満足度★★★★★
甘くほろ苦いデザートの味
結婚を控えた幸せな2人と兄弟姉妹の楽しい食事が、遅れて現れた2人のせいで空気が一変していき、どんどん険悪になっていくのに、それを見守る(?)レストランの従業員たちの勘違いからの奮闘・暴走によって笑いが巻き起こる展開は素晴らしいです。
険悪になった原因がありえないような運命のめぐり合わせによるもので、しかもかなり深刻だから物語がどう収束するのかハラハラしつつも、店員たちの勘違いや変な団結に大笑いしました。
切なさやほろ苦さが残りながらもデザートとともに物語が完結し、最後には涙がこぼれました。
やっぱりいっぷく堂さんはさすがですね。次の公演も楽しみにしています。