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ローザ【全国ツアー!!】

ローザ【全国ツアー!!】

時間堂

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2012/07/31 (火) ~ 2012/08/01 (水)公演終了

満足度★★★

四人芝居
以前見られなかった「月並みなはなし」の評判がよくて、気になっていた劇団。まさか大阪で見られるとは。
また来てほしいです。

役者さんがすごく良かったです。


ネタバレBOX

どうしても外国の話になると感情移入しにくくなります。歴史知ってたらもう少し違う感想になるかも。


あと、舞台を中央に置いて両端に客席を設けるのは、広い劇場ならいいのですが、狭い劇場だと反対側の客席が気になって、あまり好みではありません。
ファミリー・ウォーズ

ファミリー・ウォーズ

天才劇団バカバッカ

ザ・ポケット(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★

長所も短所も・・・
これと言って、話の筋が優れているわけではない。
ただ、この芝居の柱である「2つの家の争い」の他にも、
様々な、脇道脱線、エピソードが盛り込まれ、登場人物も多くて、
いわば、サービス精神旺盛である。
もしかしたら中劇場でのキャパシティかもしれない。

ただ、途中10分の休憩があるとはいえ、
上演時間2時間40分(休憩込みだが)は長過ぎだろう。
しかも、上記の「サービス精神旺盛」のため
これほど長くなってしまったのだから。
正直、見ている方も疲れてくるしね。

こういう「お笑い」的要素の強い作品は、1時間半~2時間以内に収めた方が良いのではないか。

ネタバレBOX

さて、以下の話はネタバレではなく、
演劇自体とは関係ない話なので、余談ということで。

私の隣のおばさん(過去に物議になった表現ですが、事実そうだったので)、
知り合いの男性3人ほどと来ていたのだが、
「身内が見に来ている」なんて話していたので、
多分、劇団の関係者の身内の方なのだろう。
この方、劇が始まっても、いつまでも携帯をいじっていて、
暗い場内で目立っていたので、「切って下さい」と言ってしまった。
また、連れの方は「腹減った」なんて言っていて、
休憩後は連れの方はいなくなったので、
中座して食べに行ったのかもしれない。

しかし、残ったおばさんは、休憩後も(特に終わりの頃)、
再度携帯をいじり始める。マナーモードにはしていたようだが、
バイブ音は聞こえるし、一応遠慮して、
ハンドバッグ内でメールを打っているのだが、
バッグ内が明かりに照らされて、やはり最後の雰囲気ぶち壊し。
(その他のマナー違反もあるが、まあそれは軽微だし、
私も人のことは言えないので省きます。)

まあ、身内に来てもらって、活躍の場も見せたいし、
それにチケットノルマ消化も必要だろう。
ただ、あまり演劇に興味無く、こういうことをしてしまうような方は
できればご遠慮願いたいし、どうしてもマナーを知らない方を呼ぶなら、
最低限のマナーくらい、言い聞かせた上で
観劇してもらってからにしてほしいと思った次第。
(劇自体は、内容としては☆3~4くらいで、
ただ、長過ぎたので、3つとしたいところですが、
身内の方に雰囲気壊されたこともあり、さらに1点減点にします。)
Nobody is Perfect

Nobody is Perfect

劇団ガバメンツ

APOCシアター(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

フレンチトーストのつくり方
面白い。雰囲気的にバー公演みたいにお酒片手に観たい舞台だった。

ネタバレBOX

二重の入れ子構造。潔癖で前の嫁の名前を飼い犬(西岡裕子)につける旦那・ジョー(近藤貴久)を殺害したシュガー(片山誠子)がパハップス刑事(斉藤コータ)の推理で逮捕されるという映画?を観てた、主婦・佐藤まり子(西岡)も、旦那を殺しそれを真似ようとする…。

真似といっても、旦那は鼻くそほじるのが趣味みたいなエロ小説家(青木直敬)で、そのいい加減さがうまい。ここらへん古典落語的な感じ。真似しようとしてうまくいかないおかしさみたいな。

シュガーもまり子も元小説家で結婚を機に専業となった経緯があり、生活への不満も手伝ってか小説を書くということが自己の拠り所となっている。逮捕されても自分の小説が認められたことに喜びを感じるシュガーを観たまり子は、旦那の自殺認定がおりた後、自分の小説を認めて貰おうと病的に躍起になるのが笑えもするし笑えない面白さがある。まり子の友人の鑑札・研二(ひら凌一)がもうひと波乱起こすけども、中心はシュガーとまり子の2人の女性の抑圧された自尊心だろうか。まり子の殺人の際にシュガーらがアドヴァイスを出すとか演劇的な要素も入って、見やすくわかりやすい構図がうれしい。

