満足度★★★★
重いけど重くない
とあるフレンチレストランを舞台に、結婚を控えたカップルがそれぞれの兄弟姉妹(一部会社の同僚もいる)を集めて、挨拶的なものを兼ねた食事会。
そこに遅れていた彼女側の妹夫婦が到着して、両家の間にひと悶着もふた悶着、いやそれ以上の悶着が起き、その悶着によって右往左往する従業員にさらに勘違いが加わり、さらに右往左往するドタバタコメディ。
面白かったです。
満足度★★★★★
甘くほろ苦いデザートの味
結婚を控えた幸せな2人と兄弟姉妹の楽しい食事が、遅れて現れた2人のせいで空気が一変していき、どんどん険悪になっていくのに、それを見守る(?)レストランの従業員たちの勘違いからの奮闘・暴走によって笑いが巻き起こる展開は素晴らしいです。
険悪になった原因がありえないような運命のめぐり合わせによるもので、しかもかなり深刻だから物語がどう収束するのかハラハラしつつも、店員たちの勘違いや変な団結に大笑いしました。
切なさやほろ苦さが残りながらもデザートとともに物語が完結し、最後には涙がこぼれました。
やっぱりいっぷく堂さんはさすがですね。次の公演も楽しみにしています。
満足度★★★★★
上質なコメディ
最近レストランを舞台にした芝居をよく観るがこの作品は最高。笑わせるだけでなくほろりとさせられるところもある。個性的な人物がよく仕上がっている。
満足度★★★★
コメディなのにスリリング
騒動の原因が原因だけに非常に難しい笑いとシリアスのバランスを見事なまでにとる様は高所の綱渡りの如くスリリング。
また、解決に向かいながらももう一波乱ある構造と、そこでのデザート関連のネタも上手い。
満足度★★★★★
面白い!!
文句なしに楽しめるエンターテイメント、といえる。笑って笑って、あっという間に終演。ベタといえばベタだが、稽古の成果が出ているため非常にスピーディで言葉の行き違いによるドタバタがうまく演じられていた。評判どおり、面白い舞台を見せてくれた。