オアシスの旅人たち
ぱるエンタープライズ
TACCS1179(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
また行って来ました。
前回の公演に続き観劇させて頂きました。
今回は前回と雰囲気も違い、コミカルな部分は少なかったですが、その分ドラマを見せようという感じがありました。
主演が少し弱かったですが、全体的には、キャストの一体感もあり良かったと思います。
オアシスの旅人たち
ぱるエンタープライズ
TACCS1179(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
みてきました
昨日の夜、観劇させて頂きました!なかなか楽しめました。キャストの皆さんも熱演で、とても感動しました。
これからも頑張ってください。
雨とマッシュルーム
スプリングマン
劇場MOMO(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★
至極まっとう
まとまってはいるが観客の想像力を喚起しない芝居。
台詞に頼り過ぎていると思う。
俳優陣はトレーニングを積んだ人たちだった。
ネタバレBOX
刑事役の方に対する違和感が最後まで拭いきれなかった。
あれはTVドラマの刑事だよ。
官能教育第四弾「藤田貴大(マームとジプシー)×中勘助『犬』」
Produce lab 89
音楽実験室 新世界(東京都)
2011/11/23 (水) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
新しい世界。
週末の夜の港区西麻布、新世界。
元はあの「自由劇場」だった場所とのこと。
ドリンクを手に席について開演時刻を待ちながら
おのずから雰囲気が盛り上がります。
プロデュースの徳永京子さんが
「風変わりな寄り道」をさせた作品、と
記していました。
確かに今まで見てきたものと違い、
「リアル」な役者個人が物語の中で立ち上がっていきます。
そしてその同じ言葉を繰り返し語る同じ役者個人が
上演の中でだんだんとその立ち姿を変えていきます。
観ている者も、そのままで同じであることを許さないような
そんな迫り方を受けました。
見るたびに
演劇のいろんな可能性を試しているような感じのする藤田さん。
劇場の持つ力と相まって
なんだか触れたことのない時間をすごしたひとときでした。
劇場入り口の横に貼ってあったポスターの
寺山修司の笑顔が素敵でした。
雪鼎
ミュージカルグループMono-Musica
ザムザ阿佐谷(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
阿佐ヶ谷でミニミニ宝塚を観た
私事から入って恐縮ですが、かつてヅカオタクでした。
一番夢中になっていたのは、一路さんがまだ万輝と名乗っていたころです。毎日見て毎日手紙入れてました。
そこから数えるとヅカ観劇歴は四半世紀を軽く超えます。
そんな私なので、宝塚風の劇団にはむしろ厳しい目で観てしまいます。
この劇団については、とにかくヒロインが娘役っぽくないんです。歌は上手いんですが、歌の上手さにあとは全て目をつむってと言わんばかりです。
トップ娘役なんだから!メイクが男役に負けてちゃダメ!!
いや、宝塚じゃないし・・・と言うのなら、逆に男性陣の化粧をヅカ風にするのをやめてください。見ていてバランスが悪いのです。
しかし、三廻部さんはもろに男役演技でしたね。歌った後の、キッとにらみあげる立ち姿とか、思わず拍手を送りたくなりました。
そう宝塚だと曲ごとに拍手があるのですが、それが無いので逆に違和感ありました。唯一、客席から拍手があったのは、そういう場面だったからというのもありますが、柳井久実さんだけ。
歌は皆、上手でした。
特に柳井久実さんと福原悠理亜さんのデュエットは迫力ありました。
木下祐香さんの歌声も素敵でした。
オリジナルの楽曲も、ところどころ聞いたことあるなーという感じは受けましたが、ミュージカルらしくて良かったです。
個人的に飯田能理子さんの作られた曲が好きです。
あと夏織さんの「縁」は耳に残ります。パンフレットに歌詞を乗せたのは良いですね。
ストーリーははっきり言ってありきたりですが、宝塚だと思えばこんなものです。ヅカの楽しみは、ストーリーじゃありません。
機会があれば、また観たい劇団です。
ネタバレBOX
雪鼎の意味はよくわかりました。
最初、不思議なタイトルだなと思いましたが、鼎に「三つ」の意味があるといったところで、三角関係だなと。
素敵な男性二人に想われる佐代子がうらやましい。
だからこそ、佐代子にもっと輝いていただきたいのです。(しつこいですね)
余談
私の後ろにはセーラー服を着た女の子たちがずらっと座っていて、幕間にキャーキャー言ってました。
私も、いま高校生だったら木下さんあたりのファンになって追っかけしていたかもしれませんが、いかんせん、今の好みは、りょう似の柳井久実さんと、山村紅葉にしか見えなかった福原悠理亜さんなのでした。
すみません、福原悠理亜さん、写真で見たら可愛らしいお嬢さんなのですが、この貴美子役では紅葉だったのです。髪型、要注目です。
関係ないですが、山村紅葉さん、早稲田政経出のものすごい才媛なんですよ。
こちらのパンフレットにも、女優のみなさんの卒業大学名が書かれていて、お茶女や埼大、上智、法政と才媛ぞろいなので、ふと思い出しました。
green flowers vol.11 かっぽれ!
