて追いつめられていく社員の様子は秀逸でした。今里真さん演じる課長の、真に迫った追いつめ方も強烈で、ああ嫌だ、こんな会社には行きたくないと思ってしまいます。
私がいびられたようなあまりにも強烈な印象を受けた反動でしょうか、帰りに中年のサラリーマンに傘の持ち方がなってないと注意して、正しい傘の持ち方を懇切丁寧にご教授申し上げました。
『きぼうのわだち(改訂版)』 同じ劇団にいたことがあって、今や売れっ子になっている男と女の結婚式に呼ばれた昔の仲間たち。みんな彼や彼女と付き合ったことがあり、セフレとして付き合っていた助監督を除き他の者は振られたことが判明。しかも、案内には、招待状でなく挑戦状と書かれていたために披露宴で何をやらかそうかと相談していると、新婦の兄が来て、自分が案内状を作成したというのを聞いて少し拍子抜けして、ちゃんちゃん。
『LoveLetter from …』 シラノ・ド・ベルジュラックの日本版って感じの作品。愛のささやきは今やメールです。矢作似の友人のためにシャイな小説家志望の青年が文案を作っていましたが、複数で会ったときに女性と青年はそれぞれが好印象を持ちました。最終の告白メールの返事に、女性は正直に書きましたが、友人がけがで入院してしまいまだ読んではいません。でもいずれ二人は上手くいくのでしょう。
『リグラー』朝会の席で営業成績の悪い男を責める課長。いびり方は強烈で、床を這わせたり、反省文を書かせたりして、それを見ている別の部下二人はまたかという表情をしています。男にコーヒーを持って来させますが、コーヒーは手元に無く、別の部下が持ってきてあげたり、本社から来た社員は別の二人とは名刺交換するのに男とはしません。ふむふむ、何か変だぞと思っていると、病院から抜け出してきた男の妻が来て、夫とお腹の赤ちゃんを返せと課長に迫ります。男は自殺していました。朝会での男の姿は課長の妄想でした。そして毎朝同じことを繰り返していたのでした。何とも怖くて素晴らしい!!
ラストシャフル
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2010/10/07 (木) ~ 2010/10/17 (日)公演終了
満足度★★★★
あー。
観終わって劇場を出るとなんか…考える。
無邪気で邪気なみんなのうた【総製作期間2週間終了しました!】
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/10/08 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
友達が全員死んだ
チェリーブロッサムハイスクール
ザ・ポケット(東京都)
2010/10/07 (木) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
『三姉妹の罠』
8割世界【19日20日、愛媛公演!!】
テアトルBONBON(東京都)
2010/10/06 (水) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★
好感持てる罠に安堵しました
この頃、何故か観に行く芝居、どれもこれも、誰が敵か味方か混沌とした、あまり気分の良くない作品にばかり遭遇していたので、まさか8割世界までも、そんな後味の良くない罠を仕掛ける作品だったらどうしようかと、内心かなり恐る恐る劇場に向かいましたが、そんなことは杞憂に過ぎず、いつもながらのこの劇団らしいカラーで、ひとまずほっと胸を撫で下ろしました。
いつも、導入部分が、やや冗長に感じられるのは、今回も例外ではありませんでしたが、それでも、楽日は、2度目だったせいもあり、楽しく観劇できました。
この劇団、何が好きかって、普通のシチュエーションコメディにとかくありがちな、浮気現場が伴侶や恋人にばれそうになって、ドタバタ的な、誰もが心から笑えないような内容のネタが一切ないところです。
だから、舞台が終わる頃には、登場人物全員に何か好意的愛着が湧いてしまうのです。
いろいろ、作者の無茶振りもあるにはあったけれど、この、他にはあまりない、老若男女に受け容れられる、気持ちの良いお笑いネタが効を奏し、今回も、万人受けする楽しいコメディに仕上がっていたと思います。
ネタバレBOX
最初のお尻ネタが、やや長過ぎる気がします。
コメディは、もう少し、早い段階でお客さんの心を掴まないと、その後の展開が難しくなる気がしています。
