窓からは夏の空が・・・
演劇集団Nの2乗
「劇」小劇場(東京都)
2012/08/21 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★
NSC
チケットプレゼントにて鑑賞。
なかなか面白かった。90分。
ネタバレBOX
修造(藤原基樹)と離婚したがっている瞳(大室由香利)は、修造が離婚に納得しないまま家を売ろうとし、早苗(江口ヒロミ)と幸一(高沢知也)の11歳差夫妻が下見にくる。修造の姉・美子(大勝みゆき)や大家の川端(栗本孝仁)らの前で離婚に熱意を燃やす瞳の離婚に踏み切ったきっかけが、早苗が副編集長をつとめる雑誌だったと判明すると、やはり離婚を考えている美子も加わってさらにヒートアップする…。
ヒートアップして早苗がバツイチ子持ちとわかるくだりまでは、見ごたえあった。
瞳も美子も早苗も必死でその表情が魅力的ではあるが、女性のほうに重点をおいているように見え、逆に、男性陣の「離婚」観がよくわからなかったのは狙いなのか。バランスとっても良かったかなと。
雑誌に左右され早苗に頼るような姿勢の女性らの、芯が通っていなく「離婚」の重みを理解していないとこがシリアスでよかったと思う。当事者になると広い目で見れなくなるし。
ただ、修造に想いを寄せる先輩・村井(宮地大介)の盗聴&同性愛のくだりが、ちょっと冷めてしまった。TVクルーが調査に来るのが非現実的とも思っただけでなく、周りの反応がシリアスでもなく笑いでもなく、観てて戸惑ってしまった。
演技は全体的に良かった。
序盤の暴風雨の際、客が暴風雨の中の来訪者に見えなかった。
叔母との旅
シス・カンパニー
青山円形劇場(東京都)
2012/08/02 (木) ~ 2012/08/15 (水)公演終了
満足度★★★
ロードムービーは雰囲気で90%
面白かった。8月14日に観劇し、1週間たった今、サボりがちな脳ミソはその一言に記憶を縮めてしまっている。ロードムービー的な要素は、ようは雰囲気。その瞬間にどれだけそのイメージに没頭できるかにかかっているようなものだ。素晴らしかったという記憶。英国の雰囲気、パリの雰囲気。トルコの雰囲気、南アフリカに対するイメージ。ラテンアメリカの雰囲気。物語が破綻していても、いや物語が破綻している方が、この手の話っぽくてむしろいい。役者もいい。ある意味であざとい演出も、笑って観ていられる。拍手喝さい。満足して青山でご飯を食べて帰ろう。いい時間だった。
ネタバレBOX
とはいえ、ふと思うのは、これは映画でやった方が素敵さの度合いが大きいのではないか、という身も蓋もないこと。あるいは、本で読んだ方が素敵さの度合いが大きいのではないか、という不信。想像力は本を読むときに最大となり、イメージは映像となって提示されるときに最大となるのではと思ってしまう。
お芝居の意味は、演者にこそあって、観劇者には無いのではないか。そんな疑念がいつも消えない。クラシック音楽のように、最大の興奮がコンサートにあり、最大のクォリティが録音にあるような棲み分けがあれば分かりやすいのだけれど…。
【全日程終了!ありがとうございました】小田急VSプレデター(東京)
劇団東京ペンギン
明石スタジオ(東京都)
2012/08/23 (木) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
面白い
初めて感激しました。懐かしい関西弁が、飛び交いしかも宝塚、梅田箕面、池田、川西に住んだ宝塚線、小田急喜多見ともそれは、さておき、スピード感、伝えたい事が良くわかりました。それ程屈折していないのもいい。やっぱり大阪弁は、ええなぁ~って感じ。楽しかったです。
ミス・サイゴン
東宝
青山劇場(東京都)
2012/08/22 (水) ~ 2012/09/09 (日)公演終了
ドラムストラック
ホリプロ
天王洲 銀河劇場(東京都)
2012/08/15 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
シュガー×ペッパー
ハグハグ共和国
劇場MOMO(東京都)
2012/08/22 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
あっちやこっちの方向へ
てんこ盛りでした。
ネタバレBOX
小説の登場人物が作家を悩ませるようなスタートで、何かの二番煎じかと思いましたが、そうではありませんでした。女流漫画家先生に大人の恋を描かせようとする話かというとこれまたそうでもなく、幼馴染がたくさん出てきてどんどん違った方向に進んで行きました。
大人の恋を巡る話かどうかは良く分かりませんでしたが、とにかく酒屋の息子のアドリブ的パフォーマンスが面白くて目が点になって見ていました。一人群を抜いていました。
アカシアの雨にうたれて…♪とは、幼くして亡くなった子供とはいえ彼らの年代からすると古過ぎる嫌いがありました。幽霊と分かったときはちょっと驚きましたが、何がストーリーの目的地か全く分からない展開で何でもありのようになってはいましたが、最後の最後まで幽霊で引っ張る必要性があるのかなとは思いました。
IZABELL×高橋いさを『八月のシャハラザード』
株式会社Legs&Loins
Geki地下Liberty(東京都)
2012/08/21 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
抜群に面白い!
