最新の観てきた!クチコミ一覧

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オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り

石井光三オフィス

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/12 (水)公演終了

満足度★★★★

ファンタジー
この大作を舞台化するのはひじょうに難関かとも思うが、画像を使って巧みに表現していたと思う。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

舞台となるのは荻島と呼ばれる小さな孤島だ。150年ものあいだ、外界との交流のいっさいを絶った、孤立した小さな閉鎖社会である。物語は、主人公の「僕」こと伊藤(吉沢悠)がこの荻島にあるアパートの一室で目覚めるところからはじまる。5年間勤めてきたソフトウェア会社をやめ、仕事一筋に生きる恋人とも別れてしまった彼は、ヤケを起こしてコンビニ強盗未遂をしでかしたあげく、本土では警察に追われる身となっていた。いったい、何のために自分はこの島に連れてこられたのか。日比野と名乗る男の案内で島の様子をいろいろ見てまわった伊藤は、そこで優午と出会うことになる。150年前につくられ、この世のあらゆる情報を知り、そして未来のことさえ見通す力をもつ優午は、人間の言葉を話す「生きたカカシ」として、島の人々から崇められていた。

どこかリアリティに欠けるところのある荻島の世界は、おとぎ話めいた雰囲気をもっている。「不思議な国のアリス」めいて非現実的なのだ。反対のことしか喋らない変人画家、あまりに太りすぎたために、そこから一歩も動くことができなくなった市場の女性うさぎ、島で唯一、人を殺すことを認められている本を読んでばかりいる青年・桜。だが、「生きたカカシ」である優午は伊藤が島にやってきた次の日には、何者かの手によって殺されてしまうのである。

先のことを正しく予測することができ、神ともいうべき力をもった優午が、なぜ自分が殺されるのを予測できなかったのか? しかも、まるでそれを待ち構えていたかのように、伊藤と同じ「外」からきた人間である曽根川が殺されているのが発見される。こういったミステリを解き明かすために存在していた優午だったが、結果的には誰も救わない。

優午のジレンマは、すべてを知りながら、自分では何をすることもできない存在なのだ。物語におけるすべての謎があきらかになったとき、すべての小さな伏線が、それこそ島民のそれぞれの性癖から、伊藤の元恋人である静香や、小さい頃からの伊藤の知り合いで、悪魔的な加虐趣味の持ち主である警察、城山の存在をも利用して、ひとつの大きな目的に向かって見事に収束していくのをまのあたりにすることになる。そしてその裏に、何者かの小さな意思が働いていた、ということも。

オーデュボンとは、17世紀の動物学者で、当時、アメリカ大陸に生息するリョコウバトを発見した人物でもある。かつては二十億という、とてつもない数の群れで何日も空を覆い尽くしたリョコウバトは、人間の乱獲によって絶滅した。彼はリョコウバトの絶滅を予測した。だが、ついにリョコウバトを絶滅から救うことはできなかった。「オーデュボンの祈り」とは、すべてを知りながらどうすることもできなかった彼が、唯一できたことでもある。

荻島に住む人間は、誰もが何かの欠けた状態に甘んじて生きている。そして外からやってきた伊藤は常に目の前の困難から逃げてばかりいる人間であり、静香は常に人から必要とされているという思いに飢えているし、城山には「罰されること」が決定的に欠けている。この世には私たちにはどうすることもできないことは多いにある。だが、虚構を許される舞台の世界くらい、すべてが丸く収まるような結末を導き出してほしい。ワタクシが感じたのは、まさにそんな「祈り」の声だ。

柿喰う客の玉置玲央が警察官・城山と桜の二役。小劇場の舞台とは箱の大きさが違うので発声を心配していたが、なんの、箱に見合った聞き取りやすい発声で実に堂々と演じてた。どっちの役も秀逸で同じキャストが演じてると思えないほどキャラクターの立ち上がりが絶妙だった。ああ、立派な役者になったな・・と感無量で嬉しかった。
しかし、城山が桜に射殺されるシーンは画像で映し出され、演出が安直だった。

