最新の観てきた!クチコミ一覧

150781-150800件 / 189887件中
ソムリエ

ソムリエ

靖二(せいじ)

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/01/28 (金) ~ 2011/02/01 (火)公演終了

満足度★★★★

あったかさとわかりやすさ。それが一番大事だよね。
シンプルなユニット名とシンプルなタイトル。そして詳細な紹介にひかれて拝見しました。良心と懸命さを感じさせて、あったかくなる話でした。
本っていいよね。
ニッカポッカの土屋雄さん、最初はぎょっ!としましたが、さしはさむせりふひとつひとつで会話がしまる、お客さんが笑う。すっかりファンになってしまいました。絵本作家さんも、印象的でよかったです。
土屋さんに☆一つ進呈!

ネタバレBOX

小さな書店と、下手に小上がり。なかなかいい感じの舞台装置。
しかし、劇中の設定はこれだけ凝った舞台をまだまだ活かしきっていない印象でした。他にも細かいことはいろいろ気になりました。

知人が集まってお酒を飲むのに、和室じゃなくて売り場で飲んでたり(紙を扱っているところでありえない!和室で飲むでしょう)、座って話すであろうことを立ち話していたり、和室の奥(にあるらしき)の勝手でお茶入れて二階にもって言ったり・・・
知り合いとはいえ営業さんが、入ってくると売り場のテーブルの上にカバンを無造作に置くところとか、気になりました。

最初の登場人物の退場で、てっきり階上にも出入り口があるのかと思ってしまった。終盤、お父さんがなぜ家を出た後添いさんの消息をたずねないのか、などなど、・・最後に謎は解けるのですが、興味深い謎としてよりは、変じゃない?という違和感になって残っていました。
姉妹役の女優さん、面差しが似ていて、制服から私服に着替えて登場したときには、見間違えました汗
また、はたきを使うところがめちゃめちゃだった・・・!はたく棚とはたかない棚があったり、上からほこり落とすのにまた上はたいちゃったり・・・書店の特徴的な作業だけに、正確さを記しつつ、感情表現もできるチャンスだったんじゃないかと残念でした。
「ソムリエ」は「本の」という意味で、それも最後にああ・・・とわかるけど、ずーっと「ソムリエ」って題じゃなくていいんじゃないかな と思いながら観てました。
いずれも最後に「ああ・・・」と解決するのだけど。


コイツらありき。

コイツらありき。

電動夏子安置システム

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

いやー面白かった
短編集であったが、どれも見事なできであり大変満足であった。
この劇団はとてもホスピタリティーに富んでいて、お客さんを大事にするなと感じた。気持ちのよい劇団でした。

役者さん皆さん、個性的であり、うまいなと感じました。

大満足です

くちびるぱんつ

くちびるぱんつ

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★

ド派手で元気一杯でした
すごい芝居でして。でももう、若くないのでついていくことができませんでした。
お若い方は、乗りのりだったようです。

水底の静観者

水底の静観者

猫の会

「劇」小劇場(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

うつらうつら
途中眠くて仕方なく、うつらうつらしてしまいました。
よって、芝居がどう展開していくのかの経過がわからず、終わりの場面がよくわかりませんでした。

全部を観ていないので評価ナシとさせていただきます。

永野宗典不条理劇場「虚業」

永野宗典不条理劇場「虚業」

ヨーロッパ企画

リトルモア地下(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

もう、なんて言うか、アレである
やはり予想どおりの、神保町花月で観た『ムネリンピック』を彷彿とさせる展開と内容。「虚業」という演劇はわずか10分ほどで終了する。そして、その後に続くのは、悪夢のようなうねうねした世界。
それは、不条理という御旗を掲げての上演。

ネタバレBOX

『ムネリンピック』では、「虚」の旗印の下、公演が行われており、まさに「虚」の世界だった。今回も、その「虚」で、「虚業」なのである。
永野宗典さんの頭の中が、もう丸見えというか、そんな感じなのだ。

