最新の観てきた!クチコミ一覧

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グラデーションの夜 《群青の夜》 《黒の夜》 《桃色の夜》

グラデーションの夜 《群青の夜》 《黒の夜》 《桃色の夜》

KAKUTA

アトリエヘリコプター(東京都)

2011/04/13 (水) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

幸せな時間(桃色の夜)
微笑ましい話が多く、ずっとニヤニヤしたり笑っていた気がします。幸せな時間を過ごさせていただきました。
3つの夜はテイストがそれぞれ異なっていながら、全てが完成度が高くかつ独立した作品となっている一方で、オリジナルストーリーが上手く効いており一つの作品としても堪能させていただきました。

探偵〜哀しきチェイサー〜

探偵〜哀しきチェイサー〜

ココロ・コーポレーション

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2011/04/21 (木) ~ 2011/05/02 (月)公演終了

満足度★★★

This is マキノ
正にマキノノゾミ、というところですが、
出来ればもう二つ伏線というかひねりが欲しかったかな。

M.O.Pの"リボルバー"あたりと比較しちゃうと
少し物足りないですね。残念ですが。

ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/04/15 (金) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ベケットの世界
ハードブックのは読んだりしていたのですが、
こうやって目の前で見ると感じ方が違ってきますね。

役者さんの力によるところが大きいのでしょうが、
ヴラジミールの感情表現がなかなか良いカンジでした。

舞台セットも、あれはあれで面白いです。
願わくばこれを青山円形劇場でやってみるのも面白いのではないかと。

ミュージカル「おもひでぽろぽろ」

ミュージカル「おもひでぽろぽろ」

わらび座

天王洲 銀河劇場(東京都)

2011/04/16 (土) ~ 2011/04/29 (金)公演終了

満足度★★★★

じんわり
ジブリ作品は観ることなく本作品を見ました。
じんわりしてて良い作品でしょうか。
もうちょっと地方の風習的なところが出てれば
都会と地方の差というのを示せたかな、と思われますね。

主人公・タエ子の場面より、おばあさんの回想シーンで
周りは涙・涙・涙でした。
その上、終演後のトークでも涙の方々が結構いらっしゃいましたね。

鶴瓶噺2011

鶴瓶噺2011

アタリ・パフォーマンス

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/04/20 (水) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

流石芸人
いろんなこと、事情があることを踏まえて
それでも笑いにしていく覚悟が見て取れました。

あと、最後に池脇千鶴が登場してましたね。
母親役ってことで。

燦燦(さんざん)

燦燦(さんざん)

ロ字ック

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/04/28 (木) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

テンポよくて!
オープニングもこういうの好きです。
はじめは堂本さんの一人勝ちかな、と思ってましたが、柳沢さん良かったなぁ。ちゃんと笑わせていただいたのと考えさせていただいたのと、バランスが良かったです。制作のみなさんもしっかりしていてチームワークがいいなぁと思いました。

15 Minutes Made Volume10

15 Minutes Made Volume10

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

すばらしい出来
各劇団初見。Mrs.fictionsの「東京へつれてって」は素晴らしい出来ばえ。抜群の舞台だった。これ1本でも入場料払う価値があったかなと。脚本・演出・演技、最高の15minでした。

「少年社中」ジェンガでどう話をひっぱるのか(舞台をみせるのか)興味が湧いたが、早々に別の展開に流れてしまい、肩透かしの印象を持ってしまった。
「ぬいぐるみ」演劇というよりコントだなと。エンターテイメントしてた。
「トリコ」15分でみせるのは難しい話だけど、人間模様を描く話は好き。
「シルク」ポップな色彩。ダンス良いね。
「田上パル」いい意味で肩の力が抜けました。

チェロを弾く女

チェロを弾く女

cineman

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2011/04/28 (木) ~ 2011/04/29 (金)公演終了

聴こえてくるもの
新宿です、ずいぶん暖かいです。一人芝居は、大昔の「キーン(江守徹さん 85/6)」「審判(加藤健一さん 86/5)」を入れても、本作で4つめ。舞台上にはお二人いらっしゃいますが、台詞はお一人で。まだ扉が閉められていないうちから登場。舞台には椅子が2脚、チェロが1台(挺)。なにやら探している様子、ではなく「ここではない、向こう側」をみているかのよう。明かりが消えチェロが響いてきます。はじめに置いてあった所より左の方から聴こえてきます。そうですよね、奏者がいらしゃるのでありました。以下、ネタバレ。

