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天使たち

天使たち

リュカ. (Lucas [lyka])

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/05/02 (水) ~ 2012/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★

とっても素敵な物語でした
愛しさと優しさと温もりに包み込まれるような、素敵な作品でした。

ネタバレBOX

ある作家(中田顕史郎さん)が仕上げた小説の中の物語。その小説を作ったエピソード、そしてその後も素敵でした。

志を持つ者達と、彼らに宿る天使たちの物語。

駆け出しの女性アシスタントカメラマン(サキ ヒナタさん)、多忙に押し潰されそうになりながらも、夢と希望に溢れているが、何かが足りないと言われていて、その先の一歩が、踏み出せずにいる。

週末バイクレーサー(?すみません。正式名称?適なのを使ってましたが、忘れてしまいました)だが、普段は、バイク便の仕事を、している男性(小寺悠介さん)。

絵本作家なのに、本人の希望とは違う仕事ばかりになってしまっているライターで、少々行き詰まっている男性(池田ヒロユキさん)。

彼らの周りに、現れる天使達(こいけけいこさん、倉田大輔さん、増戸香織さん、佐籐祐香さん、境博子さん)。
人間のように悩み迷いつつ、時に寄り添い、後押ししたりと、応援してくれる。天使と言っても、魔法使いのように奇跡をおこすのではなく、人々の心が生み出す、想いの結晶のような存在として、感じられました。もちろん、天使は役者さんが、演じてるのですが、透明感と確固たる存在として、描かれているように、感じられ、とても良かったです。

己の足で歩み、掴んできたものの確かな手応えがあっても、逃れられない現実が、押し寄せてくる中で、切り開き、乗り越えるのも己であるが、見えない力(出会いやチャンス等)を引き寄せるのも己だなぁ~と思いました。
とは言え、どんなに強い志や想いを抱いて頑張っていても、行き詰まる時があるかもしれないが、大丈夫と思えるような確かな温もりを感じました。

各役者さんの衣装も、そのキャラならの佇まい眼差し、とても良かったです。
シンプルな美術と照明も、作品にとても合っていました。右奥の生地で囲まれた光のオブジェ的なのが、とても雰囲気あり、良かったです。

離婚して娘に会えない作家(中田顕史郎さん)の哀愁と、それに潰されない少年の心と、ちょっとやんちゃな感じが、とても良かったです。

小説を取りに来た編集者(奥田ワレタさん・クロムモリブデン)のキャリアぽっさと女らしさ加減も良く、物語の導入部分の読み聞かせ方も、良かったです。
FIRELIGHT

FIRELIGHT

たすいち

吉祥寺シアター(東京都)

2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

空間を味方につけて
広い空間をがっつり味方につけて、
作品のコアとなるアイデアを
したたかに観る側に流し込んで・・・。

観る側を醒めさせることなく顛末を追わせる
作り手の力量を実感した作品でした。

また、役者たちの空間を纏う
技量にも目を奪われました

ネタバレBOX

これまで彼らが公演してきた劇場に比べて
吉祥寺シアターは遥かに広いはずなのですが、
手慣れた感じで空間が構築されていて。
ありがちな持てあましたり萎縮したりといった感じはみじんもなく
むしろ、今まで束縛されていたものがら解放された感じがして。

物語のアイデアの原点として
そのマッチ(の態のもの)が描かれ、
原点がしっかりと置かれることで
決して平凡でもなく、
単調な語り口でもなく、
むしろ様々な表現が織り込まれている舞台上での、
物語が拡散せずに
しっかりと観る側に収まっていく。

物語の構図が見えてくるに従って、
役者たちの表現の確かさから
さらに垣間見える奥行きが生まれて。
ロールを持った役者たちには
それぞれの役柄に色を醸しと物語に差し入れる
力量があって、
物語がぶれなくふくらみをもって展開していく。

そして、アンサンブルというロールを与えられた
役者たちの表現には、
刹那のシーンから物語の骨格にまでニュアンスを肉付けしていく
瞬発力と確かさがあって・・・。
舞台美術や照明も、
彼らの表現の切れをしっかりと舞台に刻み込んでいく。

