最新の観てきた!クチコミ一覧

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第13回世界バレエフェスティバル Aプロ

第13回世界バレエフェスティバル Aプロ

公益財団法人日本舞台芸術振興会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなかだが、ちと物足りず
上演時間4時間15分、休憩3回。定番の古典が少なくフェッテ合戦にはならず。表現系が多いのが特徴。コンテは現代と古典の折衷のような半端な印象の作品が多かった。洋舞から脱却してほしい。(1)サレンコ/シムキン「スターズ・アンド・ストライプス」:見せ場の少ない作品で、このコンビでも盛り上がりに欠ける。(2)フォーゲル「モペイ」:なかなかよい。ただしコミカルな個所は似合わない。(3)ブシェ/ボァディン「幻想~白鳥の湖のように」:作品はよいが、世界に入り込めず。(5)デュポン/ルグリ「扉は必ず・・・」:さすが。絵になる。(6)セミオノワ/ゼレンスキー「海賊」:ゼレンスキーが奮闘し、このあたりから会場がわき始める。往年と比べてはいけない。(8)ロパートキナ「瀕死の白鳥」:本日最大の目玉。ポールドブラもバドブレも圧巻。(12)ゴメス「パガニーニ」:自作自演。面白い!(13)ロホ/マックレー「ラ・シルフィード」:この演目ではロホの見せ場がほとんどない。(14)ロス/ロマン「ブレルとバルバラ」:ベジャール愛弟子の貴重なダンス。年齢的に見納めか。(18)ノヴィコワ/サラファーノフ「ドン・キホーテ」:楽しんだ。でもあの特別プロ全幕2日目の後では厳しい。

黛(まゆずみ)さん、現る!

黛(まゆずみ)さん、現る!

ナカゴー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

ダダダダダダダン!レイ!
ナカゴー観てると、シーン長っ!と感じることがよくある。ストーリーの停滞に繋がる長さ。タランティーノの無駄話みたい。ストーリーよりディティール重視なのかな。女子をはじけまくらせたいという。
仏映画「ウィークエンド」の延々と続く渋滞シーンを思い出す。
そんなときの観客の反応が様々なのが可笑しい。置いてけぼり喰らって寝る人、バカ笑いする人、あ然とする人、、、。
Tシャツ、へんなイラストを後ろにワンポイント欲しかった~
黒色購入しました~

もうひとつは君のぶん

もうひとつは君のぶん

コトリ会議

ウイングフィールド(大阪府)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

【お勧め】もう一つは君のぶん
言葉と芝居との関係を考えることのできる作品。演劇好きな若い皆さん、言葉がすべてではないことに気付いて。これだけ言葉が溢れているのに、観客の妄想を遮らない。なぜなのか。素晴らしい作品、おすすめです。しかも1800円。良心的過ぎます。

【全日程終了!ありがとうございました】小田急VSプレデター(東京)

【全日程終了!ありがとうございました】小田急VSプレデター(東京)

劇団東京ペンギン

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2012/08/04 (土) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★

阪急VSプレデター
全然踊れませんでした。連呼されてた『馬鹿』『ブス』という言葉。言っている自分たちってかっこいいと思っているのかどうだかわかりませんが、不快でとてもかっこ悪い。何をしたいのか何ができるのか、もう一度考え直してほしい。それと阪急からよくクレームつかなかったですよね。

ファミリー・ウォーズ

ファミリー・ウォーズ

天才劇団バカバッカ

ザ・ポケット(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

長い
休憩込みで2時間40分。あまりに長いので途中で退出。

【13日(月)14:00追加公演ございます】父母姉僕弟君

【13日(月)14:00追加公演ございます】父母姉僕弟君

ロロ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/08/05 (日) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★

なんでやねん!
ファンタジックなロードムービーかな。
とてもかわいい芝居だった。
亀島一徳はまだ若いのに見事なタイプキャストっぷり。
ああいうチープヒーローをやれる人はあんまりいないと思うんだよね。
葉丸あすかはすっかり柿の人だな。可愛げないわぁ(笑)
そして心を鬼にして言うけど、絞るんだ望月綾乃!

