最新の観てきた!クチコミ一覧

127661-127680件 / 189764件中
葬式クラス2012

葬式クラス2012

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2012/07/01 (日) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

面白い
44期見ました。コメディな感じを想像してたけど、そこまで笑いに走ってる
わけではなく、クスリとくる感じで楽しめました。

アリスのいる部屋

アリスのいる部屋

メガバックスコレクション

ART THEATER かもめ座(東京都)

2012/07/07 (土) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかったです!
脚本、舞台、演出、すべてレベルが高く、充実した作品と思います。設定や伏線のはり方も見事なら、演技も素晴らしい。安定感があり、自然に劇の世界に入っていきました。ファンタジーでありながらミステリー色が強い作品ですが、全体がきれいにまとまっており、観劇中の緊張感と観劇後の満足感がしっかりと味わえます。スタッフやキャストの方の対応も感じがよいです。「さすが」と感じました。

イロシマ

イロシマ

流山児★事務所

Space早稲田(東京都)

2012/07/07 (土) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★

みた
ともかく役者の熱と、美術の強さが伝わってくる作品だった。
でも、ミュージカルなのに歌詞に魅力が乏しかった。作家と演出家のやりたいことも食い違っていたように見えた。なにか、残念だった。

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

【ノーマルバージョン】観劇
テンポのいい展開が心地よく、ノーマルバージョンでしたが大いに笑いました。

そして、みんなにはそれぞれ役割があるんだということで、世の中捨てたもんじゃないなと元気がもらえたホラーコメディでした。

ネタバレBOX

ゲームオタクのセリフにもありましたが、ゾンビはそれ以上死なないし、広がる一方という固定観念があり、幽霊についても医者と同じように存在そのものを否定しているので、観る前は少し心配していましたが、ゾンビ菌は宇宙船の空気に含まれる宇宙人にとっては単なる雑菌程度のものだということが判明して対処法が見つかるなど、かなり論理的な展開に満足しました。幽霊の方も今を大切にするという青年の言葉を素直に受け入れる素直な女の子で良かったです。

警官はアイドルを守り、アイドルはキュウリを提供、作業員は機材の提供、女子高生は工業高校の技術を活かし、ゲームオタクは攻守の要、医者はワクチン製造、宇宙人は抗体と宇宙船の提供、河童はワクチンを増やして宇宙船から散布等々、みんながそれぞれの特技を活かし、連鎖反応を起こしながら難関を乗り越えていく、何とも爽やかで心地良い展開でした。

前の役者さんたちがさぁーっとはけて次の役者さんたちがさぁーっと登場する場面転換も、スピード感があり好感が持てました。

背景の黒いカーテンに光を当てて窓のように見せる手法は意外にもこれまであまり見たことがなく斬新でした。舞台装置は初めから無いものと諦めるのではなく、限られた中で最大限の工夫をしようとする努力が感じられました。

ところで、あの稲川さんはどうしちゃったんでしょうね。
スペーストラベラーズ

スペーストラベラーズ

ネルケプランニング

本多劇場(東京都)

2012/07/05 (木) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
面白かった。役者がみんな、笑いに向いている人たちなのだと感じた。話としては無茶なところもあるけれども、それを役者の力で乗り切っていた。どこの誰がやっても面白い芝居、というんではないと思う。

『(諸事情により)よろず相談始めました。人間科学隙間研究所』~お陰さまで全日程終了致しました。次回作も御期待下さい。

『(諸事情により)よろず相談始めました。人間科学隙間研究所』~お陰さまで全日程終了致しました。次回作も御期待下さい。

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2012/06/29 (金) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

ニヤリ
この劇団の芝居はアングラ、シュール、不条理でもないし、では何かと問われれば答えられない。
でも、ひきつけられる。次回の作品も見に行こう

金の卵1960~あすなろう~

金の卵1960~あすなろう~

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2012/06/21 (木) ~ 2012/06/27 (水)公演終了

満足度★★★★

よかったです
いい時代のいい話。いかにもだるま座らしい芝居でした。若手のみなさん一生懸命で、観ていて気持ちが良かったです。

リンダリンダ

リンダリンダ

サードステージ

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

ノリノリ♪♪
ブルーハーツの楽曲にのせた音楽劇
会場に入ると・・ おぉ-!!

