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アパッチ砦の攻防

アパッチ砦の攻防

劇団東京ヴォードヴィルショー

紀伊國屋ホール(東京都)

2011/09/23 (金) ~ 2011/09/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

進化し続け、笑い度アップのアパッチ砦
笑った、笑った。
それは力技。
ライブ感、躍動感もあるところが、うまい人たちが演じているのだと実感できる。
単なる再演というだけでなく、前に観たお客さんも楽しめるように、毎回ブラッシュアップしているというのも素晴らしい。

ネタバレBOX

再演を重ねている作品だ。
基本構造は同じだが、加筆等で初演とはまったく違う作品のようにさえ感じた。
…と言っても初演15年前なのでよく覚えてないけど(笑)。

コメディの教科書のような設定の連続で、ハラハラさせたり、「そりゃいくらなんでもないだろ!(笑)」と思わせたりがいいのだ。
むちゃな設定が連続しても、テンポと役者の力量で、それを納得させてしまう。
それはある意味、力技。
もの凄い力技で、観客を笑わせてくれる。
笑わすためなら、何も厭わないという姿勢が気持ちいい。

演出は、テアトル・エコーの永井寛孝さん。コメディが面白いエコーだから、やっぱりうまい。
役者は本当にみんないいし、その人でしか出せない良さがきちんと表現されている。それは演出と役者のうまさだ。

そういえば角野卓造さんの役は、初演は伊東四郎さんだった。だから巻き込まれ方の反応が違っていたんだな、と納得。

今回で再演6回目ぐらいだが、再演ごとに進化している作品なので、次回また再演されて観に行っても十分に楽しめるだろう。

ヴォードヴィルショーの40周年記念公演は、来年から4作続くということだが、その予定演目がロビーに貼り出してあった。どれも楽しみなものばかり。
毎回「今回がヴォードヴィルショーに書くのは最後」と言い続けて、脚本を提供しているらしい、三谷幸喜さんの作品も予定されていた。
オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り

石井光三オフィス

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/12 (水)公演終了

満足度★★★

いろいろうまいとは思うけど、イマイチ
引っ張るだけ引っ張っておいて、このカタルシスのなさ。何なんだろう。
演出は手際良く、映像も効果的だったけど…。

ネタバレBOX

理由のわからないコンビニ強盗、警官の主人公に対しての異常な執着心、江戸時代からずっと外界から遮断されている島、300キロだか400キロの女性、妻が生きているのに殺されたフリを続ける画家、しゃべる案山子などなど、リアリティのない、悪夢的なファンタジーが舞台の上にある。
ちょっと興味をそそる内容だ。

主人公が「夢」と何回も言葉を発する。そこがポイントでもあろう。
また、外界と遮断されている「島」は、ガラパゴス化している「日本」をどこか彷彿とさせるのもいい。

しかし、そういう、リアリティをあえてゼロにした世界観だとしても、それを支えるリアリティは最小限必要ではないだろうか。
また、その世界の中で、きちんと収束するべきではないだろうか。

面白風味を散りばめて、いろいろ引っ張るだけ引っ張っておいて、このカタルシスのなさは、何なんだろう?
例えば、同じ作家の原作らよる映画『アヒルと鴨とコインロッカー』や『フィッシュストーリー』とかでは、最後に見事にすべてをまとめて見せていた。そこには「あぁ」というカタルシスのようなものがあったのだ。

しかし、今回のこれにはそれがない。
もちろん、伏線らしきもので、1つひとつがどういうことだったのかが、ラストにいくに従い一気にわかるのだが、それがどうも「なるほど」というほどの快感には結びつかないのだ。残念ながら。

そして、問題はラストである。
たぶん、これで感動しろ、ということなのだろうが、「音楽が足りなかった」と言われても、それへの伏線はゼロである。あまりにも陳腐。
音楽がないことで、島がどうだったのか、が描かれてないから、唐突にしか感じられない。江戸時代から外界と遮断されているという設定なのだが、テレビだってラジオだって入るだろう、と思うし、それすら遮断された世界というのであれば、そのエピソードもほしいではないか。

オーデュボンの祈り、主人公の行動と気持ちの変化、そして、島と音楽という3つのラインが、どうもうまくリンクしていかず、別モノとしてしか感じなかったのが最大の難点であろう。