green flowers
テアトルBONBON(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ほっこり
みんなが良い人で、心が温かくなる話。
まさに落語の人情話をお芝居で見せていただきました。
全体的に「うわープロだ」と呻らされる演技や演出、堪能しました。
お芝居の中で語られた『柳田格之進』、すばらしく良かったです。
落語、聞きに行きたいという気持ちになりました。
ありがとうございました。
ネタバレBOX
吉太役の人、本当に噺家さんのようでした。
鈴木役の人のかっぽれ、足の親指がピンと立っていて決まっていました。
なつみさん役、失礼な言い方ですが、ただ一人すごく素人っぽく感じました。
それが、落語から距離を置いている「普通のOL役だから」だとすると、やられた!って感じです。笑顔がまぶしくてかわいいです。
せん吉役の人、劇中渋くてカッコよかったんですが、帰りに受付のあたりで知り合いと立ち話、「すんげー疲れた」とか言ってる姿は、できれば見たくなかったです(苦笑)
とても素敵なパンフレットでしたが、どの役が誰というのがわからないので、役者名と役名を併記していただけると、次回の参考になります。
日記的余談。
私の周り、ご年配のお知り合い同士がたくさん座られていて、開演前に剥いたミカンが回っていたのが笑えましたが、帰り道、八百屋さんの店頭(というか路上)に、ひと山100円のミカンが売られていて、これか!と思った次第です。
雑種愛
角角ストロガのフ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/11/24 (木) ~ 2011/11/28 (月)公演終了
満足度★★★
拝見しました
ご招待にあずかり、光栄でした
ありがとうございました
【公演終了!】インパーフェクト・ラブ【ありがとうございました!】
ひとくちさいずプロデュース公演
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/11/23 (水) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
今後も注目したい!
個人的には、とても良い時間を過ごせた!
2500円という気軽に楽しめる価格でありながら、脚本、演出、役者陣とも良かった。今回が第1回プロデュース公演ということであるが、今後も注目したいと思った!
とても分かりやすい内容であり、コミカルで楽しい場面も多く、観劇初心者の方にもオススメできる。殺陣もなかなかのもの!