いやー、面白かった!
最初はそんなでもなかったが、少しずつ物語に惹き込まれ、
気づいたら、どっぷりと浸っていた(笑)。
笑わせながら、最後しんみりさせる物語は大好物(笑)。
上演時間120分。
ネタバレBOX
売れない小劇場の役者とその恋人との話、
現金輸送車を襲った強奪犯人とその犯人を裏切った仲間との話を
並行的に展開させる物語。
面白かったなあ、さすが高橋さんの脚本!
役者陣は皆さん、役柄に合っており(合わせたのかな)、とても楽しめた!
主演のお2人、汗だくで大変そうだったけど楽しそうに演じており、
こちらも笑顔になれた。
個人的には、ホステス役を演じた役者さんが特に良かった!
コミカルな場面が、彼女が出てくることにより、一気にシリアスな場面へ
転換する。すごい雰囲気を持っていると思う!
スタッフの皆さん、笑顔の対応、とても良かったと思う。
ゴミくずちゃん可愛い
ぬいぐるみハンター
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/08/22 (水) ~ 2012/08/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
壮大な無駄遣い
今日性のあるテーマを取り上げ、元気一杯の、小ネタも混じった2時間15分にも及ぶ超(長)大作でした。
ネタバレBOX
トーシバの名前がしょっちゅう出てくる…。マイクロビルディングという会社が世界中にビルを建て、そのビルが崩れ出して問題になっている…。世界の終わりまで絶対に崩れないと言われていたビル、逆に言うと、ビルが崩れることによって世界が終焉を迎えるということか…。
崩れたビルの産業廃棄物が捨てられる地下にあるゴミ山、そこで赤ちゃんのときから暮らす少女は内臓がボロボロ…、スラムドッグ・ミリオネアと原発問題を一緒にしたような話でした。
崩れたビルの処理、あるいはビルの積極的処分でこれからも仕事が約束されているマイクロビルディング社、先見の明と豪語されると腹立たしくもありますが、壮大な無駄遣いに引っ掛かってしまった我々の責任でもあり、已むを得ない皮肉な現実ですね。
今回はダンスの一部として走ることはありましたが、ただ単純に走り回ることが無く良かったです。相撲をとったり、走り回るだけだった人が、五歳児の改造人間として活躍されていたのも嬉しく思いました。
登校日へ行こう
覇天候
テアトルBONBON(東京都)
2012/08/22 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しい登校日~!