ネタバレBOX

たぶん「百年の秘密」と「南部高速道路」観たんだろうなぁ。
ニアニアフューチャ

ニアニアフューチャ

あひるなんちゃら

駅前劇場(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/07 (火)公演終了

満足度★★★

2017年
普通っぽいけど薄味がある。笑いは少なめ。

ネタバレBOX

ユキノ(篠本美帆)と同居人のノザワ(異儀田夏葉)の家に色んな人が来訪し、お茶を飲んで駄弁っての70分。

ユキノの感覚ってなかなかすごい。別世界な感じ。
マリッジブルーで結婚キャンセルをしたがるナカシマ(松木美路子)の「踊ろっ!」(ダンス)が好き。
すぺどら SPACE X DRAGON

すぺどら SPACE X DRAGON

超人予備校

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

期待以上でした
劇団名や過去公演のチラシのイメージから、もっとクセが強いのかと思ってましたが、ちょっといいシーンもあったり、全体的に観やすく、面白い公演でした。
で、過去公演のDVDが2作品置いてたのですが、1枚千円と安かったので、思わず両方購入させていただきました。

少女仮面

少女仮面

劇団俳小

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

新鮮
普段はあまり観ることのないタイプの芝居でしたが逆に新鮮で楽しかったです。観終わった後からの解釈で、いろいろくるものもありますね!?

ファミリー・ウォーズ

ファミリー・ウォーズ

天才劇団バカバッカ

ザ・ポケット(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★

give me 200円
チケットプレゼントにて鑑賞。
150分の公演時間はやや長い。ちょっとダレた。テンポ良くいくと助かる。起伏がしっかりしてて見ごたえはあった。

ネタバレBOX

再開発の話が持ち上がる阿佐ヶ谷の町に、ずっと昔からいがみ合う白石家と隣の黒川家があった。相手が越せばこっちも越すと、どちらも意地を張り続け、開発は一向進まない。そんな中、白石家長男・春人(木村昴)と黒川家長女・林檎(気谷ゆみか)の同級・赤城美香(長谷川瑠美)がオーストラリアから帰国。自称・時空警察で時空犯罪者を追っているというグレイ(レノ聡)も加わり、両家の確執の原因が明らかになる…。

いい感じのコメディで話が進み、春人と林檎の恋愛で爽やかに締める。前を向いて生きていこうってメッセージを飾りっけなく素直に提示してくれて、暖かな心持ちになれる。ライトに楽しめる作品は好き。
メインの木村と気谷だけでなく、役者全体で舞台が出来上がっている感があって、むしろそのバランス感覚が良かった。

グレイ役のレノとプロデューサー(犯人)の久仁明が良かった。
メイド・池田さゆり(鈴木ちさ)のコスプレもよかったけど、泣いたり笑ったりとその表情がいい。ついでにいえばナウシカが最高。また、林檎からの手紙のツンデレ具合がいい。
『熱海殺人事件』(作・つかこうへい)

『熱海殺人事件』(作・つかこうへい)

モウムリポ(ポップンマッシュルームチキン野郎課外活動)

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/08/04 (土) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

パワフルな芝居!
「熱海殺人事件」を初めて観劇した。
さすがポップンマッシュルームチキン野郎の課外活動、とてもパワフルな芝居で楽しいかった!
上演時間90分。

ネタバレBOX

コミカルでパワー溢れる、「熱海殺人事件」。
もともとの作品は知らないが、たぶん演出のスパイスが相当効いていた気がする(笑)。
喧嘩のシーン等は、真っ向勝負という感じだったなあ(笑)。

出演陣6名がそれぞれ個性的で楽しめた!
みんな、何だか愛すべきキャラクターだったなあ。
最後のキスシーンは、本気モードで凄かった(笑)。

ちょっとだけ残念だったのは、ちょっとパワフル過ぎて一本調子になっていた感じもしたところかな。

客席は超満員だった!
会場外は暑いが、劇場も異様な熱気ある空間だった(笑)。
(空調は効いてて適温だった。念のため。)
点描の絆

点描の絆

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

石榴の木
TST公演観劇は4度目。今回一番好き。もう一度観れば何気ないシーンも楽しめるかも。池田和也さん演じるキャラが秀逸でストーリーに惹きつけられる。

立川志らく 独演会

立川志らく 独演会

福岡音楽文化協会

イムズホール(福岡県)