ネタバレBOX

チェロと独白。これですべてなので相当難しいのだと思います。みている立場として、はじめ、誰に向かって語りかけているのかわからなかったので、苦労しました。ここらが鈍感な私の苦手とするところです。死後、メッセージを受け取ることは、ミステリーなどであることですし。「惑星ソラリス(タルコフスキーのほうです)」でも自殺したギバリャンはビデオを残します。終わった今、振り返ってみると…死を覚悟した者が語る…という色合いが薄いように感じました。何か怒っている、憤まんやるかたない様子、ではあるのですが、それが今、みているこの時、すでに生を絶っているということに対してあまりインパクトを感じませんでした。キーンの江守さん、内容はほとんど忘れてしまいましたが、最後は鬼のような形相だったことを憶えています。

と言いながら、もし、事前にこの作品のことを知っていたら、とも思うのです。見えていることだけ、というのがどれほどもったいないことかと。

おわりは、「主よ御許に近づかん」ですね。チェロは、ドヴォルザークの協奏曲を至近距離で聴いたことがあります。指が指板を叩く音が聴こえてくるのです。今日も聴こえてきます。それにしても、息があっていました。

☆☆
湯煙の頃に君を想う 舞台写真UPしました!!!

湯煙の頃に君を想う 舞台写真UPしました!!!

ホチキス

テアトルBONBON(東京都)

2011/04/13 (水) ~ 2011/04/19 (火)公演終了

満足度★★★

笑いのあるサスペンス
キャラのたった登場人物で話もはっきりしていて観やすい。初めてホチキス公演をみたが、満足のいく内容だった。小玉久仁子のエピソードのくだりはグッとくるものがあった。村上誠基の演技は、柿公演とダブってみえてしまった。

チェロを弾く女

チェロを弾く女

cineman

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2011/04/28 (木) ~ 2011/04/29 (金)公演終了

満足度★★★★

二人芝居
舞台の構成が上手い。
チェロ奏者・白神と役者・堀が合わせ鏡のように配置され、その情景を映し出す。
堀の仕草や動きに反応するかのように、同じ動きをする白神。その相反するものは真実と嘘なのだ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

ギィ・フォワシィの戯曲は不条理ものが多い。その中でもこの戯曲は何度となく上演されてきた戯曲だ。
英才教育によっていわば強制的に音楽を習わされてきた少女は、その反抗心から芽生えた楽器チェロへの思いが、少女から女へと成長を遂げるにつれ、その感情は次第に性愛の対象となってゆく。抑圧された心に潜む狂気、その秘められた思いを語りながら、夫殺しや人生の告白をしていく。

やがて自らの命を遮断することになるが、そんな人生の最後の場面でも決してチェロを放すことはなかった。チェロの音色とともにかりそめの人生を生きチェロに恋した女の物語。

一人芝居で演じきる役者のエネルギーは相当なものだと察する。1時間45分の長丁場をとにかく気が抜けないまま疾走するに近い。だから、当然、役者の実力も試される。堀はそういった意味でも実力のある役者だと個人的には思っている。緊張したのか噛みゼリフはあったものの・・。

しかしだ・・、彼女は狂気や悪女めいた女の演技をするには毒がない。毒というのは経験とか環境から発するオーラではなく、持って生まれた妖艶たるオーラだと思う。そういった意味においては、これはもうどうしようもないことなのだが、ギィ・フォワシィの戯曲の場合、役者を戯曲に合わせる必要があるのだとつくづく思う。

『そこで、ガムを噛めィ!』

『そこで、ガムを噛めィ!』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

テアトルBONBON(東京都)

2011/04/26 (火) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかったー!
野球に詳しくない同行者も楽しめた娯楽作!

笑いに関してはかなりベタなんだけど・・・試合のシーンは秀逸!ダメダメなチームなんだけど、カッコイイ!ダンスシーンがたまらなくイイ!!

そこかしこに「ツッコミ」の台詞があるんだけど・・・なんか若手の頃の爆笑問題の田中裕二&ナイツの土屋伸之(メガネの方)を思い出しちゃった。

なんかヌルいツッコミでねえ・・・落語の立川談志師匠が「爆笑問題は、田中の成長によってブレイクした」みたいなことをおっしゃっていたけど・・・やっぱり、ツッコミってのは難しいんだな、と思ったなあ。

ネタバレBOX

舞台装置の転換がすばらしすぎる!!!