サスペンス的な要素も
人の記憶に対する想いも、
実は大っぴらに描きこまれているのですが、
それを観る側に単純に語るのではなく
エピソードの重なりとともに
フォーカスが生まれていくようなテイストのなかで
観る側に組み立てていく。

作り手がしたたかに観る側を掌に載せているというか(褒め言葉)
物語の語り方や見せ方を知っているのだなぁと思う。

終わってみれば、物語の熱を受け取りつつ、
役者たちそれぞれの魅力がしっかりと印象に残って。

また、12ヶ月連続でやれとは申しませんが、
定期的に作り手の作品を観たくなりました。
ふしぎなかぎばあさん

ふしぎなかぎばあさん

劇団自由人会

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2012/04/30 (月) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★

子供達にお芝居を!
前方席は桟敷席になっていて。
小さなお子様たちが、堅苦しくなく、自由な姿勢で座って観ることができるようになっていて。
ほんとはだめなのかもしれないけども、諸事情難しいかもだけども・・・子供達が一緒になって、役者さんの芝居を真似しながら観るくらいの自由さがあってもいいなと思いました。
もっとお子様たち、騒がしくなってしまうんじゃないかという予想を覆し、みんなお行儀良く観てる良い子たち。
でも、前から見たわけじゃないのでわかりませんが、後ろから見てる分には楽しんで観てる様子で。
この子たちの心に、お芝居っていいな、楽しいな、という気持ちが芽生えればいいな~って思いつつ。

演劇の発展、文化の拡がり、そういうことに思いを馳せつつの観劇でした。

舞台美術が、前後に奥行きがあり、可動式になっていて。
食事シーンも、実際に消えものを使っていたりして、お子様たちが退屈せずに観続けられる工夫が凝らさせていました。
こちらの公演、これから各自治体の小学校などを巡業してゆかれるそうです。
たくさんのお子様たちの心に、観たお芝居が何らかの形になって残ればいいなと願います。

ネタバレBOX

今回の観劇の目的であるところの、立花さん。
それはもぉ、見事に小学生でした(笑)
あそこまで違和感なくやれるなんて、さすがです☆
きっとどの小学校でも人気者間違いなし!!
がんぜない瞳の殺人者

がんぜない瞳の殺人者

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/04/24 (火) ~ 2012/05/06 (日)公演終了

満足度★★★

役者陣が魅せた!
個人的には、なかなか楽しめた。
実在した死刑囚の生涯が描かれた作品である。
私の観劇した回は男性が約半数を占めていた。
劇場公演は通常女性客の割合が多いが、やはり題材のせいだろうか。
上演時間100分。

ネタバレBOX

題材は明らかに永山事件。

<良かった点>
・観客目線で芝居内容がとにかく分かり易い。
・野村宏伸さん, 長谷部優さんの芝居を小劇場で観劇できるのは、
非常に贅沢。大劇場と違い距離が近く、表情もよく分かり伝わってくる!
・野村宏伸さんの芝居はとにかく良かった!他の役者陣も上手かった。
個人的にはシンジ役の田中章さん、刑務官役の椙本滋さんが良かった。
弁護士役の伊藤和重さんも雰囲気があって好きかも。

<残念な点>
100分という上演時間で、死刑囚の生涯を全て描くのは無理な気がした。
内容は分かり易いし楽しめるが、終始淡々として描かれていた。
「何故そうなったのか」という過程が浅く、「そうなった」という事実のみが
描かれていたからだ。
個人的には、上演時間を長くしてもう少し丁寧に描くか、
もしくは60分位は淡々と、40分位は一番伝えたいところに拘りをもって
濃密に描いて欲しかった。

当公演はNOMUZUプロジェクト第1回公演ということであったが、
役者陣に魅力を感じた。今後も注目したい。
上田ダイゴ×緒方晋トークライブvol.4 『先生と悪口』

上田ダイゴ×緒方晋トークライブvol.4 『先生と悪口』

上田ダイゴ×今井慎太郎トークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2012/04/11 (水) ~ 2012/04/11 (水)公演終了