虚業=演劇で、自らの演劇に鋭く切り込む、というわけではないが、「破壊=ゼロからの出発」「死=破壊」の願望は今回も存在していた。
世の中は破壊させて無からまた始まるし、永野さんも死んで、またお茶の間シーンから始まる。サイクルというより、破壊と再生。

結局のところ、どこまでも「演劇」と心中するつもりであり、それにはどこか「やましさ」や「うしろめたさ」「恥ずかしさ」のような感情もない混ぜになっているのだろうか。そんな印象を強く受ける。

永野宗典という人を、自ら丸裸にしてしまったような舞台。メタがさらに入れ子になっていたりするのは、「役者」でいる(あるいは、ある)自分をどこか冷めた目で、他人のように見ていくという行為でもある。そして、それはどこか、恥ずかしさかからきているのかもしれない。

「つくりごと」の世界から自らを解き放とうとしながらも、結局は、その中にいることを自覚的に演じていて、答えがないのかもしれないし、あっても見ないフリをしているのかもしれない。
孫悟空がお釈迦様の手の中にいる、というのに近いイメージだ。お釈迦様が自分だったりするわけなのだが。

迷いの中にいて、もがいているのが「不条理」だと感じているのだろう。

次回もこんな展開で、こんなテーマになると思うのだが、20年後も「永野宗典不条理劇場」は続いているらしいので、まだまだ観ていきたい。そして、もがき続けてほしいと願う。

永野さんの普通笑いはうまいし、加藤啓さんがもの凄くいい、そして池浦さだ夢さんのキャラも捨てがたい。
時計じかけのオレンジ

時計じかけのオレンジ

ホリプロ

赤坂ACTシアター(東京都)

2011/01/02 (日) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★

デボーチカとマルチックのガリバーに、トルチョク喰らわせてハラショーな感じに仕上がるのかと思っていたが
意外にすっきり見やすい。暴力的ではない暴力。
映像の派手さもカッコいいし、何より生演奏がハラショーなのだ。

ネタバレBOX

「観たい」で、「終演後の気持ちをどこに着地させてくれるかに期待」と書いたのだが、それは、例えばラストが、原作どおりだったにしても、あるいは映画のようだったにしても、それに意味をどう持たせるのか、がとても気になっていたのだ。
暴力がテーマで描かれている作品なので、今、この世界で、それがどう提供されるのか、に興味があったのだ。

タイトルに書いたように、ロシア語などがチャンポンの彼らのスラングで溢れている原作は、スピード感があるものの、読みにくい多くのスラングとの塩梅が物語を形作っていた。
今回の舞台は、原作のほうに寄りながらも、ビジュアルは明らかに映画のほうを選択している。さらに各エピソードは軽めに仕立ててある。つまり、喉ごしがいいというか。暴力が描き切れていない気がするのだ。何も残酷にしろ、血を飛び散らせろ、というのではなく、暴力とはどういうものであるのか、をしっかりと見せることが必要ではなかったか、ということなのである。
そして、それをどう伝えたいのか、である。

それに関して、さらに気になるのは、「観たい」に書いた「終演後の気持ちをどこに着地させてくれるか」にかかわることだ。
結果、原作(小説)のラストを選択したのだけど、それがどうこうと言うより、それへの態度が気に入らない。つまり、冒頭から「原作はこうしなかった」「映画ではこうだった」などと言う台詞が入るのだ。ラストに至っても「原作どおりに終えた」とわざわざ言わせている。

確かに、ラストでは「それ(原作どおりにしたこと)は大人になったということだ」として、物語とうまく関連づけているように見せているのだが、納得のいくラストに仕上げられなかった演出家の言い訳にしか聞こえないのだ。つまり、そうした「原作では云々」という台詞がいちいち「言い訳」にしか聞こえないということなのだ。
なんでそんなことをわざわざ冒頭とラストに入れたのか? と思ってしまう。どうもそこに潔さのようなものが感じられない。「自分たち」はこの舞台を通じて「何を伝えたい」のかということが、疎かにされてしまった印象なのだ。
用意された原作を、そのとおりに作りました。それは「大人ですから」という感じ。