両サイドの壁面はライヴハウスばりにコンサートのフライヤーがビッシリ。

ん~テンションあがる~

ブルーハーツの曲にのせて いったいどんなお芝居になるのか期待感も高まります!!

以下は「ネタバレBOX」にて!!

ネタバレBOX

プロのミュージシャンを目指して10年、なかなか芽がでない ロックバンドの面々。

そんな折、ボーカルだけがスカウトされて、解散の危機に面したメンバーは

福島原発から20Km範囲の警戒区域に に置き去りにされた家畜の牛を安楽死させるため、集められている施設の門を爆破するという話し持ち上げる・・・

突拍子もないストーリーがけど、軽快にそして 間に響くブルーハーツのナンバーがテンポを持たせます。

歌唱力もあるキャストだけに楽曲もノリがいいし、レベルの高い音楽劇になってました。

鹿殺しの 丸尾くんは 笑い担当な感じでしたが、途中の台詞で

「牛を殺すな、鹿を殺せー!!」 反応した人はのは少なかったけど、プっと吹いちゃいました

高橋由美子ちゃんもたっぷり 4曲くらいソロあったし、大高さんは やっぱり存在感あってビシッとしめてたし それとギターがめちゃウマ~

休憩15分をはさんで 後半は 爆破決行に向けて それぞれの夢や現実 が交錯してスリリングな展開に。。

上演時間 2時間50分 とにかく笑いも一杯だったし、楽曲がストリーにとてもマッチしていて 長さを全く感じさせませんでした。

こおいう作品は普段はお芝居を観ない人にも 特にアラフォー、アラフィフ の方にこそ 観て欲しいな~。

実はpapasanも ん十年前 カラオケでよく「リンダリンダ」を唄ったものです。。
そんな良き時代が甦ってくるみたいな 素敵なお芝居でした!!!

そして、そして、カーテンコールからの 観客席も総立ちでの 「リンダリンダ」
ライヴ感たっぷりのお芝居でした!!
夢から醒めた夢

夢から醒めた夢

劇団四季

大阪四季劇場(大阪府)

2012/07/01 (日) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★

愛を やさしさをありがとう
「これぞミュージカル!」と云わんばかりのOPが気に入りました。
昔の作品なので設定に関するツッコミ所は幾つかあるものの、キャラクター共々観やすい構成で、是非こども達に観て欲しいと思う作品。
三木たかしさんならではの、流れるように心に響く楽曲の数々に魅了されました。

開演前は劇場入り口・ロビー・客席に隙なく施されたサービスに思わず感動の溜息。
劇場へ一歩足を踏み入れたところから夢と想像の世界。
嬉しい時・楽しい時は勿論、悲しい時、つらい時も劇場へ赴けば必ず何かが待っている…そんな事を思い出させてくれた作品でもありました。

舞台を観て涙するのは久方ぶりだったこともあり、もう一度観に行きたい公演。

絶頂マクベス

絶頂マクベス

柿喰う客

AI・HALL(兵庫県)

2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

それぞれ個性のある各女優さんの演技の芯を残しながらも、柿喰う客の空気感になじませた使い方の妙。


ネタバレBOX

深谷さんのお盆殺陣がすてきでした。
アリスのいる部屋

アリスのいる部屋

メガバックスコレクション

ART THEATER かもめ座(東京都)

2012/07/07 (土) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

構成・役者・美術
劇場に足を踏み入れた途端、あの美しいブルーのフライヤーの続きが現われ
一体この部屋の主はどんな人なのだろうと想像しながら開演を待った。
最後の最後まで目が離せない脚本構成の上手さと
2時間15分緊張を途切れさせない役者のレベルの高さが素晴らしい舞台だった。