相変わらず筒井道隆の演技も素敵だ。静かな説得力を持って爆発していた。日比野役の河原雅彦のキャラクターが本との違和感があったもののすぐに馴染めたが、彼ほど舞台そのものの空間を自分のものにしちゃってる役者も珍しい。また吉沢悠が噛みすぎ。主役なのに・・。苦笑

この舞台を観る前に本を読んでおくと解りやすいと思う。荻島の情景は舞台で映し出されていたが、終盤にかけての「祈り」の部分が舞台化したことで希薄に感じられた。まあ、玉置玲央を観に行ったようなものだから、別にいいけど。笑

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

元東京バンビ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★

初見でファンに!!
なってしまいました!! かなりバカバカしい笑いがいっぱい  と聞いていたんですが、この「ピクルス」は 脚本もしっかりと練られていて そして、笑うところは 爆笑の域で たっぷりと楽しめました!!

客演陣もすばらしく 特に オオトモケイコ、佐々木千恵、町田歩美 3女優さんが 良かったです☆
そして MCRの櫻井くんも 訳あり感たっぷりの役を 彼らしさの雰囲気で goodjob!!

初見で一気に"東京バンビ" FANになってしまいました。。

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

元東京バンビ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★

よかったです
エロいコメディをやる劇団と思ってたので、ちょっと意外でした。結構シリアスで、難しい話(もちろん笑いも忘れていません)なのに、割とサラリと描かれていて、かなりいい塩梅。いろいろ考えさせられます。劇団の可能性を感じました。

【終演致しました!】ふつつかもの

【終演致しました!】ふつつかもの

ふつつかもの

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

お疲れ様です。
色んな意味で終始胸が苦しかったです。。
次回に期待します!

三鷹の化け物

三鷹の化け物

ろりえ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

大スペクタクル!
こんな大がかりなことをやってしまう劇団だったのか。オジサンにはとにもかくにも大感激。いいぞっと心の中で叫びました。しかし途中休憩時間5分は短いよ。

『白夜 -BYAKUYA-』 奥秀太郎×黒田育世

『白夜 -BYAKUYA-』 奥秀太郎×黒田育世

㈱NEGA

原美術館(東京都)

2011/10/01 (土) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★

運営側のミスが目立つ
 開場前、スタッフが整理券の順序を間違えて配布したらしく、1~50番の次に101番~200番を配布し、51~100番が最後に配られるなど、あり得ない失態を犯していた。原美のお客さんは上品だから大した混乱はなかったみたいだけど通常のイベントなら怒号が飛び交ってもおかしくないだろう。入場しても、2列目の席の大半が「関係者席」として押さえられてたのは不快だった。やむを得ず3列目に座ったけど、勾配があるわけではなく庭に椅子が置いてるだけなので、前の人の頭で半分くらい視界がさえぎられ、チャドさんが座り込んだり倒れたりのシーンは全く見ることができなかった。

また、事前にスタッフから、「観難い場合は立ってもらって結構です」と聞いていたが、後列にも着座で観覧している方がおり、とても立ってみることは不可能だった。また公演中に音響に時折「ブチ、ブチ」というノイズが混じるのも気になった。

役者の外人の声にどうも聞き覚えあるなーと思ったら、あのチャド・マレーンだった。びっくり。主役のすごいシリアスな役柄なのに、どうも蝶ネクタイ姿が頭にちらついてしまった。

つい先日「おたる鳥をよぶ準備」を終えたばかりの黒田さんのキレキレのダンスはさすがに素晴らしかったし、プロジェクションマッピングも物語に深みをもたらしていたけど、運営側の認識の甘さやミスが公演の足を引っ張っていたのがどうにもひっかかってしまった。

思いの鳥

思いの鳥

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★

無題146
上期最後の観劇、どれにしようか直前まで考えあぐね、前日の夜遅くに予約。

開場してながめると舞台が高いですね。座ってみるとだいたい顎のあたりです。左側に立っているのは車掌さんでしょうか、舞台にはベンチと駅名標、もしろん白く塗られた木製、ここは「思いの鳥」駅、隣の駅は「金乃森」「火漁丘(かながおか)」。スタッフのみなさんは横縞のシャツ。

