
py.
コメディユニット磯川家
pit北/区域(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★
噛むほどに旨味増すコント
定番から新作コントの数々、飽きがこぬ作り混まれたクオリティは流石!!出来るなら二度観る事をオススメ♪視点を変えると新たな笑いに出逢えます♪♪マニア志向の方はぜひ二階席で観劇を(笑)後説に神が降臨します…どんな神かは皆様の目でご確認あれ(・ω・)b

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)
国道五十八号戦線
サンモールスタジオ(東京都)
2010/12/08 (水) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

ゼロイチ
劇団K助
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2010/12/09 (木) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★
「数」ではありませんでした
笑える話と泣ける話の2本立ての構成になっていて、分かり易い脚本と演出で、ウェルメイドな作品に仕上がっていました。
1本目は中学の体育教員室を舞台に、シェイクスピアの喜劇のような勘違いが連鎖するドタバタ劇でした。最初のちょっとした嘘が何重もの勘違いに繋がって大混乱になる脚本が見事でした。構成上の笑い以外の小ネタもなかなか良かったです。
2本目は生きる目的を感じられない売れっ子小説家が自分の知らなかった過去を知って、前向きに生きて行こうとする話でした。ありがちなお涙頂戴要素で物語を進めている感じがあり、1本目に比べて脚本が平凡に感じられました。子役の演技が自然な感じで良かったです。
チラシに書いてある「あなたが消費した数字」や、「0」、「1」といった数字がほとんど関係ないように感じられたのが残念でしたが、オーソドックスな作りなので、万人向けな作品だと思います。

py.
コメディユニット磯川家
pit北/区域(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しかった♪
久々に大笑いしました。
やっぱりわらいは必要と実感。時間が許せば今日も見たかったけど、、、
見た事ない方は是非みてください。あとせつがなかなかよいです。
下手したら本編より可笑しいかも??

ワレラワラルー
F's Company
ぽんプラザホール(福岡県)
2010/12/11 (土) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
曖昧であるが確たる境界。
明日や長崎公演をご覧予定のかた、ハンカチとかティッシュとか、必須です。
何かを、誰かを、大事な存在を亡くした(失くした)事のある人は特に。
途中から、わざとシンクロさせる微妙な手法。微妙でありながら、効果的。
ナクシタのは1人?2人?1匹?それとも、、、、
こんなに、、辛い記憶と幸せな記憶を「まぜこぜ」に呼び覚まされるのは、シンドイ。
シンドイけど、涙がとまらないけど、観ることをやめられない。

リーディング・フェスタ2010 戯曲に乾杯!
日本劇作家協会
座・高円寺2(東京都)
2010/12/11 (土) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
オリザさんの旅芸人に笑った
リレー戯曲「嵐が丘」と、月1リーディングで、見事ブラッシュアップされた「海待ちノ月」を観て来ました。
「嵐が丘」は、高橋長英さんと渡辺美佐子さんの主役コンビがやはり素晴らしいお陰で、予想より悠に楽しめました。
2回目にして、既に、企画者の渡辺えりさんの思惑と大きく外れた、旅芸人を登場させ、後の劇作家を困惑させることになったオリザさんの所業に対しての、各劇作家のコメントが大変愉快でした。
私がかつて働いていた放送作家組合も、いろいろなタイプの作家が集まっていましたが、作家達が集合して何かやるというようなイベントはなかったので、劇作家協会のこうしたイベントは、種々雑多なタイプの劇作家が、主義主張も異なる中で、よくこんなに一つのイベントを成功させることができるものだといつも感心します。
そして、本流とは別の面白い出来事が多々あるので、暇つぶしにはもってこいのイベントだと思います。
6月の月1リーディングで取り上げられ、ブラッシュアップされた「海待ちの月」は、別役さん御指摘の、なくなって残念な部分も確かにありましたが、前回より、とても構成がスムーズになり、各登場人物の内面描写も深まり、大変興味深い作品に仕上がっていました。
この出来栄えなら、本当に、上演が待ち望まれるレベルになったと感じます。
燐光群主体のキャストのレベルも高く、これが500円で観劇できるなんて、とても得した気分になりました。

py.
コメディユニット磯川家
pit北/区域(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

py.
コメディユニット磯川家
pit北/区域(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
今後も期待!
大いに、本当に笑わせて頂きました。
何度か観せて頂いていますが、いつも楽しい時間を過ごさせて頂きありがとうございます。
ぜひ、次回以降も足を運ばせて頂こうと思いますのよろしくお願い致します。
「ドコナ~ン?」が頭から離れません(笑)