上演時間は100分。
ネタバレBOX
<良かった点>
・脚本
とにかく分かり易かった。
観客目線の脚本であり、観客に伝えたいことが明確だった。
「お互い知らないから、憎悪が生まれる。」という言葉が印象的であった。
・演出
背景に映像を使用。場面転換(悪の軍団の基地、ヒレンジャーの基地、公園等)が映像により行われた。
これまた分かり易いし、映像が非常にきれいであった。
この価格でこのレベルはなかなか凄いと思う。
優秀なスタッフがいるという印象。
・役者陣
皆さん好演していたが、特に印象が強かったのが以下2名。
ヒレンイエローの佐久間美帆さん。
ベタな場面をクサくなりすぎない程度に演技し、それでいて細かい表情の変化等は、とても丁寧であった。次の場面を観たくなり、惹きつけられた。
ジゴクシルバーの妹尾青洸さん。
悪の軍団の日本支部長(20年前のヒレンジャーであり、ヒレンイエローの父親役)を、圧倒的な存在感で演じていた。とても安心して観れ、魅力的だった。
<残念だった点>
私の観劇した回は、上演時間がアナウンスなく10分遅れた。
周りの人たちも、まだ始まらないのか?といった雰囲気だった。
遅れてきた客の対処による遅延だと思うが、時間通りに来た客に対しての配慮の方が大事だと思う。
夢みた景色の描き方 flag.3 ~ハミングデイズ~
モエプロ
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2011/11/23 (水) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
今回の企画に拍手
モエプロさん作品としては良かった。何より3作全部見たので前2作を見た事により、登場人物の見方や台詞の隠れた意味も読み取れる所がちょっと嬉しい感じが楽しかったですね。今回のヒロインさん含め「1」よりも慣れもあって少しづつ良くなっていたのも感じられました。モエプロさんでしか出来ない企画ですね。★は×3に企画分+1って評価にしました。
ノーアート・ノーライフ
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2011/11/05 (土) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★
楽しい作品です。長いケド
芸術家の苦悩を描きつつ笑も取ってる作品でした。みんな上手い方ばかりなのですが緊張感があんまりないので3時間ではちょっと疲れ気味になりました。ちょっと古い時代設定も要因かもしれません。
がムだムどムどム
crewimburnny
シアタートラム(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
想いが街にあふれる感じ
劇場を巡るだけでもちょっとワクワクものでしたが
そこにパフォーマンスが織り込まれることで
街の鼓動や想い達の流れがしなやかに伝わってきて・・・、
なにかずっぽり嵌ってしまいました。
ネタバレBOX
劇場内にミニチュアの街が建てこまれて・・・。
場所によって、家庭だったり、市役所だったり、学校だったり、公演だったり・・・、
そこには一つの街がある。
で、パフォーマンスが始まると・・・、
といってもゆっくりと、街の空気が動き出すよな感じなのですが、
ダンサーたちが思い思いに動き始めます。
ダンサーたちが集団に取り込まれるのではなく、
その場ごとにしっかりとロールを持って
演じているのがとても良い。
いろんなニュアンスがちゃんと伝わってくるし、
劇場全体でのランダムさが、
とてもしたたかにつくられていて
不統一な動きが
時間のリアリティのようなものを
場に織り上げていく。
時々、高揚が生まれたりもするのですが、
それが一つにまとまるわけではない・・・。
ガムをばらまくように与えられた流行は一瞬で、
それにものらず、自分の世界にたたずんでいる女の子がいたりして・・。
一つの刹那の作りこみや
全体を通したメリハリのバランスが
観る側を着実に閉じ込めていく。
クラシックバレエの動きが作る印象の強度が
べたにならずに、風景の中のビビットな動きとして
確実に機能していることで
劇場全体を見続けていて飽くことがない。
でも、時間が経過するなかで、、
次第に視座が移り、
個々の表現が次第に生活の感覚に思えてくる。
すると、学校や、家庭、いろんな場所で、
街が活気づく時間が次第に長くなって・・・、
やがて、ご飯が炊けると、
圧倒的な高揚が舞台を支配します。
通路が閉鎖されてからの
舞台を一つにしての動きもとても魅力的
特に振付がつくるいろんな流れがとても秀逸。
人の列で強い動線を作ったり、
一人ずつのダンサーの長い動線に
いろんなニュアンスを絡めたり・・・。
観終わって、なんというか、
そのミニチュアの街に暮らしたような感覚が
残りました。
それは、女性の個と全体の雰囲気が
街にあふれていたからだろうなと思う。
劇場に作られた街が、ちゃんと生きていたというか。
ちょっと癖になりそうな魅力をもった
パフォーマンスでした。
なにか理屈を超えて楽しかったです。
おやすみ、かあさん
メジャーリーグ
あうるすぽっと(東京都)
2011/11/26 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
二人芝居
二人芝居で2時間持たせることは至難の業ですが、持たせ切りました。ラストどうなるのか!?フー緊張しました。
ネタバレBOX
本当に死んじゃったよー!
