最新の観てきた!クチコミ一覧

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ひとんちで騒ぐな

ひとんちで騒ぐな

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

我が家ではごめん
ぎりぎり丸くおさまるかと思ったら、やっぱり上手くいかないドタバタ喜劇で、人の出入りのタイミングが絶妙。笑いの裏で人間の成長も描いていて、おかしいだけではない、奥の深い作品になっていたと思います。

私の家がああいう状態になるのは絶対に嫌です。

恋人としては無理(JAPAN TOUR)

恋人としては無理(JAPAN TOUR)

柿喰う客

精華小劇場(大阪府)

2009/03/25 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

実は僕の中での最高傑作!
後にも先にも、僕の中の「柿」でこの作品を越えていない。

それほどの峻烈な印象がある。

キャスト6人でクルクルとキャラクターを変えていくというやり方は奇抜で僕の中では衝撃だった!
ありえない事が、目の前で結実している事実にただ唖然!

もう一度、いやもっと観たい舞台だ!!

Kebab -ケバブ-

Kebab -ケバブ-

ケバブ実行委員会

精華小劇場(大阪府)

2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

刺激的だった!
お国柄が違うと演出方法まで何か違うのだ!

マイクを使ったエロなど、かなりスタイリッシュ!


再演はあるのか?
あるなら、もう一度観たいです!!

露出狂

露出狂

柿喰う客

精華小劇場(大阪府)

2010/06/04 (金) ~ 2010/06/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

何だか弾けてたなー☆
その勢いだけのような気もしていたが実はない。

それだけではない。
容易周到さと、人を食う辺りはなかなか!

新良さんが胸をばんばんと叩くのが印象的でした!

沈黙

沈黙

4RUDE

シアターX(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

なんとも
評価が難しいですね。

良く言えば、大胆で自由な演技・演出
悪く言えば、自己主張が強く、観客置き去り
という感じ。

良いと思える所とそれ以外の所でムラがあり・・・。
ただ、会場の雰囲気は良かったです。
もう少し小さい会場の方が更に良かったと思います。

巨大シアワセ獣のホネ

巨大シアワセ獣のホネ

突劇金魚

精華小劇場(大阪府)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

流れるように観た!!
一体、何という美しさであろう。
サリngさんの気高さに今更ながら参る。

うをっと!
ここまでしか言えねぇや!

それから蔵本さん!
かなり清楚で激しい役柄!素敵だったなぁ!

それかられから!
上田くんのシュールコントがすざまじい!
しかも!

突劇金魚メンバー総出演!!
サリngさん、上田くん、蔵本さん、伊藤さん!
ぶっちぎりの20分!!



行けてよかったぁ!!

ネタバレBOX

山田さんと ごまさんのイメージシーンは素敵だったなぁ!
恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

泣ける
感動です!笑いももちろん有ります。笑ったり泣いたりであっという間でした。時間があればまた見に行きたい作品です。

「神社の奥のモンチャン」 

「神社の奥のモンチャン」 

ゴジゲン

座・高円寺1(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度

箱に見合わないレベルで残念
途中退場者、たぶん3~4人。

もし、モンチャンが目次さんでなければ、私は5人目の退場者になっていたと思います。

ゴジゲンは、「たぶん犯人は父」から観始め、その作風は好きなのですが、今回の作品は、松居さん学生時代の作とのこと。さもありなんと思う程、作品も、構成も演技も、学生時代に退行したような印象でした。

箱がゴジゲンには大き過ぎたきらいもあります。

全ての見せ方が、素人レベル。学内の無料公演なら、充分かもしれませんが、座・高円寺で、これだけの入場料を取るには、見合わないレベルだと感じました。

ネタバレBOX

これも、「泣いた赤鬼」をモチーフにしたようなストーリーですが、ストーリーテーラーとして、登場する現代の若者3人の役者さんの演技が、学生劇レベルで、とても残念。発声法も、演技もなっていなくて、彼らの演技が続いたせいで、退場者が続いたように思います。

イキウメ新人の大窪さんは、前川演出でこそ、光る演技ができるのであって、まだ他流試合に出るのは早過ぎるのでは。

村人の演技、セット転換、脚本構成、台詞、全てにおいて、箱に見合わないレベルダウン、ゴジゲン逆行の感がありました。

もう少し、人気先行で走らずに、自分の身丈に合った劇場で験算を詰まれた方が、良いのではと感じました。
カルナバリート伯爵の約束

カルナバリート伯爵の約束

メガバックスコレクション

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2011/01/15 (土) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

大人のさじ加減
面白かった。
役者たちの表情は観察しがいがあって、大変楽しめた。
心理的マジックのようなお芝居だった。


以下、ネタばれにて
上記詳細と苦い感想を書きました。

ネタバレBOX

観客は最初から役者を疑う様に誘導される。出るな、答えるな、信じるな、約束するな。「出るな・答えるな」は当然出来るとして、あとの2つは守れるかが試されている。なので、7人の台詞を注意深く聞く。そして、表情を見る。
設定も親切だ。一人は詐欺師なのだから絶対嘘を付くだろう。あとはどうかな? と、疑う。
で、役者はそれに応える演技をしてくれる。慎重にさりげなく。
だから、観ていて面白かった。

