
百年の雪
十七戦地
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/02/27 (月)公演終了
満足度★★★
うまくまとまってる作品
うまくまとまっている作品でした。3つの時代をいったりきたりしながら話が進むのは面白かったです。ただ、どれが主役というかどれがメインのストーリーかいまいちぼやけてしまった感もあり。新紗さんがかわいかったです。

Turning Point 【分岐点】
KAKUTA
ザ・スズナリ(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
群像劇の雰囲気を感じるオムニバス
1990年後半から始まる2人の女性の青春、人生劇。時代毎にオムニバス形式で現代までの時代を書いているが、それがうまく一本の作品になってると思います。特に1990年後半に青春時代を過ごした方にお勧め、当時のそういうのあったなあ、とか、若いころ何がしたかったんだろう、的な雰囲気がうまく、笑いを織り交ぜながら作られています。役者さんはみんなうまかったのでがすが、主役2人特に木下智恵さんがよかったです。若干気合入れすぎな演技も話が進んでいくうちに、それぞれが抱えてる心の葛藤のあらわれのようにも見えてきます。「世界終わらなかったね」のあたりは映画のフィッシュストーリーを彷彿とさせる感じでした。2時間近くの公演も気にならない、というか足りないくらいの満足度でした。

ネバ・ネヴァー
天然工房プロデュース・期間限定劇団「ワンダース」
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/02/22 (水) ~ 2012/02/26 (日)公演終了
満足度★★★★
気持ち好かったーっ!!
毎回アツイ芝居を、濃ぉぉーい心情で魅せてくれる「ワンダース」ですが、ぶっちゃけ今回がイチバン好きだったかも~♪

Spiral of Decay
Aggressive Death Metal Band Super Star Seve Stars
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2012/02/17 (金) ~ 2012/02/20 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しかったです!
3つのブロックに分かれた客席に囲まれた舞台!
そんな、真ん中で繰り広げられる殺陣やキャストの方々の演技・・・
自分は全方向から観させていただきましたが、
その角度からしか見れないキャスト方々の表情、動き・・などなど
観るたびに新しい発見がありとても楽しませて頂きました!!!
”爆音鮮烈メタル”と言う点で、メタルや爆音の苦手な方にはきついかもしれないですが、自分は爆音もメタルも好きなので思いっきり楽しめました。ただ、ストーリーは新撰組に関しての前知識がないと分かりづらい部分があったかもしれません。この点で☆一つ減らさせて頂きますm(_ _)m
でも、新撰組に関してちょこっと前知識のあった自分には”おおっ!!”
と思う箇所がありました。

慣れの果て
演劇チーム 渋谷ハチ公前
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/02/22 (水) ~ 2012/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
演出、美術、そして着眼点!
ものすごく良かったです!俳優陣も適役でしたし、今年いちの芝居でした。楽日までさらに多くのお客様を魅了してくださいm(__)m

君には頭がさがる
電動夏子安置システム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/02/28 (火)公演終了
満足度★★★★
う~ん、不思議な味わいの
劇でした。はじめ、「12人の怒れる男」みたいな展開になっていくのかと思ったけれど、ころころと変わる寄り合いの結果とその内容がおかしくて恐い。テンポよく、今はもうない因習的社会の狭量さと人間のおかしさを見せてくれました。どういう発想でこういう物語が出てくるのか知りたい。

少しはみ出て殴られた
MONO
吉祥寺シアター(東京都)
2012/02/17 (金) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

狂おしき怠惰
TRASHMASTERS
駅前劇場(東京都)
2012/02/18 (土) ~ 2012/02/29 (水)公演終了

レイプの夜
コマツ企画
小劇場 楽園(東京都)
2012/02/22 (水) ~ 2012/02/29 (水)公演終了

百年の雪
十七戦地
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/02/27 (月)公演終了
満足度★★
みた
戯曲の中盤からうんちくがあふれ出した印象。初めの三十分、一見ややこしい人物相関を分かりやすく伝えて行く語り口などが良かっただけに残念。
演出は垢抜けていない。映像では誤魔化せるかもしれないやり方でも、目の前で見せられるときつい。
役者の半分近くは金もらっちゃいけない段階。感情的になった途端に別の人物に変わってしまう。
照明は落ち着いていて良かった。

君には頭がさがる
電動夏子安置システム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/02/28 (火)公演終了
満足度★★★★
本当に怖いのは
面白かったです。
怖いのに笑える。いや、笑って見ているんだけれど、ちょっと怖い。
昭和初期の因習や迷信の残る山村で、「ムラに帰属するということ」についてとてもよく練られている話だと思いました。
最後まで見ると、本当に怖いモノの正体が分かってちょっとゾッとします。
(ネタバレは本当にネタバレしていますので気をつけてください)

わが家の芝生
劇団ヨロタミ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/02/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
お勧め!
初日公演を観てきました。 口にはしないけどうちでもその空気感じる時ある、ある! って場面がたくさん、そしてもちろん楽しく描かれていて2時間の公演があっと言う間でした。 登場人物の人間像により共感を持てたので、僕的には三谷 幸喜さんの喜劇よりも↑行っちゃってます。