演出は手際いいし、映像も効果的(2役を映像で見せるのは舞台としてヘタすぎだけど)。だけど、原作を手順良く、あらすじ的に見せただけだったのではないだろうか。

ただ、鳥が飛ぶシーンの映像効果は、結構いろんな場所で観たような印象がありすぎだし、カーテンを使った場面展開も、つい最近どこかで観たような気がするのだが。

原作が内包していた、雰囲気を端折ってしまったのではないだろうか、と思うのだ。読んでないけど。
結果、もやもやだけが残った。
Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

いまこの時期だからこそ
震災後は、少し遠い国の出来事ではなく、今この国で起きてる(起きる)出来事とダブってしまう作品。
いまこの時期だからこそ、真摯に向き合う作品であったと感じた。

Wee~アリス達のちっちゃな奇跡~

Wee~アリス達のちっちゃな奇跡~

CHANK.

ワンズスタジオ(東京都)

2011/03/11 (金) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★

踊りがあるとは
震災で公演中止となっていましたが、8月に旗揚げ公演として再度上演。
まさか劇中にミュージカルを挟んでくるのはビックリしましたが(まあ、立ち上げメンバーがオリジナル劇団の卒業生との事である意味納得ですが)、さすが経験者、なかなかでした。
5人が選ばれた(一人は過去の人物で、宝石に呼ばれた的なのはありましたが)理由をもう少し描いて欲しかった部分もありましたが、なかなか面白かったです。

Nazca -ナスカ-

Nazca -ナスカ-

劇団銀石

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

うーん
人の想いの物語なのか、ある人物の妄想なのか、うーんよくわかりませんでした。
話はどんどん広がるんだが、それがオイラの頭の中では繋げれなかったです。
オープニングの映像や衣装や綺麗だったのですが。

よくわからなかったが、大森美里の演技にはビックリした。
あんな演技が出来るとは。(まあ、バナナ学園でしか見た事無いのだがww)

渚のはなし

渚のはなし

Infinite

ザ・ポケット(東京都)

2011/08/16 (火) ~ 2011/08/22 (月)公演終了

満足度★★★★

面白かった
キャバとは違ってスナックが舞台なので、女のプライドのぶつかり合いより、日常生活の延長上での痴話喧嘩(オトコを取ったなどはありましたがww)等、どちらかといえば女同士の友情を描いた作品かな。
実在の人物をどこまで忠実に表してるかわかりませんが、なかなかに面白かったです。
ただ何故、渚がビーフラットに来る事になったのか、描かれてなかったような(見落とし?)

思いの鳥

思いの鳥

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

笑って泣ける素敵なファンタジー
私好みの脚本でした。笑って泣いて感動しました。

未穂子、Qちゃん、半分しっぽ、高木夫妻、安藤さんの演技が良かったです。李さんはほんとに中国人らしかった。

照明も考えられていましたね。効果的だったと思います。

ネタバレBOX

"思いの鳥"は、人(犬)の思いを人(犬)に伝えてくれます。

大学生の未穂子、酒井夫妻、漫画家デビューを果たした渡辺に思いの鳥駅の入場券が届きます。そこで"思いの鳥"は預かった思いをそれぞれに伝えます。

未穂子には、かつて祖母の家で共に暮らし母がいない寂しさをうめてくれた犬のQちゃんから思いが届きました。
酒井夫妻には、左遷の地で夫婦の大切さを教えてくれた高木家から思いが届きました。
渡辺には、挫折していた会社員時代に夢を諦めぬよう支援してくれた先輩社員の安藤さんから思いが届きました。

Qちゃんと高木家と安藤さんは最後に銀河鉄道に乗って遠くへ行ってしまいます。彼らは死ぬ前に彼らの思いを"思いの鳥"に託していたのでした。
未穂子と酒井夫妻と渡辺は、彼らの思いを"思いの鳥"に託します。"思いの鳥"はどんなところにも思いを運んでくれます。


メインストーリーの中に、3つのサブストーリーがあり、それぞれのサブストーリーの中にいくつものエピソードが盛り込まれていて、内容的に盛りだくさんで充実していました。
分かり易いストーリーですが、訴えてくるものは心に響きました。しばらく会っていない大切な人に会いたくなりました。連絡したくなりました。


