
【バナナ学園★王子大大大大大作戦】
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/05/17 (火) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
バナナの感想をCoRichに投稿するのさえ違和感がある。
最早彼らは「バナナ学園純情乙女組」という概念だ。演劇かどうかとかを超越している。劇団は年に2回くらいのペースでその間に客に忘れられない様に色々と策を練ったりする訳ですが、バナナだとむしろそのくらいは間を空けてくれないと体内に吸収された何かが除去し切れない気がする。
過去に何度か観に行っている上でネタばれさせない様に感想を書こうとするとちょっと限界が出てきますね。ひとまず毎回「凄い」。くれぐれも断っておくと、この「凄い」には尊敬の念はほとんどこもっていないです。立派とかじゃないのです。凄惨と言う言葉にこの字が入っているのを納得出来る様な「凄い」です。内包してるものが濃過ぎるし彼らも理解とか考察とかまるで求めてない。面白かったかどうかそれだけ。味わいはいつも同じなのでいつか飽きたら観に行かなくなるだろうなと自分で思いつつ、まだ飽きる様子がないのです。困ったもんです。

おはようバタフライ
劇団活劇工房
明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)
2011/05/17 (火) ~ 2011/05/20 (金)公演終了
本当に久々。で、面白かった。
話が聞こえてくる事もないし脆弱化してるんじゃないかと期待せずに観に行ったら、これが普通にちゃんと面白かった訳です。やんなっちゃう。ちょっとー、これまでのDMの文面とかもっと強気に宣伝してくれて良かったですよー。しばらくの間このレベルのものを見逃していたかと思うと残念でならない。
脚本・演出・役者がそれぞれにマックス値で仕事をこなしていたのがよく見えた。役者は能力に個人差があったけれど、それでもこの演目における役どころとしてのマックス値はしっかり出してくれていたと思います。上手い人も面白い人も可愛い人もいて、ちょっとこの座組バランスは恵まれすぎてるんじゃないかってくらい。登場初期は身内受けで笑われていた役があったけど、時が過ぎるにつれて治まった。飽きられたんじゃなくて、しっかり演じてるからちゃんと観ようと意識してもらえたのでしょう。熱演。
惜しいのはただ一点。パンフの配役表が分かりにくくて、どれが誰か分かんなかった。劇中でそう頻繁に全員の役名を呼称していた訳じゃないし。「この人が出るならまた観たい!」っていう人が何人もいたのに、どれが誰か分かんなかった。自分が誰のファンになったのか自分で分からないジレンマ。身内客しか想定してなくてキャストの本名を五十音順に並べたんだろうけど、新歓公演って事はやっぱ新入生は先輩の名前は知らないだろうし。そこだけ惜しかった。

DUST CHUTE UTOPIA
PLAT-formance
タイニイアリス(東京都)
2011/05/19 (木) ~ 2011/05/23 (月)公演終了
ズルイ。許すけど。
劇団がコントをやるっていうとなんか普段よりちょっと下に位置する企画物なイメージが強い気がする。逆にコントグループが演劇やるって言うと上に位置する気がする。彼らの場合は元々演劇が出来る人々なのでそのイメージはズルイ。だって普段より上の事やるけど出来るって凄いみたいじゃないか。ズルイけどちゃんと面白いから、許す。
ゲストを呼んでさてどうなるかと思っていたら、ゲストの経歴自体をいじるというネタまであって。知らない人が見て「え?今の何の意味があるの?」と引っ掛かる様な入れ方はせず、分かる人だけ分かる埋め込ませ方。分かって喜んだ人はいても、分からなくて悔しい思いをした人がいない優しいネタだった。
全編笑いだけにせず、込められたメッセージも。個人的には観る事によって自身で改善を図れる諸問題については意識の芽生えが大事だと思うけど、手に負えないものだと不安を煽られたままになってしまう点を危惧。どうだろう。近くにいたOL風な女性とか終始ガッバガッバ笑ってたし、気にしすぎかもしれない。ひとまず、笑えます。

湯河原ドリフターズ 松の間
アリー・エンターテイメント
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/05/18 (水) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
とりあえず松の間にのみお邪魔。
個人的には久々に観た王道ドタバタ劇というか。正直な事を言えば「その状況おかしくね?」「その気持ちよく分かんないなー」というのがちょいちょいあった。あったけど、観れた。「初日だから、まぁ…」という気持ちを持ったつもりはないけれど、発展途上の何かを感じさせられたからだと思う。この演目の伸び白も出演者の伸び白もあって、観て置いて損はないなと思いました。
そして現実世界が今こんな状況で、虚構世界で起きる深刻な状況を笑いを交えて見られるというのは娯楽として最高。いい意味で、他人事。ただでさえちょっと自分の事から目を逸らしたくなる日常。逸らした目の先が彼らなのは良かったかな。

