
アパッチ砦の攻防
劇団東京ヴォードヴィルショー
紀伊國屋ホール(東京都)
2011/09/23 (金) ~ 2011/09/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
進化し続け、笑い度アップのアパッチ砦
笑った、笑った。
それは力技。
ライブ感、躍動感もあるところが、うまい人たちが演じているのだと実感できる。
単なる再演というだけでなく、前に観たお客さんも楽しめるように、毎回ブラッシュアップしているというのも素晴らしい。

オーデュボンの祈り
石井光三オフィス
世田谷パブリックシアター(東京都)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/12 (水)公演終了
満足度★★★
いろいろうまいとは思うけど、イマイチ
引っ張るだけ引っ張っておいて、このカタルシスのなさ。何なんだろう。
演出は手際良く、映像も効果的だったけど…。

Caesiumberry Jam
DULL-COLORED POP
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★
いまこの時期だからこそ
震災後は、少し遠い国の出来事ではなく、今この国で起きてる(起きる)出来事とダブってしまう作品。
いまこの時期だからこそ、真摯に向き合う作品であったと感じた。

Wee~アリス達のちっちゃな奇跡~
CHANK.
ワンズスタジオ(東京都)
2011/03/11 (金) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★
踊りがあるとは
震災で公演中止となっていましたが、8月に旗揚げ公演として再度上演。
まさか劇中にミュージカルを挟んでくるのはビックリしましたが(まあ、立ち上げメンバーがオリジナル劇団の卒業生との事である意味納得ですが)、さすが経験者、なかなかでした。
5人が選ばれた(一人は過去の人物で、宝石に呼ばれた的なのはありましたが)理由をもう少し描いて欲しかった部分もありましたが、なかなか面白かったです。

Nazca -ナスカ-
劇団銀石
吉祥寺シアター(東京都)
2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了
満足度★★★
うーん
人の想いの物語なのか、ある人物の妄想なのか、うーんよくわかりませんでした。
話はどんどん広がるんだが、それがオイラの頭の中では繋げれなかったです。
オープニングの映像や衣装や綺麗だったのですが。
よくわからなかったが、大森美里の演技にはビックリした。
あんな演技が出来るとは。(まあ、バナナ学園でしか見た事無いのだがww)

渚のはなし
Infinite
ザ・ポケット(東京都)
2011/08/16 (火) ~ 2011/08/22 (月)公演終了
満足度★★★★
面白かった
キャバとは違ってスナックが舞台なので、女のプライドのぶつかり合いより、日常生活の延長上での痴話喧嘩(オトコを取ったなどはありましたがww)等、どちらかといえば女同士の友情を描いた作品かな。
実在の人物をどこまで忠実に表してるかわかりませんが、なかなかに面白かったです。
ただ何故、渚がビーフラットに来る事になったのか、描かれてなかったような(見落とし?)

思いの鳥
CAPTAIN CHIMPANZEE
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了
満足度★★★★★
笑って泣ける素敵なファンタジー
私好みの脚本でした。笑って泣いて感動しました。
未穂子、Qちゃん、半分しっぽ、高木夫妻、安藤さんの演技が良かったです。李さんはほんとに中国人らしかった。
照明も考えられていましたね。効果的だったと思います。

兎ノ刻 ートノコクー
マダマダムーン
BAR COREDO(東京都)
2011/10/04 (火) ~ 2011/10/09 (日)公演終了
無題150
仕事帰りに歩いて会場へ、60分前受付(整理券あり)、30分前開場。入り口はいって正面はピアノ、下手にテーブルと椅子。客席は手前と両側。ここでは2回みていますが、左右に席を設けていました。そのときと同じく左側に座ります。ここだとテーブルでの演技、役者さんは目の前です。でも、位置的には正面(の左側)席がいいかと。蒻崎さん出演ということでしたので初日に観劇。なんとも不思議な感覚でした。少し整理してから追記します。