「ハイヤーズハイ」のように、笑えてグっと舞台が締まるシーンを挿入するスタイルで楽しめた。少人数で小道具もオシャレなスタイリッシュ作品。気に入った。

西岡と片山の女性だけでなく、男性陣もいい演技だった。片山の猫演技もうまく舞台にからんでた。西岡の目つきが素敵。
幻探偵

幻探偵

オルガンヴィトー

明大前「築地本願寺和田堀廟所」野外特設劇場(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/06 (月)公演終了

満足度★★

唐十郎をやるべき
明大前にある本願寺の墓地にテントはあった。唐組や新宿梁山泊のようなテントではなく、パイプが支柱のイベント用テント。客席は30席くらいか。客席と舞台は近い。

ネタバレBOX


はじめは女主人公の独白ではじまる。なんとなく唐十郎的ではあるが、決定的な違いは台詞でドラマを説明してしまうところ。唐十郎の台詞は風のように過ぎていくが、それは詩であるからだ。ところが同じようなスタイルの芝居で、言葉でもって状況を知らせようとすると、途端に夢が見られなくなる。言葉でストーリーを追うような芝居に対するアンチとして出来たアングラ演劇のスタイルに、このような説明的な台詞は似合わない。さらに後半、唐突に語られ始めたシェイクスピアの「ハムレット」の台詞や、上演の場を慮ったのか、浄土真宗的な台詞が取ってつけたように語られるに至っては、この作者はいったい何をやりたいのか分からなくなった。
男優には昔なつかしいアングラ臭い役者がいるし、水を使った演出などは結構楽しめるのだから、本家唐十郎の戯曲を上演したほうがいいのではないかと思った。
夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

とても素敵でした
目に見えない、抱きしめることも、握りしめることもできない、《絆》を、確かな存在と感じました。
逃れることのできない日々や現実は、時に残酷だったり切ないけれど、それ以上に、人の優しさや温もりのこもった、とても素敵な作品でした。

ネタバレBOX

主人公の真知子(相原奈保子さん)、蓮(光藤依里さん)が、秀逸でした。『口紅を初めてさした夏』が、大好きだった自分としては、勝手ながら私の中では、独り歩きしてる真知子と蓮の7年後が、イメージ通りで、物語に引き込まれて、感情移入しっぱなしでした。
7年前の真知子は、女の脆さを支える気丈さが見えたが、7年後の今回は、脆さを知る故の優しさ温もり女らしさが、素晴らしかったです。

店の従業員や客達の言動も、とても自然に、丁寧に描写されていたが、反対語の連呼は、ややクドク感じちゃいました。

母から受け継いだスナックを経営する真知子だが、店の業績が振るわないので、閉店売却し、結婚を考えていた。
幸せの象徴のハズの『結婚』と言う2文字に、手放しで喜びに酔えない真知子。
7年の歳月が癒してくれたとはいえ、未だ忘れられないことも、あった。その想いに終止符を打つ為であろうか?婚約者と婚前旅行に、行っていた。

そんな折りに、7年振りに蓮が、店を訪れる。
7年たっても、変わらない人々や、変わってしまった事、、
子供の頃には、解らなかった事や、亡き父の想いも、今なら受け止められるように、成長した感の蓮でした。

真知子との再会を諦めて、手紙を残し、長野に帰ろうとする蓮。
そんな時に、予定より早く帰国した真知子との再会。
蓮の溢れる想いと涙を、受け止める真知子。
言葉なんかいらない二人の姿には、号泣しちゃいました。

7年前の別れ『口紅~』は、未練というか、心がどこかで立ち止まったままの二人だが、再会、そして、それぞれが選んだ道によって、よりいっそう大切で、素敵な想い出に昇華し、新たな一歩を踏み出せたように、感じられた。
切なさは、ぬぐいきれないが、戻る事はできなくても、『その人がいたという存在』が支えてくれ、『時が過ぎる』優しさを感じる素敵な作品でした。
国民の生活

国民の生活

ミナモザ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/06 (月)公演終了

満足度★★★

着眼点が面白い
4つの物語で構成されており、着眼点が面白かった。
国民の生活というだけあって、身近に感じられることを物語にしている。
高級店の味ではなく、定食屋の味わい(笑)。
上演時間100分(多分・・・(汗))。