役者さんも、早くに観客受けしないと、気持ちが焦って、それがまた笑いにくい空気を生みがち。悪循環の危険をはらんでしまいそうに思いました。
三菱UFj書店の編集さんが庭に現れたら、俄然面白くなりましたが…。
8日に初見の時より、野上3姉妹が、本物の姉妹に近くなり、3人のやりとりが自然で、こちらも、自然に笑みがこぼれました。3姉妹の次女役の奥山智恵野さんは、大変魅力的!また1人、一目惚れの女優さんが増えました。
嶋さんは、単独出演の時より、シマーズが揃ってからが、俄然魅力的でした。やはり、妻役のちさえさんの功績大ではと思われます。
長女役の嶋木さんは、8日はまだ幾分固さが見えましたが、楽日の演技は突き抜けていて、爽快感がありました。
初代役の水野さん、小林さんは、それぞれ、異質の持ち味ながら、どちらも好演。
自然な演技で、笑いを誘った今野さん、石丸さんも、前回のミュージシャン役より適任で愉快でした。
いつも、8割世界の隠し味だった、本多さんは、今回も、要所要所で、芝居に良い味付けをして下さいました。
三女役の倉田さんも、8日は、やや不機嫌さが目立って感じましたが、楽日は、複雑な末っ子の気持ちを見事に体現。
(二代目については、故あって、言及を控えます)
全体的に、バランスのとれたカンパニーだったのではと感じました。
ただ、何人かの御指摘があるように、嶋嫁が、灰になる、強引な流れや、最後が3姉妹揃わない点等、やや不満もありはしました。
3姉妹の心の描写にも今一歩踏み込んで頂けたら、より満足できる作品だったように思います。
薫役の奥山さんと、坂本役の飯島さんは、共に、殊勲賞ものの名演技でした。
窮する鼠
JACROW
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/10/12 (火) ~ 2010/10/17 (日)公演終了
満足度★★★
背広が
わたしは個人的な思い入れからルデコがとてもすきなのですが、使い方のむずかしい空間だなぁと思います。音はへんな反射のしかたしてへんだし、スピーカー持込だから必然的に音はしょぼくなってしまうし、照明はレールライト。でもだからこそここでやる団体のセンスって如実にでてくると思うのですが、
ネタバレBOX
あまり大きな演技はしないほうがいい空間な気がします。でもJACROWのルデコの空間の使い方はなかなかすきでした。ブルー暗転いいですね。あそこの5階は床のもようがいいから、いろいろごちゃごちゃしないでああいうのがいいよ。客層も大人がおおくてよいかんじ。開演前ブルーハーツ?ながれてあら?と思ったけど。一本目と二本目はもうちょっとおさえてたほうがこのみだった。招待状が挑戦状になってたのはおもしろいけどおにいさんのあれはすこしむりあるんでないかな?あとおねえさんズボンはかないほうがいいとおもう服のバランス的に。二本目は恋愛ものだったけどもう恋愛ものでさほどわくわくしない自分がかなしいですが、澤井裕太さん橋本恵一郎さん男性二人組はよかった。たまらん。三本目のおくさんが会社んなかにのりこんでくるのもふつう受付でおいかえされんじゃないかな?でも三本目がよかったね。だんとつで。なによりわたしにとってエロ本だったよね。鑑賞のしかたがただしくないが。背広たまらん。背広四人で最後までいったらよかったのになー。谷仲恵輔さん今里真さん菅野貴夫さん福原冠さん。いいなあと思いました。いやあ。男の人らをみてニヤニヤしてる公演でした。ちょう本公演みたいです。舞台で大人がみたいね。
葬送の教室
風琴工房
ザ・スズナリ(東京都)
2010/10/06 (水) ~ 2010/10/13 (水)公演終了
満足度★★★★★
ドラマの力
わたしが、演劇のちからを信じたくなるのは、こういうときだ、と思う。
ひと一人の身体や心のサイズをこえて、何か大きなもののために作品が存在し
観客が立ち会っている、このとき。そのことを感じられただけで、心ふるえるような時間を過ごせました。
ネタバレBOX
ポストパフォーマンストークのゲストは、実際の事故で遺体引き渡しを
4か月にわたって担当された、当時群馬県警にいらした、飯塚訓さん。
単なる作品の話にとどまらない、講演のようなお話しを
伺うことができました。
センの風とムラサキの陽(池袋演劇祭・優秀賞受賞)
劇団バッコスの祭
池袋小劇場(東京都)
2010/09/30 (木) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★
生き残った者