沈み愛 / #garadama
ガラス玉遊戯
「劇」小劇場(東京都)
2011/09/28 (水) ~ 2011/10/02 (日)公演終了
満足度★★★★
身を捨ててこそ。
前半は、胸を締めつけられたり、イラっとする場面があったりして「辛気くさい芝居だなぁ」って思ったけど・・・後半、主役の旦那が「我」を出してから、俄然良くなって、前のめり観劇。
ラストは、気持ちがホッとしちまったからか、微笑すらしてしまった。。。
東京バンビの『ピクルス』もそうだったけど、ラストで一気に緊張感を和らげる芝居ってのは、観た後、気持ち良いなあ。
主役の星野恵亮さんが良い。
不器用で捻じれてる男そのものだった。
そんな男と所帯をもって、諦念と自立心とがない交ぜになった妻役の龍田知美さんも最高の演技・・・龍田さんから発せられる人妻の艶気はスゴイものがある。
登場人物のほとんどが、どこかしら幼いところを持っているんだけど・・・そこから一歩進んだ主人公に乾杯!
「人生、これからだぜっ!」

その手に余る仔の名を呼んで
ユニット「みずのわ」
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2011/10/04 (火) ~ 2011/10/06 (木)公演終了
満足度★★
演目を変更して2 人芝居
本来はユニット「みずのわ」の立ち上げ公演として書き下ろしの新作を上演する予定だったのが脚本が完成しなかったため、『ふたりぼっちの会』と題して2人の役者による朗読劇と芝居の2本立ての公演に変更になっていました。
『風が吹くとき』(レイモンド・ブリッグズ)
核戦争が始まった時代にイギリスの田舎で生活する1組の老夫婦を描いたグラフィック・ノベルを朗読劇として上演しました。時折流れる爆弾への注意を呼び掛けるラジオ放送に対して呑気な会話を続ける夫婦が最初はユーモラスに見えるのですが、放射線に被曝して次第に体に異常を来たし出しても放射線のせいだとは分からず、普通に生きようとする姿が切なかったです。
役者2人が時間の経過を示すジングルをチャイムで演奏していたのが可愛らしかったです。
『ジョンとジョー』(アゴタ・クリストフ)
パリのとあるカフェを舞台に、貧乏な男2人がお金の貸し借りを巡って珍妙なやりとりを展開する、落語でも似たような話がありそうなコメディ作品でした。
いかにも海外モノな文体に少々違和感を覚えました。わざと翻訳劇調に演出したのならもっとオーバーに演じて欲しかったです。もしそのような意図でないのなら、台詞をもう少し自然な言い回しに置き換えた方が思いました。
会場のカフェのオーナーが給仕役としてちょこっと出演していましたが、無愛想な感じがユーモラスで良かったです。
演目変更で時間もあまりなかったとは思いますが、2人とももっと良い演技を見せてくれそうな片鱗は感じさせるのに魅力を出しきれていないように感じられ、勿体なく思いました。

6人の悩める観客
壱劇屋
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
観客への逆襲
観客の行動を皮肉った攻撃的作品。広い空間をより広く使っていた。劇場内を動く体温の低い女の子の存在が世界を広げていました。確かに面白い。でも何かピリッとしない。これだけ観劇マナーを皮肉っているのに、しゃべるなと言っているのに、壊れたレコードのようにしゃべる人が多かった。伝わっていない、この辺に何かがあるのでは。

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆
元東京バンビ
OFF OFFシアター(東京都)
2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了
満足度★★★
気分良好!!
真摯な芝居づくりが全体から伝わってきて、とても好感が持てました!
次回作も是非みに行きたいです!!
おつかれさまでした!