また、どうも、役者のナマな迫力や存在感に魅力をあまり感じなかったのも事実だ。いろんなものに振り回されている感じがしてしまった。

とは言え、映像やそれとの絡み方のセンスには、素晴らしいものがあった。そして、生演奏もよかった(音は悪すぎだが・バンドの位置の問題か?)。
コイツらありき。

コイツらありき。

電動夏子安置システム

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

ああ、うまいなあ
基本は、笑いあり、の短編集。
中には、スパッとした幕切れのものや、ちょっとした余韻やダークな印象を残すものもある。あえてぐだぐだな(笑)即興を入れるなど、構成が巧み、戯曲も役者もいい感じ。
幕間には、映像によって、劇団名誕生のエピソードが偽ドキュメントのように語られる。
冒頭から、劇団員から楽しさが溢れている様は、観ている側にとっても楽しいのだ。

役者たちの安定感とキャラクターの活かし方が観ていて安心できる。

月いちリーディング/11年1月

月いちリーディング/11年1月

日本劇作家協会

座・高円寺稽古場(B3F)(東京都)

2011/01/29 (土) ~ 2011/01/29 (土)公演終了

過程
一つの戯曲が初めて肉声として発せられる瞬間。そして、その戯曲が様々な意見にもまれて磨かれる過程。劇作家の思考とその作業に少しだけ触れることが出来た貴重な体験でした。

恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

最高に後味がよいお芝居
三倉理香演じる(物延結さん)の演技が、すごいです。
迫田智志(渡辺毅さん)男の優しさが、よかった。こちらも上手いです。
三倉珠(信原久美子さん)理香の姉、姉の優しさがとても出てました。
ピアニスト(山口紗貴さん)良かったです、細かな演技で盛り上げております。
他もいろいろ、細かな所まで丁寧に作られております。
舞台セットもすごいです。前で見てるとバーのカウンターの後ろに鏡があり、鏡に映る姿が見えます、バーでよく目に入る風景です、ほんとにバーの席にいるような錯覚になりました、面白かった。

磯川家は2回目です、今回の方がが最高によかった。
 ・前回は、役者さんが物販で大きな声で、騒々しさが、お芝居の後味を悪くして、せっかくの良いお芝居が、台無しになってとても残念でした。
 ・今回は、物延結さんが、お芝居と同じ状態で、お客様を楽しそうに話をしながら、見送っておりました、最後の最後に大きく心に残り、最高に後味がよいお芝居になりました。面白いお芝居ありがとうございました。

くちびるぱんつ

くちびるぱんつ

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

まるで
おもちゃ箱をひっくりかえしたような。
そんな良い意味で騒がしく、でも緩急がしっかりしてて、楽しくて。
随所でけらけら笑いながら楽しく観劇させて頂きました!!

もう一回位見たかったなー・・・

わが町

わが町

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2011/01/13 (木) ~ 2011/01/29 (土)公演終了

満足度★★★★★

何でもない日常の素晴らしさ。なぜこんなに素晴らしい芝居なのに皆声高に言わないんだろうか!
最近も何度も上演されている有名な作品で、
遅ればせながらこのたび初めて観劇しましたが…
素晴らしかった!
なぜこんなに素晴らしい作品なのに皆声高に
勧めてくれなかったんだろうか!

一幕目は、1900年アメリカの田舎町、
二組の家族の平凡な一日。
休憩を入れずに二幕目は、若い二人の結婚式、
そしてその馴れ初め、デートのシーン。
幸せな結婚式で幕を閉じて休憩。
そして第三幕は死、葬式と埋葬。
墓地の死人は生前を振り返り、死んで初めて
本当に大切なことが何だったのかを知る。

一幕目はとにかくラストのレベッカのセリフが輝いてる!
小さな町の一日が、一気に地球規模で俯瞰になる
スケールが凄い。
二幕目は何気ない幸せなシーンに泣ける。
三幕目、これまでのそれぞれの場面を含んだ
すべてのことの素晴らしさ。
と、同時にそれに気づかない人々の無頓着さ。