最初は事務所での「作戦タイム」のシーンで、「え?このまま終わっちゃうの?」って思ったんだけど・・・ダンスを交えた転換・・・その後に姿を現した野球のグランド。。。

最高っ!!!!!

なんか役者の皆さんが「草野球顔」にしか見えなくなったわ!笑

ニューハーフながらエースの日高ゆいのピッチングフォームは見所じゃ!

2番バッターと栗のバッティングフォームもなかなかのものだった!


・・・それにしても、情けないオトコどもに「四の五言わずに頑張ろーぜっ!」と大声出したくなっちまった!笑
ローヤの休日

ローヤの休日

ゲキバカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/03/16 (水) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★

女性ver
震災の影響で客20弱の中鑑賞。でも舞台は大変熱く、照明も上手かった。

静と動のメリハリもついていて、人間模様もきちんと描かれている作品。演技だと、岡田一博と山本由樹恵が目を引いた。

良質ですが、作品の好みという意味で★は3にしました。

アンダー・ザ・ロウズ

アンダー・ザ・ロウズ

虚構の劇団

座・高円寺1(東京都)

2011/04/08 (金) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

CoRich登録してみた
鴻上ファンの皆さんには、 「空気」と「世間」(講談社現代新書)もおすすめ。

パイナップルゴーストホテル

パイナップルゴーストホテル

ダイタンプラネット

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/04/20 (水) ~ 2011/04/25 (月)公演終了

満足度★★

笑えなくもないが…
ストーリーは、思いのほか意外性がなく、残念ではある。
舞台に3台のモニターがあり、開演前はポップスのPVが流れていて、劇中でも使用されたが、必要性が感じられない。というかいらない。
演技でいえば、熊切あさ美はいかがなものか、という感じ。

小劇場公演なのに、客と舞台の距離が遠いと感じた公演だった。

※最悪!とは言わないが、王子小劇場はどの基準で使用させる団体を選んでいるのだろうか、疑問に思う公演であった。

その族の名は『家族』

その族の名は『家族』

こどもの城 青山円形劇場/ネルケプランニング

青山円形劇場(東京都)

2011/04/13 (水) ~ 2011/04/28 (木)公演終了

満足度★★★

個の集合体
家族っていいよねという単純なものではなく、家族とはいえ独立した個としての違い、思いの伝わらなさ、理解不可能な部分など、家族という集合体を改めて考えさせられる部分が多かった。個人的にはムダと思える小ネタが散見され、主題を薄めてしまっている感じがしたのが残念。

裸の女を持つ男

裸の女を持つ男

クロムモリブデン

シアタートラム(東京都)

2011/04/16 (土) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

パワフル!
クロムモリブデン初鑑賞。非常に勢いのある、パワーに満ちた公演だった。個性的な人物像とサスペンス風味の演出で惹きつけられてしまった。

ラストには賛否あるかもしれないが、仕事帰りに見て元気になったのは確か。次回公演もぜひみたい。

転換時の演出はとても好み。

ゲズントハイト~お元気で~

ゲズントハイト~お元気で~

ナイスコンプレックス

Geki地下Liberty(東京都)

2011/04/20 (水) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ホスピタルクラウン
題材の「ホスピタルクラウン」にひかれて鑑賞。テンポも良く、笑いと涙のバランスも良かった。

東北の地震前に稽古が始まったとのことだが、阪神淡路大震災にて主人公がボランティアに行くエピソードもあり、時事的要素も含んだ内容に見えた(東北地震後、台本に追加したのかもしれないが)

主人公の苦悩や患者らの苦悩にもう一歩踏み込んでもよいと感じたが、重くなりすぎるきらいもあり、難しいところでもある。

『そこで、ガムを噛めィ!』

『そこで、ガムを噛めィ!』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

テアトルBONBON(東京都)

2011/04/26 (火) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

たのしい試合
今日は中野です。中野といいますと「ブロードウェイ」、ひとたび踏み込んだら半日は出てこれないので残念ながら南口へ。早く着きすぎたので座って待ちます。開場、着席。聴こえてくるのは「Detroit Rock City」「Immigrant Song」「Since You've Be Gone」など。私にピッタリの選曲。本当はもっと大音量でお願いしたいのですが...「1984」がかかったと思ったところで鈴木さん登場、前説。1分30秒後に始まります宣言があり。音楽が高らかに、いやでも盛り上がります。暗転...おっ、舞台上にあるのは部室のようなどうやら入団面接ですね。左の壁にはコーラス100人募集のチラシが貼られています。以下、ネタバレ。