歪な王子
おにぎりスキッパーズ
Geki地下Liberty(東京都)
2011/09/28 (水) ~ 2011/10/02 (日)公演終了
満足度★★★
脇役がイイ。
テケツを過ぎて階段を下りると、案内の女性にコスモスの造花2本を手渡される・・・造花と言えど、仕事で渡しているのは百も承知なれど、女性から花をもらうとニヤけてしまう自分がナサケナイ(笑)
開幕。
舞台上のオジサンたちのテンションが異様に高い。
どうやら、航海中に嵐に遭遇してしまったようだ・・・「海の話なのか」と、この時ボクは思った。おたまとハエたたきを手に戦っている。。。
その10分くらい後。。。
どうやら、商店街のオヤジたちの遊びだったようだ。
たしかに、富士山麓でやるサバイバルゲームは楽しい!すっごく楽しい!!
でも・・・おたまとハエたたきを武器にして戦って楽しいのか?
シラフでそんなことして・・・楽しいのか?
日々の激務にテンションが高ぶって、バカやるんならわかる。
「そういうテンションの時ってあるよね」って肩をポンとしたくなる。
彼らもそうなのかもしれない・・・でも、芝居の中で彼らの働く姿は、ほとんど見られないのだ。
これじゃ「大人の稚気」を通り過ぎて、ただのバカだよ・・・。
熱いテンションをキープして、芝居は進んでいく。
なまじっか熱くなっちまってるから、中学生でもわかりそうな「キーワード」を見事なまでにスルーしちゃって・・・さらに熱くなる!
バカならバカを貫きゃいいのに、妙に説教じみたことを言うもんだから「面倒くさいヤツらやなー」なんて思ってしまう。。。
で、最後はすべて解決して、ハッピーエンド!
ハッピーエンドは好きだし、出演者のみんなが笑顔のラストシーンは素敵だった。
でも、大人がバカするんなら、やっぱ働いているシーンがあった方がボクは好き。
そこもイマジネーションで、ということなのだろうか?

ほとんど人参
超人予備校
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
超人予備校の夜明け
突き抜けた。
いや、
今までも凄かったけれど、間違いなく劇団にとってかけがえのない試金石となった作品だ!
オヤジギャグ満載で、少しうっとおしいのに、途中からぐんぐんと引き込まれていく。

街などない(再演)
岡崎藝術座
元・立誠小学校(京都府)
2011/10/04 (火) ~ 2011/10/05 (水)公演終了
満足度★★
自分との闘い
京都エクスペリメントの開幕を飾る作品だったのですが。。ちょっと嗜好と合いませんでした。動かないのがつらい。手につねった跡がたくさんできました。これを観たエクスペリメントから疎外された京都の劇団が、俺たちの方が良い作品ができるぜ、と行動に移すことを期待します。

ほとんど人参
超人予備校
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
良く出来たお芝居 面白かった。
噺家 月亭八天さんがオープニング、
なぞの中国ニンジン、大王、中村さん、遠藤さん、キャロットガールズ、登場人物の個性がとても面白い、お芝居の演出、構成が良く出来ておりました。
お芝居の初めは、どんなお芝居か全く分からなかったけど、ウサギ ニンジン カボチャが登場して どんどん引き込まれていきます。
もう一組登場して、ウサギ(西川さやかさん)が言います“俺に寂しい思いをさせると死ぬぞ!!”
ほとんどニンジンな物は、プレゼントのウサギのぬいぐるみ。
ねたんでいるのが、ねたまれていた!!
最後 このままかと、思いきや、 優しさがてんこ盛りな、お芝居でした。
暖かくなります、とても面白いお芝居 有難うございました。
ラビット キャロット パンプキン!!

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆
元東京バンビ
OFF OFFシアター(東京都)
2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了
満足度★★★★★
ピクルス!!!!
ご挨拶にも書いてあったように、今回のバンビさんはいつものバンビさんと少し違う感じがしました。
バンビさんはいつも面白くてよく笑わせていただいているのですが、今回のピクルスも私は好きです!!!
次回も楽しみです(>v<)♪

オーデュボンの祈り
石井光三オフィス
世田谷パブリックシアター(東京都)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/12 (水)公演終了
満足度★★★★
原作は読んでないのですが・・・
おもしろかった。
外界から遮断されている島には、不思議な空気感があった。
カカシの存在は、味がありすぎ。
そしてなんといっても、映像との組み合わせよかったな~。

思いの鳥
CAPTAIN CHIMPANZEE
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

思いの鳥
CAPTAIN CHIMPANZEE
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了
満足度★★★★
2番目の話が特に好き!!
今でも思い出し笑いします(笑)
内容盛りだくさんで、とても面白かったです!
強いて言えば、ちょいと長めかなー…、なんて。
テンポも良く、話もとてもわかりやすくシンプル!!
ラストの演出も派手すぎず、かと言って安すぎない(^^)
そして、チョイチョイ出てくる突込みどころが、
シンプルで面白い!!
私好みの役者さん、ストーリーでした!