高校時代と現在が上手に交錯し、気分よく劇場をでられる面白い作品になっている。背景のたくさんのモニターはライトが移りこんで光るのがちょっとうるさく感じる時もあるが、映像はきれいだった。
ネタバレBOX
最後に飛び込んできたサラリーマンは高校時代どんな人だったか説明がなかったが、後の人はそれぞれ印象に残るエピソードが語られていてよかった。教室を出入りする時は別の人と重ならないように右を出る方、左を入る方と決めた方がよいのでは?それにしても不登校の人より記憶に残っていない「ナプキン太郎」って何したの?!気になる。
思案と知らん
Grass919
小劇場 楽園(東京都)
2012/08/21 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
最後は愛が勝つ~
大正16年と劇中で言っていたのでその当時のちょっと近未来的な話だったのだろうか。震災後の現代日本とちょっと重なるおもしろい話を手堅い演出と役者陣で見せた。時々流れていたギター音楽がアコギでなくてエレキになるとちょっと新しすぎるような気がした。
はんぶん隠し味
ロリータ男爵
OFF・OFFシアター(東京都)
2012/08/15 (水) ~ 2012/08/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
奇想天外なストーリー
予想していなかったストーリーと鈴木アメリさんが着ぐるみを着こなしててさすが!!と思いました。「ウズキちゃん」の時のように可愛い感じでした。常連客役の清水くんが殴られた時口から差し歯みたいなものが自分の足元に飛んで来たのですが演出だったのか謎のまま。
ゴミくずちゃん可愛い
ぬいぐるみハンター
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/08/22 (水) ~ 2012/08/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
初めてのぬいぐるみハンター
ぬいぐるみハンター「ゴミくずちゃん可愛い」観劇。みんな個性の強いキャラクターでスピードと勢いがあって物語の世界観メッセージもあってすごく楽しかったです。主役の女の子のキャラクターがホント可愛くて「犬と串」の満間さんと息がピッタリ。2時間以上という上演時間、役者の皆さん体力に圧巻。
セットはシンプルだったけれど、それを補うそれ以上の演技力で世界観を表現していたと思います。
ネタバレBOX
最後に主役の女の子が前列の人たちにハイタッチてくれたとこ印象的でした。
レイラの手紙
メガバックスコレクション
ART THEATER かもめ座(東京都)
2012/08/19 (日) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
【A観劇】暖かな気持ちになれる良作!
人と人の結びつき、家族愛を描いた物語であった。
ジュニアキャスト好演。
舞台美術、音楽が相変わらず良い。
上演時間105分。
ネタバレBOX
物語は核兵器により、崩壊した後の時代。
国を復活させるため、国(管理局)が子供たちを1箇所に集めて
教育していた。
そんな時代を描いた物語。
今回のキーポイントは手紙。
2080年頃になっても、人と人の結びつきを感じるのは、
デジタル化されたメール等ではなく、アナログな手紙であった。
今回はジュニアキャストを主演としたドラマであった。
ジュニアキャストは3名であったが、将来が楽しみと思えた(笑)。
主人公レイラを演じた吉原さん。
レイラの強く険しい一面、少女らしい一面、優秀な人材である一面を
喜怒哀楽を使い分け、雰囲気をもって演じていた。
特に終盤の芝居が印象的であった。
ミーヤ役の黒坂さん。
この時代としては異例の親元で育てられている少女ミーヤ。
その従順な面を醸し出しながら演じていており、伝わってきた。
学校教育を受けていない、将来への不安を口にする場面が
特に印象的だった。
レイラの妹、ライナス役の中川さん。
レイラに頼りきって生きている感じが伝わってきた。
レイラがライナスを置いて1人で旅に出てしまったため、
生きるために皆に気に入られようとする健気な場面が特に印象的だった。
大人キャストは全員良かったが、個人的にはミーヤの母親マーシャを
演じた大里冬子さんが特に良かった。
このような時代を生きる強く優しい女性、ミーヤへの強い母性愛を持つ
役柄を好演していた!
特にライナスをミーヤと一緒に育てることにより、ミーヤが巻き添えで
国に捕まってしまうのでは、と取り乱す場面は惹きつけられた。
メガッバクスは「観て良かった」と思える公演ばかりだが、
それは今回も同じであった!
次回公演は早くも10月中旬とのこと。
次回公演も期待したい!