のんきで機微が分からない役もあったが、元軍人の彼の演技にはよく感ずることが出来た。このさりげなさ具合は、役者の習熟によるものでなく演出のように感じた。そういう演出(脚本)がいいと思った。

ただ、美的なセンスがない。→音楽が古い、導入がかっこ悪い、少女アイコンの使い方が安い

また、
劇場では演劇の魔法に掛かっているので、大した問題ではないのだけど、あえて記録として書いておくと・・・
芝居だからという割り切りなのか若干都合が良すぎる話の運びが気になった。たとえば、夜明けを待つ6人があっち行っててと言ったら行くし、あんなに手を伸ばして約束を求めてたくせに交渉にすんなり応じるし。本能で約束を求めるくせに物わかりが良すぎ、理性がありすぎる。
あと、夜明けで消える、って分かっているところも都合が良い。夜明けで消えること、自分が死んでいること、6人はいつからはっきり分かったのだろう? その前後では心境が変わると思うのだが、役者の中でそれを意識しているだろうか? ちょっと微妙な気がした。いや、私の感度が悪かっただけか。


現代的な問題の感じさせ具合が良かった。電車事故、国との連帯感、DV、孤独…とテーマはイマドキ山盛りなのにsoftでさりげない。脚本家の年齢を感じる。若かったらもっとダイレクトに投げてくるだろう。

生きる、という大事なテーマについてなのだけど、正論過ぎてちょっと心に引っかかりづらい。それぞれの思いや現代社会問題の描き方は大人のさじ加減なのに、こと「生きる」意志の問題については別のようで、やたら語すぎててちょっと野暮になっちゃったのかも。死んでしまった人たちとは言葉でないと契約が成立しないという設定だからかな。一番大事なことは言葉にしないと通じない、という苦い真実かもしれない。
誘われてスカイウォーカー

誘われてスカイウォーカー

K-notes

テアトルBONBON(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

どうなんでしょう。。。
冒頭のシーン。

「あっヤバっ。。。こりゃ長い110分になりそうだ・・・」というくらいロゥクオリティな雰囲気満々だったけど(←大半が初舞台だから仕方ない)・・・ところどころおもしろい場面もあったし、夏先生の振り付けはやっぱヨカッタし、宇宙人のカシラ役(?)の女優さんの演技が好きだったので・・・なんとか。

パンフレットに「時代錯誤を承知の上で80年代の小劇場ブーム華やかりし頃の再現を狙って云々」とあったけど・・・

その時分の舞台事情を知らないボクにとっては「インテリぽい人のクドさ&左(全共闘時代?)のニオイ」を感じちゃった。。。

最近の萩本欽一さんの芝居(コント)が好きな人は、ツボな芝居なんだと思いますが。

ネタバレBOX

「ま、そんな硬いことは抜きにして・・・ねっ!」

・・・が正しい見方なんだろう。。。

でも、無理っ!!!

ボクは、時代錯誤のギャグを笑えるほどには練れていないし、芝居慣れしてないよ。。。

団塊ジュニアのボクにとって、日体大は「究極のバカ大学」じゃなくて、教員養成大学のイメージだし・・・

軍服&日の丸ハチマキの石破茂って・・・どうなんだろ?

80年代ってよく知らんけど(←クドイネ)、菅直人の権力志向・石破茂の幼さを看破して笑う、ってくらいの余裕はあったと思うんだけど。

あとラスト近くの台詞「ニンゲンニナリタカッタ」。。。

・・・そんなのわかってる。。。言われなくっても、わかってる・・・ょ。。。

なんか、そんなのが多かった。。。新人の役者さん達が大熱演しているだけに、モッタイなかった。。。

お父さんの下痢のくだりは大好きだけど(←ここんとこを、もっと掘り下げて欲しかったぞ!笑)


といろいろ書いたけど・・・きっと一人で観にいったのがマズかったんだと思う。。。
同行者が「わたし、こっち観るっ!」とザ・ポケットの『中学生日記』に行ったのを力ずくで阻止すべきだった!笑

終演後、この『誘われてスカイウォーカー』について、あれやこれや語る。。。コレが、この芝居の正しい観方な気がしてならんわ。。。

誰か語り合いませんか?笑








この手のひらに花びらを

この手のひらに花びらを

ZENROCK

d-倉庫(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

今後に期待!
記念すべき旗揚げ公演。
劇団全体で全力投球している印象を受けました。
なので清々しく気持ちで劇場を後にできました。

まだ始まったばかりなので、荒削りな印象は否めなかったですが、
今後の活躍を期待したいです。
次回公演は、どのくらい成長したかまた観たいと思います。

恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★★

2月5日公演鑑賞
とても面白かったです!
コメディではありますが、単に笑えるだけでなく、散りばめられた伏線を回収しながら最後に綺麗に纏め上げる構成とちょっとした意外性、そして心温める話で鑑賞後はとてもスッキリした気分になりました。
個性豊かなキャラクターたちも魅力的でどの方も演技がとても良かった。
ただ個人的には気になった点もいくつか。気にするレベルでもないのでここでは割愛しますが、その点と今後の益々の繁栄を願って星4つ。

