最新の観てきた!クチコミ一覧

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バスケットボール

バスケットボール

ナカゴー

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2011/07/08 (金) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

加速する笑い
出だしは比較的リアルで「本人たちは真剣でも傍目に見れば滑稽」な味わいだが次第にオカしな人物が加わって笑いが加速、そうしてフルスロットルのまま終幕という構成が鮮やか。
また、作品の「閉塞感」的なものに会場サイズも合っていたのではあるまいか。

きょうの日は

きょうの日は

コメディユニット磯川家

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

若干のモタつき感が珠に疵
ヒロインの母への想い、序盤を伏線に終盤で再度出てくる「アレ」、回想シーンのどこか懐かしい雰囲気などを筆頭に全般的に良いが、長めの暗転が多いことなどで結果的に120分を超え、若干モタつき感があるのが珠に疵。

砂ニ咲ク花

砂ニ咲ク花

ステージタイガー

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/09/09 (金) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★

体力勝負
昨日のAキャストを見てきました。
傾斜のある舞台で動き回るのは本当に大変だと思います。
が、そんな事を感じさせない役者さんの動き。
熱く、そして、涙しました。
素晴らしい舞台でした。

INDEPENDENT:2ndSeasonSelection / JAPAN TOUR in 三重

INDEPENDENT:2ndSeasonSelection / JAPAN TOUR in 三重

インディペンデントシアタープロデュース

三重県文化会館 小ホール(三重県)

2011/09/09 (金) ~ 2011/09/10 (土)公演終了

満足度★★★★★

最高
三重公演の千秋楽を見てきました。
ツアーで回り、この日が最後の役者さんも多かったです。
そのためか、本当に集大成って感じで、
過去最高の出来でした。
大感動でした。
また、トライアル枠のジョージさんのエアーマジックも新感覚で、
凄く面白かったです。

退魔夜行カレン

退魔夜行カレン

IDEALKINGDOM

d-倉庫(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

ただ単純に面白かった
2時間の芝居と聞いてちょっと長いかなぁと思ったけれど,その2時間が短く感じました。ただ単純に面白かったです。そりゃぁ背景事情とか気になるところはありましたが,不問に付したほうが,観客側も想像力を働かせることが出来ますし,なによりもこれで続編が創れますよね。またこの世界の物語を味わいたいと思います。あと,音楽が良かったですね。芝居とよくマッチしていました。

素人のスペクタクル

素人のスペクタクル

劇団フルタ丸

しもきた空間リバティ(東京都)

2011/09/11 (日) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

スペクタクル
やまじさんの前説!!楽しかった。
最初、コメディーと聞いていたので笑いだけかな?っと
思っていましたが、切ない男心満載な感じでした。

最後の方のギター片手に歌った別れの歌?かな、切なくなりました。

でも、全体的に笑う箇所がいくつもあって僕的には好きでした。

残念なのはフルタ丸Tシャツを買えなかった事かな・・
(僕の財布事情で・・スミマセン・・
次回も販売してください。

次回公演!!楽しみにまっています。

背水の孤島

背水の孤島

TRASHMASTERS

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/09/09 (金) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★

社会派
がっつり骨太な舞台、3時間10分休憩無しだったが、前後半に分かれダレる事無く舞台に集中できた。
虚構の中にリアルな情報を盛り込んであり震災による被災、エネルギーに関する問題など考えさせられた。しかし、あの場面転換の技は凄い。

女がつらいよ

女がつらいよ

MCR

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/09/07 (水) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

あずきちゃん!
小椋あずきさんが素敵だ。女ってなぁ、女ってなぁと思い、笑った。面白かった。救われる気持ちになった。頑張ろう。

テノヒラサイズの人生大車輪2011

テノヒラサイズの人生大車輪2011

テノヒラサイズ

HEP HALL(大阪府)

2011/09/10 (土) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★

湯浅崇さんから目を離すな♪
テノヒラサイズ初見です^^
パイプ椅子だけでシンプルだけどそれを巧みに使い
一人ひとりの演技から新たな空間を生み出す!
そして、そこから笑いが生まれる♪

舞台役者の言葉が似合うお芝居でした^^
湯浅さんのつぶやき&細かなアクションを見逃さぬように♪
※プレッシャーかけちゃったかなぁ・・・^^;

『人生大車輪』観覧車のあるHEPホールにぴったりの舞台でした^^

めろす

めろす

チェリーブロッサムハイスクール

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/09/10 (土) ~ 2011/09/14 (水)公演終了

満足度★★★★

体育会系?
観ている方がつらくなるような出演者の動き。シリアスなイメージが強かった劇団なので、体力勝負の本作に面食らった。これもシリアスといえばシリアスだが、あえて笑いを入れてくる姿勢が今までと違うのかな。今後もこのスタイルでいくのだろうか。10回記念公演という事で、受付でもらったバッグが可愛くてラッキー。

ぶどう畑に落ちた流れ星

ぶどう畑に落ちた流れ星

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

謎の劇団。
相変わらずの謎の劇団。

これだけ実力のある劇団がこんなにも規模の小さな劇場で、MAXの力と最大限の投資を使って演じ切るところにどうしようもない謎を感じて仕方が無い。

まるで最弱のスライムにレベル50程の勇者が快心の一撃をお見舞いするほどの違和感を感じる。

レベル50の演技力にレベル50のビジュアル、そして舞台美術もレベル50、いったいなにを狙っているんだろう?もしかしたらなんらかの秘密結社なのだろうか?そうやってひっそりとこっそりと地球制服でも企んでいるのだろうか?