「バッコスの祭」の芝居にはいつも泣かされている。今回、ここでも「泣けた」という感想が多く、先に観た友人が「目が腫れるほど泣いた」と言うものだから、ミニタオルを手に観たが(笑)、予想したよりもウェットではなく、抑制のきいた芝居だったので、むしろ好感が持てた。
作者はもとより、出演者らも広島に足を運び、関連資料に当たるなど、時代背景について相当勉強を重ねたと聞く。
4年前、池袋演劇祭にこの作品(初演)で出場し、入賞を果たせず、今回は再演で受賞ということで、まずはおめでとうございます。
池袋も3年連続で受賞しているそうで、着実に実績を積み重ねているようで喜ばしい。
ネタバレBOX
オープニングの「原子」を連想させるボールを使ったパフォーマンスのチームワークの素晴らしいこと。戦争物をやってもこういう演出にやはり「バッコス」らしさがある。
食堂の娘で実は戦争未亡人の雨宮真梨、新聞記者の金子優子、大学の研究者の田仲晶の女性陣が出色。特に金子は、これまでの印象とまったく違い、新境地を開いたのではないかと思う。
核の研究をしていたが、特攻を志願する主役・名越青年の丹羽隆博は、坊主頭もりりしく、相変わらず身体能力に優れ、アクロバティックな演技と共に独特な雰囲気を醸し出す。劇中劇で森の石松を演じるが、かねてより彼には石松が似合うと思っていたので、嬉しいサービスとなった。
辻明佳は名越の姉役。いつもより背がスラリとみえ、別人の印象だった。
海軍少佐の石井雄一郎は、ガッチリと脇を固める。「バッコスの祭」は石井あってこその丹羽である。石井は歌舞伎俳優顔負けのきれいな江戸弁を遣える人で、いずれ、新門辰五郎を演じてもらいたいと思っている。ヘアメークの意見もあり、あえて坊主頭にはしなかったそうだが(どんな理由なのか?)、この時代、入営しなくても男性は坊主頭を強いられたのだから、石井だけでなく、研究室仲間の仁科役・上田直樹も本来は髪を短くしてほしかった。上田は今回、いつもの2枚目ではなく、コミカルな演技で客席を沸かせた。
柿谷広美はバッコスでの母親役が板についてきた。若手の座組みで老け役がうまい客演者は貴重だ。新劇団員の倉橋佐季は元気があってよい。
ほかのかたも指摘していたが、国家機密を、一新聞記者や戦意昂揚のための市民劇団員意倍で、までが知っているという設定は引っかかった。劇中劇の「蒙古襲来」では原子爆弾を名刀に例えているのだが、劇団員は知らずに演じていたほうが哀れさも共感もあったと思うのだが。
また、そういうことで言えば、金子、田仲の好演を貶めるつもりはないが、この時代、政府中枢にパイプを持ち、命懸けで国家機密に関わる記者や研究者が女性であるというのも時代的に無理があり、違和感があった。初演は2役とも男優が演じたので、今回は座組の関係なのかもしれないが。バッコスの史劇は時代考証よりテーマの骨子を重視するので、あえてフィクションで乗り切るという意図なのかもしれない。
丹羽の演じた青年は、日本上空の外でエノラゲイを撃墜させようとして失敗し、生き残る。最後に「平和が来るのがこわいです」と彼は言う。この台詞が重い。終戦を迎えたとき、日本人の何人かはそう思ったに違いないし、そう思わせた国の罪は大きい。
戦争は悲惨だが、生き残った名越がこれから背負う「生の重さ」を思うとさらにやりきれない気持ちになり、そこを描いた点に共鳴する。
デザート出しちゃってもいいですか!?
劇屋いっぷく堂
劇場MOMO(東京都)
2010/10/07 (木) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
甘くほろ苦いデザートの味
結婚を控えた幸せな2人と兄弟姉妹の楽しい食事が、遅れて現れた2人のせいで空気が一変していき、どんどん険悪になっていくのに、それを見守る(?)レストランの従業員たちの勘違いからの奮闘・暴走によって笑いが巻き起こる展開は素晴らしいです。
険悪になった原因がありえないような運命のめぐり合わせによるもので、しかもかなり深刻だから物語がどう収束するのかハラハラしつつも、店員たちの勘違いや変な団結に大笑いしました。
切なさやほろ苦さが残りながらもデザートとともに物語が完結し、最後には涙がこぼれました。
やっぱりいっぷく堂さんはさすがですね。次の公演も楽しみにしています。
センの風とムラサキの陽(池袋演劇祭・優秀賞受賞)
劇団バッコスの祭
池袋小劇場(東京都)
2010/09/30 (木) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★
劇団初見!
