
ひとよ
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇の定番といえるテーマ
で、オーソドックスな舞台でした。期待しすぎちゃっていたせいか、まじめな作りにちょっと物足りなさも感じましたが、吉永さん登場以降、シリアスな中にお笑いもあって、グッと引き込まれました。

Archives of Leviathan
風琴工房
ザ・スズナリ(東京都)
2011/10/19 (水) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

夢みた景色の描き方 flag.2 ~princess in the dark~
モエプロ
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2011/10/19 (水) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★
かなり良くなってました。
flag1は厳しい採点してしまいましたが。今作は前回より固定の役者さんも良くなってきていたし、順番もよかったのかな?前作ではホボ無口なヒロインが予想外の展開で恋愛を繰り広げるし、モエプロさんならではの魔法部設定や大人数で猥雑な感じでも、しっかり主人公の悩みどころも描いているので物語としても楽しめました。何より、天導部長の存在は大きいですね。徹底してるし、カミカミな設定でしたが本人は普通の舞台でもちゃんと出来る人なのではないかな?機会があれば普通の舞台も見て見たい方です。最後のヒロインさんは今回良くなってきたので頑張ってトリを務めて欲しいです。

エデンの東
劇団昴
本多劇場(東京都)
2011/05/28 (土) ~ 2011/06/05 (日)公演終了
満足度★★★★
エデンの東はこういう物語なんだ
弾丸MAMAERの竹重洋平氏が脚本を書き河田園子氏が演出、エデンの東はこんな壮大な話だったんですね。いい作品でした。

戦争にはいきたくない
らくだ工務店
駅前劇場(東京都)
2011/05/20 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

隣の食卓は美味しくない(全ステージ満席御礼!ありがとうございました!)
劇団イノコリ
Gallery&Café FIND(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★
兄弟姉妹の不思議なあたたかさ
緩急寒暖のメリハリが利いた、あたたかくもスパイシーな舞台。
白を基調にした、こじんまりとしたcafeギャラリーを会場にしたことで、物語の良さが活かされていたと思う。満足の90分だった。
ゆっこのお菓子付き。受付対応も○。

【終演致しました】とりわけ雨をはじくベビー【ご来場頂き、ありがとうございました!】
トリコロールケーキ
しもきた空間リバティ(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
差し入れだ
「差し入れだ」
ストーリーとは関係ない単発のネタなのだが、
後ろから鋭い太刀筋で真っ二つにされた気がした。
言葉の選択や人物造形の線が柔らかい。
いいと思います。

平成23年秋季雅楽演奏会
宮内庁式部職楽部
宮内庁楽部(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★
左舞と右舞
毎年皇居にて行われている雅楽の演奏会に初めて当選して観に行きました。器楽による「管絃」だけでなく、舞の付く「舞楽」も演奏され、「左舞」と「右舞」の違いを楽しみました。
『裏頭楽』
中国系の左舞で、橙色の装束と形の特徴的な帽子を被った4人による舞われ、緩やかな動きが美しかったです。片足を上げるポーズが印象的でした。同じ動きの繰り返しで永遠に続くような感じが心地良かったです。舞人の入退場の際の退吹での演奏が混沌としていて印象に残りました
『長保楽』
朝鮮系の右舞、鶯色の装束に冠の姿で舞い、斜めの軸を強調したポーズや、足を上げた後に踵だけ付ける動きが印象的でした。ちょっとユーモラスなポーズもあり、そのままコンテンポラリーダンスの作品に使われても良さそうに思いました。笙の入らない編成での演奏でリズムが際立ち、空間を揺るがす様な強烈な太鼓の音が凄かったです。
雅楽は千年以上も前の芸能で静かなイメージを持ちがちですが、生で見聞きするとワイルドな要素もかなりあり、エキサイティングでした。

黒い十人の女
ナイロン100℃
青山円形劇場(東京都)
2011/05/20 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

5月文楽公演
国立劇場
国立劇場 小劇場(東京都)
2011/05/07 (土) ~ 2011/05/23 (月)公演終了
満足度★★★★
第二部
二人禿(ににんかむろ)
絵本太功記(えほんたいこうき)
夕顔棚の段
尼ケ崎の段
生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)
明石浦船別れの段
宿屋の段
大井川の段
を観た。 文楽は日本が誇る、演劇です。

鎌塚氏、放り投げる
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2011/05/12 (木) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

ハロウィン・シックス 【次月は11/19~21】
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/10/22 (土) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しい時間
12ヶ月連続公演。今回の作品もちゃんとした水準を保っているもので感心させられる。+1さんらしい作風で,安心して観ていることが出来た。こうやって全制覇とまでは行かなくても数多く観ていると,その世界観がじわりじわりと染み込んできて理解しやすくなる。観劇がホント楽しい時間であった。

イロアセル
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2011/10/18 (火) ~ 2011/11/05 (土)公演終了
満足度★★★★
言葉とは何か…とてもコワイ作品だ
言葉・書く文字に色がある。言葉に色がない。言論とは何か、情報とは何か、様々なことが頭をよぎった。なかなか寓話的な作品であった。

