最新の観てきた!クチコミ一覧

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Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

まぁ、そりゃあもう
恐ろしいほどの完成度。劇場の中と外をくっつける演出(始まり方も終わり方)は良くも悪くも効いていた。おもしろかったか、どうか。そっちじゃない感想ばかりになっちゃうのがある意味残念だけど、それだけでは語れない内容であることは確かだし、どこの演出が駄目でとか、どこが良くてってのも語れないほどきっちりと完成されている。そういう意味では遊びの部分が少ないのかもしれない。観てる側の想像で遊ぶ部分。まぁ、この芝居にはそんなのはいらないのかもしれないけれど。

ネタバレBOX

時が経つに連れて、あまりにも性格が豹変し過ぎていると感じる役柄の人もいたけれど、それも狂った日常にい続けたら、そうなるのかも??という範疇。ただ、一個気になったというか、それはどうなのだろう??と思ったのは背景映像に写真を使ったところ。この意図だけはどういう狙いだったのか聞いてはみたい。あれだけ、個人的には違和感があったんですよね。でも、やはり言えることは素晴らしかった!!
パール食堂のマリア

パール食堂のマリア

青☆組

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/07/29 (金) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

今更ながらの感想だけど
素敵過ぎた!現在の小劇場界の中で力は1つ抜け出ている気がする。ただ、THE エンタメ♪ではないから、力だけでいったらもっと集客してもいいはずだけど、伸びはそこまでなのかもしれない。全然内容と関係なくてすみません<(_ _)>でも、本当に素敵な世界観で、あの空間にずっと住んでいたかったです☆

【すくすく】

【すくすく】

タテヨコ企画

吉祥寺シアター(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★

う~ん
ハマカワさんは良かったけど・・・っていう記憶のみかなぁ。

DUST CHUTE UTOPIA

DUST CHUTE UTOPIA

PLAT-formance

タイニイアリス(東京都)

2011/05/19 (木) ~ 2011/05/23 (月)公演終了

満足度★★★★

相変わらずセンスがよかったにゃー
でも、以前観たものに比べると蛇足感が多かった印象。ちょっと残念なところもあった。特に笑いの部分はちょっと消化不良気味かなぁ。けっこう近場の笑いに走った感じはありました。でも、次も観るぜい!!

シャッフル

シャッフル

劇団スパイスガーデン

東京タワー 1F 特設ホール(東京都)

2011/10/28 (金) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★

Aチーム観劇
先週Bチームを観たので、Aチームでの再(?)観。
レイモンドの悪い男っぷりは断然良かったです。
大藪さん、すごくいい味でした。

シャッフル

シャッフル

劇団スパイスガーデン

東京タワー 1F 特設ホール(東京都)

2011/10/28 (金) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

Bチーム観劇
松尾くんのキレっぷりがすごかったです。ちょっといっちゃってる感じが物語に迫力と説得力を与えてくれて、とても良かったです。
去年、劇団スパイスガーデンで観たときに、とても気になる舞台だったので今回も期待していたのですが、やっぱりスパイスガーデンのオールキャストで観たかったな~というのが正直な感想です。

1924 海戦

1924 海戦

やなぎみわ 演劇 プロジェクト

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★

演出が素敵でした。
大正当時のアヴァンギャルドな演出はそのままに、関東大震災後の混沌を今とリンクさせるためにツイッターやTV電話のやり取りで表現したり、土方が客席に座って演出する演技をしたり、劇場見学さながらに観客に舞台を通らせたりと、空間と時間の拡がりをとても感じられた素敵な演出でした。ただ、アヴァンギャルドな部分があまりに難解で、当時の評判同様「大衆の感覚に即していない」「芸術とは何か」ということを過度に考えさせられてしまい、「楽しめる」感覚に至らなかったのはちょっと残念。しかし役者さん達の演技力の凄まじさがかなりのもので、神奈川まで行った甲斐があったと心から思いました。

ネタバレBOX

川口覚くんがやっぱり素晴らしい。初めて彼を観た3年前から独特の清涼感はそのままに、年々精悍さが増していい役者さんになっていくなぁ、と。素敵です。

大久保綾乃ちゃんはお人形みたいで、大正時代のモガなファッションがすごく似合ってて可愛かったです。虚構の劇団とは全く違った魅力に溢れてて、器用な役者さんだなと思いました。
近松ジュリエット女庭訓

近松ジュリエット女庭訓

劇団アニマル王子

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

劇団の勢いを感じて
古典を現代風に創造し直して、オリジナルな演劇をしていこうという劇団(合っているかな)。それだけでも劇団、劇団員の意気込みを感じます。
15回目の公演、しかも千秋楽とあって、期待して三鷹に向かいました。

そして・・・その期待を裏切ることなく、劇団の熱い思いと、それに付随した演技に圧倒されました。
2時間20分と、そこそこ長い劇にもかかわらず、休憩中も、待ちきれない思いでいるほどの気持ちでした。(まあ、タバコを一服できたのはありがたかったけれど)