兎ノ刻 ートノコクー

兎ノ刻 ートノコクー

マダマダムーン

BAR COREDO(東京都)

2011/10/04 (火) ~ 2011/10/09 (日)公演終了

無題150
仕事帰りに歩いて会場へ、60分前受付(整理券あり)、30分前開場。入り口はいって正面はピアノ、下手にテーブルと椅子。客席は手前と両側。ここでは2回みていますが、左右に席を設けていました。そのときと同じく左側に座ります。ここだとテーブルでの演技、役者さんは目の前です。でも、位置的には正面(の左側)席がいいかと。蒻崎さん出演ということでしたので初日に観劇。なんとも不思議な感覚でした。少し整理してから追記します。

沈み愛 / #garadama

沈み愛 / #garadama

ガラス玉遊戯

「劇」小劇場(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

身を捨ててこそ。
前半は、胸を締めつけられたり、イラっとする場面があったりして「辛気くさい芝居だなぁ」って思ったけど・・・後半、主役の旦那が「我」を出してから、俄然良くなって、前のめり観劇。

ラストは、気持ちがホッとしちまったからか、微笑すらしてしまった。。。

東京バンビの『ピクルス』もそうだったけど、ラストで一気に緊張感を和らげる芝居ってのは、観た後、気持ち良いなあ。

主役の星野恵亮さんが良い。

不器用で捻じれてる男そのものだった。

そんな男と所帯をもって、諦念と自立心とがない交ぜになった妻役の龍田知美さんも最高の演技・・・龍田さんから発せられる人妻の艶気はスゴイものがある。

登場人物のほとんどが、どこかしら幼いところを持っているんだけど・・・そこから一歩進んだ主人公に乾杯!

「人生、これからだぜっ!」

ネタバレBOX

それにしても、途中から登場の主人公の同僚の女(守美樹さん)は、謎だ。

(主人公のような)身体に障害を持つ男が好きなだけの女なんだろうか?

彼女のスタンスが謎めいてて・・・でも、実際にいそうで・・・おもしろい。

ま、主人公に「こんなとこに沈んじまってるのは馬鹿馬鹿しいや」って思わせたのは、彼女のような気もするんだよねぇ・・・ボクの勝手な思い込みだけど。

それにしても、自分達の命を助けたことが原因で盲目になった主人公を、いくら彼がひねくれた言動をするからといって、距離を置く同級生たちの気持ちが悲しい。

原発の恩恵を受けていながら、時がたてば「原発のある地域には、多大な金銭が注ぎこまれてた。自分たちは、原発村のエゴの被害者」みたいなことを言う某番組のコメンテーターを思い出した。

海外に赴任しようと、どのような状況に置かれようと、自分のために命を張ってくれた人を支えるのは当然のこととボクは思う。

時間や金が無けりゃ、そいつの痛みを理解しようとするだけでもいいんじゃないのか?なにを被害者ヅラしてるんだっての。

「債務者は、金を借りるときは感謝するが、時間がたてば被害者ぶる」という『ナニワ金融道』のセリフは至言だよ。

いろいろ考えさせられる芝居でした。

でも、観終わった後は、すっごく気持ちよかった!!!

・・・ボクも、過去のイヤなことは、すぐに忘れる人間のようです(笑)
その手に余る仔の名を呼んで

その手に余る仔の名を呼んで

ユニット「みずのわ」

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2011/10/04 (火) ~ 2011/10/06 (木)公演終了

満足度★★

演目を変更して2 人芝居
本来はユニット「みずのわ」の立ち上げ公演として書き下ろしの新作を上演する予定だったのが脚本が完成しなかったため、『ふたりぼっちの会』と題して2人の役者による朗読劇と芝居の2本立ての公演に変更になっていました。

『風が吹くとき』(レイモンド・ブリッグズ)
核戦争が始まった時代にイギリスの田舎で生活する1組の老夫婦を描いたグラフィック・ノベルを朗読劇として上演しました。時折流れる爆弾への注意を呼び掛けるラジオ放送に対して呑気な会話を続ける夫婦が最初はユーモラスに見えるのですが、放射線に被曝して次第に体に異常を来たし出しても放射線のせいだとは分からず、普通に生きようとする姿が切なかったです。
役者2人が時間の経過を示すジングルをチャイムで演奏していたのが可愛らしかったです。

