
『Zoo Zoo Scene (ずうずうしい)』
急な坂スタジオ
横浜市立野毛山動物園(神奈川県)
2011/10/08 (土) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★
人間と動物
野毛山動物園の中の広場での野外公演で、子供や動物の声が響く中で、動物園のイベントでありがちな可愛く楽しいものでなはく、シリアスなパフォーマンスが繰り広げられました。
空高く投げて落ちてきたソーセージを奪い合う3人のシーンに続いて「こうして僕達は動物を奪い合って来たのです」との台詞があり、次にお互いが頭に被っているビニール袋を払い落とし、「見ないの?」と詰問するシーン、袋を奪い取って「何が入っているの?」と訪ねるシーンが続き、食べ物としてパッケージングされた動物と人間の関係がダンス的ではない暴力的な動きを通して描かれていました。次にシューベルトの『アヴェ・マリア』が流れる中を柔らかな動きで踊ったて平穏な雰囲気になり、ペットの犬とのエピソードが各ダンサーや録音で多重的に語られ、最後はシャボン玉を吹いて希望を感じさせる終わり方でした。
劇場では凝縮されたエネルギーとして感じられるであろう表現が屋外空間だと拡散した印象になっていたのが、少々残念でした。
抽象的な表現でありながら人間と動物の関係を考えさせるメッセージが比較的分かり易く表現されていて、アフタートークでも解説があったりと、普段コンテンポラリーなパフォーマンスを観ない人にもコンタクトしようとする姿勢が印象に残りました。

アルケー//テロス
激団リジョロ
タイニイアリス(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

アルケー//テロス
激団リジョロ
タイニイアリス(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★
感動しました
序盤は、すごい勢いとテンションで
圧倒されてしまいましたが
話が進むにつれ徐々に引き込まれていきました。
ラストも凄く感動しました!
また、見に行きたいです!

オーデュボンの祈り
石井光三オフィス
世田谷パブリックシアター(東京都)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/12 (水)公演終了
満足度★★★
うーん、ファンタジーに・・・
伊坂氏ファンとしては、、ぶちこわされなかっただけいいかなという感じですが。。
なんか舞台にしたらうすっぺらい感じになっちゃって残念。
原作読んでない人は、どうして主人公があんな目にあったのか
疑問に思わなかったかな??
映像とか鏡を使った演出が笑えました。

悩殺ハムレット
柿喰う客
ABCホール (大阪府)
2011/10/07 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★
お初
以前からずっと気になってた劇団、柿喰う客。
東京では実力派として有名なのに、関西ではまだまだ無名なのか、立ち見覚悟で行った大阪千秋楽、私の隣の席は空席でした。。。
まぁ、そんなどうでもいいことは置いておいて。
まず、役者さんのポテンシャル。高い。舞台上でやるかやられるかの演技の駆け引きを見た様な気がしました。特に、コロさんと深谷さん。すごかった。
次に、今風に翻訳された台詞。生き生きしてました。僕としては古典なのに堅苦しくなくて、違和感なく楽しめました。
欲を言うなら、もう少し泣いたり笑ったりしたかったかなと。僕の感情の沸点が高すぎるのかもしれませんが。。。
今度は男性陣も出演されているオリジナルの舞台が観たいです。

【ご来場ありがとうございました】ファミリーコンフューザー/無縁バター
アガリスクエンターテイメント
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

はい!スクール
おばけの森
新宿眼科画廊(東京都)
2011/10/09 (日) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★
今後を期待 辛口ですが
正直、無理しても笑えませんでした。
オムニバスの7編。
どれも、台詞のひとつひとつに、脚本家の「意気込み」が感じられるのですが。
二つの理由で、これが「受けない」のだと思いました。
1つ目は、脚本家と観客との意識の乖離。書いた方は、台本の一字一句をながめながら「クスクス」していたにちがいないのでしょうが、私にとっては、それが笑いと繋がらない。このギャグは、4,5人の仲の良い友だちとの飲み会あたりなら、みんなが腹をかかえて笑い合うことでしょう。ただ、これはそうではない、見ず知らずの観客群です。一つ一つに精を出すあまりに、のべつまくなしに「笑い」を強要されている感じとなって、結局笑えないものとなっていったのだと思いました。
2つ目は、役者の問題。あるいは演出の問題。
とにかく「オチ」のたびに「絶叫」することが多いのです。これも違和感があります。声を張り上げて、言いたいことを強調したいのはわかりますが、それはストレートに受けるものではありません。
みなさん若いということもあるのでしょうが、素早い、大きな声がメインの流れになっていて、「ああ、ここに1人でもおじいさんがいたらなあ」という気持ちもしました。(これはハイスクールですから、無理か)
台詞の言い回し、演技などは、一定のレベル以上のものを感じただけに、残念。脚本の精選を望みます。がんばってほしい。