ネタバレBOX

フライヤーを再現したかのような照明に浮かび上がる部屋が美しくて見とれてしまった。
ぎっしり並んだ本や、木の温もりと古さを感じさせるベッド、机、ベンチ、テーブルなど。
舞台の左右には木が枝を伸ばしている。

ぴちゃん、ぴちょん…という水滴の落ちる音に引かれて
アメリカ各地から7人が辿り着いた場所、それがこの部屋だ。
彼らに面識はなく、関連性も無い。
ここがどこなのか、なぜ自分たちがひき寄せられたのか誰も分からない。
なぜアメリカでアメリカ人なのか、その必然性はあとになって判る。

第1章から8章まで、8冊の本全てを見つけ出した時全てが分かる、
しかも見つかる本の順序はバラバラ、というこの構成が素晴らしい。
中盤、神父が見えない相手に向かって自分の想像するストーリーを叫ぶのだが
これが時空を超えた物語を整理してくれて、観ている私たちに大きな助けになった。
その後の展開が判りやすく、謎がくっきりと浮き彫りになった。

こういう設定によくあるヒステリックな女性を一人混ぜたりせず
7人のキャラクターが類型的でなく魅力的なのもとても良かった。

役者陣のレベルが高く、“信じ難いことを信じて結束していく”様が
鮮やかに描き出されている。
Aバージョンの神父役BOBさん、謎の多い奥行きある性格が舞台に緊張感を呼ぶ。
同じくAバージョンの学生役山上広志さん、苦痛の演技がリアルで説得力抜群。
医師役の下田修平さん、イケメンでチャラいイメージだったのが
次第に医師としての責任を全うしてリーダー的な役回りも担う変化が素晴らしい。
役者全員に、台詞のない時でも自然と目が行くようなサスペンスのだいご味があった。

このテーマ、この構成を書く滝一也さんとはどんな人なんだろう?
オープニングなど、もう少しテンポ良く進んで2時間で収まったらと言う気もするが
暗転の度に思わず(何これ、すごい…)とつぶやいて、ラストはじわりと涙がにじんできた。
メガバックス、余韻にひたりつつもう次を楽しみにしている。
東京アメリカ

東京アメリカ

範宙遊泳

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/07/08 (日) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇って不思議。。
劇団初見でした。 一言、これは面白い!笑えました。 演劇を作っている人が自ら、演劇を作っている現場を描くのって、おそらくとても難しいことじゃないのかなぁ、と思うのですが、変に贔屓目だったり、肩入れしたりすることなく、かといって、皮肉が過ぎたり、自嘲気味すぎたりもしない、絶妙な立ち位置から描いているところが、なによりすごい。 そしてそれを演じる役者さんが、皆さん素晴らしかったです。 一緒に観劇した、演劇をやっている知人は、現場の空気感がリアルすぎて、むしろ苦しかった、との感想。 私は観るだけの素人ですが、純粋に面白かった。 見る人、立場によって感想が異なるのかも知れません。そこも魅力。 後半シーンの夢と現実・・・演劇って改めて不思議世界だなぁと。。作る人も観る人も、もしかして集団催眠状態になっているのか?とふと思ったり(笑) でも観劇していて、ふと劇空間に入り込んで、どこかに持ってかれちゃうみたいな感覚、けっこう好きです。 次回作、楽しみです。

PRESS~プレス~

PRESS~プレス~

キューブ

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2012/02/17 (金) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすが
☆☆凄いと思いました☆☆

七月大歌舞伎

七月大歌舞伎

松竹

新橋演舞場(東京都)

2012/07/04 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

やはり観て良かった
昨夜深夜に、戻り券が1枚出て、高いしどうしようと躊躇するも、大英断で、観に行って本当に良かった!