2012/07/13 (金) ~ 2012/07/13 (金)公演終了

満足度★★★

酒と泪と男と女
 『談志・志らくの架空対談 談志降臨?!』(講談社)を上梓したばかり、これで著作は何冊になるかってくらい、志らくの文筆活動は落語家随一だ。今回はもちろん談志の死去に伴って出版されたものだが、他の弟子たちの「追悼本」が、概ね師の回顧録になっているのに対して、"才人"志らくは一風変わっている。師匠の生前、実はそんなに腹を割った会話をしたことがなかったという志らく、師匠ならあのことについてこうも言うか、ああも言うかと、勝手に想像して一冊をでっち上げたのだ。
 「死人に口なし」で自分に都合のいいことを書き放題なわけだから、師匠への冒涜、不遜な行為だと捉える人もいるだろう。しかしそれこそが志らくの眼目なのである。
 不世出の落語家である立川談志を超えられる存在などあるはずがない。あるとすれば、それは"談志の幽霊"にでも出てきてもらうしかし方がない。志らくは談志を地獄の釜から召喚したのだ。これは「憑依」である。それができるくらいに自分は「談志を知っている」という自負の表れでもある。
 志らくは高座で談志の形態模写を披露した。似ていた。単に声や仕草が似ていたということではない。いかにも談志が言いそうなことを志らくは言った。客席で一瞬息を呑んだ観客が大勢いたことを私は確認した。これほどのそっくりぶりを見せてくれた例を他に挙げよと言われれば、私はタモリの寺山修司のモノマネくらいしか思い浮かばない。
 これほどの至芸を観られたのだから、充分満足で、あとの落語は付け足しのようなものであった。
 と書くと志らく師匠に失礼だが、落語がそこまでの出来ではなかったのは本当だから仕方がない。

ネタバレBOX

【演目】
 前座『転宅』(立川らく次)
『親子酒』(立川志らく)
 仲入り
『子別れ』(立川志らく)

『転宅』
 大雨で電車が遅延し、10分ほど遅刻、後半しか聴けなかったが、泥棒が義太夫の師匠にまんまと煙に巻かれる噺で、普通に演じて普通に笑えるもの。らく次は特にそつなく演っていた。

『親子酒』
 マクラは殆ど談志のエピソード。
 大雨で遅刻者が私の他にもいて、客席がチラホラ空いている。「東京では満席なのに空席があると、ヤフオクに出されてるんです」と言って談志の話に移る。「ヤフオク? なんだそりゃ、ダフ屋じゃねえか!」
 ある時、チケットに八万円の値が付いたことを知った談志、高座に上がるなり、客席に向かって怒鳴って言った。
「この中に八万円出して来てるやつがいる! 落語なんてものぁな、八万も出して聴くもンじゃねェンだ。タダでもいいんだ。頭に来たから、今日は八万出したやつが損したって悔しがるような酷い噺をやる!」と言って、本当に酷い噺をしたそうな。
 「他のお客さんこそ、いい迷惑で」とは正にその通り。しかし、そんな風に客としょっちゅう喧嘩していたのが談志の持ち味だったと、志らくはしみじみと語る。
 他には、師匠が病室で弟子たちに遺した最後の言葉が「オ○ンコ」だったとか(志らくは遅れて来たので一人だけ別の言葉を貰えて嬉しかったとか。「ドアを閉めろ」だそうだが)、談志話だけでおよそ30分。マクラの長い落語家も少なくないが、これは格別だった。

 お互いに禁酒の誓いを立てた父親と息子が、結局は二人とも呑んだくれてしまう噺。
 親父が何だかんだと女房を丸め込んで酒を注がせるのをいかに自然に見せるか。これはかなり難しく、たいていの落語家は不自然さを誤魔化すために、女房の反応を描写しなくなる。志らくも同様。親父と息子の演じ分けもあまり巧くない。

『子別れ』
 人情噺の大ネタで、これもかなり難しい。笑わせるのがではなく、泣かせるのが、である。談志は昔はこの噺をバカにしていたそうだが、どういう心境の変化か、晩年はよく演じるようになったそうである。
 若いころはバカにしていた、というのはポーズだろう。「落語は人間の業を描くもの」、と生前語っていた談志である。熊五郎の放蕩と改心に「業」を見出ださないはずはない。談志をして、若き日には演じることを躊躇わせた難しさ、それが『子別れ』にはある。

 熊五郎は勝手な男だ。吉原で散々遊んで帰って来て、女房に馴染みの遊女とのやり取りの一部始終を自慢げに語るような男である。女房もついに愛想を尽かして、息子の亀坊を連れて出ていってしまう。これ幸いと、遊女を身請けして新しい女房にするが、これが酷い女で、所帯を持った途端に我儘放題、挙げ句に男を作って逃げてしまった。すっかり懲りた熊五郎、真面目に働くようになって2年の月日が経つ。ひょんなことから前の女房と亀坊に再会したが……。

