ソムリエ 公演情報 ソムリエ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★

    丁寧な「いい話」…だが
    悪人は出て来ないけれど、それぞれの立場の違いで様々な事件が起こるという、それなりのウェルメイドないい話。ただ、何の伏線もない終盤の出来事は、やはり唐突に過ぎる。2時間は飽きることのない長さだが、細かいエピソードを切ったり、テンポにメリハリを付けたりすることで、もう少し短くした方がインパクトのある舞台になったような気がする。でも、気持ちの良い芝居だった。

  • 満足度★★★

    丁寧で優しい。
    ストレスフリーで観ることができた。物語が面白くなりそうな予感は沢山あったものの、ほとんど実らなかったのは残念。

  • 満足度★★★★

    よい時間でした
    ある片田舎の個人書店の家族のお話でしたが、ホッコリするお話で、よい時間でした。よかったです。

    ネタバレBOX

    セット上に並べられてた漫画コミックスのセレクション(目があまりよくないので、一部しか確認できなかったが)を誰が決めたのか非常に気になりました(笑)

    後、長岡初奈さんは、まだまだJK大丈夫だな(笑)
  • 満足度★★★★

    アリエール…
    お客さんも少なく、田舎の本屋さんの経営は大変です。

    ネタバレBOX

    絵本作家の恩返し…、ユニークな絵本作家のどんだけ絵が下手なのか見てみたいーと思いました。

    店を経営している姉の苦悩、長男のロックバンド解散後の焦燥感に共感。ミーハー娘も加えたきょうだいが協力しても全体のパイが大きくなる訳でもなく、経営は今後も大変だと思いつつ応援したくなります。

    叔父さんは経営コンサルタントということで、より悪者に感じられた嫌いがありました。

    高校の先生や営業マンがぐずぐずしている間に、高校生の方がやることやっていたとは!

    ところで、父親の幽霊が必要だったか、私には疑問です。

    そもそも会話が成立しているように見えるからこそ後でビックリするのに、最初からかみ合っていなかったし。初対面のもう一人の息子にだけ見えたり、ノートが急に出てきたりするのもご都合主義で如何なものかと思いました。
  • 満足度★★★★

    丁寧な作劇に好感
    きちんとしたデッサンを重ねて造り上げたように丁寧な作劇に好感を持つ。
    また、さりげなく流れるS.E.により舞台となっている書店の外の景色まで見えるような気もする。
    さらに最終場では「親子ネタ」+「優霊譚」と好みのパターンの複合にダブルでツボを突かれる。

  • 満足度★★★★

    本屋さん
    地味だけどつい読み進めてしまう小説のように舞台を楽しみました。

    作品に人の良さがあふれている感じです。

  • 満足度★★★★★

    やっぱりよかった。。。
    昨年末観た芝居で、地味な役どころを完璧なまで地味に演じていたのに、妙に気になった役者・・・それが宍倉靖二さんだった。

    その宍倉さんが作演出をする芝居『ソムリエ』。

    宍倉さんの芝居への情熱&真摯な態度あふれる上質な芝居だった。

    ぜひ「靖二(せいじ) Official WEB Site」をご覧いただきたい。。。

    こんなに、優しくほんわかした役者紹介は見たことがない(←たんに見たことがないだけで、存在はするんだろうけど)。

    最高やわ。。。

    次回作は年末。
    『Toripod』という戦場カメラマンの家族を描いた芝居のようだ。

    もうその頃には渡部カメラマンも、ブラウン管から姿を消して、「現場」で活躍されているだろう。。。

    この素材をどのように調理するのか、、、今からすっごく楽しみ!!!

    ネタバレBOX

    とにかく丁寧に作られた作品。

    劇場に入ると、舞台上の「本屋」のレジで従業員が居眠りをこいている。。。

    そのまったりな雰囲気もたまらないのだが・・・レジに置いてあるラジカセからながれてくるラジオ番組まで、自作と言うのが凄い!

