チェロを弾く女 公演情報 cineman「チェロを弾く女」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    二人芝居
    舞台の構成が上手い。
    チェロ奏者・白神と役者・堀が合わせ鏡のように配置され、その情景を映し出す。
    堀の仕草や動きに反応するかのように、同じ動きをする白神。その相反するものは真実と嘘なのだ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ギィ・フォワシィの戯曲は不条理ものが多い。その中でもこの戯曲は何度となく上演されてきた戯曲だ。
    英才教育によっていわば強制的に音楽を習わされてきた少女は、その反抗心から芽生えた楽器チェロへの思いが、少女から女へと成長を遂げるにつれ、その感情は次第に性愛の対象となってゆく。抑圧された心に潜む狂気、その秘められた思いを語りながら、夫殺しや人生の告白をしていく。

    やがて自らの命を遮断することになるが、そんな人生の最後の場面でも決してチェロを放すことはなかった。チェロの音色とともにかりそめの人生を生きチェロに恋した女の物語。

    一人芝居で演じきる役者のエネルギーは相当なものだと察する。1時間45分の長丁場をとにかく気が抜けないまま疾走するに近い。だから、当然、役者の実力も試される。堀はそういった意味でも実力のある役者だと個人的には思っている。緊張したのか噛みゼリフはあったものの・・。

    しかしだ・・、彼女は狂気や悪女めいた女の演技をするには毒がない。毒というのは経験とか環境から発するオーラではなく、持って生まれた妖艶たるオーラだと思う。そういった意味においては、これはもうどうしようもないことなのだが、ギィ・フォワシィの戯曲の場合、役者を戯曲に合わせる必要があるのだとつくづく思う。

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    2011/04/29 16:33

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  • シネマン>
    コメントサンクス。
    音楽劇のような演出で心地よいひと時でした。
    また生チェロもひじょうに素敵でした。

    ええ、色んな分野に挑戦することがおのずとその後の活動に生かされると信じています。

    次回も期待しています。
    有難うございました。

    2011/05/02 17:39

    みささま

    ご来場、誠にありがとうございました。

    今回も、関心を抱いていただき、
    いつもながら、創作意欲を喚起されるような
    コメントをいただきまして
    心より感謝しています。

    はじめての既成戯曲の演出、
    自分にとっては大変な行程でしたが、
    今回発見できたことは、
    きっと自分の劇作に活かせられると思っています。

    その際は、
    またご覧いただけましたら幸いです。

    今後とも、
    どうぞ宜くお願いいたします。


    2011/05/02 12:42

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