 放蕩時代の熊五郎、これはまあ何とかならないでもない。女房をないがしろにする身勝手さ、その癖、女房が我慢してくれると思い込む甘えた根性、大なり小なり、男にはそういう部分がある。
 難しいのは「改心」する描写だ。『芝浜』もそうだが、男の改心を説得力をもって演じることのできる落語家は滅多にいない。なぜなら、本心から改心する男など、現実には存在しないからだ。
 『子別れ』も『芝浜』も、後半はファンタジーなのである。ファンタジーに現実感を持たせるためには、どれだけの技量が必要となるか。再会したがそこに「業」を感じさせ、客の泪を誘うにはどれだけ研鑽を積めばよいか。
 志らくはまだ「型」をなぞるのが精一杯である。客は誰一人泣いてはいなかった。
 志らくに『子別れ』は、そして恐らくは『芝浜』も、「早すぎた」ということなのだろう。
The stray Moon

The stray Moon

ひこうき舞台

シアターシャイン(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

無題435(12-178)
18:00の回(晴、暑)。阿佐ヶ谷駅を降りるとそこは夏祭りでした…アーケード街は人、ひと、ヒト。それぞれお店の前に、かき氷、餃子、焼き鳥、唐揚げ、フランクフルト、塩きゅうり、チョコバナナ、リンゴ飴、ビール、テキーラ、金魚すくい、歩きながら食べる親子、ご夫婦、仲良し同士…、頭上には色鮮やかな七夕飾り、端から端まで。いつもの何倍もの時間をかけ会場へ。17:30受付、開場、全席椅子、舞台には何もありません。夏のこの時期にふさわしいお話。(個人的には)もっとお話やキャラクターを練り上げたほうがよくなると思ったし、メインとなる「見えていること」に絞り込んだり、もう少しわかりやすい展開(途中から何となくわかってくるけど、それまでがもどかしすぎる…)にしたり。でも、みに行ってよかったです。

ネタバレBOX

過去公演のコメントを参考にしながら
※いい内容持っていると感じたので敢えて書いておきます。

・18:09に場内アナウンスでの前説は遅すぎ、18:13開演、予定より10分以上遅れているし、何の説明もないのはどうかと思う。何か理由があるはず。

・配役と相関図と役者名が当パンに載っていない。せっかくいいなと思った役者さんがいるのにもったいない。春名さん=初音=霊(女性)?長井さん=りさこ?等々。

・関係者席みたいなのを最前列中央に作るのはどうかと思う(結局、使わなかったようだけど)

・冒頭、薄明かり、ぼんやりとしたオープニングは印象的でした。見えなくなってからのふたり(母と子)とふたり(友人)との対比も綺麗だった。最初からどことなく変わったふたり(母と子)とは感じたものの、なかなかわからなかったのは、それでよかったのか、それともただ鈍感だったからか。

・なぜふたり(母と子)は別れなければならないのだろう…セリフを聞き逃したのかな。「彼岸」と「此岸」との別れはあるだろうけど。

・島に半ば隠されたゴミ処理場…というのはちょっと設定に無理があるのではないかと思うのですが…ここで環境問題を持ち出さなくても、一人の女性の(挫折)(成長)でよかったようにも…勝手ですみません。

姫殺陣

姫殺陣

IDEALKINGDOM

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

無題434(12-177)
14:30の回(晴、猛暑)。途中、池袋で「ユリイカ」を購入(クリストファー・ノーランの特集だったので)、ついでに開催中の古書市をのぞいてみる、15万冊と書いてあったけど1冊も買わずに退却…眺めるのは大好き、持っている本を見つけると思わず相場を確認してしまうのでした。

会場着、とてもひなたでは待っていられないので向かい側の日陰にするがそれでも暑い…少しでも風があるときはまだいい、遠くに蝉の鳴き声が聞こえます。14:00受付(トランプがチケット)、開場。ここは5月の「定家」以来、コーラをいただき一息つく。

入口入って左(カウンター側)に客席。下手、客席横と入口右に大きな写真(販売可)、14:24前説(撮影可) 、14:34シャッターがおりる、14:38開演〜16:12終演。舞(殺陣、着物、ヴァイオリン)、いずれも初めてみるものばかり。パフォーマンスするチームの切替に時間を要するので、多少、流れが途切れる。お芝居では「時代劇もの」はみないので「殺陣」や「帯刀」などの知識0、なぜ鍔あり/なしがあるのだろう。ホンモノの刀は上野の博物館でみたことがあるくらいで、もちろん持ったことはありません(1mもので1-1.5kg?)が、目の前で演じているのでホンモノでないことはすぐわかってしまうのはやむなしとして、照明に反射、氷のように冷たくみえる素材があればいいなと思いました。続く

ここまでがユートピア×トラックメロウ

ここまでがユートピア×トラックメロウ

劇団あおきりみかん×オイスターズ

座・高円寺1(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

ここまでがユートピア観劇
個々のユートピア争奪戦はすごく面白かった。童心にかえって遊んでいるような気分になれた。また個々のユートピアで孤独を感じている人たちの幻想も見え隠れし、好みの舞台でした。とにかく面白い!

