進化とみなしていいでしょう 公演情報 クロムモリブデン「進化とみなしていいでしょう」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    音楽に合わせたポージングのカタルシス!カッコイイ!気持ちいい!小説の世界と脳内と現実が入り乱れ・・・進化とみなしていいでしょうか?
    リピートしたくなる!
    千秋楽まで、まだまだ日がありますね。

    ネタバレBOX

    少年は、医者から勧められた日記に小説を書き始めた。
    その登場人物は、「感動しない病気」の夫と、彼を養う妻の若い夫婦と、アパートの管理人。
    母親は、少年の小説のために、有名小説家にアドバイスを求めると、
    小説の筋は、若夫婦は逃亡者であり、秘密を知る管理人を襲い逃げるという凶悪な方向に変わっていく。

    また、神経科治療中の女性患者の脳内では、刑事たちが連続殺人事件を捜査している。
    しかし新任刑事たちは、「感情が読み取れない」症候群を患っており、捜査は遅々として進まない。
    事件が解決しないと、女性患者の病気は治らないのだ。

    やがて、小説と脳内の空想と現実の世界の事件と人物が、クロスオーバーし始め、新たな事件が発生する。
    これが進化というものだろうか…。

    デフォルメしたカラフルな衣装とメイク、
    舞台装置は極めてシンプル。事務所のパーテーションで四角柱を作ったような台?柱?が数本。
    そのてっぺんから役者は上半身を出したりひっこめたり、その柱の間を道のように走ったり…。
    それぞれのエピソードの間を、音楽に合わせたダンス・パフォーマンスでつないでいく。

    描かれる題材は目新しくない(精神病、連続殺人、小説が現実化…)けれど、
    とってもポップでスタイリッシュ、スピーディーにすすむ。

    そしてクライマックスでは、役者全員で音楽に合わせて、ダンス・パフォーマンス、何度もポージング。
    このカタルシス!
    カッコイイ!
    気持ちいい!

    リピートしたくなる!
    千秋楽まで、まだまだ日がありますね。

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    2012/08/04 16:41

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  • こんにちは。クロムモリブデン制作の野崎と申します。
    ご来場とご感想、ありがとうございます。

    まだこの公演をご覧になられていないお客さまも多くいらっしゃいます。詳しい内容に関しては、ご来場まで読みたくない方もいらっしゃいますので、ネタバレBOXのご利用をお願い致します。

    リピート観劇頂いてのご感想も、楽しみにしております。ご来場、お待ちしております。

    2012/08/05 11:56

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