満足度★★★

初めて遅刻
わたしはちょっとしたアクシデントにより、初めて遅刻してしまったため・・・。
stage1は大半聞き逃してしまいました。
なので、タイトルの『先生と悪口』に関しても、あまりよくわからずじまい。

この日のトークでとかく印象に残っているのは。
栗饅頭でしたっけ?
あれで宇宙が埋め尽くされて、空から栗饅頭が降ってくる。
というシュールなドラえもんのお話。

そしてHNKの教育番組のお話。
もはやキャラクター名が思い出せないのですが、最後までスプーンおばさんだと勘違いしていたことだけは、覚えている。
いや、違うんですけどね(笑)
とかく、気ぐるみ着たキャラクターが、お子様相手にフリートークを繰り広げるというもので。
とあるお子様の家庭環境にまつわるお話、さらにそれにたいする気ぐるみキャラクターの中の人のくいつきっぷり。
わたしも気になって仕方ないっすよ・・・先生って誰!?w

とかく。
今回も、楽しく笑って帰ってきました☆

巣鴨地蔵通り商店街 喫茶「若草」物語

巣鴨地蔵通り商店街 喫茶「若草」物語

コーネンキーズ

小劇場 楽園(東京都)

2012/04/25 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

これは楽しい&面白かった!
いや~、良い時間を過ごせたなあ!
非常に楽しかった!大いに元気をもらった!
今回が第1回公演であるが、次回公演が楽しみである!!
上演時間90分。

ネタバレBOX

昭和の勢い&温もりを感じる歌芝居であった。

正直、昭和歌謡が知らないものばかり。。
知ってたのは、東京ブギウギだけだった。

でも会場の雰囲気がとても良く、笑い声、手拍子に溢れ、
とにかく楽しく過ごせた。
こういう楽しい雰囲気の公演、なかなか無いんじゃないかな。

4人の素敵な役者さんに魅せられた!皆さん、魅力的だった。
私のツボは田中真弓さん。
「登場シーンのいきなり歌いはじめる所」「スカートめくり上げ赤パン見せる所」は大笑いしてしまった。会場爆笑!!

次回公演も大いに期待したい!
昭和歌謡、勉強しておきます(笑)。
オクトの樹

オクトの樹

La・Moon

あうるすぽっと(東京都)

2012/05/02 (水) ~ 2012/05/05 (土)公演終了

満足度★★★

子供向けではあるけれど
楽しく観劇できました。ストーリはわかりやすく,歌や芝居もドキドキさせられることもない。ゴールデンウィークに家族で観劇もいいのではないでしょうか。

負傷者16人 -SIXTEEN WOUNDED-

負傷者16人 -SIXTEEN WOUNDED-

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2012/04/23 (月) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★

誰も過去からは隠れる事も逃げる事も出来ない
「輪廻」…ともいうべきなのでしょうか。
過去に虐げられてきたユダヤ人がひとたび虐げる側に回れば
以前自分達を苦しめてきた者たちと同じこと、いや、実際に
現在進行形で抑圧を受けている者にとってはそれ以上の
残酷なことをしてのけてしまう。

しかし、いつまでも虐げる・虐げられる者の関係が変わらないとは
誰もいえないのです。かくして、負の連鎖は終わることがない。

その永遠にも続くように感じられる関係性が、主人公であるユダヤ・
パレスチナ人二人の関係性にも重ね合わされていると思えるところが
素晴らしくよく出来た演劇作品だな、と強く感じました。

ネタバレBOX

「イスラエル-パレスチナ問題」は多くの人々を巻き込みながら、未だ
解決の糸口が見えない難問の一つですが、ここ日本では地理的な
問題もあって、その重大性がいまいち伝わっていないきらいがあります。
だからこそ、この作品が上演される意味がある。