    いわゆる「開演前のご注意」まで、DJに喋らせてる・・・作りこまれた空間がたまらなく心地よい。。。
  • 満足度★★★★

    秀作
    細部まで丁寧に作りこまれていることに脱帽。この世界にどっぷりとはまり込んでしまいました。それだけに母親が家出した理由が不自然で、そこだけが残念。

  • 満足度★★★

    定番でも無理がない。
    ゆっくり時間が過ぎた感じ、本屋さんらしくチケットもよかったし、欲を言えばギターの調べがもう少し欲しかったかな・・・

  • 満足度★★★★

    心がホッコリ
    中身は定番といえば定番だがおもしろかった。2時間という上演時間をまったく長く感じさせない演出で、いい出来だった(パイプ椅子がちょっと辛かった笑)。キャラの設定もうまいし、役者もがんばっていた。冬の寒気を忘れるほど楽しめた舞台だった。

  • 満足度★★★★

    まさに「Take It Easy」
    上手いな、と思った。 
    取り立てて変ったところのある話ではなく、むしろありがちな筋だけど
    俳優がみな自然体だったこと、構成が巧みなこともあって二時間余りの
    舞台でも、退屈せずに観ていられました。 クセのある人物達もここではGJ!

    ネタバレBOX

    経営コンサルタントの伯父さん、てっきり土地を騙し取る系の悪徳
    ビジネスマンかと思いきや、なんか結構良い人だったなー。
    振り返ると皆良い人ばっかで、それが作品の雰囲気にも表れてたかも。

    役者では土屋雄さんの一々どこか可笑しいっぷりと、石井舞さんの
    健気で芯の通った女子っぷりがすごく好印象でした。
    土屋さん、笑いの間が上手いんだよなぁ、クスリとしてしまう…。

    身近に自営業者があるので、劇中の一家が結構他人事に思えなかった。
    あの、思いつめたような苦境っぷりとか状況的に似通った部分もあるし、
    どこも大変だよなぁ。

    「変化」は自分のちょっとした選択や何かがきっかけでいきなり
    訪れるわけだけど、それが吉となるか凶となるかは自分自身の
    心持ち次第、っていう隠れた主題は、自分自身最近までそうだったんで
    異様なほど共感してしまった(苦笑 いや、本当にそうだよね・・・。

    まさに「Take It Easy」、そのままですね。
    つーか、この曲大好きなので劇中でかかった時、凄く嬉しかった!
    作・演出の人はイーグルス好きなのかなぁ? 気になりました。
  • 満足度★★★★

    実直であたたかい
    ボリューム感が重さではなく
    心地よさに変わって・・・。

    派手さはないのですが、心とらわれることが
    たくさんあるお芝居でした。

    ネタバレBOX

    本屋を舞台にした3人兄妹の物語。

    物語の伝わり方が性急になることなく
    エピソードが一つずつ着実に伝わってきます。
    シーンの間には日記の朗読があって、
    少しずつ亡くなった父親の時代と
    3人の今が重なりあっていく。

    前半部分は物語がひたすら積まれていく感じ。
    そのなかでのそれぞれの距離感の背景が
    後半に解けるように明らかになっていく。
    シーン間をつなぐナレーションが
    物語の枠組みを強固なものにしていきます。

    本屋の存続や登場人物たちの想いの行方など
    観ていて飽きずに物語に入り込んでいくことができる。
    キャラクターそれぞれに
    芯があって、
    それゆえに観ていて飽きることがない。

    若干前半が冗長で
    後半のコンテンツがいっぱいな感じはあったものの、
    兄妹それぞれのキャラクターがしっかりと作りこまれているから
    物語が揺らいだり
    隙間ができたりすることもなく
    相応の密度がしっかりと舞台上にあって。