個を大切にする文化が背景にあるからでしょうか、母親は娘の自殺を最終的には認めてしまいました。
親より先に死ぬことが最大の親不孝と考える日本人なら、自分の死後のことを、具体的には知人への連絡、警察への通報の仕方から、食料品の注文方法や遺品分けのことまで用意周到に準備して、母親に説明した後で、おやすみ母さんと言って死ねるでしょうか。名前を日本人名にして考えようともしましたが、ちょっと名前が思い浮かばず諦めました。
娘はテンカン持ちでした。最近は薬の効果のため発作はなかったようですが、いつ発作が起きるのかという不安が逆に膨れ上がってしまったのでしょう。母親の友人の娘に夫を寝盗られたことやグレた息子のことも気が滅入る原因でした。
二人芝居の矛盾したような要素、この日は二人が二時間に亘りとことん話し合いました。しかし、父親っ子だったこともあり、母娘はもともと会話が少なかったものと思われます。娘は最近こそ不用品を捨てたり引継書の作成に没頭したりしていたのでしょうが、それ以前は食事のとき以外は一人で部屋でふさぎこんでいたのでしょう。
二人の会話が普段からあればこんなことにはならなかったかもしれませんね。
クリンクリングキュー
泥棒対策ライト
神楽坂セッションハウス(東京都)
2011/11/26 (土) ~ 2011/11/26 (土)公演終了
無題205
16:00の回、ここは2回目ですが、そのときは上階でした。前の公演が少し延び会場に着いた時には受付・開場が始まっていました。入り口入って左手が座席、右が舞台で壁面は曲線、柱がありますね。サイトにダンス系自由形ユニットとあったように、ダンスとちょっとした会話を挟んだショートストーリーでした。役者は3か所から出入り、2階部分も使っての約50分のパフォーマンス。
ネタバレBOX
16:00開演というのはなかなかなくて、この前と後の間でちょうどよい時間帯でした。会場をみると芝居よりダンスに近い雰囲気、男性2人、女性3人で3-5分くらいのお話しで構成されていました。
途中、男性のトイレシーンがありますが、ここはちょっと(コンセプト/意図)よくわかりませんでした。
会話らしい会話はなく、バナナやサンドイッチを食べたり、リズムにあわせてはみがき、もんじゃやきの道案内、本屋で本を探す..など。「She Loves You」でダンス...Beatlesは健在なのか。
大きな筋立てがあるようではなく、日常のちょっとしたことを表現しているのかなと思いました。
佐々木富貴子さん、エビス駅前バーご出演ですね、時間があえばみにいきます。
【公演終了!】インパーフェクト・ラブ【ありがとうございました!】
ひとくちさいずプロデュース公演
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/11/23 (水) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
思ってた以上に・・・
説明を読んで思ってた以上に(失礼!)良い芝居でした。戦隊ものだからといって軽く考えていてはいけませんなぁ。ストーリーはわかり易くて飽きないし,映像の使い方は効果的,ちょっとベタではありますが,思いは伝わります。ラブコメディとは謳っていますが,戦隊はコメディでしょうが,内容はしっかり恋愛モノでしたね。とっても楽しい観劇でした。
オアシスの旅人たち
ぱるエンタープライズ
TACCS1179(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
考えさせられました
後半が意外な展開で楽しく見る事が出来ました。
ネタバレBOX
地震の設定は、中にはちょっと気にする人もいるのでは・・・?とも思いましたが、このような話の中でその設定は改めて地震のことを考える機会にもなった気がします。
49
ムシラセ
サンモールスタジオ(東京都)
2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
み〜んな大好き
クミコミ遅くなりましたすみません
公演お疲れ様でした
最高の役者軍団
ストーリーも演技も素晴らしいホント大好きだ
とにかくめちゃくちゃ楽しかった本当にありがとうございました
主役の劇団宝船の國武さん、大好きです
また、行きます
なんにもゆるしてあげない
パセリス
サンモールスタジオ(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/30 (水)公演終了
満足度★★★★
フツーに面白い!