ネタバレBOX

4作品とも魅力的な着眼点であるが、
個人的には、物語の深みを感じることができなかったかな。
ただ、「わたしの値段」は好み。

「おばけの市」
真面目な会社員がFX口座を開きに行ったが、
先物取引のイメージがあり怖くて決意できず。
シュミレーションでFXをする話。

「わたしの値段」
売春した女が、客である男から代金を受け取らない話。
この発想はなかなか見事だと思う。

「この世にうたがあるかぎり」
自称詩人の35歳のダメ男と同棲しているOLの物語。
女が男の生き方を否定したとき、
「僕は一度だって君のことを否定したことはないよ」というセリフが印象的。

「崖から飛び降りる」
この世にうたがあるかぎりの女が、初めて脱原発運動に参加するという物語。最初の一歩を踏み出す勇気を描いていた。

役者陣は皆さん上手かったなあ。
特に、自称詩人の35歳のダメ男役の西山宏幸さんの芝居は、笑わせてもらった。
あと、同棲しているOL役の山弥生さんが観客をお見送りしてくれて、
とても好印象であった(笑)。
夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

夏の終わりを告げた手紙 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題433(12-176)
19:30の回(晴、一時降ってましたが上がりました )。蒸し暑い晩です。21:15終演予定とあります。18:30受付(整理券あり「当日入場待ち整理券 NO.00」5分前までに戻るよう注意書きあり:ラミネート加工されたカード)、19:00開場。スナックが舞台。下手にカウンター、電話機、後ろの棚にはボトル、グラス、お皿、スツール(5脚)。正面奥には階段、登ってお店の入口。上手、ガラス製のテーブルとソファ(黒)。「口紅〜」は来週みる予定。19:25場内アナウンスによる前説、19:31開演~21:08終演。

いけません、本作は私が一番弱い「娘/父」物。ですので、個人的なフィルターを通じ、舞台はゆっくりと感情を溶かし込み、アルコールの作用によらない酔いがカラダを包むのでした。

柔かい照明、時に強く、時に悲しげ…場面転換の間も情心は続き、物語は途切れることなく最後のグラスにたどり着きます。いいお芝居をみた後、あの人はこれからどのような人生を歩むんだろう…この人は…なんて考えてしまいます。ひとりずつまっすぐ立ち上がり、正面(これは自身の人生のようにもみえました)を見据え、静かにこのスナックを後にする。
光藤さんが演じた、蓮、きっと寂しさを忘れない大人になるんだろうな...。

いろいろ思い出していて...もう一回みに行ってしまう気がする。

ネタバレBOX

数えてみると、光藤さん4作目。本劇団3作+遊戯ヱペチカトランデ1作。

最初のシーン、グラスの氷を指先でかき回し、「真夏の夜の夢」...悲しげなトーンと指輪を見つめるなんとも言えない表情。登場人物の関係が最初よくわからなかった部分あるものの「口紅」をみるとまた違ったものが見えてくるのではないかと思っています。

娘を持つ身として、高校生の娘という設定に感じるものが多い、というかなんというか、理屈ではなく...それも光藤さんが演じるとなると...だめですね、じっくりみようとか、そもそも演劇とは...なんてことはどこかに行ってしまうので。

五十嵐センセのボトルは、毎回、ちゃんとでてきた...。



ドリルチョコレートのテーマ:2012リミックス

ドリルチョコレートのテーマ:2012リミックス

MCR

駅前劇場(東京都)

2012/07/31 (火) ~ 2012/08/01 (水)公演終了

満足度★★

まあ、役者さんの魅力で勝負するには。。。
演劇というよりも、コントに近いというか。。。。

私としては、演劇を見にきた感覚でしたので、ちょっと戸惑ってしまいましたが、、、

ネタバレBOX

話のネタとしては面白いと思いますが、30を過ぎた役者さんがそれを演じていてもちょっと、せつなくなってしまします。

大学生が、さわやかに演じてくれると、青臭さもあわさって面白かったのかな。。。という感想です。

役者さんは、経験もある方もいらっしゃるようで安心してみてられましたが、

役者さんに知り合いがいない状態で、魅力そのもので勝負!
といわれてもちょっときつかったです!

