
ひとよ
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
傑作!!
実は桑原裕子ちゃんはブラジルやMCRなどでよく観てるんですが、KAKUTAとしては初見だったのです・・・
いゃあ~ めちゃめちゃすばらしい作品でした☆
北海道のとある場所の家族でやっているような小さなタクシー会社のお話。
今回のメインとも言える 岡まゆみさん ドラマや子供向けの番組で懐かしかったですが、物凄いオーラです。
演技力、発声力、さすがでした。家族を守る思い、愛する力 を見事に表現されてました!!
まいど豊くん 昨年の「Root BEER」で桑原くんとは絡んでいますが あの時は、人間性が変わってしまったヤクザ役だったけど、やはり旨いですねぇ!!
成清正紀くんも 得意なキャラでしたが、めっちゃ楽しかった役でした☆
登場するキャラがどの役も絶妙になんとも楽しくて、見せ場が用意されていて、笑いと涙が これまた絶妙のタイミングで迫ってきます。
予測してない展開が次々と起こり 上演時間 1時間55分 全く飽きることなく舞台に釘付けでした
シアタートラムの高さを活かした たっぱのあるステージも 立体感があってgood
他の小劇場では見れない作り方になっています。
最後に 舞台美術もそうなんですが、めちゃめちゃ 細かい所にこだわった感が随所に感じられました。
雪、水道の蛇口、食事、などなど。
*papasan*的には 2011年の観劇の中で一、二を争う傑作でした☆

正太くんの青空
幸野ソロ
ワーサルシアター(東京都)
2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★
現実よりまし
ほんとに「ばっきゃーろー!!!」と叫びたい。近頃のモンスターペアレンツとかいうやつら(及びその子供)は芝居のように簡単にはあやまったりしないらしい。日本の未来はかなり暗い。子供を守るということがどういうことかまったくわかってない。笑いをとるためにでてきた用務員さんがちっとも笑えず、開き直ってるいじめっこの親の方が笑える。(苦笑か)見学者(ゲスト)の方の服装がひとりだけ冬!おまけにみかん食べてる!真夏です。演出の方、気をつけてください。

正太くんの青空
幸野ソロ
ワーサルシアター(東京都)
2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
出来れば学校などで公演を!
“いじめ”を扱った話である。別にめずらしくもない。虐めた子の親と虐められている子の親、そして教師たち。以前にもこういうシチュエーションの舞台観た記憶がある。ああこういう風にしか出来ないのねという印象だったが、今回は違う!!息子の保護者会の帰りという妙なタイミングで観に行ったせいもあるが、その展開にどんどん引き込まれた。ああ言えばこういう、こういえばああ言う。のらりくらりと自分の子はいじめなどしていないと、しらを切るいじめた子の親。もう張り倒してやりたい!とまじ感じてしまいました。どう言ったらこいつら“申し訳ない”と頭を下げるのかと、観ていて当時者のように気持ちがジリジリし、虐められた子の親の気持ち、入っちゃいましたね。最後はきっと上手く収まるのだろうと思いつつ、それでも少々熱くなって観てしまいました。これは子を持つ親だからかもしれません。作者の意図はわかりませんが、私はコメディーとは思ってません。出来れば学校などで公演して欲しい作品と考えます。今の親の中には自分が“馬鹿親”だと気づかない人たちが多すぎる、子どもたちにあだ名で呼ばれることに安心する愚かな先生が多すぎる、自分がそういうものになってしまっていると気づかない人たちにぶつけてみたい作品だと思います。

近松ジュリエット女庭訓
劇団アニマル王子
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/07 (月)公演終了
満足度★★★
近松とR&Jをうまく融合
かなり多くの役者に「主役級のいい役」を上手に割り振った脚本と演出の手腕はたいしたものである。観客が親戚や友達だった頃ならそれでもいいかもしれないが、一般観客にはゴチャゴチャしていて見やすいとは言えない。そろそろ「みんなが主役」は卒業の時期が来ているのではないだろうか。

近松ジュリエット女庭訓
劇団アニマル王子
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/07 (月)公演終了
満足度★★★
台詞テンポが同じ
雰囲気は私好み!動けるし、声も出でいる。しかし、入ってこない?おかしいな、何で感覚的に気持ちに、中にはいってこないんだろう?それどころか、めずらしく睡眠時間たっぷりとって観に行ったにもかかわらず、どうにも眠い。
舞台上では出演者が大きな声を張り上げ、バタバタと派手に動き回っているというのにどうしてこんなに瞼が落ちてくる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
原因は台詞のテンポ、抑揚が皆殆ど一緒ということ。どんなに大きな声でも
同じリズムを聞き続けていると・・・・・・・睡魔が襲ってくる
リズムに変化が来たのは一幕終了間際。一幕終了の際、私だけでなく、欠伸しながら席を立つ人たちが多かった。二幕目前振り的な一幕目に比べ、各々のいろいろな想いや隠されていたものが溢れて、従って、各役ごとに違う味がにじみ始めた。いい感じに観ているこっちにも浸みこみ始めた。家名か人か
暴君に仕えざる終えない二つの家。反目した振りの互いの家長の想い。繰り返される息子と娘の恋。そして自分の存在を残したい近松の弟子。彩が鮮やかになってきた。煩い芝居だけと思っていた菊名役も後半、急に力を発揮し始めた。弾け始めたもの、舞台に締りを与えるもの、ようやく、いいバランスになってきたように思えた。
前半から各々の味が出でいればもっと楽しめたのにと、残念である。