砂利塚アンリミテッド
ホチキス
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
心暖まる喜劇
家族の根本は愛であり、 愛は愛によって生まれ、愛によって育まれる。何てな事を思いながらも結局いつも通り爆笑させてもらいました。
そして、小玉久仁子さん、素晴らしかったです。お派手なお顔立ちでの顔芸もとい演技は感服の一言です。

陛下に届け
ポップンマッシュルームチキン野郎
Geki地下Liberty(東京都)
2011/10/07 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題158
三鷹から移動、18:00受付(整理券なし)、開場時間の18:30まで入口で待ちます、一日の終わり近くで時間拘束は結構辛い。やっぱり、受付から開場まで時間を空けるんだったら整理券があった方がありがたい。外の商店街では、明かりが灯り、行き来する人にはまだまだこれからなのでしょう。入口の貼紙、終演は20:45、実際は20:58。こちらは最前列で。前作に続いて2作目です。帰りに前作のDVDを購入。

モスキートーンは聞こえない
9-States
相鉄本多劇場(神奈川県)
2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了
満足度★★★
セットがステキ。
会場に入ってすぐにセットというか、世界観に惹かれました。
ベルトコンベアとか、通気口とか、柵とか。
話はちょっと物足りなさがありましたが、面白かったです。

砂利塚アンリミテッド
ホチキス
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
おかーさーんっっっ。゚(PД`q*)゚。
ホチキスには毎度笑って笑って泣かされてきましたが、
今回ほど泣いたことはありませんっってほどダダ泣きでした。
2回目を見たときは、おとーさんがおかーさんを呼ぶたびに涙ぐみました。
最後にはまた号泣で、今、これを書いている間も思い出し泣きをしています。
・・・・社歌を覚えたいですw

【ご来場ありがとうございました】ファミリーコンフューザー/無縁バター
アガリスクエンターテイメント
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★
テイストの違う二本立てが楽しい。
1本目はぼけ問題を扱いながら、難しいことを考えずに楽しめる。おばあちゃん役の役者が素敵だったからだ。
2本目は少しブラックだが、どこにもない不思議なテイストを感じさせる作品だった。そこがいい。
まだまだ発展途上だが、これからが楽しみである。

五娯楽 ~誤らなかった五人の話~
黒色綺譚カナリア派
西荻窪 +cafe (タスカフェ)(東京都)
2011/10/09 (日) ~ 2011/10/09 (日)公演終了

OZ
Power Project クーデター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
涙が止まらなかった(;´Д`)
千秋楽だったので、主役の女の子の声がガラガラだったのと、
いつものお客巻き込みがほとんどなかったのが残念だったけど、
それ以外は大いに満足でした。
もっとずっとみんなで一緒にいて欲しいと、終わらないで欲しいと思いました。
感情移入しすぎて、エンディングで流した涙は大量でした(;-ω-)ゞ

コトハニホヘト
Forget Me Not
高田馬場ラビネスト(東京都)
2011/10/07 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★
ちょっと固かったかな。
初日を観たため、少し全体が固かったようです。もっとうけてもいいようなシーンでも笑いが少ないでようでした。
でもみんな動きが華麗で、とたも楽しめました。

陛下に届け
ポップンマッシュルームチキン野郎
Geki地下Liberty(東京都)
2011/10/07 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
果たして陛下に届くのか?
本日、下北沢の劇・地下リバティーにて劇団・ポップンマッシュルームチキン野郎の陛下に届けを観劇。
落ちぶれたアイドルと皇室との出会いをベタな笑いと綿密に練られた展開で見せていく。ベタな笑いは今の演劇シーンでは時代遅れだなぁ?と思いつつ、実はそれはしっかりと書かれた戯曲を軽やかに見せていく為の前菜的なものなんだと観ていくうちに気がつかせられる。そしてしっとりくるラストシーンで観客を全て納得させる。映画?舞台?どちらでも表現出来る今回の戯曲の出来の良さにはあっぱれ!

イロイロボウイ【無事終演しました!ありがとうございました】
劇想からまわりえっちゃん
自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)
2011/10/09 (日) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

身体の景色lab vol.1
身体の景色
新井薬師 SPECIAL COLORS(東京都)
2011/10/10 (月) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

砂利塚アンリミテッド
ホチキス
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
職人技
安心して笑える劇団。
脚本もエンディングに向けて計算されつくしているし、役者陣も出演者全員に見せ場があり、全てにおいて余分なものがない。
素晴らしかったです。

【ご来場ありがとうございました】ファミリーコンフューザー/無縁バター
アガリスクエンターテイメント
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★
笑い飛ばす
両作品とも一つ間違えると重たくなるが、笑い飛ばしてしまう。笑いとテーマのバランスは難しいと思うが、もうちょっと笑いよりでもよかったと思う。 <ファミリーコンフーザー>おなじみのテープではなくセットがあった。ボケがテーマ。泣いても笑ってもなので、笑えれば幸せ。 <無縁バター>ルデコ以来の2回目。若干変化があり、エンディングがしっくりきた。人間のダークな面を描きつつ、コメディーでもある。