それに、普段の行いが良いせいか、悪天候に見舞われずに済みました。(笑い)

やはり、予期した通り、中車さんには、青果モノが似合います。

遅いスタートなので、中車さんには、青果や、長谷川伸の股旅モノを是非制覇しつつ、歌舞伎役者としての道を精進して頂きたいと思いました。

襲名口上で、一度もつっかえないで、一番堂々としていた、團子君には、本当に感服しました。

浜さんのご出産を喜んでいた母の指輪をして、観劇して来ましたが、お盆になってから、一緒に行けば良かったかなと後悔しました。

あ、そうそう。生で見た、福山さんの祝い幕、なかなか素敵でした。

ネタバレBOX

「将軍江戸を去る」…客席の反応を聞いていたら、ほとんどの方がちんぷんかんぷんのようでした。でも、私は、一部暗記している程、大好きな演目ですので、飛び上がりたい思いで、観ていました。右近さんは、しばらく拝見しない内、台詞回しがおかしくなって、ほとんど聞き取れないのには、閉口しました。意外だったのが、海老蔵さん。きっと、何かのきっかけが、彼を歌舞伎役者として生きて行く腹を括らせたのかと思う程、居住いが、正当歌舞伎役者のそれになっていました。静の役どころを、こんなに上手に演じられるようになられて感無量です。成田屋さん父子の成長ぶりが嬉しい演目でした。
今の為政者達にも、是非こういう芝居を観て、どうあるべきかを考えて頂きたい思いがします。

「口上」…少人数だったせいか、皆さんのお人柄が滲み出て、良い口上でした。大人が皆さん、とちったりする中、團子君だけが堂々としていて、本当に、役者のDNAの素晴らしさを痛感しました。彼の今後が楽しみでなりません。

「黒塚」…踊りが上手な新猿之助さんには、ピッタリな襲名演目でした。ただ、ちょっと最初が長すぎて、老婆の長台詞の間、ウトウトしてしまいました。猿弥さんの踊りが愉快。鬼女になってからの猿之助さんのメイクが、まるでトーテンポールのようだったのは、口上で海老蔵さんが話していたように「ライオンキング」が大好きな猿之助さんだからでしょうか?
昔、先代の黒塚を観た時は、もっと真っ黒なメイクだったけど…。

「楼門五三桐」…猿翁さんをご出演させるのには、絶好の演目でした。これを選んだ方はアイデアマンですね。海老蔵さんは、目にも鮮やかだし、舞台配置もすこぶる良くて、視覚的に、お目出度さが強調されて、客席のご贔屓筋の皆さんが歓喜される空気が心地良くてなりませんでした。
カーテンコールで、歌舞伎ファンが予想だにしなかった、父子のツーショットを観ると、きっと誰もが涙ぐむだろうと思いました。
イロシマ

イロシマ

流山児★事務所

Space早稲田(東京都)

2012/07/07 (土) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★★

カレーの魅力
異色ミュージカルというのか。面白い。

ネタバレBOX

無人島に飛ばされた8人の主婦。誰が何のために~ってとこは明らかにせず、主婦の悲喜こもごもをパワフルで泥臭いミュージカルにのせて駆け抜ける80分。
「目立つ」ってキーが「自立っ」だったり「四立」だったり「音」だったり「普」通だったりして、テンポ良く場面がすすむ。曲も基本ノリがいいし。

平山(伊藤弘子)…脱出の権利を放棄する、どこか達観した感がある。
吉田(小林七緒)…元ガールスカウトで家を建てるも内田に放火される。
内田(佐藤華子)…イオン?を愛するあまり、吉田を逆恨みする。
城戸(平野直美)…子を愛する。
東海林(坂井香奈美)…夫に会うため自作の筏で島を去る。
星(阿萬由美)…ホステス。中川(だったか)の夫と寝る。
中川(荒木理恵)…やはり子を愛する。
佐藤(山丸莉菜)…目立ったことない。カレーを0から作る才能。