佯狂のあとで
IDIOT SAVANT theater company
貞昌院(神奈川県)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
無題
公演場所は内部が結構良い感じの風情がある曹洞宗のお寺。
津軽三味線の生演奏は良い感じでした。
発想と着眼点は面白かった.....
アングラ調の演出&台詞まわしを使い『3.11震災(原発)&被災地と今の日本の状況』・『アンネの日記&ナチスドイツの収容所』・『羅生門』を題材にして物語をリンクさせ、役者が被災地まで行って撮影してきたのであろう廃墟や瓦礫前でのパフォーマンスした映像を場面転換に流したりし、物語を展開させようとしていた所は面白い試みだなと思った。だからなのかとても勿体なく感じた。
あまりにも役者陣が未熟【特に若い男優陣の演技台詞まわしにウンザリ(声がでかいだけ)】。長いし構成も悪い。特に物語が前向きに行こうという希望も何もなく、最後まで観たが台詞の提示と演出の羅列だけでお芝居というより何か実験というか、何を観客に訴えたいのか全く分からない物語、芝居になってしまっていた。

トリツカレ男
演劇集団キャラメルボックス
赤坂ACTシアター(東京都)
2012/02/16 (木) ~ 2012/02/29 (水)公演終了
満足度★★
やはり今回も…
初演時同様、物語に入り込めず。
どうやら主人公の気持ちはワカるが「共感できない」のがその理由らしい。
そしてそれは主人公の考え方や行動が「もし自分がその立場だったら」やりそうなことだから(=自分を見るのはイヤだから)かも?

もっとその時はロマンティック【キャスト紹介動画配信中!!】
劇団†勇壮淑女
ザ・ポケット(東京都)
2012/02/21 (火) ~ 2012/02/26 (日)公演終了
満足度★★★
「ザ・三題噺」
「女子高コーラス部」「サーカス」「女性怪盗トリオ」の「ザ・三題噺」な感じ(多少無理な感じが漂うことも含む)で、ファンタジックながらブラックな含みのある終わり方が独特な余韻を残す? なるほど確かに散歩道楽チック。(…って、そんなに観ているワケではないが)
なお、冒頭のコーラス場面の各人の表情がいかにも、でニヤリ。

君には頭がさがる
電動夏子安置システム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/02/28 (火)公演終了
満足度★★★★
人間の本質をえぐる
物語は全体的にコミカルに描写していたが、とある山村で繰り広げられる因習もの。昔から伝わる捧げ人だ。村の平和を守る為に今年も投票によって「身代わり」を一人、捧げなければならない。誰にするか・・、その投票から開票を繰り返しながら、談合によって票の流れを人為的に変えてしまう、心に巣食う人間の本質に迫った病みの物語だった。楽しく拝見した。

交換ノート企画 宴
交換ノート企画 宴
KAIKA(京都府)
2012/02/13 (月) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
舞台に緊迫感を
脚本を書き演出をされる方三人がそれぞれの脚本を交換。自分の劇団を使わずにオーディションで役者をそろえた三作品の上演。作家、演出家、役者、スタッフ、観客。それぞれが自分をもって戦う、五つ巴の緊迫した企画でした。時にはこのような張りつめた関係の中に身を投じるのも楽しいものです。素晴らしい作品たち、関係者皆さんに拍手を。

アテルイ ―北の燿星
わらび座
新宿文化センター(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/02/26 (日)公演終了
満足度★★★★
高水準の和製ミュージカル
原作は高橋克彦。どんな年齢層の人が見ても楽しめる。久々にわらび座を見たが、こんなに歌がうまかったかなと感心。特にアテルイ役はすごい。大きな装置はないが創意工夫のある照明と舞台美術。同じ綿の布のデザイン違いの衣装が素晴らしい。甲冑は皮製?太鼓を取り入れているのも和製らしくていい。

女王の器
サンプル
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2012/02/17 (金) ~ 2012/02/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
オンリーワンな劇団。
他に似た感じの劇団がちょっと思い浮かばない、独自の表現を持っている。それがとても豊かで、エロティックで、ドリーミンで残酷で…。そんな世界観が縦横無尽に時間を空間をクロスオーバーしていく。どっぷり浸る幸せ。見れてよかった!素晴らしいものを見つけた。

三鷹の化け物
ろりえ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★
大作です!
前半が恋の話だとしたら後半は特撮。
もちろん化け物でます。放射能の化け物が…。
天皇、皇室、宗教を扱い、そして脱ぐ。脱ぐ脱ぐ脱ぐ。学生演劇のノリ。
無駄に長いのは狙いなんだろうか。
前半、特に冒頭から30分ほど。いらないよね。キャスト6人くらい削って2時間以内に収めていただきたかった。うーん、長いよー。
梅舟ちゃん(声枯れてたね…)、久保さん、後藤さんはすごく良かった。
主人公の高木さんは合っていなかった気がします。見た目かな?二股しても全然気にしなさそうだもの。
笑う箇所もあるし、ラストの爽やかさも嫌いじゃないけど、見終わってから一番に出た言葉「疲れた…。」
愚痴になっちゃいました。
お腹いっぱい!
ろりえ、しばらくはいいや。