あなたが地球にいた頃
劇団無名
ぽんプラザホール(福岡県)
2011/10/22 (土) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★
いろんな人が出てきた
どっちかというと変な人が多かったかなw
出演人数がかなり多くて、ごちゃごちゃ感はあったけど、好きな役者さんの芝居は素晴らしかった。

足立智美コンサート『ぬぉ』
東京文化発信プロジェクト室
東京都中央卸売市場足立市場(東京都)
2011/10/22 (土) ~ 2011/10/22 (土)公演終了
満足度★★★
場所を活かしたパフォーマンス
都内で唯一の水産物専門の中央卸売市場である足立市場の様々な場所を使った、70人近くの演奏家による音楽パフォーマンスでした。具体的な物語があるわけではないのですが、特殊な場所の文脈や空間を巧みに取り入れた作品で、ただの音楽作品ではなく、演劇的要素の強い作品でした。
チューバを中心とした10人ほどの低音楽器奏者達は演奏場所の屋根の色である青の服、その他の楽器奏者は建物の鉄骨の赤の服、合唱団は魚を運ぶターレットトラックの黄の服を着て3つのグループに分かれ、離れた場所で同時多発的に起こるイベントを観客は歩き回って見聞きするスタイルでした。
最初は合唱団は屋上で歌い、器楽隊は離れの建物の廊下の様なスペースで演奏し、次第に広い駐車スペースに移動して音楽的にもテンションが高くなり、クライマックスでは本物の競り人が登場し、競りの時の様に鐘を手に持ち楽器名を呼び挙げて即興のソロを指名して演奏させていました。楽器として車も使われていて、ワイパーや窓ガラス、ラジオが楽譜の指示によって演奏されていて、60分に及ぶパフォーマンスの最後は3台の車のクラクションで締め括られました。
合唱団が駐車スペースの周りを振りを付けながら歩き、その中でターレットトラックが合唱メンバー3人を乗せて走り回るシーンや、トロンボーン奏者3人が市場の入り口からメインの演奏スペースまで200m程の距離を演奏しながらゆっくり歩いて来るシーンが印象的でした。
空間が広すぎて音響的に散漫になってしまったのと、集団即興演奏にありがちなカオスの状態に陥りがちだったのが残念でした。
今年のF/Tは野外劇を目玉として打ち出していますが、それに劣らない場所の活かし方を見せた作品だったと思います。客は地元の人や出演者の知り合いが多いみたいで、演劇ファンはあまりいない様で、勿体なく思いました。
ちなみに終演後に千寿葱と鮪のスープ「ねぎま鍋」が振る舞われ、とても美味しかったです。

鉄の都
柿喰う客
枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★
作りこまずに
ノリで演った感じが逆に私には良かった。楽しそうにやってるな~ちぇ~って
感じで。この気軽さも演劇の良さだと思う。地元のおじちゃん、おばちゃん、子供たちが楽しめるものね。もちろん、コロさんはじめ柿、地元の役者さんはレベル高かったです。

アントニーとクレオパトラ
彩の国さいたま芸術劇場
キャナルシティ劇場(福岡県)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★
シェイクスピア
何度かこのシリーズは見たけど、やっぱりシェイクスピアはベテランがいい!
吉田さんの重厚さは自身+周りを引き立てる。安蘭さん、池内さんが良かったのは吉田さんの影響だと思う。橋本さんや池谷さん熊谷さんもぴりりと存在感を発揮!超後方の席だったけど全く影響がなかった。

ハロウィン・シックス 【次月は11/19~21】
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/10/22 (土) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
満足度★★★★
ハッピーハロウィン!
シチュエーションコメディ+エンタメ。ハロウィンという季節にぴったりの、プチブラックでいたずら心満載の楽しいお芝居でした。
若い役者さんが皆キャラ立ちしていて、特に女性は皆さんフェティッシュでとても魅力的。特に採血フリークの看護師(永渕沙弥さん)と無邪気すぎる女児(安田友加ちゃん)は面白すぎ。花見(一橋純平くん)の多重人格が入れ替わり出現する様も笑えるwww ストーリーはちょっと分かりづらかったけど、それがさほど気にならないほど楽しい時間を過ごせました。
ただちょっと、セリフの噛み具合が気になった役者さんもいて、そんなときには「12時間連続公演だから稽古不足なのかなぁ」と余計なことを考えてしまいました。。
しかし「続けられる」ということは凄いと思うのです。12月までこの勢いでぶっちぎって行けますよう。

ダッチプロセス 【ご来場ありがとうございました!】
ナカゴー
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★
ア!ハーイ!
「リベンジャーズ・トランジディ」再び!みたいな感じ。
前半は結構面白かったけど、赤く染まってからが長い、くどい。どう収めたかったのか?マーク。

絆2011 -少年よ大紙を抱け-
フリーギア
新国立劇場 中劇場(東京都)
2011/10/20 (木) ~ 2011/10/25 (火)公演終了
満足度★★
売りにしているハズの
「書道パフォーマンス」を楽しみしていたのだが、「えっ、これを書道という?」レベルの文字にがっかり。ダンスや歌はまあまあ楽しめた。イケメンってだけじゃ次回はない!