スーパーソニックジェット赤子(大往生) 他【公演終了致しました!ご来場ありがとうございました!】
ミジンコターボ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
ミジンコターボ版世界名作物語
はちゃめちゃなストーリー展開で、つっこみどころ満載なのだが、それでも見終わった後は、世界名作劇場を見たような、ディズニーの大作アニメを見たような不思議な感動に包まれた。
女優は全員、これでもかというおかしな顔をするが、それでもひとりひとりとても素敵だった。

儂が燃えて死ぬまでの噺(大炎上) 他【公演終了致しました!ご来場ありがとうございました!】
ミジンコターボ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
独特のおかしさ。
役者個々の個性が抜群。
ストーリーではなく、役者の存在感に笑わされた。
芝居全体としては意外にかっこいいシーンが多く。そちらにも感心した。

正太くんの青空
幸野ソロ
ワーサルシアター(東京都)
2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★
いじめがテーマだけに
コメディとして笑えない。勿論、シチュエーションコメディとしての舞台だったのだろうが、といじめた子の両親と教師があまりにも情けない描写で、これを観た観客は同じような思いだと推測してしまう。次回はコメディらしいコメディが観たい。

犬笛
ThreeQuarter
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★
なんとなくだが・・
2009年「本能寺異聞」と2010年「新撰組~幕末鎮魂歌~」を合わせた総括的な舞台だったように感じた。2時間の公演時間でこれら2つを描写するのは劇団としては意欲作だとは思うが、観客からみればやはり詰め込み過ぎで練りが浅いと感じる。大まかな時代の流れを年表通りに表現したような舞台だった。次回はもっと掘り下げた舞台が観たい。

儂が燃えて死ぬまでの噺(大炎上) 他【公演終了致しました!ご来場ありがとうございました!】
ミジンコターボ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

トラベルモード
*pnish*
サンシャイン劇場(東京都)
2011/11/02 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
面白い!
まるでドリフの舞台をみたようで、計算づくのドタバタコメディが期待していたより、ずっと面白かった。それにしても客席は若い女性が多い舞台だった。

近松ジュリエット女庭訓
劇団アニマル王子
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/07 (月)公演終了
満足度★★★★★
日に日に円熟味を増して。
回を重ねるごとに円熟味を増していく様子がありありとわかって見ているこちらもテンションがあがります。
特に6日のマチネがとてもよかったです。
残すは千秋楽のみとなりますがひとりでも多くのお客様に見ていただけますように。

儂が燃えて死ぬまでの噺(大炎上) 他【公演終了致しました!ご来場ありがとうございました!】
ミジンコターボ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
ええわー
迫力ありました。
衣装が気合入っているし、会話で相当な臨場感がありました。
役者さんの気合がすごかった。
信長がほんまによかった。ほんまに「噺」でした。

恋するゆりかもめ【全日程終了!ご来場ありがとうございました。】
劇団東京ペンギン
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2011/11/02 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
好みが分かれるかもしれないが
好みが分かれるかもしれない。
設定とか"ちゃらい"し、なんとなく安っぽく感じる人がいるかもしれない。
役名設定とかも。
(私は分かりやすくていいと思いましたが)
でも、お話がなんか楽しい。感覚の問題かもしれない。
狙っているツボが、どんぴしゃなんだと思う。
ただ、役者さん間のばらつきはあったかな。

いと愛し
劇団競泳水着
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
セリフが切れる
セリフがかなり印象に残った。
切り込み方・切り返し方。設定のシチュエーションでああいうやりとりは
えらく緊迫感があった。
それでいて、適度なユーモアもあり
とても締まったお話だった。
女優さんも3人、それぞれ別の存在感があり印象的だった。

僕の時間の深呼吸-21世紀の彼方の時間にいる君へ
ジェイ.クリップ
青山円形劇場(東京都)
2011/07/13 (水) ~ 2011/07/18 (月)公演終了
満足度★★★★
ひさしぶりー!山田のぼるくん!
なつかしい気持ちにさせてくれるお芝居でした。高泉淳子さんの山田のぼるくんにひさしぶりにあえてうれしかった。

Waiting ~とりあえず、黙って待ってみる…~
いいむろなおきマイムカンパニー
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/11/02 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

かざかみパンチ
カムカムミニキーナ
座・高円寺1(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇でしか伝えられない。
劇中劇と言うか、客席含むすべてが劇!というか…。演劇を追及しているようで、様々なストーリーが渦巻きうごめき…。カムカムらしさなんですよね。ヤマシゲさんが今回出ていなかったのが残念だけど。しっかし、藤田記子さんがイイ!!大好き。

いつも誰かのせいにする
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2011/11/03 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
日本人
日本人特有の考えとかってあるのかな…。きっとあるのですよね。すごくストレートに訴えているようで、自分にも当てはまるようで…。ズキッとしました。
駅前劇場であんな舞台もつくれるんだなぁ。とも感じました。いやぁ、いつも箱庭円舞曲のセットは本物ですからね。

【追加公演決定しました!】『B4 paper books 2』
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2011/10/26 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
黒の章
前日に引き続き、黒の章を鑑賞。
こちらもまた、狂気の世界が色濃くでいて楽しかった。
シュルレアリム宣言は毎日内容が変わるのですね。意表をつく面白さででした。
でも、丸山さんは何故、素足だったのですかが疑問。深い意味があるのでしょうか