軽妙で、お馬鹿で、お洒落な小編でした。
ネタバレBOX
今回のいくつは天国事務所の話つながりだし、そして前回ともつながっていて、フツーに面白いお話でした。
「わるいやつ」、何して独房に入れられちゃったんだろう?!
「レットイットビー」、数字を操っているようで単なるお馬鹿な女子の話、お洒落なコントです。店員さんのツッコミが痛快でした。
「近からず遠からず」、天国も地獄も職員は同じ公務員、天使と鬼の自由恋愛大賛成!
「必需品」、フム。
「なんにもゆるしてあげない」、物理的暗闇の中で人妻につい手を出そうとする男、天使に見つかり独房行き。で、初めに続く、でした。
人や銀河や修羅や海胆は
TheatreGroup“OCT/PASS”
あすと長町 仮設住宅集会所(宮城県)
2011/11/26 (土) ~ 2011/11/26 (土)公演終了
一つの物語の完結
石巻からスタートした「沿岸部出前ツアー」も今回で終了。
1回ごとに違う会場、あまり芝居になじみのない観客 その中で演ずることで役者も物語も進化してきていた。
悟りktkr(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)
宗教劇団ピャー! !
STスポット(神奈川県)
2011/11/24 (木) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
一般客の扱いが酷すぎ、ってか最悪
なので、もう観ることはないと思う。
さよなら、宗教劇団ピャー! !
★の数は間違っていない。純粋に公演内容のみについて付けた。
ネタバレBOX
「今観たほうがいい若手の劇団ある?」と小劇場好きに聞かれたら、いくつかの劇団名の中にこの劇団を挙げるだろう。
ただし…。この後は後ほど。
中二病という安易な言葉を使うのはバカだと思う。
そんなレッテルに安穏としているのはバカでしかない。
さらに、それを自ら名乗るのは、「ばっかじゃねーの」と思う。
自虐的な意味で使っていたとしても、自分でつまらないレッテルを貼って、そのレッテルのうらで安心しているのが、大馬鹿なのだ。
しかし、そういうレッテルが欲しいという気持ちは理解できる。
「キャラ」という問題だ。それが安定しないと自分の居場所がない、と感じるからだ。
「演じる」という行為は「キャラ」とは切り離せないだろうから、「演劇やってます」ということは、やっぱり、この劇団の彼らにとっては、「宗教」に近いものがあるのだろう。
で、今回の公演である。
モロにソレなのだ。
「自殺未遂」というのが流行する。まるで悪いウイルスのように人々を苛んでいくという世界の話だ。
「自殺」ではなくて「自殺未遂」。
「死」が目的ではなく、「失敗する」ことが目的なわけで、単純に言えば、「死」と「再生」を繰り返していく行為でもある。
「生まれ変わる」なんて単純に言っちゃってもいいかもしれない。
それは「憧れ」ではないだろうか。
「自殺」なんてできないし、実際は死にたくないのだけど、なんか憧れるような感覚がある。
それが、自ら望んだわけではなく、老人から順々に低年齢化していくという流行なので、そうなってしまう、というのは都合がいい。
しかも死なない。安全。
そんな世界観の中で、自分のキャラを後生大事に、各登場人物が衣装に書いて、演じている。
登場人物が「演じる」という行為と、実際の役者が「演じる」という行為、さらに言えば、役者が「生きるために」日常生活で「演じて」いるという行為が、渾然となっていく。
「ktkr」(キタコレ)って自分をアップさせながら。
それは、前回も感じたことではあるのだが、今回はさらにヒートアップしていて、もの凄いことになっていた。
ホントに凄いと思うのだ。
「宗教(劇団)」の面目躍如ということろで、かなりの割合で、公演とその準備自体が、劇団員のリハビリになっているのではないかと思うのだ。
社会に適応していくためのリハビリ。