座っていると車掌さんの検札がありました。検札鋏というのでしょうか、ちゃんとパチンとやってくれます。ここでチケットをよくみると切符でした。「普通入場券」「全席自由」..舞台上に立ち入ることはできませんと書かれています。日付もちゃんと当日2011.9.30とありまり、これは凝っています。

上手のほうから波の音が聞こえます、海岸線でしょうか。

車掌さんの前説、暗転、蒸気機関車の汽笛

以下、ネタバレしてます

ネタバレBOX

いきなりですが、死者と生者のお話でもありますね。先日、死んだ妹が兄に思いを伝えるというお芝居をみました。、お盆には先祖の霊が訪れる...ので、あぁ、そういうことなのかなと思いました。でも、これは最後でわかることなので、脚本と演出でどうなるのかですね。絵本を読んでいるような温かさを感じました。みな、懐かしい、ちょっびり胸を締めつけられる思いがある...

ホームに男女各2名。1組は夫婦(ちゃんと指輪してます)。なぜかここに来るまでのことを思い出せない。そこにハンター風の男、なにかを探している...それは思い出。会場の壁をみると星空が書かれていますね、線路もあります。

「Qちゃんとおばあちゃん」「おとなりさん」「ドラえもんのポケット」などのお話を各停車駅ごとに継いでいきます。忘れてはいないけど、記憶の奥底にひっそりと思いだしてもらうことを待っていた人たち。


最後、思いを伝えた人たち、会場内に輝く星々の海をわたって汽車は行きます。

ここで「今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。今、万感の思いを込めて汽車がゆく。」なんてあったら泣きますね。
短編集:エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤/他【チケットプレゼントあります】

短編集:エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤/他【チケットプレゼントあります】

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

これは良い!
また関西から1つ面白い劇団が東京進出で嬉しい限りですね。3作品とも充実した内容で,また役者さんも魅力的で,とても楽しめました。今回は短編でしたので,この劇団の長編も観たくなり,帰りにDVD購入しちゃいました。東京進出記念価格になっているのも嬉しいところです。

モスキートーンは聞こえない

モスキートーンは聞こえない

9-States

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

横浜で
楽しみました。テーマ自体が重いのかな?いつもの9-Statesのお芝居に林さんが加わって、グッと引き締めたものを感じました。小池さん、中村さん、今回ちょっと引いた立場の山田青史さん、濱田さん、役者さんのお芝居も安定してますね。音響もステレオ効果を発揮して異空間を盛り上げていましたし、美術もその空間に引き込まれるような良い雰囲気の仕上がりで、照明効果も良かったです。全体的に下北沢でなく横浜で観ることで、より、今回のお芝居の世界に入り込めるように感じました。

短編集:エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤/他【チケットプレゼントあります】

短編集:エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤/他【チケットプレゼントあります】

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

3作品とも秀逸!
個人的には、とても良い時間を過ごせた!
また関西から東京へ良い劇団が来てくれた。
3作品とも素晴らしく、短編ではなく長編として観たいほど。
しかし、短編といっても内容は濃く、3作品を観劇できたのは、
非常に贅沢な気分。役者陣の演技もレベルが高かった。
次回公演も観劇したい!