わが星
ままごと
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2011/04/15 (金) ~ 2011/05/01 (日)公演終了
初演を観られず念願の。
戯曲には軽く目を通して「あ、これは観なきゃ」と思いました。そもそも戯曲は演目の設計図みたいなものだけど、これに関してはその印象が他より強くて。新しい飛行機の図面を見せられて「どんな飛び方するんだろう?どのくらい飛ぶんだろう?」みたいな感覚でした。
自分の都合で到着が遅れて立ち見になったのだけど、この演目は地球に立ちながら観るのもまた乙だったな。視野としても必ずしもある一点だけに着目せずあちこち見たくなるものだったし。主観的にも客観的にもなれる内容だったので、たまにふっと気が反れて場内を見回している時間も楽しかった。ブースのスタッフの姿を見るのさえ楽しかった。「あー、地球って星のこの場所に人が集まって演劇を観ている瞬間を過ごしているなー」と。
ちーちゃんとつきちゃんの遣り取りは可愛すぎる。それなりの年齢になって胸の内をほんわかさせられるのは、付き合い始めた人と初めて手を繋ぐ時くらいドキドキする。うっかり寿命縮む。

パラリンピックレコード
北京蝶々
シアタートラム(東京都)
2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了
面白かった、でいいと思うんだよな。
色々思う事はあったけどこれは語る為の作品ではない気がする。他の観た人とは面白かった部分だけ話せば良くて、規制とか差別についての深い部分は自分一人が省みるべきだったのではないかな。
自発的に輝いていた役者と輝かされていた役者と輝かされ方を自分でよく分かっていない役者がいた様な。最後の人々は単純にもっと馬鹿になればよかったのになー、と。帯金さんとゆうじろうは煌々と輝いていたと思います。

スーサイドエルフ/インフレ世界
The end of company ジエン社
d-倉庫(東京都)
2011/03/31 (木) ~ 2011/04/03 (日)公演終了
こわい。
旗揚げ公演以来で久々に観た本公演。全然分からなくて全く面白くなかった。通り越して怖くなった。自分が理解出来ない手法で好評を得ている訳で、別に敵とか味方とかないんだけど自分にとってジエン社とは一体どんな存在なのか。好きとか嫌いとかじゃなく、分かんない存在。興味がなくて理解を諦めた訳でもない。落ち着いてよくよく思い返してみるんだけどそれでも全く紐解けない。人物が何と口にしているのか何の事を言っているのかも見失った。きっと老後に原宿や渋谷で若者と話をしたらこんな風に感じるんだろう。とりあえずまだ老後じゃないし理解を諦めるつもりはないです。しばらくは観に行かないけど。流石に毎回観に行って毎回分かんなかったら疲れちゃう。忘れた頃に、また。
すげーいい役者がいると思ったらぬいぐるみハンターの猪股さんでした。彼を髪型で覚えていたらしい。

バルカン動物園
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/03/18 (金) ~ 2011/03/28 (月)公演終了
「人間が集まっている場所だって動物園だよな」と再確認。
自分も昔は男の子だったので科学とか大好きな時期がありました。この物語のほんの導入までだったらその頃に考えていたかもしれないけど、そこから先は様々な見聞などもあってこそ。
扱っている内容自体はちょっと難しい。でも理解し易い様に作られています。科学へ苦手感を持って冒頭で自ら受け入れを拒否したら勿体無い。ちゃんと観ていればちゃんと入ってきます。新たなものを発見したり分からないものを解明していくのが科学。脳が発達した動物である人間だからこそ追い求めていくもの。しかしそれでも解決しない問題や現実がある。それを生み出したのもまた人間。面倒な生き物。それも含めて愛らしい存在、かな。

劣る人
elePHANTMoon
サンモールスタジオ(東京都)
2011/03/16 (水) ~ 2011/03/23 (水)公演終了
当初は
「うわー、つまんねー。結局誰が劣る人だったかよく分かんねー。普段はインパクト強いのに今回はお新香みたいな後味だなー」と思っていました。今となってはその薄味も悪くなかったかなと。

ORGAN 【ご来場ありがとうございました。次回公演は9月中旬】
elePHANTMoon
サンモールスタジオ(東京都)
2010/04/07 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了
れしぴえんとへん。
個人的には過去に観た作品と比べて大分観やすく、脚本協力というクレジットが何処までの仕事を指しているのか非常に気になりました。
ネタバレBOXは揚げ足取りみたいな内容になっちゃったので、好きだった人はスルーしたほうが作品を観た時の気持ちを保てるかも。

鬼泪~KIRUI~
カプセル兵団
アイピット目白(東京都)
2011/05/19 (木) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
満足度★★★
アクシデント
序盤、役者らの滑舌が悪く、何を言っているのか聞き取れなかった。無駄に怒鳴るセリフが多く、内心「失敗したな・・。」なんて観に来たことを悔やんだのだ。しかし、観ているうちに役者らの発音に耳が慣れて、ようやく流れを掴むことが出来た。こんな理由からこの劇団を初見の観客と常連の観客とでは芝居の流れや役者のキャラクター、怒鳴り声を受け入れるまでに時間差があるのだと思う。
以下はネタばれBOXにて。。