ネタバレBOX

役者さんの演技や舞台の様子についてはすでに他の方が書いていらっしゃるので、とっても楽しかったです、という前提で少し感想や考えたことなどを。
先日バレーボールのお芝居をみました(WAR3)。それも2回みたのでした。6人と9人。劇団の持ち味とか全然違うんだけど、どちらも「試合」をします。1つ違うなと感じたのはテッペンにたつための苦難の道のりと真剣勝負(バレーボール)、無理そうだけどそれでもなんとか1勝、手段はいろいろ(野球)。そもそも違うんですが、「勝たなければならない理由」、監督が手術で不在...指揮者が入院で不在、自分たちでなんとか...映画「ブラス!(Brassed Off)」を思い出しました。これっていい発奮材料じゃないかなと思ったものの、大した手術ではなかった、というオチが私にはあまり効いてこなかったかな。諭されて奮起するけど、ここまできて選手が全員あきらめ感100%というのは情けない。小学生の運動会でもみんな一生懸命やるから応援するんだし。あと、できれば全員野球で盛り上げてほしかったです。

舞台転換は、わが目を疑うほどビックリ。マネージャーさんの仕草がなんともいえません(チラ見しながらの似顔絵)し、攻撃/守備の場面もリズムにのっています。ライト守備のヘタレぶりも楽しいし、打者を見守るときのみなさんの表情がこれまたいい。最後のバテバテ感も「いい動きぶり」。

終わりのときかかっていたのは「Hush」ですね?
卒業ナルコレプシー

卒業ナルコレプシー

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/04/22 (金) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

重すぎずに奥行きがある
楽日ソワレを拝見。
個人的な事情で
ちょっとお疲れの感じで劇場に足を運んだのですが、
それをすっかり忘れて舞台に集中することが
できました。

ネタバレBOX

眠りのリズムの狂った感覚と
記憶の喪失がうまく表現されていて。
シーンの組み上げ方や
ストーリーの流れの作り方が
観る側を飽きさせない。

思いっきり前のめりで観てしまう感じではないのですが、
観る側のテンションが途切れず
うまくつながれていく。

第二ボタンの話や、爆弾の話など
観る側がしっかりと追っていける成り行きが
したたかに過不足なく置かれて、
そこから見えてくるものも
ノイズを感じることなく
きちんと担保されていて・・・。

作り手も役者も力をしっかり出し切りながら
いたずらにテーマを大上段に振りかざして
全面戦争をしていないのが
とても良い。
舞台の空気にしても、
ただ、いたずらに密度をつくるのではなく
でも、切れをもった舞台の展開や
足腰をしっかりもった役者のお芝居で
主人公の内面を濃淡をつけてゆっくりと開示していく。
だから、上手く言えないのですが、
「あっ、そう。」ではなく
「ああ、そうなんだ!」というように
主人公を中心に登場人物の考え方が
とてもはっきりと伝わってくるのです。
役者が創り出すキャラクターの個性も筋が通っていて
それなりのひねりをもった構造の物語が
とてもクリアに見える。

舞台を貫き切った小島明之に加えて
椎谷万里江や長瀬まゆみといったところのお芝居が
役柄ともあいまって目を惹きましたが、
他の役者たちも、所作や台詞のタイミングも
観ていて心地よい。

今年観たこの劇団の3本、
それぞれにクオリティがあって
これなら来月も・・・、と思わせる力を感じることができました。

こういうお芝居なら
たとえば、会社帰りにふらっと寄るのも
とてもよいかも・・・。

ハッピー!!―夢ヲ見ルマデハ眠レヌ森ノ惨メナ神様―

ハッピー!!―夢ヲ見ルマデハ眠レヌ森ノ惨メナ神様―

おぼんろ

GALLERY LE DECO 1F(東京都)

2011/04/28 (木) ~ 2011/05/05 (木)公演終了

満足度★★★★

初演観劇
独特の世界観での舞台作りであり、
割と観客いじりしそうで、そこまで突っ込まないという。
微妙な距離感(心配り)が心地よい空間での芝居でした。
最初は、すっごい舞台&セットだなぁと周囲が気になりましたが、
物語が進むに連れて、作品世界に引き込まれていきました。
ここより大きな舞台で演じたら、
もっと作品世界のイメージが判り易い万人受けの舞台になったのでは?
と今後の成長を期待される舞台でした。
(もったいないけど、あの座席やら舞台では向き不向きあるので。)
(星は評価できても”皆に”「お勧め」は躊躇しました)

