
うつくしい世界
こゆび侍
サンモールスタジオ(東京都)
2011/12/14 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
伝えたい
泣いた。3年ぶりに芝居見て泣いた。
鼻すすったり手でぬぐったりすると周りの集中切らすから流れるままに垂れ流しにしてたんだけどそしたらもうなんか声だして号泣したくなってきてこんなに泣きたい欲求を刺激されたのは初めてだ。堪えたけど。

『三月の5日間』100回公演記念ツアー
チェルフィッチュ
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2011/12/16 (金) ~ 2011/12/23 (金)公演終了
満足度★★★★★
人や世界(社会)との微妙な距離感
出来事や人間関係に全方位的で、かつ微妙な距離感を保っている人たちの話。
「三月の5日間」の出来事が、「物語」となっていく、ある種の「ぶゆうでん、かっこわらい」な物語。
素晴らしい戯曲と役者たち。
1時間30分+休憩15分。

星の結び目
時間堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/12/22 (木) ~ 2012/01/02 (月)公演終了

星の結び目
時間堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/12/22 (木) ~ 2012/01/02 (月)公演終了

学生版日本の問題
日本の問題
ギャラリーLE DECO(東京都)
2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

マラカイト
め組のよぎんち
劇場MOMO(東京都)
2011/08/03 (水) ~ 2011/08/07 (日)公演終了
満足度★★★
無難な船出、次回作期待。
地方の場末のキャバクラで巻き起こる騒動・・「夜の衣装・化粧」はうら若き女性(役者さん)を妖艶な大人びた女性に変化させてしまう・・を再認識、恐ろしやぁ~。。
AKBの歌と踊り、キャバ嬢間の軋轢、常連客さん間の指名合戦、結果、内気な御曹司さんが傲慢で無理難題門な上場企業部長(御曹司さんの印籠に退散)からヒロインさん救う事に・・、途中キャバクラでの抽選会がリアル客先を巻き込んだ抽選会に・・等々、最後は親子人情劇へ。。

『ナツヤスミ語辞典』
演劇集団キャラメルボックス
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2011/08/03 (水) ~ 2011/08/11 (木)公演終了
満足度★★★★★
「キャラ箱の 中敷詰める 柿尽くし」かな
「かき(柿)氷 キャラツブ乗せて いと旨し」
“柿さん’s”の特徴 リズムのある台詞回しでのリフレイン攻撃に加え、ついにBGM(リズム低音)との融合による“ビートの利いた芝居”を確立させてしまった感ありで、略全編リズムに乗って観る芝居って!最初はとてもチャレンジングで大変であったと思料される分、もの凄さを感じます。
個人的にはサブリミナル効果のある“最終ウエポン村上さん”の不意打ち攻撃が好物で、本作「ポップコーン」の台詞(正確には台詞の後 文脈の繋がりが全く無い、只の突拍子に発する奇声です。)が頭に残り、観劇後、気が着いたら行き付けのスーパーでポップコーンを なぜに2袋 無意識の内に買ってしまってました。(あな、恐ろしや!)又、長台詞の台詞回しは、古くはなりますが“4代目 柳亭痴楽師匠”「七・五調」の新作落語「痴楽綴方狂室」を彷彿させるもがあります。
“柿さん’s”は未だ日が浅く初観は、「露出狂」で、“深谷さん”“熊川さん(範中遊泳)”に注目、インパクト面では“七味さん”“あがささん(劇団零式?)”でしたが、今回、特質すべきは間違いなく“深谷さん”滑舌も良く、女性で無理なく あれ程声の通る役者さんは稀で、表情・表現も豊か、全編全力で演じきり役者である事をとても楽しんでおられる姿は、好感が持てます。
<客席ウォッチング>
開演直前“村上姉さん(ホチキス)”と“片桐さん(箱庭)”が来られプライベートでの仲の良さも垣間見えました。仮に御二方が、“柿さん’s”の舞台に上がったとしたら・・??
<追伸>
天下を往く“水戸黄門様TV版”の如くマンネリ傾向故、一旦卒業しましたが、22年前の作品(成井さん27才時)は、斬新でさすがに“本”は良かった。原作の枝葉を大胆にシンプルに切取り、内に育まれた原木を無垢(予見不可能)な姿で取り出す、天才“中屋敷さん”を以ってして熟慮の結果「真正面からぶつかる」・・にせざるを得なくさせてしまった。。正に“アナザーフェイス”間違いなくとても面白い作品でした。機会があり、時間巻き戻しネタでなければ久々に“キャラメルさん”観に行こっと。。
「【佳作】正統派 かき(柿)乱だされて 新機軸」