虫虫Q
市原佐都子卒業研究
桜美林大学・町田キャンパス 徳望館小劇場(東京都)
2010/12/09 (木) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★
勘で行って正解
これは好きだなあ。きっと作者が二十数年間感抱えてきた「女」というものの周辺にあるもやっとした感覚を、こねてこねて削いでこねて形にしたのだろう。同情もさせないような寂しさの奥底に、それでもこれを表現したいんだという意思を力強く感じる。
個人的には今まで観てきた女性作家が描く女性像の中で、一番リアルな感触だった。なにしろ「男」の欲望という視線に一切迎合しない視点で作られているのがいい。
文学的な色を感じさせるが抽象に走らず実体の中で描ききる姿勢が素敵。
役者や演出は、おっと思う瞬間と鼻に付く瞬間があったが、これからぐんぐん伸びてきそうな勢い。これからも作り続けてほしいなあ。

シルシルシ
public doc
根津教会(東京都)
2010/12/09 (木) ~ 2010/12/11 (土)公演終了
根津教会というプチな空間で礼拝、
いや、演劇を見るなんて私には貴重な体験だった(しかも牧師さんの説教(?)付き)。物語も根津教会の建物に似て、こじんまりしているけど魅力的。わりにシビアな内容が出てくるのも良かった。ただ、病院、遠くが展望できる山、そして死んだ者が駐留する場所(?)など、登場人物以外に人がいないであろう場面で、対面方向のぎっしりの客が見えるという状況は、どうも臨場感をそぐ感じ。サックスとドラム(でいいのかな)は、葬送行進のようで面白かったけど、教会のオルガンは音が悪すぎです、牧師様。あと、正直なところ、最初と最後の歌が非力。あの場所で、もっと説得力のある歌だったら芝居の印象は格段に良くなったと思う。

py.
コメディユニット磯川家
pit北/区域(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
複数回見ても楽しい
見てきました。磯川家。
レストランじゃない以来の舞台でしたが、
本当に心の底から笑いました。
終演後もメンバーの方と
気さくに話せるアットホームな雰囲気も好きになりました。
個人的には、いろんな意味で「斉藤さんがんばれ」と言いたいです。

『共犯者』公演終了 ご来場ありがとうございました。
津田記念日
OFF OFFシアター(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
シビれたっ!!!
大熱演!脚本超抜!!ヤバ過ぎる展開に心拍数2倍&血圧30up!!!
いや~
最前列で観たのは大正解であり、大不正解でもあり。。。
いや・・・
大正解っしょ!!!!!

py.
コメディユニット磯川家
pit北/区域(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★
磯川家初見。
楽しかったです。私は好きですねこの作品。ドコナンFILE・3と言う事は過去1と2が在ったのでしょうか?観たいなあ。次回本公演楽しみ。

『共犯者』公演終了 ご来場ありがとうございました。
津田記念日
OFF OFFシアター(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
チラシを読んだだけで魅かれる不思議な状況。
犯人の、悪ふざけのパズルのような仕掛けに、知的好奇心を刺激される。が、途中から物語は一変、緊迫感に包まれた惨状に……。状況が大きく変わっても、変わらぬ緊張感で最後まで物語が続き、しかも2つの場面を行き来するうちに、絡みあった糸がほぐれてゆく。最初のトリッキーな仕掛けとは違う、物語そのものの仕掛けが姿を現す。謎が解けていく快感。その一方で、暴走した犯人“たち”が突きつける言葉は胸に重く迫ってくる……。あれだけの人数とスペースで(むしろそれを上手く利用して)作り上げた、息詰まる空間が素晴らしい。

py.
コメディユニット磯川家
pit北/区域(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
うん。笑ったよ!
磯川家の「プロモーション公演」っす。
「お気に召されましたら、友人に広めるもよし、ブログに書くもよし、本公演のチケット予約するもよし」って感じかな。
とりあえず、広めときました!
でも、ガチャガチャで欲しくてたまらなかったカンバッヂ・・・うれしくてパーカーのヒモにくっつけてたカンバッヂ・・・勢いで1個あげちまった(DVDは死守した)。。。
で、内容ですが。。。
コントが6本だった・・・っけ?笑
どれもこれも、笑かしてもらった!
「もっともっと観たい!」というキモチにさせられたが・・・「磯川家の策略にまんまとハマッちまった!」と下北のカレー屋で気づいたのであります。。。
・・・また、ガチャガチャしにいこ!笑

【HPにてDVD販売開始しました】ワールズエンドフライバイユーWORLD’s@END-Flyby:You 【HPにて楽曲無料配信中!!】
エムキチビート
シアターサンモール(東京都)
2010/12/08 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
久々に。
平行世界で運命に翻弄される人々の姿と揺れ動く感情。お得意のやり方。個人的にはファンタジーは苦手な傾向にありますが、エムキチは役者の気力と体力をしっかり費やして必死さを見せてくれるので響いてくるものがあります。改めて遊園地のアトラクションみたいだなと思ったり。見栄えも豪華になっていて、視覚だけでも充分に楽しめる。勿論内容でも楽しめます。観るのがご無沙汰で、NIYさんが格段に上手くなっていて親心みたいな気持ちが沸いたりも…(笑)。