世界は大変なことになっているけれど、自分の周囲1センチぐらいだって大変なんだ、ということで、それを真正面から訴えるのは、なんかねー、なんだけれども、この作品では、彼らはきちんと向き合うとしているのではないだろうか。結果的なのかもしれないが。
役者の本気の目が、ビンビンと来るんだよね。ヒリヒリするし。
問題は、彼らが(役の上での「彼ら」ではなく、生身の「彼ら」が)「コミュニケシーション能力に欠けている」と思い込んでいることだ。
確かに、「会話」はダメなのかもしれないが、演劇を通してのコミュニケーションについて、もっと信じていいのではないかと思う。
つまり、やけに丁寧で説明的なのだ。
例えば、開演前に今回の内容について丁寧に解説してある紙を配ったり、同時多発的に起こる台詞の中で、観客に聞いてほしい台詞を、きちんと届けようとして、会話のトーンを意識して調整したりなどだ。
そんなことまったく気にしなくていいんじゃないかと思う。
無責任に勝手にやれ、ということではなく、「届けたい」気持ちがあれば、「届いている」と思う。演劇の中では、そんなに自分をセーブしなくても、いいと思うのだ。
つまり、演劇ぐらいは、もっと言うと「演劇している自分たち」ぐらいは、もっと信じていいのではないかと思う。
前回、今回と観てきて、役者や作者の、自分たちの作品へのめり込み具合、飲まれ方の厳しさは伝わってきている。
それだから、観ていて「凄い」と思う。
この作り方でいくと身体も心も保たないかもしれない。
だけど、乗り越えていけば、「リハビリ」にはなる……と思う。
なんかぶっ壊れるまでやってほしいなと思う。
今回のようにDJとかVJよろしく、照明とか音響をその場でマッチさせるというのもいいなと思う。彼らはど真ん中とか、祭壇のような場所の左右にいてもよかったのではないか。
で、冒頭の話に戻るわけだが、
「今観たほうがいい若手の劇団ある?」と小劇場好きに聞かれたら、いくつかの劇団名の中にこの劇団を挙げるだろう。
ただし、この劇団の姿勢(一般客への姿勢)は酷いものである。
そんな酷い目に遭うかもしれないし、遭わないかもしれない。
遭っても、「まあ、いいか」と思う人のみへのオススメである。
今回、何が起こったのかを一応書いておこう。
ここからは、鬱憤の撒き散らしになるので、そういうのが嫌いな方はスルーで。
会場に着いて、係の人に席に案内された。中央部分の見やすい席だった。
ところが、開幕から30分経って、その係の人が「席を移動してくれ」と、私と隣の人に言ってきた。上演中にだ。演出なのか何なのかわからないから席を動いたら、遅れて3人の男性が入ってきた。
そして、私たちが座っていた席に案内したのだ。
私は、端の後ろに折りたたみを出されて座らされた。
「何これ?」と思った。演出ではない。
単に、劇団にとって大切な関係者が来たので、見やすい席を案内したのだ。上演中なのに一般客を移動させてまで。
これは呆れてしまった。
そこで大人の対応で、セットを壊しながら大声で叫んでもよかったのだが、だらしないことに、結局そのまま我慢してしまった。
このエピソードの凄いところは、30分遅れてやってきたその3人の「劇団にとって大切な関係者」たちは、途中で出て行ってしまったということだ。
素晴らしいオチだ。私は笑った。
どうやら、彼らの公演は、今後のステップに大切な「関係者様」にご覧になっていただくためのPRの場であり、観客は公演を飾るセットぐらいにし考えてないんだろう。
で、もう行かないな、この劇団と思ったのだ。
その係の人がどうこうではなく、一般客を大切にしない劇団ということなのだろう。
さようなら、宗教劇団ピャー! ! さよーならー!
ドコニ・私の元気
ショーGEKI
新宿シアターモリエール(東京都)
2011/11/19 (土) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★
ちょっと・・・
好みの作品ではなかったです。
でも今後にも期待します!
またやる時には見に来ます。