私たちは何と小さな箱の中で細かいことに
わずらわされながら、大切なことに気づかずに
生きているのだろうか。

小堺さんはいつものキャラを出さない抑えたところが良く、
セリフ量の凄さにも感心。
相島さん斉藤由貴さんの夫婦の空気感が優しい。
(けれど結局パリに行けなかったんだろう、ということが切ない)
何よりも佃井皆美さん中村倫也さんのカップルの演技がみずみずしい。
特に佃井さん(カテコで涙)の三幕は良かった…。
そうそう妹のレベッカを演じた大村沙亜子さんも良かった。

そしてピアノソロのメロディも心に残り、作品に大きく影響しています。
シンプルな舞台装置と小道具、アンサンブルによる効果音もいい。

実にキュートであったり、優しかったり、
それでいて冷酷であったり、
繊細だったり、スケールが壮大であったりと
多彩な面を持った作品でした。

コイツらありき。

コイツらありき。

電動夏子安置システム

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

愛し続けたい劇団
主宰の竹田哲士さんはファン感謝祭のようなことをやりたい、と以前から言っておられたが、まさにそのようなイベントでした。主宰の劇団員への愛、観客への愛を感じ、この劇団への自分の愛をも改めて感じましたと、臆面もなく言わせていただきます(笑)。
この劇団、チームワークのよさでは定評があり、公演のたびにジーンとします。今回の短編集をご覧になったかたは、電夏の個々の俳優の演技力の高さを等しく認めてくださることと思う。普通のコメディ劇団と違って、本公演での上演作品が個性的なので、好みが分かれる劇団でもあるが、ハマる人はハマるし、自分もハマった一人です。
これからも私は電夏をずっと愛し続けると心に誓った。

殿様ランチの板垣さん、ホチキスの米山さんに作品の書き下ろしプレゼントをされるなんてうらやましい限り。

今回の公演では渡辺×なしおの『痛み、忍ぶ』のシュールさが一番好き。2人の女優の魅力がよく出ていた。
高松さんは演出を担当している関係から、近頃俳優としての出番が減っているが、「間」が絶妙で、巧い人なのでもっと出てほしい。
竹田さんは今回も裏方に徹しておられたが、ネットで拝見するとトークも面白いかたなので出演していただきたかった。次回にでも、ぜひ(笑)。

恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

次も楽しみ☆
まずまさかのシステムにびっくりしました(笑)

ちょっぴり大人のラブコメだけど磯川家テイストたっぷりの楽しいお話でした!
次回も楽しみです☆

雨と猫といくつかの嘘.

雨と猫といくつかの嘘.

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2011/01/30 (日) ~ 2011/02/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

猫の重要性
「雨と猫といくつかの嘘」というタイトルと「100万回生きたねこ」をモチーフに。。。と聞いて、江国香織の小説のような優しい、エスプリの効いた話をイメージしていました。
当たらずとも遠からず!
ほんわか温かい大人のエッセイ、そんな感じです。

ネタバレBOX

ねこを人間がやる、その無茶な感じ、そして意外ときついこと言うんやね、いいわぁ。
大人は、かく戦えり

大人は、かく戦えり

シス・カンパニー

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/01/06 (木) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

二組の夫婦のすさまじい本音合戦!それはそのまま大人の俳優陣による演技合戦だった。
子供の喧嘩についての話し合いのために集まった二組の夫婦。
最初は体裁を保ちながら冷静に話し合っていたところが、
ふとしたことから徐々にエスカレート!
話は子供のことにとどまらず、それぞれの夫婦間の問題に
もおよび、酒も入り、手も足も出るすさまじさ…。

マギー初の翻訳劇が、このキャストとは凄い!
ともするとわざとらしかったり、やりすぎになりそうなところを
実に適度な度合いで演出していると思います。
そして言わずもがな、この4人の顔合わせの妙。
大人の俳優同士の適度な距離感・緊張感を意図して
保っているであろうこともよく分かる。
(若い俳優ならば、きっとくっつきすぎる楽しい稽古、
みたいになったに違いない)
特に、秋山さんの"飛び道具"も効果的でした。^^;)>

最初から最後まで、笑いっぱなし。
大人の俳優4人の演技を本当に堪能した素晴らしい舞台でした。

雨と猫といくつかの嘘.