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)
国道五十八号戦線
サンモールスタジオ(東京都)
2010/12/08 (水) ~ 2010/12/13 (月)公演終了
なんだかんだで解散ではあるものの、
前回と今回は再演作品で早い内から台本が役者の元にあった訳で。質での勝負が出来たなという印象。それまではひたすらに突っ走っていてそれも58の魅力の一つではあったのだけど、箇所によってしっかりと速度を使い分けたりコーナリングを如何に綺麗に曲がるかもレースの楽しみ方。いつの間にかレースに例えていました。
そもそも台本の時点で役柄の存在意義がそれぞれハッキリしているのはあるとしても、配役のハマり具合も良かった。それぞれが何をやるべきかが観る側にも分かって、だからこそ何をやって欲しいかという期待も生まれた。感情移入というよりは親近感かな。
個人的にはさいとうさんにナイスアクト賞を一票。役柄としての彼を応援していたのか彼自身を応援していたのか見失うくらい良かったです。

The Lifemaker【WEBサイトにて舞台写真公開中!】
DART’S
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/12/07 (火) ~ 2010/12/19 (日)公演終了
上手い。
広瀬さんの脚本はギリギリエリンギで観た事があって、その時点で書くのが上手いとは思ってた。どうやって物語を展開させればドキドキするのか分かってる。今回もそう。外さない分、結構王道の部分もある。だからって物足りないって事はないです。上手いパズルのハメ方をした王道だから。そういう意味でも、昨今の小劇場っぽい作風ではないですね。娯楽としての質は高いと思います。演劇初心者が「演劇」と思って観るには観やすいはず。
観に行った時点であらゆる仕掛けに巻き込まれる仕組みになっています。まずは、早めに行って事前にパンフレットその他に目を通しておいたほうが良いです。何も確認しないまま観ても大丈夫ではあるけど、設定の理解にちょっと時間が掛かるかもしれません。あと、娯楽を楽しむには気を抜いてしっかりマジックに掛かっておく必要があります。
客席の位置で見え方が大分変わります。何処に座っても誰かしらの顔は見えなくなる。一度目は作品を楽しんで、二度目も行ける方は位置を気にして目当ての役者の表情を楽しむ。そういうのがいいかもしれません。一度しか行けない方は勘を信じて座ってください。
設定を理解させる必要がある分、序盤はどうしてもそこに労力が割かれる。今回の内容だと要はセカンドライフみたいなもんだよーって伝われば話は早いけど、客席にはそもそもネットと疎遠な人もいる訳で。分からない事を理解しようとすると身構えるし、分かろうとするのも面倒ってなる人もいる。それを緩和させる為にも序盤はもう少し笑い要素が欲しかったかもしれない。あったけど、もう少し。

月と牛の耳
渡辺源四郎商店
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)
2010/12/03 (金) ~ 2010/12/05 (日)公演終了
カツ+カレーですよ。
なべげんもデスロックもしばらく観に行けていなかったところでの、これ。千葉県柏市から埼玉県富士見市まで電車で移動して駅から20分くらい歩いてチケット料金を支払って、それでも労力を割いたなんてこれっぽっちも思いませんでした。行きの道中もわくわくしていたし、帰りも満足。バスでも良かったけどせっかくだから町並みを見たくて歩きました。自分はこの街まで演劇を観に来たんだ、と思える様に。
ある意味で対照的。台本の時点で強固な物語を書く畑澤さんと、台本よりも俳優の身体から物語を立ち上げる多田さん。その共通点は、プロレス好き。アフタートークにもありましたが、既に筋書きの決まったものをどう魅力的に見せるかというのは確かにプロレスと演劇の共通点。そういう意味でも、今回は立派な見せ物でした。まずは見るもしくは観る。それから感じたり思ったり。
この企画の成功は両者がそれぞれ劇団だからというのが大きかったかと。勿論交じり合ってる部分もあり絶対的に交わらない部分もあり、それぞれの役者がそれぞれの団体の色をしっかり持っているからこそ出来たコラボレーション。浮き出たグラデーション。プロデュース公演で同じ事をやろうとしてもバラバラ過ぎてこうはならない。

ZOMBIE(ゾンビ)
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
鍛え上げられた肉体で
ひたすらバカな事をする。その熱量は還元されれば客の笑いに。生で観るべき。
冒頭からしばらくの「何も起きなさ」にニヤニヤ。物語の起伏がないという意味ではありません。突飛なバカ設定でグイグイ進行していきます。でも、よくよく考えると何も起きてないんです。よくよく考えなくても何も起きてません。それなのに翻弄される登場人物にニヤニヤなのです。
またなんでこの寒くなった時期に夏の設定なのか全く分かりません。脱ぎたかっただけとしか思えません。また観るに耐える体なのでその無駄遣いっぷりが余計に笑えます。