戦争にはいきたくない
らくだ工務店
駅前劇場(東京都)
2011/05/20 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了
満足度★★★
真っ暗!
おもしろい演出だけど、「今、何時なの?」と、思ったのも確か。(夕方だよね~?)工場のある方の入り口から光は入ってくるだろうし、稲妻とかピカピカするのでは?まじで暗闇を怖がっていた人もいたので。(HPにも前説でも言ってたんだけどね)

サリー【s'aeli】《当日券あります!》
アフリカ座
TACCS1179(東京都)
2011/05/20 (金) ~ 2011/05/23 (月)公演終了
満足度★★
置きに入りの女優さん見つけた!
なんとも評価しがたい、容姿で見せるとは言え、一応演劇ですから・・・
演劇としての完成度はまだまだですが、それでも1人の女優さんがピリッとしめてました。名前をチェックしました。日高ゆりさん。彼女は役にぴたりとはまり、演技も抜群、本当に良かったです。(星はゆりさんへ)

東京バンビ 『男子と女子と、ときどき鹿と』 決勝は、さらにパワーアップして旋風します!
元東京バンビ
小劇場 楽園(東京都)
2011/05/11 (水) ~ 2011/05/14 (土)公演終了

【ご来場ありがとうございました】解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」
趣向
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2011/05/21 (土) ~ 2011/05/23 (月)公演終了

グラデーションの夜 《群青の夜》 《黒の夜》 《桃色の夜》
KAKUTA
アトリエヘリコプター(東京都)
2011/04/13 (水) ~ 2011/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★
小説の言葉を誠実に、まごころ込めて立体化。
短編小説を演劇にする企画です。3週間連続で新作3本を発表する底力は、長年活動を継続している劇団ならではなのでしょう。ゆるやかにつながる3公演のうち、《群青の夜》と《黒の夜》を拝見。《桃色の夜》は残念ながら観られませんでした。
各短編小説を古書店店主のオリジナルのエピソードでつないでいきます。くるくると頻繁に場面転換するのがスムーズで手堅いです。少なくない出演者が息を合わせて作品を成立させる、その一体感も見どころでした。
役者さんは登場人物の思いを素直に表現されていましたし、演出も誠実で、物語の進行に安心して身を任せられました。でも、演技が文章を追いかけて説明しているように見えて、退屈することもありました。俳優の身体と感情が言葉よりやや先行する(ように見せる)方が、劇の進行を停滞させないのではないでしょうか。朗読とセリフ、所作とのコンビネーションは、タイミングやバランスが難しいところですね。
役者さんの中では「ピエロ男」でタイトルロールを演じた若狭勝也さんと、「ネオン」でヤクザ志望の若者、「ささやく鏡」で主人公の幼なじみを演じた尾﨑宇内さんが特に印象に残りました。
終演後の客席で上演短編を収録した文庫本を販売し、劇場ロビーの物販は、劇団の15周年記念パンフレットや過去公演DVDなどが充実していました。小説と演劇が出会う期間限定イベントの魅力を温かくアピールし、毎週五反田に通いたい気持ちにさせてくれました。

DUST CHUTE UTOPIA
PLAT-formance
タイニイアリス(東京都)
2011/05/19 (木) ~ 2011/05/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
緻密な構成があり、
とにかく、役者さんたちが乗っていて素晴らしいの一言でした。
バカバカしく、ちょっと怖く、お色気があって、面白かったです!

空気ノ機械ノ尾ッポvol.17
空気ノ機械ノ尾ッポ
ザムザ阿佐谷(東京都)
2011/05/19 (木) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
+観る側の想像力。
観る人によってストーリーが変わってしまう作品。作品の内容に余白があるから観た人の受け取り方でいろんなストーリーになると思う。「猫を探す話、ノミの話」と直接的な捉え方をする人もいれば「物事は人の思い込みによって認識されていることへの気付き」と哲学的に捉える人もいれば「ストーリーはなかった」って言う人さまざまだと思う。個人的には感じるままその場では楽しんで、終わったあといろいろなメッセージを推測でおこしていけるのがこの劇団さんの面白いところだと思う。
演技もスピーディーでパワフル、美術もかわいくて「芝居でしか出来ないこと」をしているわくわく感が良い。

風と共に来たる
劇団テアトル・エコー
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2011/05/20 (金) ~ 2011/06/01 (水)公演終了
満足度★★★★
満足感
想像していたよりも真面目(?)な芝居だった。時間の経過にリアリティがあって、観ているほうも舞台と同時進行で、同じように(いい意味で)疲労感が溜まるような内容だった。実に見ごたえがあった。大人向けの舞台、かな。

【バナナ学園★王子大大大大大作戦】
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/05/17 (火) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
満足度★★★
圧倒されました
初見です。これがバナナ学園ですか。ダンスパフォーマンスあり歌ありのすごいステージでした。
観客より出演者のほうが多いくらいで、狭いステージにあふれかえっていました。圧倒されぱなっしで、汗びっしょりかいてしまいました。