ネタバレBOX

場所を見て・・・「えーっ、ここでやるんだ。」と思った程、
舞台とは思えない場所でした。
う~ん、ラジオの生放送スタジオのような道に面したガラス張りの空間で。
外から丸見え!(当然、中からも外が良く見えます。)
芝居の後半で外から「ジィー」と見ていた太鼓腹スーツの外人さんいました。
NYの小劇場芝居みたいでしたね(^^)。
外界との接点であるガラス窓は、
作品のラストで重要な演出に使われるので。
そのままにしていたのです!この演出は見事でありました。
また素舞台に近く全体は白が基調のスタジオであり。
黒い素舞台に慣れていた自分には新鮮でした。
なんか突然来た友人部屋に入れるのに、
慌てて部屋の中を片付けたような空間での芝居でした。
観客の座席もまぁゴザ+座布団やらパイプ椅子だし。
外の歩道から入るとチケット代わりの、手作りのマスクカチューシャ付けます。
(あご下でヒモ結んで、とは言ってたけど。耳にゴムかけた方がいいよー。)
で、これが「おつまみ」+「ドリンク」のサービスの許可だそうです。
ポップコーンとアメとかと、梅酒・オレンジジュース・お茶の選択で、
梅酒が美味しかったです。
(このアイテムで観客は舞台上の工場内の蚕さんになるのですねー)

で、おしりが痛くならないようにとの配慮で、
「お金ならあります!(^^;)」と声高らかに宣言した。
王様ゲームじゃんけんで観客を強制的に立たせたりと、
ホント配慮が細かかった。Goodっス。
(勝負運の無い自分ですが、めずらしく最後まで勝ち残って。
王様よりアイスクリーム、拝領いたしました。)ありがとうございました。

さて19時開場で、いろいろ上記のような事が有り10分遅れの開演です。
作品世界への導入は、語りから入ってイメージを観客に共有してもらっての舞台です。(この語りの台詞は改良の余地多々ありますヨ。朗読劇や小説の導入部みたく細かく設定を判り易く観客に植え付けるトコですので)
神の写し身として、この世に生まれた蚕が主人公「タク」です。
神殿で暮らしていた主人公が「リン」という蚕と共に、
外の世界へと飛び出してのプロローグで物語は本編が始まります。
この神殿から鳥に捕まって、森に落ちるところまでの話は、
映像化したらジブリアニメみたいな感じがありました。
森の中に落ちてくところでの葉っぱの撒き散らしが臨場感ありましたし。

で蚕は絹糸を取るために改造された為に成虫になっても飛べないコト。
糸が重要なために、繭ごと茹でられてしまうコト。
蚕工場での労働者の貧困と神殿での不自由の無い生活など、
いろいろ物語りは進み、雨乞いの為に天に帰る=自殺しようとした「タク」は、
自らが単なる改造され人工的に神の役目を演じられる用にと作られた存在であることを知ります。死と引き換えにこの世に残す糸も吐けない自分に絶望しますが、自殺しようとして飲んだ毒でも死なない体(他の個体と異なって何年も生きられるが、幼体のまま成長もしません。)に毒が変化を与えたのでしょうか、糸を吐けるようなりました。ってところで幕です(簡単過ぎますが)。

この蚕の一生の悲しい歴史とか、モノを知らずに生きてるコトとか。
知っていながら次代に希望を託すトコとか。設定と表現がうまかった。
ホントせめて60人規模ぐらいで舞台セットも、
そこそこ出来たものでの表現で観てみたく思いました。
で・も・ね、作品世界観に合わないので、
γ線の照射とか、現代の単語などは使わずに。
「ナウシカ」のような世界観で台詞選んで欲しかったな。
(ボキャブラリーは減らした方が感じでたハズ)
あと、食料少ないのに豪勢な食事用意できるトコと、
工場で働く人間等と蚕の「タク」「リン」が同じ大きさでの理由とか、
食事は蚕は葉っぱですけど、そこへの言及も欲しかったです。

あーそれと、手動(?)暗転ー明転は受けました。
いろいろ観るのに、イメージやら制約がありますが、
それを推して尚、熱量にあふれた舞台でした。(終演21:10)
80分と言っていましたが、正味90分でしたね。

説明文に対抗して長く感想UPしてみました。
読みました?全部? ご苦労さまです(^_^;)

でも観たいより、観てきたの感想の方が多いとは。
愛されてますねー。

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