音楽劇 オリビアを聴きながら
劇団扉座
青山円形劇場(東京都)
2012/08/22 (水) ~ 2012/08/31 (金)公演終了
満足度★★★
理想と現実の葛藤
尾崎亜美さんの既製のヒット曲を用いた音楽劇で、歌詞と物語が巧みに結び付けられた作品でした。物語はあまり好きなタイプではありませんでしたが、音楽の力に引き込まれました。
勤めていた不動産会社が倒産して無職になりながらも仲間に支えられて奮闘する男の物語と、その男の学生時代の恋人の付き合い始めから別れまでの回想が交互に描かれていました。
前半はウケ狙いのシーンが多く客の反応も良かったのですが、個人的にはあまり笑えず、もう少し落ち着いた雰囲気にして欲しかったです。後半は時代遅れの学生運動に入れ込んで行く彼女との確執を振り返って今の生き方を考え直す様子がドラマチックに描かれていました。
既成の曲を用いていながら、この作品の為の曲に思えるような構成が良かったです。
ラッキィ池田さんと彩木エリさんによる当て振り要素の強いコミカルな振付は作品の内容にあまり合っていないように感じました。
ターンテーブルを模した円形のステージは円形劇場に似つかわしい洒落たデザインでしたが、その美術が演出と絡むような趣向がなくてもったいないと思いました。
役者の出入り口の近くの席だったですが、初日だったせいか、裏から段取り確認の(?)声や小道具を動かす音が頻繁に聞こえて来たのが気になりました。
「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/08/15 (水) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
茶番
テンポが良く、場面展開もスムーズで楽しかった。
2話構成は正解かも。
最初の探偵二人のグダグダからババアとの茶番は、正直ウザイなと思ったのだが、2話目でクセになってしまった。
茶番は繰り返してこそだ。
結局のところその茶番目当てで8/19の千秋楽も行ってしまったよ。
ババアの声がなんかイイ。
桔梗川るるとヨシダテルオもなくてはならない存在だったな。
桔梗川るるの声の使い分けは良かった。
シリーズ化希望です。
1回目は最後列、2回目は最前列に座れたので、贅沢に観れたのかなと思う。
窓からは夏の空が・・・
演劇集団Nの2乗
「劇」小劇場(東京都)
2012/08/21 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろかった
すぐに入り込めました。
場所は一つだけだけど、登場人物たちが入れ代わり立ち代わり忙しくされていたので、飽きることなく見れました。
普通に感動してしまいました。
前向きさを感じました。ちょうどいい季節に見れたなという感じです。
ネタバレBOX
大家さんが離婚した理由が気になりました。
ホモセクシャル的な話のところで謎の笑いが起きていたのが少し残念ですね。
ゴミくずちゃん可愛い
ぬいぐるみハンター
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/08/22 (水) ~ 2012/08/27 (月)公演終了
満足度★★★★
手練
一見、完成度はそんなに高くないように見せる手腕。これも歌舞く姿と見た。序盤から、笑いの渦に巻き込む手法で、観客の警戒心や構えを解き、中盤から、この劇団の目指す方向へ持ってゆく、ということだろう。とにかく、温かい。こういうテイストの芝居は初めて見た。2時間15分と長めの舞台だが、全然飽きさせずぐんぐん引っ張ってゆく力は、中々のものだ。こんな芸当ができるのも設定が抜群だからだろう。
いまどきの観客は、廃墟好きも多かろう。世界が終る話に安心する者だって多いはずだ。「もう頑張らなくていいんだよ」って言われているような気持ちになれるからかも知れない。このような、普段隠されているみんなの気持ちが、地球のゴミ捨て場という舞台設定に活きている。そこに捨てられていた赤ん坊だった塵ちゃんが主人公だ。
ところで、こんなに温かな感じを終演後に感じたのは、劇中の人物描写で誰一人、他の者を見下したり、自ら卑下する者もいないからではなかろうか。いつでも微妙な距離を保ちながら共生していることの非尋常こそ、この劇団の持ち味、凄さと見た。この劇の温かさはその辺りから来るのだろう。ダンスも上手いし役者陣が爽やかだ。
窓からは夏の空が・・・
演劇集団Nの2乗
「劇」小劇場(東京都)
2012/08/21 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