    最後に種明かし的な感じがあるのですが、
    ちょっと禁じ手かなと思った部分も
    物語の中に上手く納められて・・・。

    重さでのボリューム感ではなく
    膨らみのボリューム感をしっかりと醸し出した
    役者たちのできも非常によかったし。

    観終わってなにかとても柔らかな気持になることができました




  • 満足度★★★★★

    期待通りでした
    外は極寒でしたが、お芝居は温かかったです。
    都合の良い切り口が多いものの、役者さんの力演で
    不自然さが抑制されて、良い感じになっていました。
    こういうお芝居は大好きです。
    久々に心も暖まりました。

  • 満足度★★★★★

    もったいない!
    いい芝居でした。親や兄妹の温かい心情と身近だからこそ素直になれない心。心にジーンときました。はっきり言って好みです。最初から最後までどっぷりのめりこんでしまいました。もったいないというのは,日曜夜の回だったせいか,空席が目立ったこと。こんなに温かい芝居はもっと多くの人に観て欲しいと思った次第です。

  • 満足度★★★★

    あったかさとわかりやすさ。それが一番大事だよね。
    シンプルなユニット名とシンプルなタイトル。そして詳細な紹介にひかれて拝見しました。良心と懸命さを感じさせて、あったかくなる話でした。
    本っていいよね。
    ニッカポッカの土屋雄さん、最初はぎょっ!としましたが、さしはさむせりふひとつひとつで会話がしまる、お客さんが笑う。すっかりファンになってしまいました。絵本作家さんも、印象的でよかったです。
    土屋さんに☆一つ進呈!

    ネタバレBOX

    小さな書店と、下手に小上がり。なかなかいい感じの舞台装置。
    しかし、劇中の設定はこれだけ凝った舞台をまだまだ活かしきっていない印象でした。他にも細かいことはいろいろ気になりました。

    知人が集まってお酒を飲むのに、和室じゃなくて売り場で飲んでたり(紙を扱っているところでありえない!和室で飲むでしょう)、座って話すであろうことを立ち話していたり、和室の奥(にあるらしき)の勝手でお茶入れて二階にもって言ったり・・・
    知り合いとはいえ営業さんが、入ってくると売り場のテーブルの上にカバンを無造作に置くところとか、気になりました。

    最初の登場人物の退場で、てっきり階上にも出入り口があるのかと思ってしまった。終盤、お父さんがなぜ家を出た後添いさんの消息をたずねないのか、などなど、・・最後に謎は解けるのですが、興味深い謎としてよりは、変じゃない?という違和感になって残っていました。
    姉妹役の女優さん、面差しが似ていて、制服から私服に着替えて登場したときには、見間違えました汗
    また、はたきを使うところがめちゃめちゃだった・・・!はたく棚とはたかない棚があったり、上からほこり落とすのにまた上はたいちゃったり・・・書店の特徴的な作業だけに、正確さを記しつつ、感情表現もできるチャンスだったんじゃないかと残念でした。
    「ソムリエ」は「本の」という意味で、それも最後にああ・・・とわかるけど、ずーっと「ソムリエ」って題じゃなくていいんじゃないかな と思いながら観てました。
    いずれも最後に「ああ・・・」と解決するのだけど。


  • 満足度★★★★

    いいカンジ
    お涙頂戴の一歩手前くらいのいい話。

  • 満足度★★★

    ほのぼのとした雰囲気が良かった
    これといって壮大な事が起こるわけではないのに、
    物語に引き込まれました。

    ネタバレBOX

    「ココロ図書館」という話が思い出されました。
    死んでて見えない親父さんが本屋内にて、
    家族を暖かく見守っているトコロは結構印象に深く残りました。
  • 満足度★★★

    いい話
    ちょっと多すぎでまわってなくなくない?でもけなげな妹たちはいいなぁ

  • 満足度★★★★

    心地良い
    あだち充の漫画を思わせるハートウォーミングドラマ。
    あだち充といえば可憐なヒロインが必須な訳で、
    石井舞さんがその任をしっかり担っていた。
    土曜のマチネに観たが空席が目立った。
    いい芝居なんだけどなぁ。

    ネタバレBOX

    タイトルの『ソムリエ』と内容が合っていないように感じた。
    ラストの父親のモノローグがあるとはいえ。

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