『ジョンとジョー』(アゴタ・クリストフ)
パリのとあるカフェを舞台に、貧乏な男2人がお金の貸し借りを巡って珍妙なやりとりを展開する、落語でも似たような話がありそうなコメディ作品でした。
いかにも海外モノな文体に少々違和感を覚えました。わざと翻訳劇調に演出したのならもっとオーバーに演じて欲しかったです。もしそのような意図でないのなら、台詞をもう少し自然な言い回しに置き換えた方が思いました。
会場のカフェのオーナーが給仕役としてちょこっと出演していましたが、無愛想な感じがユーモラスで良かったです。

演目変更で時間もあまりなかったとは思いますが、2人とももっと良い演技を見せてくれそうな片鱗は感じさせるのに魅力を出しきれていないように感じられ、勿体なく思いました。

6人の悩める観客

6人の悩める観客

壱劇屋

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

観客への逆襲
観客の行動を皮肉った攻撃的作品。広い空間をより広く使っていた。劇場内を動く体温の低い女の子の存在が世界を広げていました。確かに面白い。でも何かピリッとしない。これだけ観劇マナーを皮肉っているのに、しゃべるなと言っているのに、壊れたレコードのようにしゃべる人が多かった。伝わっていない、この辺に何かがあるのでは。

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

元東京バンビ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★

気分良好!!
真摯な芝居づくりが全体から伝わってきて、とても好感が持てました!
次回作も是非みに行きたいです!!
おつかれさまでした!

歪な王子

歪な王子

おにぎりスキッパーズ

Geki地下Liberty(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★

脇役がイイ。
テケツを過ぎて階段を下りると、案内の女性にコスモスの造花2本を手渡される・・・造花と言えど、仕事で渡しているのは百も承知なれど、女性から花をもらうとニヤけてしまう自分がナサケナイ(笑)

開幕。

舞台上のオジサンたちのテンションが異様に高い。
どうやら、航海中に嵐に遭遇してしまったようだ・・・「海の話なのか」と、この時ボクは思った。おたまとハエたたきを手に戦っている。。。

その10分くらい後。。。

どうやら、商店街のオヤジたちの遊びだったようだ。

たしかに、富士山麓でやるサバイバルゲームは楽しい!すっごく楽しい!!

でも・・・おたまとハエたたきを武器にして戦って楽しいのか?
シラフでそんなことして・・・楽しいのか?

日々の激務にテンションが高ぶって、バカやるんならわかる。
「そういうテンションの時ってあるよね」って肩をポンとしたくなる。

彼らもそうなのかもしれない・・・でも、芝居の中で彼らの働く姿は、ほとんど見られないのだ。

これじゃ「大人の稚気」を通り過ぎて、ただのバカだよ・・・。

熱いテンションをキープして、芝居は進んでいく。

なまじっか熱くなっちまってるから、中学生でもわかりそうな「キーワード」を見事なまでにスルーしちゃって・・・さらに熱くなる!

バカならバカを貫きゃいいのに、妙に説教じみたことを言うもんだから「面倒くさいヤツらやなー」なんて思ってしまう。。。

で、最後はすべて解決して、ハッピーエンド!

ハッピーエンドは好きだし、出演者のみんなが笑顔のラストシーンは素敵だった。

でも、大人がバカするんなら、やっぱ働いているシーンがあった方がボクは好き。

そこもイマジネーションで、ということなのだろうか?

ネタバレBOX

横柄な喫茶店の客役を演じた さわまさしさんがおもしろかったー!

ご本人のブログ曰く、「モテメガネ」の役だと思って、役作りの為に『ゲゲゲの女房』の向井理と『相棒』の水谷豊を参考にしようとDVDを借りたところ、実際は「モテ自慢のメガネ」の役で、全く役に立たなかった・・・だと。

やっぱ、さわさん、最高っす!笑

脇役陣のおもしろさは抜群でした!!!
ほとんど人参

ほとんど人参

超人予備校

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

超人予備校の夜明け
突き抜けた。


いや、
今までも凄かったけれど、間違いなく劇団にとってかけがえのない試金石となった作品だ!