アムステルダムでパン屋を営むハンス。
とんがった感がありありのパレスチナ人青年のマフムード。

人を避けるように、人目から隠れていくように生きている、序盤から
何だかいわくありげな二人ですが、物語が進むにつれて暗い過去が
暴き出されていきます。

恐ろしいのは、彼等が体験し、忌み嫌ってきた過去が、二人の「現在」まで
縛り、規定し、ある種「アイデンティティ」にまで成長してしまっている事です。

幼少時に、強制収容所で過ごし、対独協力者として生き残り、その後
盗みに入ったパン屋で偶然にも拾われる事になったハンス。

同じく幼い頃から、占領下のパレスチナで生まれ育ち、虐待を受け続け
長じてからバス爆破事件で死傷者を出すような事態を引き起こし、
アムステルダムにまで逃げてきたマフムード。

ハンスは、刺されて倒れていたマフムードを見て、これは自分がかつて
受けた「借り」を返さなければいけない時だ、と思ったと言いましたが、
私はそれだけでなく、マフムードの中に自身と同じ「匂い」を敏感に
感じ取ったからじゃないか、と今では少し考えています。

「過去」が二人をその他大勢の人達から遠ざけ、孤独にし、そして
マフムードに至っては「自爆テロ」(自身が起こしたバス爆破事件が
結果として彼のその後を縛り、死ななくてはいけない、という結末まで
招き寄せたのは確かだと思います)という形で、

新しい命を間近に控えた家族までかなぐり捨てて、人生の幕を下ろして
しまった、という結果を知るにつれ、積み重なった過去の重み、そして
そこから人は逃げる事も隠れる事も最終的には出来ない、という現実まで
突きつけられたようで、

黒く染まっていく舞台を見つめながら、憂鬱な気持ちになりました。

そして、そういった人々の「死の記憶」「死の過去」を業のように背負った
イスラエルとパレスチナが果たして和解を選べるのか、よしんば
赦し合えたとしても、お互いの過去に向かっていけるのか、その今後を
考えるにつれ、また同時に暗い見通ししか出来ないのです。

それだけにラスト直前、一晩だけではありましたが、お互いがついに
直前まで消す事が出来なかった「ユダヤ人」「パレスチナ人」を遂に超えて
「人間の友人」としてお互い通じあえた場面に、私は希望をおきたいと
思いたいのです。
Hi-School

Hi-School

幸野ソロ

ワーサルシアター(東京都)

2012/05/02 (水) ~ 2012/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★

はじめはどうなることか と
 罪の無い笑い取りで始まり、フライヤーのイメージのような、そこはかとない青春賛歌で終わるのか、と思いきや、中盤から芝居の基本をキチンと踏み、王道を歩む構成になった。この状況変換が効いて、終盤の重い内容も、過重にならず、説教臭くならなかった。その為、却って観客の心には素直にメッセージが届いたのではないか。演出の手腕を感じる。更に先を読むならば、ここに描かれた様々な事件を通して思春期の群像を描くことで、言うのも恥ずかしい、人と人との繋がりの大切さ、という普遍的価値観に落とし込んでいるのではあるまいか。 ん、楽しめる舞台である。

がんぜない瞳の殺人者

がんぜない瞳の殺人者

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/04/24 (火) ~ 2012/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★

取材
 全体的にしっかり取材をしていると感じた。然し、劇中、気懸りな科白が、死刑執行の日、被告の発した科白にあった。「助けてくれ」というものである。これが、創作なのか或いは、そう本人が言ったという証言があったのか。その辺りである。
全体的にリアルに描かれていたので、証言があったとしたら、その証言をする必然性は、刑を執行した国家の側にあったはずだと考える。そして、その証言は、おそらく事実ではない。なぜなら、この作品の主人公は、実在した人物、永山 則夫であり、彼は、民衆として生きようと決意した時期もあったのである。その可能性をつぶしたのは、他ならぬ権力機構である最高裁であり、検察庁であった。永山の持っていた可能性に連なる多くの心ある者たちの連携を恐れた国家は、彼を葬るだけでは足りなかった。殺しただけでは、永山は、人々のヒーローになりえたからである。その為に、命乞いした永山 則夫というイメージを作り、彼を貶めようとしたのではないか。評者はそのように我々の国家を見る。
 この作品、少なくとも、この程度のことは考えさせるだけの深みを持っていた。高い志を評価したい。

「ホテルニューパンプシャー206」(3月)

「ホテルニューパンプシャー206」(3月)