【

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

ハイテンションラブコメ
無理な設定を体を張って成立させる荒技(艶芸)が愉快。
後半やや息切れか。
巷で噂の美女目当てだったが、ヒロインオーラしっかり出ていた。
無理矢理出していたとも言えるが…。

ネタバレBOX

下ネタ満載(ほぼ全編)。
そこまでしなくても充分可愛いのに…と、おっさんなので思う。
Greed -グリード[貪欲]-

Greed -グリード[貪欲]-

演劇レーベルBo″-tanz

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

Carousel
燃える回転木馬のシーンが、たまらなく良いです。さりげなく?社会風刺的要素を盛り入れたボータンツのスタイルも好きです。

Gluttony -グラタニィ[暴食]-

Gluttony -グラタニィ[暴食]-

演劇レーベルBo″-tanz

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2010/09/30 (木) ~ 2010/10/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

やはりミック辻。
前作Greedに引き続き、エージェント・グリーンを生み出したミック辻が重要な役割を果たしている。なりふり構わない研究者の執念が感じられました。次回作も楽しみです。

沈黙

沈黙

4RUDE

シアターX(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

印象に訴える
上演時間70分。座席がステージをコの字に囲む配置でほとんどの席からよく見える。他に見ない作品でムーブメントと言葉のパフォーマンスで、しいて言えばアクティブな舞踏といった感じ。もっと小さい劇場のほうが作品になじむと思う。

Greed -グリード[貪欲]-

Greed -グリード[貪欲]-

演劇レーベルBo″-tanz

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

ミックとカビ。
シリーズ4作目。今回の話で鍵を握っているのは病原性のカビとそれを生み出した研究者ミック辻。ミック辻のキャラクターに引き込まれました。

Gluttony -グラタニィ[暴食]-

Gluttony -グラタニィ[暴食]-

演劇レーベルBo″-tanz

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2010/09/30 (木) ~ 2010/10/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

真弥ちゃんが!ミックが!
七つの大罪シリーズの5つ目グラタニィ。初回から観ておりますが、毎回予期せぬ展開となり、次作が待ち遠しくて仕方ありません。ミックの感情の抑揚に、観ている私まで話に引き込まれてしまいます。

ひとんちで騒ぐな

ひとんちで騒ぐな

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

新しい時代の芝居
なんか久しぶりに「劇団」の芝居を見た、と思った。そうそう、そうなるよね、「劇団」はね。演技ウツるよね、とか…。劇団芝居、私は好きだ。
この芝居に新しいものは何もないけれど、「劇団」と「芝居」のアンバンドルが新しいとも思わないし、新しくなければ駄目だとも思わない。
演劇に歴史はいらない。いらないという言い方に語弊があるなら、演劇史に進歩史観はそぐわない、と言い換えてもいいと思う。こういう芝居を若い世代が再発見する、それを観客も再発見する。明るく、元気に。
とうとう芝居は、仮想敵を必要としなくなった。映画もマンガもアニメもテレビも、ただ共存するべき他者として、負い目も蔑視もなく存在する。芝居は、新しい古いという物差しから離脱して、芸術全般の潮流に合流しつつある。
地方の若い劇団がこういう芝居をするということは、そういうことだと思う。

ひとんちで騒ぐな

ひとんちで騒ぐな

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

どちらかというと昭和のコメディ
ベタで解りやすいワンシチュエーションコメディ。笑いのセリフにセンスはない。ナンセンスでもない。かといってつまらないかというとそうでもない。万人向きなコメディ。

以下はねたばれBOXにて。。

ネタバレBOX

物語は妹の家と勘違いしていた勘介が、ここでドラマの撮影をすることから始った勘違いによる、まさに勝手にひとんちを舞台にしちまったコメディだ。中盤まで雑多な人がひとんちに入り込むも、当の家主とは鉢合わせにならず、そのまま進行していく。

こういったコメディはけっして珍しくはない。よく観るパターンだ。だから他の似たような芝居と差をつける為には、どんな言葉で観客を笑わせるかが差の付け所なのだろうけれど、ガラパはむしろ巧みな言葉で観客を笑わせるのは苦手のようでキャストらの動きや身体で魅せる昭和のコメディだった。

最近、ナンセンスコメディや不条理コメディのシュールで上質なセリフで笑わせる類の芝居を観てるから、全体的に古いな~。というのが印象だが、まあ、こういった古さも必要なのかもしれない。

終盤、家主と鉢合わせになった勘介らは、全てを吐露して家主をうまく丸め込んで撮影となるも、それぞれのキャラクターがドラマの設定に会わないというオチでちょっとしたイザコザになり相変わらずドタバタで終始したコメディだった。

結局薬局、勘介が自分の人生を見つめなおすきっかけになったという指標を提示したのもパターンどおり。

初心者向けだし大衆向け。たぶん誰にでも受け入れられるコメディだろう。新鮮味はない。

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