満足度★★★★★
自転車
アフタートークの宮台先生が自転車で劇場に乗りつけていたらしく
カッコ良かった(笑
自分も学生の頃にはこの前の道をしょっちゅう乗り回していたのに・・
自分より年上の先生がこの暑さの中で自転車に乗っていることに
凄いな、と、思ったり。
作品も色々ブラッシュアップされていて、どんどん良くなっている感じがした。
アフタートークにもいろいろ教えられることが多かった。
フェスティンガーなどの名前を聴いて、
帰りに何か無いかと思って古本屋に寄ったら、
ついサァディーの「薔薇園」(←(注)BLとはまったく関係ありません(笑
を見つけて買ってしまった。
自分は、心理学につぎ込む金があったら、
異国の文学につぎ込んでしまうタイプのようだなぁ・・。
いつも思うのだけど、笑いの内閣は、
誠実にいろんな問題に向き合っていて素晴らしい。
結局舞台と言うのはそういう心の態度の問題でもあるようでもあり。
8/5追記~
ちなみに、宮台先生のいろんな意見に、
自分が同意できるのかっていうと、
たぶん同意できないものの方が多いんじゃないかと思う(苦笑
それは、笑いの内閣が呼ぶ種々雑多なゲストにも言えることだと思う(なんか怖いな、この人、って人も中にはいる
・・でも、自分と違う意見の人だからこそ、
傾聴し、自分に足りないものがあれば取り入れ、
でも、時間は有限だから不要だと思えばスルーし(あえて反対は勿論しない
いろんな意見(それらは勿論感情的であってはならないと思う)
が存在することを理解し、
この世界がかくも複雑でありながらも、
その複雑さの多くは大人の「認知性不協和」によるものなのかもしれないな・・
などと考えながら。
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いつも思うのだけれど、
仮にいくら不快であったとしても、
意見の違う人の意見を聞けない男子は格好悪いと思う。
(最初の1分で言いたいことが全て分かって聴く気をなくす場合もあるけれど
男子は1たす1も分からない位アホでも良いと思う。
その代わり、「わけわからないけど、コイツ面白いな!」
と、思える心があるかどうかで、
生きるエネルギーはまったく違うと思う。
その時代に勢いのあるジャンル、
あるいは貧しくても生きてるだけで素晴らしいと思う雰囲気。
そういったものは、
どれだけその瞬間にそういった元気野郎どもが集まるかで決まるように思う。
天才の数で決まるものではないということは断言できる
(自分は大昔天才ばかりの学校の屋上で授業中に日光浴をしていたのでよく分かるが
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日本社会に必要な活力、あるいは他者への想像力、寛容性・・。
そんなものを笑いの内閣の公演からは感じられる気がして、
自分はとても好きです(笑
結論がひとつだけだなんてつまらなさすぎる。
明日になったら、また別の結論が出るかもしれない。
でも、きょうを一生懸命生きて、
きょうはきょうの回答を出そう。
一生懸命苦しんで出した回答なら、きっと後悔しない。
・・その答えは、誰かを傷つけたりはしないだろうか?
もし傷つけたとしても、それは
その人にとって必要なものだろうか?
もし、必要なものだとしたら、
最小限にとどめて、何年かあとにひょっとしたら気づく位にしておこうか・・
(そんな風にしても鋭すぎると大昔は言われたような・・無言で笑いながら踊ってるほうが自分には合ってるな・・
そんな風にできるようになろうと。
まぁ、難しいことも多いけど、
力の限りやろうと。
笑いの内閣からも、
そんな似た前向きのパワーを感じて、素直に素晴らしいと思う。
大変なことも多いけれど、頑張ってほしいなと思う。
・・まぁ、これは感想でなくてエールかもしれないけれど、
演劇にはすべからく、こういった前向きのパワーが
必要不可欠だと、自分は思う(東京の劇団にはこれが無いところがわりと多い気がする。カオスラウンジにいたっては切り刻むばかりで愛も対話も無い。下手で自己満足のDJを聴くようなものだな・・眠
ちなみに自分はロリコンでも同性愛者でもないですが・・
(猫はだいぶ好きだけど(笑