ネタバレBOX

私は特にNo.3 タナトス行政府(再演)が良かった。
No.1 暗殺者の預言と預言者の暗殺(再演) 、No.2 エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤(新作)とも素晴らしかったが、どちらかというと救いがない感じ。
No.3 タナトス行政府(再演)は観劇後、温かなとても気分になれた。
それというのも、おじいさん役の卓越したコミカルな演技のおかげか(笑)
孫を想う気持ちが演技から感じとれ、良かった。
『DAIKAIJU EIGA』『Rosa, seulement』

『DAIKAIJU EIGA』『Rosa, seulement』

青年団国際演劇交流プロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/05 (水)公演終了

満足度★★

『DAIKAIJU EIGA』原発大国フランスにはゴジラはいないんだろうね。
あ…、ゴジラね…。

ネタバレBOX

正直ゴジラかぁ、って思った。
思ったけど、そこに何かあるのかと思っていたら、それほど何かがあったように思えず。
フランス人の男性と日本人の女性の2人が、最初は手に台本を持って登場。

フクシマだよね、で、ゴジラ…、う〜ん、って感じ。
放射能とゴジラ、日本人と怪獣の関係は、さすがに散々言われ尽くしてきてるから、今さらフランスの人に「1954年につくられたゴジラは、その後に続く一連の怪獣映画とは一緒にしないでくれ」って言われてもなあ、と思う。

中盤、いわきに行ったドキュメント的な部分の展開から、少し期待したが、それはそれだけで、結局ゴジラなわけで、なんだかな~、と思わざるを得ない。

日本にゴジラはいなくなった、ゆえに、自分がゴジラになる。つまり、警鐘を鳴らし、歩いた後を破壊するモノになる、と言う日本人のミチコ。ああ、そうね、と思う。で? とも。

その後、フランス人の男性が舞台を去るのだが、これはどういうことなのかな? と考えた。
「日本のことは日本人に任せよう」ということなのだろうか、「結局は他人事」なのだろうか。あるいは「日本は大変なことになっているのに、わかってない」という啓蒙(あるいは警鐘)のつもりなのだろうか。

後に1人残された日本人のミチコが叫ぶのだが、その「叫ぶ」ということには、彼は、意味があると考えているのだろうか。あるいは「それは観たあなた(日本人)が考えてくれ」ということなのだろうか。

アメリカに次ぐ原発大国のフランス(いや、もちろん3.11以降のにわか知識なのだが)から来た彼が、フランスにとって、いや彼自身にとって、「ゴジラ」はどういう意味があるのか、あるいはどうあってほしいのか、という、何か大事なところが抜け落ちているように感じてしまった。
そういう意味では、この作品全体が、作者自らへの「(日本人にはわからないフランス的な)アイロニー」が込められているのだろうか、とも。

後半、ミチコは、冒頭で棒読みだった台詞を、再度気迫を込めて叫ぶ。もちろん、ゴジラについて。
舞台の上が熱っぽくなればなるほど、観ている私の気持ちは冷めていくという、典型的な作品だった。

いずれにしても50分は短い。これで言いたいことが本当に言い切れたのだろうか。
もっとも、50分で解放されて救われたとも言えるのだが。
降りそそぐ百万粒の雨さえも

降りそそぐ百万粒の雨さえも

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2011/08/06 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

「風を継ぐ者」初演を観たくなりました
チケットがあまった、ということで連れられていってきました。
立川迅助の物語がここまで続くとは思わなかった。
「裏切り御免!」は観ていないのですが、「風を継ぐ者」の初演を観ているので、ちょっとずつ重なるところがあって楽しめました。

物語としては、立川迅助の立場がちょっと弱かったような気がします。
もっと活躍して欲しかったなぁ。

でも、熱くまっすぐな登場人物が心に打たれました。私もそんな風に生きたいなぁと。
そして最後には「風を継ぐ者」の初演版が観たい!と思いました。

天守物語

天守物語

少年社中

吉祥寺シアター(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

久々の少年社中でしたが
劇研卒業の頃から観ていましたが、お芝居の創りはとても丁寧だと思います。
ただ、劇団員の強烈な個性はあまり感じられなかったような。
最近はあまり観にいけてなかったので、観てない間に変わったのかな。
ちょっと残念です。
お芝居が舞台上だけで完結していたような印象で、ブラウン管(←ふるっ)を通して観ているようでした。
せっかくのナマモノだから、客席中を巻き込んで欲しかったです。

