ソムリエ 公演情報 靖二(せいじ)「ソムリエ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    あったかさとわかりやすさ。それが一番大事だよね。
    シンプルなユニット名とシンプルなタイトル。そして詳細な紹介にひかれて拝見しました。良心と懸命さを感じさせて、あったかくなる話でした。
    本っていいよね。
    ニッカポッカの土屋雄さん、最初はぎょっ!としましたが、さしはさむせりふひとつひとつで会話がしまる、お客さんが笑う。すっかりファンになってしまいました。絵本作家さんも、印象的でよかったです。
    土屋さんに☆一つ進呈!

    ネタバレBOX

    小さな書店と、下手に小上がり。なかなかいい感じの舞台装置。
    しかし、劇中の設定はこれだけ凝った舞台をまだまだ活かしきっていない印象でした。他にも細かいことはいろいろ気になりました。

    知人が集まってお酒を飲むのに、和室じゃなくて売り場で飲んでたり(紙を扱っているところでありえない!和室で飲むでしょう)、座って話すであろうことを立ち話していたり、和室の奥(にあるらしき)の勝手でお茶入れて二階にもって言ったり・・・
    知り合いとはいえ営業さんが、入ってくると売り場のテーブルの上にカバンを無造作に置くところとか、気になりました。

    最初の登場人物の退場で、てっきり階上にも出入り口があるのかと思ってしまった。終盤、お父さんがなぜ家を出た後添いさんの消息をたずねないのか、などなど、・・最後に謎は解けるのですが、興味深い謎としてよりは、変じゃない?という違和感になって残っていました。
    姉妹役の女優さん、面差しが似ていて、制服から私服に着替えて登場したときには、見間違えました汗
    また、はたきを使うところがめちゃめちゃだった・・・!はたく棚とはたかない棚があったり、上からほこり落とすのにまた上はたいちゃったり・・・書店の特徴的な作業だけに、正確さを記しつつ、感情表現もできるチャンスだったんじゃないかと残念でした。
    「ソムリエ」は「本の」という意味で、それも最後にああ・・・とわかるけど、ずーっと「ソムリエ」って題じゃなくていいんじゃないかな と思いながら観てました。
    いずれも最後に「ああ・・・」と解決するのだけど。


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    2011/01/31 10:33

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