まず、歯切れのよいせりふの言い回し。かなり凝縮されたせりふが飛び交うのですが、「聞きづらい」役者がいるわけでもなく、しっかりと心地よく耳に入ってきました。
舞台の設定と、役者の統制のとれた、無駄のない動きも、進行の印象を冗長させることなく、テンポ良く進められていたことも快く思われました。
台本も、しっかりと構想が練られていたことが分かりました。
現代的なジョークも挿入されてはいますが、それが劇の流れを妨げることがない。
近松の心中ものと、ロミオとジュリエットの見事な融合です。最後の場面では、めったに涙を流すことのない私でさえ、目の前がボッと曇ってしまったほどの迫真のシーンでした。
近松役の安定した演技に魅入っていました。また、これだけの人数を抱えた劇団にもかかわらず、それぞれの役者に「個性」があり、また「華」もありました。
勢いを感じる劇団ですね。

褒め過ぎかもしれませんが、中小劇団しか見ていない私の、今年の一番のものだったと思います。(まだ2ヶ月ありますが、現時点で)
こんな時は、見ていただいてありがとう・・・ではなく、見せていただいてありがとう、という気持ちになります。

飛ぶ教室

飛ぶ教室

演劇集団キャラメルボックス

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2011/11/05 (土) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

小説らしく、演劇らしく
若手役者中心で、物足りないところもあったけれど、小説のエッセンスはそのままに、うまく演劇化した感じ。
やはり正義先生と禁煙さんのものがたりに涙してしまった。客演の大家さんもかっこよかったし。

ネタバレBOX

石川寛美さん、超久しぶり!佐東広之さんはとてもケストナーっぽかった。ウリ役の小林千恵さんがかわいらしくて好き。筒井俊作さんも、キャラ勝ちではあるけれど、すごくマチアスぽくてよかったなぁ。
照明が随分暗い感じがしたのですが、節電なのでしょうか…。あと、北九州公演でも前説で地震が起こった時の対処について話されていたのが、へぇーっと思いました。

チャットルームで なぐり合い!

チャットルームで なぐり合い!

中野劇団

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/11/04 (金) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

今回も
さすがとしか言えません。と言うか、高度すぎて1回観ただけでは全てを把握できません!!綿密に計算された笑いやのに、全く押し付けがましくない。前評判を聞いて楽しみにしていましたが、その想像の先を行っています。おもしろかったです!

教師の資格

教師の資格

劇団そとばこまち

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2011/11/02 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★

今回は
小学校を舞台に先生と生徒、家族のいろいろ。自分が小学生だった頃とやっぱり違うな~と思いながら観てました。北川さんと修造さんが重なって見えました。

帰ってきた ザ・バックストリート・シャイニングス

帰ってきた ザ・バックストリート・シャイニングス

スクエア

HEP HALL(大阪府)

2011/11/02 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★

ゆるくて
そしてほっこりする曲達。サラリーマンの悲哀(?)が妙にしっくりきてておもしろかったです!少女時代のパロが2回観れてラッキーでした!

いつも誰かのせいにする

いつも誰かのせいにする

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

耳と心が痛い話
賞を取ったことで、より劇団力が高くなった感じがして、ほぼ劇団として完成しちゃってんじゃないかとも思いました。

また、今回は特に映画界の話と言うこともあり絵力が、圧倒されるほどとても強かったです。

ネタバレBOX

見えてない、分かってないのは自分じゃないかなと糾弾されているようで痛かった。分かったふりと言うか分かった気分になっていたんじゃないかなと自己嫌悪に陥りました。この芝居のラストも観客任せの感じでしたが、やっぱり自分は分かってないのかもしれないなと思いました。
不文律

不文律

643ノゲッツー

劇場HOPE(東京都)

2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★

怖かった・・
とても怖く感じました。熱演に加え、こういった事が実際にあるんだろうな・・と感じてしまいました。なので観終わった後、後味が悪かったです。個人的に、今回のストーリーは好きではありませんが、とても演技力のある劇団なので、今後は楽しい舞台を選んで観たいと思いました。

スーパーソニックジェット赤子(大往生) 他【公演終了致しました!ご来場ありがとうございました!】

スーパーソニックジェット赤子(大往生) 他【公演終了致しました!ご来場ありがとうございました!】

ミジンコターボ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★

これだけの人数をかけて
舞台があふれたり塗りこめられたりせずに
物語が疾走感とともに
展開していくのはすごい。

作り手の、舞台の舵取りのしなやかさと
役者たちの絶妙なお芝居の力加減や精緻さに
しっかりとつかまれました。

ネタバレBOX

物語自体は
けっこうはっちゃけているのですが、
役者がきちんと緻密に仕事をこなしていて
バラけた感じを観る側に与えず
作品としてしっかりと押し込んでいく。

結果、個々の役者の魅力を受け取りつつ
物語の疾走感に身をゆだねることができるという
観る側にとって幸せな状況が
作り出されて。

理屈ぬきに楽しむことができました。

こういう勢いや精緻さを作り出す底力があれば、
たとえば今東京の個性派女優さんなども巻き込んで
いろんな化学反応などを起こしてもらえると楽しそう。

単に関西の劇団を見たというにとどまらず
新しいなにかへの期待が高まる舞台でもありました。

いろいろと大変な部分も多いのでしょうけれど・・・・。、
次の首都圏での公演がとても楽しみです。
桃ノ木高原SA

桃ノ木高原SA

ENBUゼミナール

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/11/02 (水) ~ 2011/11/03 (木)公演終了

