近松ジュリエット女庭訓 公演情報 劇団アニマル王子「近松ジュリエット女庭訓」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    台詞テンポが同じ
    雰囲気は私好み!動けるし、声も出でいる。しかし、入ってこない?おかしいな、何で感覚的に気持ちに、中にはいってこないんだろう?それどころか、めずらしく睡眠時間たっぷりとって観に行ったにもかかわらず、どうにも眠い。
    舞台上では出演者が大きな声を張り上げ、バタバタと派手に動き回っているというのにどうしてこんなに瞼が落ちてくる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    原因は台詞のテンポ、抑揚が皆殆ど一緒ということ。どんなに大きな声でも
    同じリズムを聞き続けていると・・・・・・・睡魔が襲ってくる
    リズムに変化が来たのは一幕終了間際。一幕終了の際、私だけでなく、欠伸しながら席を立つ人たちが多かった。二幕目前振り的な一幕目に比べ、各々のいろいろな想いや隠されていたものが溢れて、従って、各役ごとに違う味がにじみ始めた。いい感じに観ているこっちにも浸みこみ始めた。家名か人か
    暴君に仕えざる終えない二つの家。反目した振りの互いの家長の想い。繰り返される息子と娘の恋。そして自分の存在を残したい近松の弟子。彩が鮮やかになってきた。煩い芝居だけと思っていた菊名役も後半、急に力を発揮し始めた。弾け始めたもの、舞台に締りを与えるもの、ようやく、いいバランスになってきたように思えた。
    前半から各々の味が出でいればもっと楽しめたのにと、残念である。






















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    2011/11/07 16:03

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