劇団6番シード

Geki地下Liberty(東京都)

2012/03/22 (木) ~ 2012/03/27 (火)公演終了

満足度★★★★

面白さはさすが
直前にいろいろあったからか、中盤までちょっとギクシャクしてる感があったかな。
また、入り口が急な階段になっているセットがちょっとテンポを悪くしてるように感じた。
とは言え面白さは流石であった。

ネタバレBOX

栗生みなの全編通しての七変化表情は凄かった。
『ひとり、たび』/『HAPPY JOURNEYS』【CAST紹介写真&アンケート公開しました!!】

『ひとり、たび』/『HAPPY JOURNEYS』【CAST紹介写真&アンケート公開しました!!】

トレモロ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

満足度★★★

両方観劇
チケットをわざわざ2作品に分けなくてもよかったのでは?とも思いましたが、セット券で2作品観劇。

ネタバレBOX

「HAPPY JOURNEYS」
ロードムービーならぬ、ロード芝居かな。役者の台詞で場所や風景等を表しているのだが、見える感じでした。
後半同じ場面を演じるのだが、テンポを早くしたり、音楽に乗っての台詞回しは新しいなと感じた。
全体的にはなんかしらないが、面白く感じました。

「ひとり、たび」
リア王の物語だが、ちょっと難しく作りすぎたかな。それとも今回の演出がルデコに合ってなかったかな?
もう一歩な感じだった。
掏摸―スリ―

掏摸―スリ―

サイバー∴サイコロジック

OFF・OFFシアター(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

満足度★★★

主人公はどっち側?
原作を読んでないからどこまで忠実かはわからないが、面白かったと感じる部分もあるが、主人公がどれだけ凄いのか、またどれだけ悪なのかが思ったほど伝わらず(むしろ善人に感じる)物足りなさを感じる部分もあり。

ネタバレBOX

終演後のアフタートークで、「掏摸ースリー」だけではなく別の本も取り込んでるとの事であった。
くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】

くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】

DULL-COLORED POP

アトリエ春風舎(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

猫はかわいかった
個人的には母親の妄想、夢の世界の話、亡くなる前の走馬灯とも思え、また、夫を亡くして痴呆になりかけてるのを救う物語とも思えた。
まあ、観る人によって捉え方は変わるかな。

絶頂マクベス

絶頂マクベス

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2012/04/14 (土) ~ 2012/04/23 (月)公演終了

満足度★★★★

初・柿
小劇場界のトップランナー・柿喰う客の芝居を初めて観てきた。

女体シェイクスピアシリーズという事で本公演とは違うのだろうが、素直に楽しめた。

ほぼ素舞台に、役者の肉体のみ。
潔い、演劇らしい作りに好感。
スピード感溢れる展開、空間の切り替えも魅力的で、シェイクスピアはこうじゃなくちゃ、って快感が味わえる。

かなりブッ飛んだ翻訳をしていたが、うまい。そして、しっかりした劇構造を持ってる戯曲の懐の深さを知る。
独白の味わいが薄まってしまってる感はあったが、このスピード感はそれを補って余りある。
こんだけやっても、ちゃんと『マクベス』なのね、って印象。

年月を経てきた古典の背骨はやはり偉大だ。
演者がどれだけ遊んでも、ポイントさえ押さえればしっかり感動出来るという点では、日本の古典・落語が思い出される。

アフタートークで「役者の芸がそこに存在する事の重要性」って感じの話をしてたが、
肚を決めた女優陣のパフォーマンスを通して確かにそれが伝わってきた。
壁があってもブチ壊し進む、くらいの勢いが心地よい。

マクベスに「社畜」のイメージを重ねたという演出も新鮮だった。
「大抵のマクベスは、王冠かぶるとそこそこ似合っちゃう。だから、王位が似合わないマクベスを作りたかった。王様が来てた服を着ても全く似合わない。敬語も抜けない。」
的な話が出ていたが、これが実に味わい深かった。
地位を衣裳に例える事が多いマクベスだけに、服が似合わない、ってのは余計にこたえる。
分不相応な物を手にしちゃった人間の悲劇として、非常によくマクベスが描かれていた。
周囲の、マクベスに対するプレッシャーのかけ方も実に面白い。