ああ、怖い怖い・・・。

もしかしたらこの、すっかり心が奪われてしまっている感じもそのせいだろうか?すごく好きになっている感じとか。すぐにでもまた次の作品を観たくなっている感じとか・・・。

やばいな。

なにしろ不思議でしょうがない。

ネタバレBOX

相変わらず最高だった。
そして泣いた。
彼が死んで女の子が遺言を述べるシーンが最高だった。

それにしてもこの劇団のとても丁寧な作りにはいつも感動する。

子供席の採用とかとてもいいと思う。

いつまでも応援していたい劇団だ。
東京

東京

江古田のガールズ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/09/07 (水) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

天才の紡ぐ物語。
年齢を訊いて驚いた。主宰の山崎洋平はまだ23歳だそうだ。信じられない。この若さでこれだけ完成度の高い作品が作れるなんて。

最初から最後まで面白くて目が離せなかった。

歌わせたい男たち

歌わせたい男たち

スケアクロウズ

コア・いけぶくろ(旧豊島区民センタ-)(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★

じわじわくる
チラシにストーリーがなかったので何の先入観もなく、観ることになった。
「君が代」をめぐる教師たちの葛藤を軽妙に可笑しく描いていて、後からじわじわ来た。コメディで政治批判、社会風刺をやってのけるんだから演劇ってすごい。

めろす

めろす

チェリーブロッサムハイスクール

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/09/10 (土) ~ 2011/09/14 (水)公演終了

満足度★★★★★

ほとばしる活力
初見でしたので前回までと比べるとどこかどう変わったのか、何が挑戦なのか正直分かりませんでしたが、今回の舞台、その猛々しい躍動感とスクラッチの様に入る笑いに自分はとても楽しませてもらいました。言うならばジェットコースター芝居と言うよりもジェットストリームアタック芝居と言った感じでしょうか。

表現方法と言うのは無限だし、表現自体も無尽蔵だなあと改めて感じさせてもらう舞台でした。

センの風とムラサキの陽【8/8池袋演劇祭CM大会・最優秀賞受賞!】

センの風とムラサキの陽【8/8池袋演劇祭CM大会・最優秀賞受賞!】

劇団バッコスの祭

南大塚ホール(東京都)

2011/09/09 (金) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★

日本が原爆を持ったら‥
南大塚ホール(キャパ300)というやや大きめな劇場で、セットもしっかり創られた力作という感じ。ただ、戦争(原爆)というテーマをシリアスに扱うにはもう一皮化けてほしいかも。内容はけっして悪くはないと思うけど。

役者は、大学教授役の田仲晶が一番良かった。主役の丹羽も力演していた。
今後、快作になることを期待して☆3で。

ネタバレBOX

広島の大学内で原子爆弾の研究をしているチームがあって、名越(丹羽)はその一員。姉・深雪(辻)は、地元劇団(村崎座)の一員。そこに、軍関係者も加わり、それぞれの想いをからめて、原爆投下までを描く(時間的には、特攻前日の兄弟の語りから特攻の日まで?)。

劇中劇(元寇)と実際のカミカゼアタックを並行して表現する構成は、演劇的で面白い。わかりやすいし(パンフにここらへんの説明があったのは○)。蒙古襲来=アメリカの爆撃、炎童子(金子)=原爆とかおもしろい発想だと思う。
ちなみに、その炎童子がキャラがわかりにくかったというか定まっていないような感じがした。衣装が平坦(普通)な気もしたし。神秘性とか要素を一つ盛ってほしかった。

クライマックスからラストまでが一番の見せ場と思うけど、ここらへんに、戦争中の「死」(もしくは生)といった要素を色濃く描いてよいような気がした(戦争とは悲惨なんですよーという話にしたくないのかもしれないけど少なからず客はそう観てしまうところがあるのではないか)。アメリカの原爆投下の恐ろしさの描写ももっと怖くてよいかな。グッとくる何かが足りていない気がしたのが残念。

時間をおいて再改訂してさらに素晴らしい作品にできると感じた。
かもめ

かもめ

第七劇場

シアタートラム(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

洗練
『かもめ』以外のチェーホフ作品も取り込んでスタイリッシュに再構成した作品でした。想像していたよりかは物語に沿った構成でしたが、戯曲あるいはオーソドックスな演出での上演を知っていなければ分かりにくい構成・演出だったと思います。