雨と猫といくつかの嘘.

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2011/01/30 (日) ~ 2011/02/08 (火)公演終了

あはれ
「あはれなり」の訳を〈しみじみとした趣がある〉なんて現代語訳をするなぁ…その感じがとってもあてはまるなぁ…とおもった公演でした。
繰り返されるシーン、繰り返されるセリフを聞きながら、こうやって人の営みも繰り返されてきたのだなぁ、と。
いくつかの嘘をはらんだ人生がこれまでも紡がれてきたように、これからを生きる若い人にもいくつかの嘘は受け継がれていくのでしょう。遠い昔から続いてきた雨音が、今も同じ音を立てそしてこれからも続いていくように。
雨音を聞きながら一人過ごすときにおもうような、幻想のひとときでした。

ネタバレBOX

開演時間を迎えると、まだ客入れは終わっていないながらも6人の登場人物が舞台上に現れます。アクティングエリアに入るときと、その外側を回るときとの身体の使い方が明らかに違うところが見ていて面白かったです。

赤ちゃんに還る、生まれ変わるという還暦の誕生日を迎えた風太郎。
6歳の誕生日、第二子が生まれる前の誕生日、55歳の誕生日…と風太郎の誕生日の情景があちこちと入れ替わりながら舞台上に立ち現れます。母、娘、娘の婚約者、父、妻、息子、息子の恋人、そして、猫…。風太郎がこれまでの人生で深く関わってきた人々が走馬燈のように出で現れます。

一人の役者がいくつもの役を演じるところも上手に計算されていて、同じ「身体」が違う役のセリフを語っているのだけれど、そこに多重な意味が付加されて見えてきて…うまく作られているなぁ、と感じました。

初日、古川貴義さんと吉田小夏さんのアフタートーク。
風太郎は死んだのか?そんな話題も出たトークでした。
0

0

333

COKAGE(東京都)

2011/01/29 (土) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

狭い空間なのにさまざまな顔
狭い空間でたった5人しかいないのに、いろんなカップル、いろんな友達、いろんな客と店員が次々に登場して飽きませんでした。音楽でたとえると変奏曲みたいな感じ。コーヒーもおいしかったです。

近所に座ってた人が飲んでたビール(?)のラベルが「333」だったのですが、特注品ですか? そういうビールがあるんですか?

ネタバレBOX

途中で隣に座ってたイケメンが突然役者にいじられてビックリ。
くちびるぱんつ

くちびるぱんつ

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

初見
ぬいぐるみハンターさんのお芝居を見るのはこれが初めてでした。
個人的には最初に会場に入ったときの独特の音楽が頭から離れません。
なんか、全体的にかわいいという印象を受けました。面白かったです。

ネタバレBOX

ご都合主義です。と言っていたのでとてもご都合主義でしたw
でもそういってしまえばなんか納得してみていられました。役者さんが楽しそうにやっているのが印象的でした。
ただ、女性キャストの方の声が時々小さくて聞き取れなかったです。その点では男性キャストさんの方が見ていて安心する演技をしていたと思います。
NMS_5『日曜日よりの使者』

NMS_5『日曜日よりの使者』

石原正一ショー

ACT cafe(大阪府)

2011/01/29 (土) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

素敵なお話でした。
素敵なお話で、石原さん平林さんの雰囲気を十二分に堪能、とても説得力のあるお芝居でした。

パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】

パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】

隕石少年トースター

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/01/28 (金) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★

キャラ濃い!
お初!関さんキャラ濃い!!キモキモキャラやったけど癖になりそうです(笑)細かな演出で丁寧はお芝居で楽しかったです。

このページのQRコードです。

拡大