演劇である以上、超美男・美女 もしくわ、 超ブサ男・ブサ女 でもないと
わずか、90分程度では魅力は伝わりきらないのではないでしょうか。。。。

次回公演も期待します
ここまでがユートピア×トラックメロウ

ここまでがユートピア×トラックメロウ

劇団あおきりみかん×オイスターズ

座・高円寺1(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/06 (月)公演終了

満足度★★★★

オイスターズのトラックメロウを観ました。
オイスターズのトラックメロウを観ました。とてもシンプルな舞台の上で行なわれる作品でした。
アフタートークで平塚さんが普段は半分の大きさの舞台でやっている。とおっしゃって居いたのですが、座・高円寺の広い舞台をつかっての演出はとても面白く効果的に思えました。
脚本の内容は面白いのですが、途中から同じようなネタがクドいなと思ってしまい、少し飽きてしまいました。
あぁこんなやついるよなぁっていう登場人物を観ながら少しイライラしたり、なんだか妙にリアルな部分はとても共感しました。

勉強になりました。ありがとうございます。

ソングス・フォー・ア・ニュー・ワールド

ソングス・フォー・ア・ニュー・ワールド

東宝

シアタークリエ(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/07 (火)公演終了

満足度★★★

企画が間違っている
感動がない。

3役者が優等生な性格過ぎて、
きちんと歌うことに気を取られている。
感情表現が弱く、伝わらない。ダメ。ほとんどつまらない。

なんとしたことか、私は最後の曲で一瞬寝てしまった。
普通は最後に向かって盛り上がって、
寝ていた人も起きるものだと思うが・・・
いや、スミマセンでした。

キャスティング、公演規模が間違っている。
この2点の間違いによって大いに損している様子。
米倉さんだけお得感があったのではないか。
昆さん、ミスサイゴンが観てみたい。

叔母との旅

叔母との旅

シス・カンパニー

青山円形劇場(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/15 (水)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい表現
とても素晴らしい表現であると思いました。とてもシンプルなセットにより、全ての情景が頭の中で浮かぶのはやはり四人の役者さんの力というのがかなり大きい様に思えました。
あそこまで余裕を持っているとミスしても演出なのではないか?と感じさせてしまうようでした。
内容は休憩前の後半が少し長々しく感じてしまい、
そこから少しストーリーが頭に入らなくなってしまったのが残念でした。
素晴らしい作品でした。
勉強になりました。ありがとうございました。

点描の絆

点描の絆

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

上質なミステリー
アガサ・クリスティを読んだときに感じる満足感でした。小説を読んで、映画を見ることは出来ますが、今作の場合はシナリオを読みたくなりました。
もう一度見たいのですが、上演は明日まで。行けるかなぁ

非実在少女のるてちゃん

非実在少女のるてちゃん

笑の内閣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

自転車
アフタートークの宮台先生が自転車で劇場に乗りつけていたらしく
カッコ良かった(笑

自分も学生の頃にはこの前の道をしょっちゅう乗り回していたのに・・
自分より年上の先生がこの暑さの中で自転車に乗っていることに
凄いな、と、思ったり。

作品も色々ブラッシュアップされていて、どんどん良くなっている感じがした。

アフタートークにもいろいろ教えられることが多かった。

フェスティンガーなどの名前を聴いて、
帰りに何か無いかと思って古本屋に寄ったら、
ついサァディーの「薔薇園」(←(注)BLとはまったく関係ありません(笑
を見つけて買ってしまった。

自分は、心理学につぎ込む金があったら、
異国の文学につぎ込んでしまうタイプのようだなぁ・・。

いつも思うのだけど、笑いの内閣は、
誠実にいろんな問題に向き合っていて素晴らしい。

結局舞台と言うのはそういう心の態度の問題でもあるようでもあり。


8/5追記~
ちなみに、宮台先生のいろんな意見に、
自分が同意できるのかっていうと、
たぶん同意できないものの方が多いんじゃないかと思う(苦笑
それは、笑いの内閣が呼ぶ種々雑多なゲストにも言えることだと思う(なんか怖いな、この人、って人も中にはいる

・・でも、自分と違う意見の人だからこそ、
傾聴し、自分に足りないものがあれば取り入れ、
でも、時間は有限だから不要だと思えばスルーし(あえて反対は勿論しない
いろんな意見(それらは勿論感情的であってはならないと思う)
が存在することを理解し、
この世界がかくも複雑でありながらも、
その複雑さの多くは大人の「認知性不協和」によるものなのかもしれないな・・
などと考えながら。