白いリノリウムの床、大きなテーブルの上に吊り下げられたカモメ、十数脚の椅子、そして下手手前にブランコが設置されたシンプルで美しい舞台を開演前から役者達が舞台上に出ていて、動き回ったり数字を読みあげたり(終幕のロトゲームのシーンからの引用)していて、客電が落ちてからの台詞のやりとりは『6号室』のもので、狂っているのは誰かというテーマが『かもめ』の世界に付加されていて効果的でした。
70分程度の上演時間の中に、コースチャの創作劇のシーン、トリゴーリンの出発前のニーナとの会話のシーンなど有名な場面はしっかり押さえてありました。
最後のコースチャの自殺の場面はピストルを持ってはいるものの、動きや音で撃った表現をしていなくて分かりにくく感じました。
会話の流れとは無関係に繰り返される暴力的な動きが不思議な感じを生みだしていました。皆が裸足の中、医師ドールン1人だけが靴を履いていたのが、色々な解釈を出来そうな興味深い演出でした。

アルカージナを演じた木母千尋さんの女優っぷりが堂に入っていて良かったです。対照的にニーナは低い声で抑揚を付けずに話していたのが印象的でした。

最初と最後近くの音楽にストラヴィンスキーの『春の祭典』が使われていて、春が来る前の荒涼としたロシアをイメージさせ、生贄=かもめ=ニーナを連想させる、面白い選曲でした。開演してからの1曲目、2曲目がストラヴィンスキーの曲だったので、どうせならチェーホフとロシア繋がりということで全曲ストラヴィンスキーにしても面白かったと思います。

トラムで2000円(初めてこの劇団を観る人は1000円)という破格の値段設定や、終演後に食べ物と飲み物が出されて劇団と客がコミュニーケションを取る場を設けたりする活動に、演劇をもっとオープンなものにしたいという姿勢を強く感じられました。

もんぞもんぞ

もんぞもんぞ

ジャイアント・キリング

Geki地下Liberty(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

妖怪大集合
CoRichでの評価が高く気になって行ってみたら、確かに大満足の内容でした。
舞台美術も田舎の民宿をうまく作り出していて、1階と2階の空間を使って色々な場所での各人のストーリーが展開されていて目が離せなかった。
出演者達はみんながいう通り美人揃いで華やかなもの。

ネタバレBOX

開演前に流れた曲が、妖怪関連をセレクトしてきて始まる前からワクワク感が高まっていた。
ただ、歌謡曲中心で最後に電気の『モノノケダンス』が流れて違和感を覚えたがあれは途中のダンスショーの前振りなのか?

タマダテが階段を壊したり、ヒノを担ぎ上げるシーンはちょっと引っかかっていたが、終演後に妖怪紹介を読んで納得した。

マコとマナの2人が人間だったのか?
もんぞもん紹介とCAST紹介を照らしてみると
妖狐が残り
舞台中のセリフでも『おばばに叱られる』というのがあったから
おばばが妖狐だと思うけど、そうなると2人は人間なのか気になるところ

その、おばば役のはじりさんの演技がとても印象的だった。
方言を混ぜながらも意味が聞き取れる程度にバランスがとれていたのも良かった

秘密裏にどうぞ

秘密裏にどうぞ

ガレキの太鼓

都内某所、とある一軒家(最寄駅、京王線下高井戸駅)(東京都)

2011/09/10 (土) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★

男女同窓会物語編を鑑賞
一軒家のある1時間をそのまま切り取ったような作品で、とても臨場感がありました。

ある出来事の為に地方の高校の同級生だった人達が東京のシェアハウスに住む人のに家に集まり、他の部屋に住む人の出入りもありながら、特に事件もなく進む会話から、故郷や親との距離感について考える世代に差し掛かった人達の心情が浮かび上がってきて、共感出来る物語でした。

ダイニングとリビングが一繋がりの空間で行われる同時多発会話にリアリティがあり、台詞を聞き取れないことが逆に楽しかったです。他の2編も共通の登場人物がいて話がリンクしているみたいなので、どう繋がっているのか気になりますが観に行けず残念です。

青い夏、エピローグ

青い夏、エピローグ

けったマシーン

タイニイアリス(東京都)

2011/09/07 (水) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★

.ビタースイートな青春
高校生同士の甘酸っぱい交流に鋭く刺激的な苦みと渋みを持った大人社会との関係が良い感じのバランスでした。
また、小物(調理パンや部活カバン等)の使い方と細かいエピソードが非常に見事で高校時代にこんなことあったなあと懐かしく思いました。

ネタバレBOX

2人の21通りの会話劇がモザイクのように複雑に絡まっていて、話に入り込ませてもらいましたが、最後にそれがすっきりと解決しないので少しモヤりましたね。自分で考えるにしても伏線やヒント(意味深な表情やセリフ)が少なさ過ぎかなあと。いかんせん教師の内面が語られなさすぎが原因かと。
クレイジーハニー

クレイジーハニー

パルコ・プロデュース

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2011/09/09 (金) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

何気ない狂気
本谷有希子作品って、こんなに言葉に満ちていたっけ、と思いながらも、終盤、がくっと言葉に空白が生じる。あの空白にある、語られぬ狂気がゾクゾクする。震えと涙で、普段は買わないパンフレットまで買ってしまった。よかったです。

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