少女仮面

少女仮面

劇団俳小

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

ペットボトル
なぜペットボトルで舞台をつくりあげてるのか、イマイチ解らなかったけれど、エコなのだろうか?だから地下喫茶店《肉体》は浮浪者の小屋のように見えて、ちょっと違和感があった。物語は面白いと感じた。

モマの火星探検記 ~Inspired by High Resolution~

モマの火星探検記 ~Inspired by High Resolution~

少年社中

吉祥寺シアター(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

サイエンス・ファンタジー
だからもうちょっとカッチリした舞台なのかと思っていたが、舞台は「生きる」をテーマにした物語だった。舞台上で描かれるファンタジーは亡くなった父親を慕う少女と父親との交流が描かれ、幽霊も登場させながら幻想的でエネルギッシュに満ち溢れた舞台でした。

中盤から終盤にいくにつれて会場から啜り泣きが聞こえ始め、またそういった情熱が溢れる素敵な物語でした。観に行くことができて本当に幸せでした。

MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて)

MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて)

MU

BAR COREDO(東京都)

2012/07/23 (月) ~ 2012/07/31 (火)公演終了

満足度★★★★★

アペリティフのような。
バー公演ということで、いつものMUに比べ、ライトにゆったりと楽しめました。それはアペリティフ(食前酒)のような軽めの味わいで。本家とパロディ、ヘテロな恋愛とゲイセックス、元彼に似た女の子等々。何が本物かで何が偽者か、そんな概念が観ているうちに正に「溶けていく」感覚を、ゆったりとした大人空間で素敵に楽しめました。ああきっとこのお芝居は、メインディッシュを楽しむ為のお芝居。きっとそのメインディッシュは「人生」なんだろうな、と。そんな風に思えます。

そして今回、夏コミに向けてBL原稿描き真っ最中の友達にMUを紹介したところ、普段イケメン芝居専門で観ている彼女にとっては世界が変わる芝居だったような感想を戴きました。このように心に響く芝居に出会えることは本当に幸せなことだと実感します。思えば私も最初に観た会話劇がMU。MUに出会えて本当に良かった。

ネタバレBOX

私も10代の頃少しだけ漫画を描いていて、オリジナルを書く側の気持ちも、妄想して同人誌を書く気持ちもちょっとずつ分かる身としては、「本物」側がどんな意図でどう描こうと同人側には燃料にしかならないという成り行きに納得しすぎてかなりウケました(笑)
しかし徐々に止んでいく作家・・・演じる古屋敷さんの目の表情の変遷に恐怖を感じて。マッサージと称しての喘ぎ声も、最初はただもおふざけかと思って笑ってしまっていたのですが、2回目もそうかと思ったら様相が違い・・・。やはりMUは、期待を良い方に裏切ってくれるな、と変に安心しました。

そして、物語の行方を楽しむうちに、鈴木由里ちゃん演じる結花が、いつのまにか私の心にそっと寄り添っていました。
結花が、酔っ払って先生にキスしようとするシーンで。あっ、と思ったと同時に心臓がふわっとして。そして全力で拒否された結花と共に、私も傷付いて。ショックでした。絶対酔っ払ってキスなんかするものかと心に誓いました(笑)

腐女子のポジティブなBLエロ妄想も、先生とマスターのゲイセックスも。思えばそれは私にとってセクシャリティ的には全く縁の無いもので。だからこそ、一筋の光みたいに結花の思いが心に射してきた瞬間だったんだなと今になって思います。
自分にとって異質なものに囲まれた中で、結花が放った「プロだったら無視しろよ」という言葉がほんと、リアルに胸に刺さるのです。「プロ」を「大人」に脳内変換して、観終わってしばらく経つ今でも、自分の抱えるいろいろなモヤモヤに思いを馳せるのでした。

それにしても、同人誌書いてて処女な姉を説教したギャルな結花が、コンビニでも行くように「デモ行ってくる」と言ったのには、あ、と。そういう時代なんだよな。。
太陽がいっぱい

太陽がいっぱい

劇団どくんご

三鷹市 井の頭公園 西園テニスコート前(東京都)

2012/06/27 (水) ~ 2012/07/04 (水)公演終了

満足度★★★★★

爽快!
普通の劇場では見られないであろう絵を見せてもらいました。
自由な空気に巻き込まれてこちらも脳みそが解放されます。
各地で名物になるといいなぁ

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