内向的な作品と感じた。ありがちな緊急時の異常性を押すのではなく、「普通」の主婦の内面を一見コミカルに描く。描かれるのは、異常な感覚でなく、子や夫への愛情だったり食への想いだったり平凡であるが、見せ方が面白いのか演者が上手いのか、飽きはしない。「普通」から始まって「普通」に行き着く主婦たちがカレーという日常のシンボルを食べるシーンに、カレーの匂いと相まって不思議な感動を覚えた。この時の山丸の表情が美しかった。
短編劇集 vol.2 夏カフェ『夏いろいろ』

短編劇集 vol.2 夏カフェ『夏いろいろ』

劇団桃唄309

RAFT(東京都)

2012/07/05 (木) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

Cプログラム+総括
総じて言えば他団体とのペアであったA・Bにおける桃唄作品は「よそ行き顔」をしていたような(笑)。
対して桃唄2本立て(「相部屋」「夏の庭そうじ」)のCでは尺の縛りさえ超えて「やりたい放題」的な?(爆)
なお、A・Bのカップリングもベスト。

短編劇集 vol.2 夏カフェ『夏いろいろ』

短編劇集 vol.2 夏カフェ『夏いろいろ』

劇団桃唄309

RAFT(東京都)

2012/07/05 (木) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

Bプログラム
子供2人(+α)で(多分初めて)留守番をする夜を描いたKUUM17「ヒゲの訪問者」は児童文学風。愛犬を亡くした少年の想いに対する周囲の反応と、ファンタジーっぽい落としどころが優しい。
後半の桃唄309「海へ」も、ある意味「招かれざる客」系だが、かすかに怪談臭が漂うような…(考え過ぎ?)

しみじみ日本・乃木大将

しみじみ日本・乃木大将

こまつ座

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

お芝居でこんなに笑ったの久しぶりかも
初日、2時間40分(休憩15分含)。有名俳優がとことん“馬”鹿を極めるドタバタ喜劇に一瞬ひるむも、明治の日本(軍)を過激に風刺する術とわかると、唸るしかない。デフォルメ宝塚に爆笑!朝海ひかるさん、香寿たつきさんがお好きな方は必見かと。

ネタバレBOX

何かにつけ、下半身が馬のぬいぐるみになってるのが、可愛らしい。
連隊旗を天皇(神)であるとして、軍の士気を高める(洗脳する)道具にしていたとのこと。私も学校行事で国旗(日の丸)を見上げてきたなと。
短編劇集 vol.2 夏カフェ『夏いろいろ』

短編劇集 vol.2 夏カフェ『夏いろいろ』

劇団桃唄309

RAFT(東京都)

2012/07/05 (木) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

Aプログラム
みきかせworksによる「烏色の夜を行け」は先日リーディングで観たものの通常版(?)で、先日のがデッサンとすれば今回のものは色彩を入れた絵画、的な。
桃唄309の「ずっと待ってる」も基本的には2人芝居で、回想の表現がその場で2人が再現しているとも心をよぎっているともとれて独特。また、会話から2人のあれやこれやが浮き上がって来る感じ。

結婚披露宴会場で演じられる「三人姉妹」

結婚披露宴会場で演じられる「三人姉妹」

Theatre Polyphonic

アンフェリシオン・レガーロ(東京都)

2012/07/10 (火) ~ 2012/07/12 (木)公演終了

満足度★★★

詩も思想もない労働
チケットプレゼントにて鑑賞。

平土間の会場は、見にくさがネック。雰囲気もあるし照明の使い方も良いけど。

ネタバレBOX

チェーホフなどの有名作家の作品はよくしらない。3幕が一番面白かった。

結婚生活(相手)に満足できず、ヴェルシーニン(河内大和)と恋する次女・マーシャ(朱永菁)の表情が素敵。これからの人生に前向きな労働観や希望に溢れる恋を夢見るも、年を重ねるにつれ、感覚が乾きはじめる三女・イリーナも面白い。

この三姉妹がいい育ちでお金持ちで美貌を持ってて、飢えているってとこに魅力を感じた。
戯曲が自然なのか、演出が自然なのか、なぜだか受け止めにくいと感じた。

このページのQRコードです。

拡大