--------------------------------------------------
いつも思うのだけれど、
仮にいくら不快であったとしても、
意見の違う人の意見を聞けない男子は格好悪いと思う。
(最初の1分で言いたいことが全て分かって聴く気をなくす場合もあるけれど

男子は1たす1も分からない位アホでも良いと思う。
その代わり、「わけわからないけど、コイツ面白いな!」
と、思える心があるかどうかで、
生きるエネルギーはまったく違うと思う。

その時代に勢いのあるジャンル、
あるいは貧しくても生きてるだけで素晴らしいと思う雰囲気。

そういったものは、
どれだけその瞬間にそういった元気野郎どもが集まるかで決まるように思う。

天才の数で決まるものではないということは断言できる
(自分は大昔天才ばかりの学校の屋上で授業中に日光浴をしていたのでよく分かるが
--------------------------------------------------

日本社会に必要な活力、あるいは他者への想像力、寛容性・・。

そんなものを笑いの内閣の公演からは感じられる気がして、
自分はとても好きです(笑

結論がひとつだけだなんてつまらなさすぎる。

明日になったら、また別の結論が出るかもしれない。

でも、きょうを一生懸命生きて、
きょうはきょうの回答を出そう。

一生懸命苦しんで出した回答なら、きっと後悔しない。

・・その答えは、誰かを傷つけたりはしないだろうか?

もし傷つけたとしても、それは
その人にとって必要なものだろうか?

もし、必要なものだとしたら、
最小限にとどめて、何年かあとにひょっとしたら気づく位にしておこうか・・
(そんな風にしても鋭すぎると大昔は言われたような・・無言で笑いながら踊ってるほうが自分には合ってるな・・

そんな風にできるようになろうと。

まぁ、難しいことも多いけど、
力の限りやろうと。

笑いの内閣からも、
そんな似た前向きのパワーを感じて、素直に素晴らしいと思う。

大変なことも多いけれど、頑張ってほしいなと思う。

・・まぁ、これは感想でなくてエールかもしれないけれど、
演劇にはすべからく、こういった前向きのパワーが
必要不可欠だと、自分は思う(東京の劇団にはこれが無いところがわりと多い気がする。カオスラウンジにいたっては切り刻むばかりで愛も対話も無い。下手で自己満足のDJを聴くようなものだな・・眠

ちなみに自分はロリコンでも同性愛者でもないですが・・
(猫はだいぶ好きだけど(笑

口紅を初めてさした夏 (再演) 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

口紅を初めてさした夏 (再演) 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり素敵な作品です
初演を見てるので、ストーリーは知っているのに、笑って泣いて、切ないけど温もりのある素敵な物語でした。

本も演出も、ちょっとだけ変わった部分は、あるけど、変わらぬ良さと、違う魅力が、輝いていて、観て良かったです。
初見の方も、初演見た方も、あまり芝居をご覧にならない方にも、お薦めです。

ネタバレBOX

真知子役(吉村玉緒さん)前半ややキツメに感じたが、思わず発してしまった己の言葉に、戸惑うような後悔するような、真知子の複雑な心情、良かったです。

蓮ちゃんと真知子の幼少期と2役を見事に、みせてくれた子役の斉藤花菜ちゃん、初舞台とは思えない、素晴らしさでした。
店のチーママ的存在(初演時と同じ長澤美紀子さん)、初演同様に、醸し出す空気も佇まいも、とても良かったです。
店の客の作家(金重陽平さん)、アーティスト系の柔らかさ、すんごっく雰囲気があり、とっても、良かったです。
『忘れたい記憶と、忘れらない思い出が、同じ場所にある』の意のセリフ(すみません。正確ではないかも?)とても深かったです。

金重さん髪型変えられたのですね!とっても、似合って、男前も、上がったね♪眼鏡も似合って、役柄らしさ、とても出てました。

個人的には、ラストは初演の方が好みでしたが、余韻の深さは、相変わらずで、とても良かったです。
ここまでがユートピア×トラックメロウ

ここまでがユートピア×トラックメロウ

劇団あおきりみかん×オイスターズ

座・高円寺1(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/06 (月)公演終了

満足度★★

【オイスターズ 『トラックメロウ』】私の好みではなかった
先程観終わったところですが、私の好みとしてはイマイチ。
前衛的とも言える要素もあって、それは良いと思うのだが、
同じ冗談が何度も繰り返され、しつこくてあまり笑えない気がしました。
(周囲で笑っている方もいましたので、好みかも?)