盲人書簡
劇団☆A・P・B-Tokyo
ザムザ阿佐谷(東京都)
2011/11/11 (金) ~ 2011/11/15 (火)公演終了
満足度★★★
詰め込みすぎ
作品の内容よりの前に、ちょっと詰め込みすぎ。来たお客さん全員に見てもらいたいのはわからないでもないが、快適な観劇環境も大切。
いい作品も魅力半減。当日券のお客さんがどれだけ居たかわからないが、当日券のお客さんを断る勇気も必要だぞ。
本編、マッチを使った演出は綺麗でよかった。

チカブン【追加公演決定!!】
ROGO
劇場HOPE(東京都)
2011/11/09 (水) ~ 2011/11/13 (日)公演終了
満足度★★★
なかなかに面白かった
どれもなかなかに面白かったと思いました。
ただ4話目、舞台手前が空いてるのに、舞台後方での演じられる事が多かったのは、少し何故?と思いましたが。

ビルと廃材
拘束ピエロ
Studio Hatch(東京都)
2011/11/08 (火) ~ 2011/11/13 (日)公演終了
満足度★★★
会場の場所はビックリ
ブラックライト一瞬であったが、使い方は印象的であったり、場所にあってる部分もあったりして、全体的には悪くはなかったですが、もう一息、この場所ではというのが欲しかったかな。
しかし、あの競技成り立つのか??(まあ、劇中の競技なので深く考える必要はないのだが)

五次元の詩(うた)
劇団三日月湊
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2011/11/11 (金) ~ 2011/11/13 (日)公演終了
満足度★★★
5次元ではないな
後半、震災の件を描きたかったのかと思えたが、全体的に抽象的な感じで、ちょっとわかりにくかったかな。
後、少し長いかな。ただ、長いと感じたものの観終って1時間50分程度経ってたの、ちょっと驚いた。

バータイム/パラダイム【全公演終了しました!ご感想お待ちしております!!】
Minami Produce
エビス駅前バー(東京都)
2011/12/14 (水) ~ 2011/12/23 (金)公演終了
満足度★★★
BARという特殊性を上手に用いていました
狭いながらも、芝居の上演を工夫して成功させていました。
人間関係が良くわかる方法と、
サスペンス・ミステリーの要素が融合してました。
ですけど、細部のアラがあり。
物語の抑揚が一定に感じた。
もう少し観客への感情へのふり幅をランダムに、
上手に振り分けたり出来たら良かったのにと思った舞台でした。

靴下にカミソリ
メガロザ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2011/12/20 (火) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
独特
独特の世界で、ドタバタとシュールが混在する。楽しかったが決して万人受けはしないし、粗削りさに味があるので、誰にでもおすすめできるものでもない。

嫉妬.混む!(しっと どっと こむ)
トム・プロジェクト
あうるすぽっと(東京都)
2011/12/07 (水) ~ 2011/12/14 (水)公演終了
満足度★★★★★
生、川島なお美は綺麗だった。
細いー、顔小さいー。
美人だなぁーって見とれました。
でも芝居で目立ってたのは、
ブルドック顔と呼称された親馬鹿さんでした。
それはもう一人芝居の勝ち逃げのような存在感で笑わせて下さいました。
あぁ、わかり易いコメディは良い!
というような、
見本のような舞台でありました。