野心で破滅する、ではなく、重みで破滅する。
現代型のマクベスって感じだろうか。

色々マクベス観てきたけれど、深谷由梨香のマクベスは、かっこ悪いがかっこいい、初めて出合うマクベスであった。
きれいは汚ない、汚ないはきれい、冒頭の魔女の言葉が実に効いている。

そうそう、魔女といえば二の魔女を演じる新良エツ子が、魔女の台詞を巧みに歌い上げていてかっこ良かった。
実はこの方、昨年の11月に『羽山誓朗読会』でご一緒しているので、びっくらこいた。

終演後、見事な怪演を放った岡田あがさと少しお喋り。
演技に対しての、肉体的・外面的アプローチと、精神的・内面的アプローチについて。

「結局、行き着く先は同じとこなのよねー。」と。

負けてらんねぇと、闘志を奮い起こされるお喋りでした。
話せて良かった。

ICiT Dance Salon in RAFT_5

ICiT Dance Salon in RAFT_5

ICiT

RAFT(東京都)

2012/05/02 (水) ~ 2012/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★

初日
短編*7作品。休憩あり。小空間でやりたいことをやる、貴重な場。

がんぜない瞳の殺人者

がんぜない瞳の殺人者

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/04/24 (火) ~ 2012/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

永山事件
このお芝居をみて永山事件を思いだすことでしょう。
新聞で目にする活字による報道をお芝居にすることにより人間のドラマとして理解できます。野村さん熱演でした。

がんぜない瞳の殺人者

がんぜない瞳の殺人者

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/04/24 (火) ~ 2012/05/06 (日)公演終了

満足度★★★

深かった!
細かな感情の変化が丁寧に描かれていて、観客としてこころにずしりと感じるものがありました。

ソープオペラ

ソープオペラ

湘南テアトロ☆デラルテ

アトリエ湘南(神奈川県)

2011/10/24 (月) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

進化する舞台
昨年の本公演で観た舞台が格段に進化していた。
郷田さんの間の取り方は絶妙で、来月の公演も観に行かなくては…。

夜行虫

夜行虫

劇団サミシガリヤ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/05/01 (火) ~ 2012/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★

(*^_^*)
文字通り仕事の合間を縫って!w、マチネを観てきました^^;

久々に動く!(芝居をするw)主宰、はざわかこを観に。

普段、滅多に書かないアンケートを書いてしまう面白さ!w とでも言っておこうかw

ネタバレBOX

結論からいうと、かなりいい線いっている(と、個人的には思うw)
それは、脚本、演出、俳優のトータルとして。
どれをとってもずば抜けてスゴイか!?っていうと、正直そういうわけでもない^^;

しかし、バランスがいい印象でした。

演出や主人公の動機の掘り下げなどでは荒削りに感じる部分もあって
もっと緻密に技巧的に構築したら、見せ場の盛り上がりは格段によくなるだろうとかw、
細々とした笑いポイントでは、役者はもっとアイデアの引出を広げれば何倍も面白くできると思います。

逆に言えば、残りの公演にそれだけの伸びしろを秘めている作品だということ。

お話は、ベタと言ったら言葉が過ぎるかもしれませんし、
着想がとりわけ斬新というわけではないけれど、
どこにでもありそうで、多くの人が共感できそうなドラマになっているといった感想w。

キャストもそれぞれの役の世界をきちんと持っていて、
「キャラが立っている」と一言で片付けてしまうにはもったいない、
いいパフォーマンスでした。

非常に個人的な趣味の問題なのですが、作演の西野くんが自分の劇団かさぶたで作る芝居は、
彼の個性を一貫として貫いた作風は理解できるものの、正直、これまで自分の好みとはかけ離れていました^^;

そんな西野くんが、こういう話も書くんだ!と驚きやら喜びやらw
興奮して思わず、顔見知りの出演者や西野くんに「西野くんの作る芝居、初めて面白かった!」
と失礼極まりない発言をしてしまったり^(><)

でも、それが正直な感想でした。

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