オヤジギャグ満載で、少しうっとおしいのに、途中からぐんぐんと引き込まれていく。

ネタバレBOX

あっと気がつけば、徳永さんの台詞に、だだ泣きである!
上手いだけでなく、
心情を吐き出して、僕らを引付ける事が出来ている稀有な職人!

とんでもない大傑作だ!


この作品は間違いなく、東京で再演されるべき!
東京の人達に見せ付けてやりたいっす!!!
街などない(再演)

街などない(再演)

岡崎藝術座

元・立誠小学校(京都府)

2011/10/04 (火) ~ 2011/10/05 (水)公演終了

満足度★★

自分との闘い
京都エクスペリメントの開幕を飾る作品だったのですが。。ちょっと嗜好と合いませんでした。動かないのがつらい。手につねった跡がたくさんできました。これを観たエクスペリメントから疎外された京都の劇団が、俺たちの方が良い作品ができるぜ、と行動に移すことを期待します。

ほとんど人参

ほとんど人参

超人予備校

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

良く出来たお芝居 面白かった。
 噺家 月亭八天さんがオープニング、
なぞの中国ニンジン、大王、中村さん、遠藤さん、キャロットガールズ、登場人物の個性がとても面白い、お芝居の演出、構成が良く出来ておりました。

お芝居の初めは、どんなお芝居か全く分からなかったけど、ウサギ ニンジン カボチャが登場して どんどん引き込まれていきます。
もう一組登場して、ウサギ(西川さやかさん)が言います“俺に寂しい思いをさせると死ぬぞ!!”

ほとんどニンジンな物は、プレゼントのウサギのぬいぐるみ。

ねたんでいるのが、ねたまれていた!!
最後 このままかと、思いきや、 優しさがてんこ盛りな、お芝居でした。
暖かくなります、とても面白いお芝居 有難うございました。
ラビット キャロット パンプキン!! 

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

元東京バンビ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

ピクルス!!!!
ご挨拶にも書いてあったように、今回のバンビさんはいつものバンビさんと少し違う感じがしました。

バンビさんはいつも面白くてよく笑わせていただいているのですが、今回のピクルスも私は好きです!!!

次回も楽しみです(>v<)♪

オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り

石井光三オフィス

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/12 (水)公演終了

満足度★★★★

原作は読んでないのですが・・・
おもしろかった。

外界から遮断されている島には、不思議な空気感があった。
カカシの存在は、味がありすぎ。
そしてなんといっても、映像との組み合わせよかったな~。

思いの鳥

思いの鳥

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

とても温かくなりました!
人に対する思いが、単純でなく、それでいて難しくもなく、伝わってきました。

ネタバレBOX

人が人に対する思いを三つのエピソードを通して優しく教えてもらいました。

母親から離れて祖母の家で暮らしていた頃の少女を癒してくれた愛犬…、左遷させられて落ち込んでいた夫婦に何が大切かを教え元気づけてくれた隣人…、自信のない漫画家志望の若者を勇気づけた先輩社員…、とても大切な人だけど今の生活には直接関係ない存在、そんな彼らが私を思い出してと駅に招待したのでした。

そして少女たちは彼らが改めて大切な存在だということを思い出しましたが、亡くなったばかりの彼らはあの世行きの列車に乗ってプラットホームを通過して行ったのでした。少女たちの思いはそれぞれ思いの鳥に託され、彼らに伝えられるというハートフルファンタジー。

ドラえもんを待っているというので、全体を通してよくあるパターンの不思議なファンタジーかと思っていました。しかし、ドラえもんが人の役に立ちたいと願いカバンに色々物を入れている人のことだと知ったとき見方が変わりました。人間を描いたストーリーだと気付かされ、新鮮な感動でした。

ほっこりさせてもらいました。
思いの鳥

思いの鳥

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★

2番目の話が特に好き!!
今でも思い出し笑いします(笑)

内容盛りだくさんで、とても面白かったです!
強いて言えば、ちょいと長めかなー…、なんて。
テンポも良く、話もとてもわかりやすくシンプル!!
ラストの演出も派手すぎず、かと言って安すぎない(^^)

そして、チョイチョイ出てくる突込みどころが、
シンプルで面白い!!
私好みの役者さん、ストーリーでした!

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