作品はきれいに仕上がっていたから、それもありなのかな、と思いますが、私はちょっと物足りなかったです。

TRAVELING-あの日の約束-

TRAVELING-あの日の約束-

オレイロ×R

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/10/01 (土) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

単純に
面白かった。気楽に見てて笑う事が出来た。二人でよく頑張ってるなぁと思った。

ファンタステカ

ファンタステカ

発条ロールシアター

タイニイアリス(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

最初
デパートの屋上でいろいろと話が進んでいくのかなぁと思ってたら突然砂漠へと変わっていくのは面白かった。その場転の仕方も良かった。ただなかなかよく全体を通して分かりずらいところがあった。

沈み愛 / #garadama

沈み愛 / #garadama

ガラス玉遊戯

「劇」小劇場(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

人間の本質
個人的には、とても良い時間を過ごせた。
「人間の本質」についての描き方が秀逸!
加えて役者陣の迫真の演技が良かった!
特に喧嘩のシーンは、感情の込め方がうまく、観劇していて
違和感がなかった。
次回公演も注目&観劇したい。

ネタバレBOX

友人関係、夫婦関係、姉弟関係の壊れていくさまが見事!
観劇する側の好みはあるが、芝居としての完成度はなかなかのものと思う。
ヤングフォーエバー

ヤングフォーエバー

壁ノ花団

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

201110011400
201110011400@王子小劇場

モスキートーンは聞こえない

モスキートーンは聞こえない

9-States

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

初観劇
また、横浜でやってください。
セリフの掛け合いが絶妙、その場の空気に合わせてセリフを言っているような感じにみえました。テーマは重いのにポップな芝居で、あっという間に2時間が過ぎました。非日常の中にある日常がとても新鮮。
個人的にほとんどしゃべらない漠さんが好きでした。

モスキートーンは聞こえない

モスキートーンは聞こえない

9-States

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★

細かいなーって思ったデス
台詞の重さ深さ、奥行きのある芸の細かい舞台セット。
なんかSFしてるところも好みであった。
結構難しい話に芝居であると感じたが、
上手に着陸できてるようで、見終えてのカタルシスは感じられた。

初横浜での気合が感じられましたわ(^o^)

ネタバレBOX

OPの海辺・外の映像から、舞台と言う名の監獄セットへ入り込む主人公。
(拳銃で撃たれてたような気がするので、舞台は死後の世界の設定かな?)
自分は牢獄の中にいるのか、外なのか。
ストーリーの進行役から貰った”ジョーカー”のトランプカード。
4つの監獄の牢屋のセット。
鍵穴にはカードの記号(スペードやダイヤなどが表されている)。
細かい芸だね(^^)
その場から逃げる主人公、さまざまな牢屋内の世界を通って。
生きる目的や自己の同一性を訴える芝居でした。

うーん、映画「キューブ」と漫画「気分は形而上学」(30歳で死ぬ世界の回)
足したような話でした。(2つともご存知の方は想像易いでしょ(^^)

結構重い思考をしてる主人公と、なんか軽い感じの脱走同行者達。
コメディ感がバランスよく入り込み、結構楽しめた。
バランスの危うさもあったが、それも味と見ると楽しめます。

ビックマムのキャラクターと、マムの前でポージングしてしゃべるイケメンさん。
赤いマフラーがカッコよかった(^^)。
いちいちポーズとるのも笑えましたね。

ただ牢獄内のいろいろな世界を渡る話しながら、
牢獄の広さや食料、各コロニー(?)での生活者の数。
謎の追跡者などの説明台詞などが無いと、
今ひとつ薄っぺらい感じがしてしまいました。
約2時間強でまとめるのにCutしたのかな?
SF心理サスペンスもののような作りなのだから、
もっと説明してもよいと思うぞ。

それに世の中カードゲームは定着したのだから、
もっと”ジョーカー”のカードは活躍させてもよかったのでは?
(立木文彦さんの声でも使って鍵あけるとかね(^^)
【終演致しました!】ふつつかもの

【終演致しました!】ふつつかもの

ふつつかもの

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★

次回に期待。
やることを限定してほしかった。

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