後半は多少おかしみも感じるようになりましたが・・・。
ただ、「いじめ」のように取れる冗談もあって
(先日、そういう演劇を見たせいもあるかもしれませんが)、
それに、妙に理屈っぽい部分も多くて、
そういう意味でも気持ちよく笑えませんでした。

余談ですが、指定席制で、中央部分に詰め込まれる感じでここはほぼ満席、
しかし両端部分はほとんどガラガラ。
暑い日が続いている中、無理に密集させなくても良いだろう、とも思いました。
(☆2つ~3つくらいですが、この件もあるので2つにします)

露出狂【8/27@名古屋/8/29@大阪!!!】

露出狂【8/27@名古屋/8/29@大阪!!!】

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2012/07/26 (木) ~ 2012/08/04 (土)公演終了

満足度★★★★★

テンポのよさ!
若手が多くとってもフレッシュな舞台でした。
個人的に映画など長時間のものはだれてしまうんですがこの作品はとてもテンポがよくて時間がすぎるのがあっという間でした。
終わった後も「もう終わり!?まだまだ観たい!」という感じで、
結局予定になかった2公演分買い足ししました!笑
もともと目当ての俳優さんがいたのですが完全に蔵毛を演じる玉置さんにもってかれてしまいました・・。笑
が、他のキャストの配役もドンハマりだと思いますし、それぞれの魅力が存分に発揮されていて最高でした!

進化とみなしていいでしょう

進化とみなしていいでしょう

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/07/28 (土) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★

ひしめく狂気が快感
今年の本公演は今回だけだそうです。気になった方はお見逃しなく

進化とみなしていいでしょう

進化とみなしていいでしょう

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/07/28 (土) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★

音楽に合わせたポージングのカタルシス!カッコイイ!気持ちいい!小説の世界と脳内と現実が入り乱れ・・・進化とみなしていいでしょうか?
リピートしたくなる!
千秋楽まで、まだまだ日がありますね。

ネタバレBOX

少年は、医者から勧められた日記に小説を書き始めた。
その登場人物は、「感動しない病気」の夫と、彼を養う妻の若い夫婦と、アパートの管理人。
母親は、少年の小説のために、有名小説家にアドバイスを求めると、
小説の筋は、若夫婦は逃亡者であり、秘密を知る管理人を襲い逃げるという凶悪な方向に変わっていく。

また、神経科治療中の女性患者の脳内では、刑事たちが連続殺人事件を捜査している。
しかし新任刑事たちは、「感情が読み取れない」症候群を患っており、捜査は遅々として進まない。
事件が解決しないと、女性患者の病気は治らないのだ。

やがて、小説と脳内の空想と現実の世界の事件と人物が、クロスオーバーし始め、新たな事件が発生する。
これが進化というものだろうか…。

デフォルメしたカラフルな衣装とメイク、
舞台装置は極めてシンプル。事務所のパーテーションで四角柱を作ったような台?柱?が数本。
そのてっぺんから役者は上半身を出したりひっこめたり、その柱の間を道のように走ったり…。
それぞれのエピソードの間を、音楽に合わせたダンス・パフォーマンスでつないでいく。

描かれる題材は目新しくない(精神病、連続殺人、小説が現実化…)けれど、
とってもポップでスタイリッシュ、スピーディーにすすむ。

そしてクライマックスでは、役者全員で音楽に合わせて、ダンス・パフォーマンス、何度もポージング。
このカタルシス!
カッコイイ!
気持ちいい!

リピートしたくなる!
千秋楽まで、まだまだ日がありますね。
非実在少女のるてちゃん

非実在少女のるてちゃん

笑の内閣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

正しい演劇
表現の自由というテーマに真正面から取り組んでいて素晴らしい。ただ、正攻法すぎるというか、理詰めすぎるというか、もうひとひねりあるとよかったんだけど。あと、過去に上演拒否にあった劇場ってのが非常に気になる。調べてみよっと!

【全ステ満員御礼】廻る世界の4元ベクトル【終了】

【全ステ満員御礼】廻る世界の4元ベクトル【終了】

明治大学実験劇場

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

もう一度観たい!!
もう一度観たい!!ほんとにそう思った。他にはまねできないスタイルだと思う。そして動きが若い。いい意味で、です。何かに例えるなら、好きな人にあともうちょっとで会える☆という時、自然と小走りになってしまうあの感じが、舞台の随所に出てて、なんというかすっかりこの団体のファンになってしまいました。

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