学生版日本の問題
日本の問題
ギャラリーLE DECO(東京都)
2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
声を出すと気持ちいいの会…☆5、チームAの他2団体…☆4(チームAの平均点4.5)
【声を出すと気持ちいいの会】…観ていて、自分が小学生の頃、母方の祖父母の稲刈りを手伝ったことを思い出しました。稲を刈ること自体は機械がやるのですが、自分はその刈った稲を束にして、束を二股に分け、高いところに掛ける作業をしてました。(稲を干すための作業です。) 小学生ながらに重労働であったことは今も体が覚えています。ですので、ごはん粒は残せませんし、残しません。農業に直接携わってない自分ができることは、ごはんを感謝して頂く。ということだと前々から思ってましたし、そうしてきました。
声を出すと気持ちいいの会、いろんな人に観てほしい。

乙女の祈り
ユニットえりすぐり
座・高円寺2(東京都)
2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
渡辺えりの魅力満載!
個人的には、とても良い時間を過ごせた!
5つの話で構成された物語。
様々な物語を一人芝居で見事に演じていた。
初日のせいか、少しセリフを噛んでいたのが残念!
照明の使い方がとても良かった!
舞台セットがなかなか特徴的だった。
それにしても、他ではなかなか観れない渡辺えりさんを観れた。
というか、観てしまった・・・・・(笑)

超恋愛2011
映像・舞台企画集団ハルベリー
Geki地下Liberty(東京都)
2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめました。
イイお芝居でした。ただ、下ネタとか若干下品なシーンが残念でした。色物で笑いを取ってはいけません。やらなくても充分楽しめますよ。

グッドモーニング、ビッグバン
東京ハートブレイカーズ
吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)
2011/12/21 (水) ~ 2011/12/22 (木)公演終了
満足度★★★
THBらしいゆるさ
ゆる~い感じが楽しかったぁ。
今年最後の岡田さんを堪能しました♪
瀬戸山さんが3.11以降抱いているのであろう思いが
台詞の端々に見え隠れして、
アドリブっぽいゆるい会話の中にもチクリと刺さる感じがありました。

8人の女たち
Quaras
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2011/12/09 (金) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
女優陣競演の視点では満足
チケットにまで、出演者名の最後に、(五十音順)と断り書きされていて、笑えました。
昔、演劇界の事情に詳しい家庭で育ったせいで、このキャスト順で、揉めて、降板した女優さんをたくさん知っています。
そんな周囲が気を遣う程の豪華配役陣で、さぞかし、まとまりのない舞台になるのかと想像していましたが、各人、なかなか適材適所で、熱演されて、あくまでも、物見高い観客目線で言えば、堪能できる舞台だったと思います。
若い女優さんお二人も、物怖じする様子もなく、ベテラン勢と互角に渡り合っていました。
荻野目さんは、コメデイタッチの演技も秀逸で、彼女の出演が、良いスパイスの役目を果していたと思います。
牧瀬さんは、若い頃は、清純派の役柄が多く、私は、彼女の任には合わない気がしていましたが、今回のふてぶてしい家政婦役は、はまり役でした。
戸田さんの演技が、やはり最高!ただ彼女が台詞を言うだけで、何だか嬉しくなってしまいました。
大地さんも、相変わらず、綺麗で、存在感があり、いつもの独特の言い回しが緩和されていて、安堵しました。
何と言っても、大地さんと戸田さんが姉妹で、その母親が加賀さんなんて芝居、そう滅多に観られそうにないので、それだけでも、観劇甲斐があったというものです。
ただ、最後の謎解きをする女優さんが、あまりにもアッケラカンと説明するので、この台詞にもう少し情感が籠められた方が、エンディングの出来事が、もっと衝撃的に感じられたのではないかと思いました。

歯に衣着せない
劇団あおきりみかん
新宿シアターモリエール(東京都)
2011/12/17 (土) ~ 2011/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
コトバを浴びる
あおきりみかんのサービス精神、スサマジイ。今回も開演前はシンプルな舞台上が、開演するとみるみる変幻自在な世界を見せる。パワフルな役者さんの洗練された動きによって行われる場転も演技も歌も踊りも見てるだけで楽しい。クルクル変わる世界。そして、脚本演出が魅力的。毎回新しい魅せ方に挑戦して、それがきちんと形になっているのがスゴイなぁ。でも敷居低く、学生から大人まで誰でも楽しめる「やさしくて深い」内容なのが何よりの居心地の良さだ。