満足度★★★

フレッシュ!!
MONOの土田英生氏の作品ということで行った感はありましたが、いわゆる役者養成所の卒業公演的なものでした。

ストーリーはとある高速道路のサービスエリア(SA) そこで たまたま出会った それぞれの事情をもった3組のお話でした。

コメディタッチで進んでいきますが、ちょっぴりサスペンス的な要素もあったりして、でも なかなか楽しい感じのつくりになっています。

役者さんも これからの演劇界を担う 若手たちの精一杯の演技をこれからも応援したい気持ちになりました。

会場の誘導などもスムーズで気持ちが良かったです。

ひとよ

ひとよ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

傑作!!
実は桑原裕子ちゃんはブラジルやMCRなどでよく観てるんですが、KAKUTAとしては初見だったのです・・・

いゃあ~ めちゃめちゃすばらしい作品でした☆

北海道のとある場所の家族でやっているような小さなタクシー会社のお話。

今回のメインとも言える 岡まゆみさん ドラマや子供向けの番組で懐かしかったですが、物凄いオーラです。

演技力、発声力、さすがでした。家族を守る思い、愛する力 を見事に表現されてました!!

まいど豊くん 昨年の「Root BEER」で桑原くんとは絡んでいますが あの時は、人間性が変わってしまったヤクザ役だったけど、やはり旨いですねぇ!!

成清正紀くんも 得意なキャラでしたが、めっちゃ楽しかった役でした☆

登場するキャラがどの役も絶妙になんとも楽しくて、見せ場が用意されていて、笑いと涙が これまた絶妙のタイミングで迫ってきます。

予測してない展開が次々と起こり 上演時間 1時間55分 全く飽きることなく舞台に釘付けでした

シアタートラムの高さを活かした たっぱのあるステージも 立体感があってgood

他の小劇場では見れない作り方になっています。

最後に 舞台美術もそうなんですが、めちゃめちゃ 細かい所にこだわった感が随所に感じられました。

雪、水道の蛇口、食事、などなど。
*papasan*的には 2011年の観劇の中で一、二を争う傑作でした☆   

正太くんの青空

正太くんの青空

幸野ソロ

ワーサルシアター(東京都)

2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★

現実よりまし
ほんとに「ばっきゃーろー!!!」と叫びたい。近頃のモンスターペアレンツとかいうやつら(及びその子供)は芝居のように簡単にはあやまったりしないらしい。日本の未来はかなり暗い。子供を守るということがどういうことかまったくわかってない。笑いをとるためにでてきた用務員さんがちっとも笑えず、開き直ってるいじめっこの親の方が笑える。(苦笑か)見学者(ゲスト)の方の服装がひとりだけ冬!おまけにみかん食べてる!真夏です。演出の方、気をつけてください。

正太くんの青空

正太くんの青空

幸野ソロ

ワーサルシアター(東京都)

2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

出来れば学校などで公演を!
“いじめ”を扱った話である。別にめずらしくもない。虐めた子の親と虐められている子の親、そして教師たち。以前にもこういうシチュエーションの舞台観た記憶がある。ああこういう風にしか出来ないのねという印象だったが、今回は違う!!息子の保護者会の帰りという妙なタイミングで観に行ったせいもあるが、その展開にどんどん引き込まれた。ああ言えばこういう、こういえばああ言う。のらりくらりと自分の子はいじめなどしていないと、しらを切るいじめた子の親。もう張り倒してやりたい!とまじ感じてしまいました。どう言ったらこいつら“申し訳ない”と頭を下げるのかと、観ていて当時者のように気持ちがジリジリし、虐められた子の親の気持ち、入っちゃいましたね。最後はきっと上手く収まるのだろうと思いつつ、それでも少々熱くなって観てしまいました。これは子を持つ親だからかもしれません。作者の意図はわかりませんが、私はコメディーとは思ってません。出来れば学校などで公演して欲しい作品と考えます。今の親の中には自分が“馬鹿親”だと気づかない人たちが多すぎる、子どもたちにあだ名で呼ばれることに安心する愚かな先生が多すぎる、自分がそういうものになってしまっていると気づかない人たちにぶつけてみたい作品だと思います。



近松ジュリエット女庭訓

近松ジュリエット女庭訓

劇団アニマル王子

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/07 (月)公演終了

満足度★★★

近松とR&Jをうまく融合
かなり多くの役者に「主役級のいい役」を上手に割り振った脚本と演出の手腕はたいしたものである。観客が親戚や友達だった頃ならそれでもいいかもしれないが、一般観客にはゴチャゴチャしていて見やすいとは言えない。そろそろ「みんなが主役」は卒業の時期が来ているのではないだろうか。

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