モスキートーンは聞こえない 公演情報 9-States「モスキートーンは聞こえない」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    細かいなーって思ったデス
    台詞の重さ深さ、奥行きのある芸の細かい舞台セット。
    なんかSFしてるところも好みであった。
    結構難しい話に芝居であると感じたが、
    上手に着陸できてるようで、見終えてのカタルシスは感じられた。

    初横浜での気合が感じられましたわ(^o^)

    ネタバレBOX

    OPの海辺・外の映像から、舞台と言う名の監獄セットへ入り込む主人公。
    (拳銃で撃たれてたような気がするので、舞台は死後の世界の設定かな?)
    自分は牢獄の中にいるのか、外なのか。
    ストーリーの進行役から貰った”ジョーカー”のトランプカード。
    4つの監獄の牢屋のセット。
    鍵穴にはカードの記号(スペードやダイヤなどが表されている)。
    細かい芸だね(^^)
    その場から逃げる主人公、さまざまな牢屋内の世界を通って。
    生きる目的や自己の同一性を訴える芝居でした。

    うーん、映画「キューブ」と漫画「気分は形而上学」(30歳で死ぬ世界の回)
    足したような話でした。(2つともご存知の方は想像易いでしょ(^^)

    結構重い思考をしてる主人公と、なんか軽い感じの脱走同行者達。
    コメディ感がバランスよく入り込み、結構楽しめた。
    バランスの危うさもあったが、それも味と見ると楽しめます。

    ビックマムのキャラクターと、マムの前でポージングしてしゃべるイケメンさん。
    赤いマフラーがカッコよかった(^^)。
    いちいちポーズとるのも笑えましたね。

    ただ牢獄内のいろいろな世界を渡る話しながら、
    牢獄の広さや食料、各コロニー(?)での生活者の数。
    謎の追跡者などの説明台詞などが無いと、
    今ひとつ薄っぺらい感じがしてしまいました。
    約2時間強でまとめるのにCutしたのかな?
    SF心理サスペンスもののような作りなのだから、
    もっと説明してもよいと思うぞ。

    それに世の中カードゲームは定着したのだから、
    もっと”ジョーカー”のカードは活躍させてもよかったのでは?
    (立木文彦さんの声でも使って鍵あけるとかね(^^)

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    2011/10/02 01:10

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