戦争ものを観るのは今回初かも。役者は熱演(特に劇中劇)
ネタバレBOX
戦局が悪化の一途を辿る中、「原爆研究」を戦意高揚演劇に利用して国が大芝居をするストーリーはまあまあかと。
エピローグが蛇足に感じた。晴生が生きているのも、小野が長崎に帰ると言うのも。その前のシーンで深雪が剣を振り、神風として晴生が上昇気流に乗る。二人が重なるシーンで終るのも良いかと勝手に感じた。
劇中劇「蒙古襲来」の辻さん、雨宮さんのカッコいいこと。生き生き演じていたように感じる。剣劇が得意なのでしょうか?次回公演がそうなら観たい。
今昔舞踊劇 遊びの杜 其之参
劇団パラノイア・エイジ
靖国神社内 神池前特設ステージ (東京都)
2010/10/08 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★
来年も晴れるとイイなぁ
能など古典芸能の手法とds.(& perc.)でラフカディオ・ハーン、宇治拾遺集、日本神話などを演ずる「クロスオーバー舞台」。
内容・表現方法・野外ステージが三位一体となって、独特の面白さ。
来年も晴れるとイイなぁ。
葬送の教室
風琴工房
ザ・スズナリ(東京都)
2010/10/06 (水) ~ 2010/10/13 (水)公演終了
満足度★★★★★
志の高い作品
あの事件を題材に、なかなか、ここまで力強く未来は語れない。あんなにも背筋が伸びた人間たちは描けない。その志の高さに、頭が下がる。
ネタバレBOX
劇中でも触れられていた、乗務員の遺族がCAになる、というのは実話らしい…。すごい…。
あと、もし興味(と覚悟?)があれば、どうぞ。【JAL123ボイスレコーダー】http://www.youtube.com/watch?v=Xfh9-ogUgSQ&feature=related
友達が全員死んだ
チェリーブロッサムハイスクール
ザ・ポケット(東京都)
2010/10/07 (木) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★
タイムマシンにお願い♪
まんまと設定の罠に騙されました! 起承転結がハッキリとし、最後まで楽しめました。
最近ニュースの特集やネットの記事などでチラチラ耳にする「代行サービス」。内容だけでなく、こういうお芝居から離れた日常でも話題になっているネタを脚本に織り込むことに、大きな意義を感じます。
ネタバレBOX
中盤が気持ちスローペースだったのでマイナス☆1つですが
後半はそれを覆す急展開でしたね。
主人公の記憶に訴える、バス車内の再現風景も
セリフ・動作・椅子の移動などが緻密に組まれ
自然かつ目を見張る展開でした。
最後の方でちらっと疑問に思った『・・・それをなぜ一生一度の披露宴でやっちゃうの?』という点には
「披露宴は出席してくれる人たちのための物だから」「お姉ちゃんへの供養になると思って」というセリフで答えられていました。
ここらへんは、いかにも女性が感じそうなことだな~と思って 妙に納得しました。
披露宴への出席を促すために奔走する主人公が、後半は対照的に「やめましょう」の一点張りになったり
登場人物の言動や態度も少しずつ変化するあたりが
丁寧に作られているな~と感じました。
大満足です。
無邪気で邪気なみんなのうた【総製作期間2週間終了しました!】
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/10/08 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
やはり
ぬいぐるみハンターの公演はいくつか観ましたが、やはり今回のようなのがいいですね!
観終わって、タイトルどおりだな!と、改めて思いました。
無邪気ゆえに邪気を含んでいる台詞にパワフルでスピーディーな展開、とてもよかったです。
神戸さんは今回は控えめな出演で残念でしたが、長瀬みなみさんが前回公演に引き続きいいですね
デザート出しちゃってもいいですか!?
劇屋いっぷく堂
劇場MOMO(東京都)
2010/10/07 (木) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
上質なコメディ
最近レストランを舞台にした芝居をよく観るがこの作品は最高。笑わせるだけでなくほろりとさせられるところもある。個性的な人物がよく仕上がっている。
長いしっぽ
sons wo:
atelier SENTIO(東京都)
2010/10/08 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★
難解
前衛劇でしたか。よくわかりませんでした。
無邪気で邪気なみんなのうた【総製作期間2週間終了しました!】
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/10/08 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★
はちゃめちゃにしてまとまりがある
この劇作家はただものではない。幼稚園を舞台にしたコメディと一応まとめることはできるが、観た者にしかわからない昂揚感がすごいと思った。一人芝居が観られなかったのが残念だった。
千鳥ヶ池
非・売れ線系ビーナス
大博多ホール(福岡県)
2009/12/25 (金) ~ 2009/12/26 (土)公演終了
満足度★★★★
千鳥ヶ池
まさに、エンターテイメントだと思いました!
明日へのレクイエム
劇団新波
シーモールホール(山口県)
2010/06/05 (土) ~ 2010/06/06 (日)公演終了
満足度★★★
レクイエム
話のもってき方がいつもよりも面白く、下関の人好みでみやすかった。
「私、うれしい」
黒ヰ乙姫団
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2010/10/08 (金) ~ 2010/10/10 (日)公演終了
満足度★★★
一人芝居は難しい
白い舞台は柩のイメージなのだろうか。息子を社内いじめで失った母。登場しない課長。ストーリーはいいが、一人芝居にするならよりいっそうの演技力がほしい。わざわざ赤で衣装を染めるより、白のままのほうがイメージ的によかったのでは。赤色だけがやけに作り物っぽくなってしまっていた。