離婚の理由
築40年の一軒家のリビングを舞台に、離婚したい人、離婚したくない人、
離婚した人、一人で寂しい人など様々な人間模様が繰り広げられる。
役者陣がそれぞれのキャラを生き生きと演じていて充実の舞台だが、
それだけに離婚したい「理由」が語られないことが最後まで気になった。
ネタバレBOX
ダイニングテーブルに椅子が2脚、上手に2人掛けの長椅子というさっぱりしたリビング。
築40年という年代を感じさせるものは特に見当たらないが
壁に掛かった数枚の和な感じのタペストリーが少し雰囲気を醸し出す。
この家の住人瞳(大室由香利)が修造(藤原基樹)に離婚届を突きつけ
署名捺印を迫るところから物語は始まる。
もう瞳の引越し先も決まり、あとは修造が身の振り方を
決めるばかりになっている。
なんとか少しでも結論を先延ばしにしようと悪あがきをする修造。
そこへ職場の先輩や大家、それに四国にいるはずの修造の姉までが
次々とやって来て、ことはちっとも進まない。
さらに不動産屋が、新しい借り手早苗(江口ヒロミ)と幸一(高沢知也)を
連れてやってくる。
ついに業を煮やした瞳が皆の前で離婚を宣言、
雑誌の離婚特集に背中を押されたと話す。
偶然なことに新しい借り手早苗は、その雑誌の副編集長だった。
瞳は、この時とばかりに早苗に特集の内容について尋ねる。
すると早苗の口から意外な言葉が・・・。
登場人物がくっきりと表現されていてとても魅力的。
特に女性誌の副編集長で11歳年下の読者モデルと再婚した早苗を演じた江口ヒロミさん、
キャリアウーマンとしての自信と、再婚した幸せオーラのバランスが素晴らしい。
所謂キャリアウーマンによくあるヤな女ではなくて
思慮深く温かみのある女性として描かれていたのがとても良かった。
彼女の「好きという気持ちが、信頼や尊敬という気持ちに移行できるかどうか」が結婚の鍵だという言葉、本当にその通りだと思う。
この説得力ある言葉と、年下の幸一との絆を感じさせる初デートのエピソードが
その場にいたすべての人の心に染み入るのがわかる。
瞳も修造もチャーミングな人間なのに今ひとつ感情移入できなかったのは、
瞳の「離婚したい理由」がよくわからないからだ。
離婚の理由なんて一つではないかもしれないし、言葉では表現しにくいものだろう。
でもその“表現しにくいものを一生懸命表現して相手に伝えようとすること”が
“相手と向き合う”こと、最も”エネルギーを要すること”ではないだろうか。
だとしたら修造にも観客にも曖昧なら曖昧なままに、伝えようとして欲しかった。
あんなにひとりで先走って(いるように見える)離婚したがる理由は何なのか、
修造のはっきりしない性格だけが問題なのか、私は知りたい。
四国から家出してきた姉が離婚したい理由も「いろいろあるのよ」って
そりゃそうだろうけど、あなたの「いろいろ」のさわりだけでも話してくれませんか?
ラスト、姉は四国に戻り、二人は話し合って離婚となったが
あの“ぐだぐだ逃げ一点張り”だった修造が
いったいどんなふうに向き合って、何が変わってそのさわやかな表情になったのか、
そのプロセスが一切描かれないので、若干置いてきぼり感を覚えたかな。
あの二人がもう一度考え直す余地がありそうな結末は、
希望の気配があって良い終わり方だったと思う。
それから聞きにくいことを率直に口に出しちゃっては
周囲から口を抑えられたり「それを言っちゃう・・・」とたしなめられたり、
というパターンが多すぎて、その言い方でしか質問できないのはちょっと残念。
この辺がコントっぽくて、魅力的なキャラのなのに会話の仕方が勿体無い気がした。
終盤、真ん中から外へ左右に大きく押し開く窓を開けた修造の視線の先には、
夏の空が広がっているのが感じられた。
人を呼び人を包み込む、この古い一軒家の佇まいが浮かぶようだった。
CLUB SEVEN 8th stage!
東宝
シアタークリエ(東京都)
2012/08/12 (日) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
大笑いしてしまいました
本当に楽しくて、笑って笑って、拍手しまくってきました。
リピートしたいけど、もうチケットないみたいですね。
合唱ブラボー!~夏合宿2012~
ネルケプランニング
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2012/08/21 (火) ~ 2012/08/22 (水)公演終了
満足度★★★★
今回はファンの集い
客席を巻き込んでの歌唱練習。第2弾のステージも実現すればいいな。